概要
【さんぞくウルフ】の上位種。服が縞模様になっている。
英語のsea dogには船乗りという意味があり、さながら海賊ウルフといったところ。しかし狼の上位種なのに犬と呼ばれるのは少々違和感がある。
また、見た目に海っぽい要素は何もなく(服装が荒くれ者っぽいので海賊には見えるというくらい)、海上に出現することにもやはり少々違和感がある。
DQ5
海にのみ出現するモンスター。
集団で現れる事が多く、【ゆうれいせんちょう】や【キャプテンクック】に呼ばれて出てくる場合もある。
青年時代後半には【エンカウントエリア】に登録されていないが、キャプテンクックに最初から4匹(リメイク版では5匹)連れられてくる固定パターンが存在する。
通常攻撃をしたり激しく斬りつけてきたりするが、ステータスは平凡ではっきり言って強敵とは言い難い。
下位種同様に【集中攻撃】を持ってはいるが、時期的な都合と攻撃力の数値ゆえ、さんぞくウルフと違って脅威にはならないだろう。
ただ、ダメージの属性に耐性を得ている。バギ・ヒャド・デイン・冷気系に強い。
メラ・ギラ・イオ・炎系には弱いので、さっさと焼き払ってしまおう。
確実に効く【メダパニ】で同士討ちさせるのも手。
他の強い敵と一緒に現れた場合は、後回しにして構わないだろう。
落とすアイテムは【のこぎりがたな】。
仲間にならないこともありどうもマイナーなモンスターだが、漫画版「スライムもりもり」では準レギュラーとして妙に活躍している。
完全に作者【かねこ統】の趣味である。
また、「ドラゴンクエスト天空物語」でも【サラボナ】に向かう途中の海路で5匹組のシードッグと遭遇する事となる。
シリアスな話の比率が多いこの作品では珍しく、コミカルな話でもある。
DQ10オフライン
【ラーディス王島】と【オルッパ地下洞くつ】に生息。
さんぞくウルフとはほぼ同レベルだが、能力値はこちらが僅かに下。ただし【小国】ストーリーの中で1,2番目に【ジュレットの町】を選んでラーディス王島に訪れた場合、その時点では攻撃力が高い厄介な敵となっているので注意。
この系統は【おとしあな】を掘り、こちらを【1ターン休み】にさせるウザい敵となった。
通常ドロップは【けものの皮】、レアドロップは【ウルベア銀貨】。
ジュレット外伝クエストでは強化版の【サードンの手下】が登場する。
DQ10オンライン
ジュレットの町のご当地便せんクエストなどで討伐対象になる。
詳しくはこちらを参照。
DQMJ2P
本作で再登場。さんぞくウルフは欠席。魔獣系のDランク。
やはりというか【海岸】に登場する。
【バギ系のコツ】のほか、【ギガキラー】や【アンチみかわしアップ】、【わるぐち】と優秀な特性を持ち能力上限も高めなため割と強い。
所持スキルは【ばくひょうの剣技】。
ちなみにモーションは【がいこつ】と同じ。
テリワン3D
魔獣系のEランク。今回は野生では出てこない。
特性に変化はなく、+25以上でアンチみかわしアップ、+50以上でわるぐちが開放される。
SP版では【まぼろしの扉】等の【黄金郷】に野生で出現する。
イルルカ
【かいぞくのかぎ】などという出てくださいと言わんばかりの世界もあるが、やっぱり野生では出てこない。
錬金鍵の世界なら出てくるが位階配合でも作れるので積極的に狙うほどではない。
特性は前作のものに加え、【新生配合】で【バギブレイク】、【メガボディ】化で【AI1~3回行動】、【ギガボディ】化で【メタルキラー】、SP版では【超ギガボディ】化でジバリアブレイクを習得する。
ライバルズ
第2弾カードパック「解き放たれし力の咆哮」にてトークンユニットとして実装。
【ゆうれいせんちょう】の死亡時効果として1枚~3枚召喚される。
5/2/2
コスト5とあるがトークンなので実質的に飾りであり、バウンスされない限り意識する事はない。むしろ変身系を使うなら長所に働く。
相手からすると攻撃力5のゆうれいせんちょうを倒した途端、タイミングによっては合計攻撃力6のシードッグが出てくるシチュエーションも発生する為、中々いやらしいカードであった。