【スーパーハイテンション】

Last-modified: 2024-04-07 (日) 00:07:21

概要

DQ8以降登場した【状態変化】の一種。
【ためる】等を繰り返して【テンション】が4段階上がった状態。略称SHT。
これ以上テンションを上げることはできない。
また、体からオーラがほとばしり、目つきが変わるなど、キャラクターの見た目も変わる。
メッセージでは

◯◯◯◯の 
テンションが 100あがった!

◯◯◯◯は 
スーパーハイテンションになった!!

と表示される。
効果は作品によって異なるが、攻撃や回復行動の効果が何倍にも増強されたり、敵から受ける攻撃のダメージを軽減したりする。
また、テンションを上げ続けた場合、これの1つ下の段階であるハイテンション状態までは確実に到達できるが、例外を除いて味方は確実にスーパーハイテンションになれるとは限らない。
 
一方DQMでは4回テンションアップを使えば確実にSHTになれる。

DQ8

本作が初登場。
味方側は、テンションが影響する攻撃・回復行動の効果が7.5倍になり、敵から受けるダメージが0.7倍に軽減される。
敵側は、テンションが影響する攻撃・回復行動の効果が6倍になり、こちらが与えられるダメージが0.7倍に軽減される。
 
本作のみ、開始時はスーパーハイテンションには絶対になれないようになっている。
テンションを上げる行動を90回以上行い、テンション3段階目(50あがった)となった時に「ハイテンションになった!」というメッセージが表示されなくなると、スーパーハイテンションが解放される。
1人で90回ではなくパーティ全体で90回なので、途中加入のキャラでもスーパーハイテンションになることは可能。
ただしスーパーハイテンションになれる確率は3分の1と低く、狙っている最中に妨害を受ける可能性もある以上博打に近い。
そのため、基本的には確実になれるハイテンション状態で攻撃した方が良い。
 
例外として、解放後最初に3段階目から4段階目に上がる時だけは確定でスーパーハイテンションになることができる。
意図して狙える唯一の手段なので、解放後はあえて封印しておき強敵との戦いでの切り札とするのも一つの手である。
 
海外版の【主人公】は、この状態になるとバンダナが吹き飛んで、髪型が逆立った状態になる。

DQ9

ゲーム開始時(厳密には【おうえん】【ためる】の習得後)からスーパーハイテンションになれるようになった。
味方側は、テンションが影響する攻撃・回復行動の効果が6倍になり、敵から受けるダメージが0.5倍に軽減される。
また、この状態になると、【ルカニ】などのステータス変化系以外の状態異常は、【あやしいひとみ】などの耐性無視のものを含めてすべて無効化する。
敵側は、テンションが影響する攻撃・回復行動の効果が4.5倍になり、こちらから受けるダメージが0.5倍に軽減される。
また、同じくステータス異常が効かなくなる。
つまり、スーパーハイテンションになると【いてつくはどう】以外で受動的にテンションをリセットされることがない。
いくつかの【クエスト】では、スーパーハイテンション状態になることが要求される。

DQ10オフライン

テンションゲージが満タンの100になるとこの状態になる。他作品のSHTと同じく身体が赤いオーラを放った外見。
SHTになった時には各キャラごとにボイスが発せられ、一部の状態異常が治癒する。
この間はテンションゲージが点滅し、他作品と違って1回行動しただけでは解除されず、消費テンション100の【必殺技】を使うか、3~4回行動を終えて次の行動に入るときに解除されテンション0に戻る(戻る直前の状態になると点滅が速くなる)。戦闘が終了しても状態は継続される。
SHT時は与ダメージ1.5倍、回復特技や呪文の効果量アップといった能力アップ効果に加えて、消費テンション100以外の必殺技が無消費で撃てる。

 
ボス戦前に予めSHTにしておくことで開幕から有利な状態でバトルに挑める。ただしSHTの残りターン数は戦闘を跨いでも継続で延長もできないので、持続ターンを消費した状態で戦闘に入ってしまうと1回でテンション0になり、再びイチからテンションをためなくてはならないという事態も起きうる。
特に【ティンクルバトン】をコンスタントに使い続けさせたい場合、使い手の【フウラ】【ラグアス】はあえてSHTにはせずに50あたりで止めておくことも必要となる。ただしフウラは【ドルマドン】の連発といった仕事もあるのでSHTにしておくのもあり。

あらかじめテンションを溜めたい場合は【パーティーメガネ】をつけて戦闘→逃げるを繰り返すのが手頃。ただし逃げ失敗して最初に行動したキャラがSHTだと持続ターンを消費してしまうので注意。複数がSHTを最大限に使える状態で臨めれば、低レベルでも【ライガークラッシュ】などの保証ダメージがある必殺技の連発でボスを2,3ターンで倒してしまえるだろう。

一部の敵もテンションを上げてこの状態になることがあるが、この時に【ロストアタック】でテンションを減らすと75ではなく0になる。

DQ10オンライン

与ダメージ倍率は3.5倍+4~40、被ダメージ軽減倍率(0.8倍)や無効化できる状態異常など細部は異なるが、テンションシステム自体と同様に基本的にDQ8,9の仕様を継承。
詳しくはこちらを参照。

モンスターズシリーズ

DQMJからテンションシステムが採用され、スーパーハイテンション状態も登場する。テンションが影響する攻撃・回復行動の効果が7倍になる。
DQMJ2P以降はいきなりこの状態になるその名も「スーパーハイテンション」という敵専用の【特技】がある。
テリワン3D以降では【星のいかり】【星うらない】の効果で、即座にスーパーハイテンションになれるようになった。
 
ダメージは3割減らせるが状態異常は普通に刺さる上、律儀に4回もテンションを溜めるヒマがあったらその分攻撃でも補助でもやった方が効率的なので、すさまじい高倍率も活きる場面は少なめ。
精々スカウトアタックを仕掛ける時に活用する程度になるだろう。

バトルロードビクトリー

技「ドラゴンブレイク」の追加効果やSPカード「スーパーハイテンション」「たたかいのドラム」を使用することでこの状態になれる。
与ダメージが1.5倍に上昇する効果があるが、被ダメージ減少効果は無い。

バトルスキャナー

これのさらに上を行った【ウルトラスーパーハイテンション】というものが登場する。

スキャンバトラーズ

ウルトラスーパーハイテンションは引き続き登場する。
新1弾から限界突破が実装された。限界突破を持ったモンスターはスーパーハイテンションの状態で行動すると更に2段階テンションを溜めることができる。【主人公】の場合は限界突破を持った武器を装備することで同じ効果を得られる。
100の次は150と200になっており、上昇時のドラゴンスキャナーの台詞は2回とも「テンションの限界を超えろ!」となっている。
スーパーハイテンションが赤色のオーラなのに対して、限界突破すると金色のオーラになる。