【セティア】

　パーティメンバー：ソード

【主人公】―【ディーン】―【セティア】―【バウド】

概要

【ドラゴンクエストソード　仮面の女王と鏡の塔】に登場する仲間キャラクター。
白と黒を基調としたゴスロリファッションに身を包む少女。
ドラクエではあまり例のない奇抜な格好である。
DQ4（DS版）、DQ9、バトルロードビクトリー、ライバルズエース、ウォークにも登場しているほか、スマホ版以降のDQ2にも名前が登場している。

DQ2（スマホ版以降）

スマホ移植により【ムーンブルクの王女】の名前候補が一部変更されたが、その新候補としてまさかの抜擢。
海外版でもそちらの呼び名であるFleuretteが入ったので、ソードを意識したことは間違いないであろう。

DQ4（DS版）

イベント限定ですれちがい大使として登場した。

DQ9

第1回Wi-Fiクエスト（50万人が冒険の書を送る）をクリアしたことにより【スペシャルゲスト】として登場した。外伝作品からの唯一のスペシャルゲスト。
会って早々主人公に「チャッピー」というニックネームをつける。
条件を満たすと【セティアドレス】、【セティアコサージュ】、【セティアニーソ】、【セティアブーツ】をもらえ、そのコーディネートを完成させることで「ゴスロリ僧侶」の称号をサンディからもらえた。

ソード

CV:木下あゆ美
　
かつては城下町の神殿に仕えるシスターだったが、とある出来事を期にシスターを辞めて森に隠居していた。後に主人公とともに冒険に旅立つことになる。
彼女の兄が【フォルグ】。
第3章でのイベントで、主人公に「エッジ」「アレン」「ジャック」「カルロス」「チャッピー」「ヘロロン」のうちいずれかのニックネームをつけ、その名前で呼んでくる。
まあおそらく、主人公の名前入力によるボイスの当て方をどうにかするための苦肉の策だと思われる。
エンディングでは再びシスターとして働く事に決めた。
　
元僧侶ということで回復系・補助系の呪文を多く覚えるが、小悪魔のキッスやピンクタイフーンのようなお色気系特技も覚える。
DQ8の【ゼシカ】に相当するお色気担当と言うべきかもしれない。しかも彼女が17歳で兄がいるという点も共通している。
性能的には回復、防御特化型、敵の攻撃に耐えられなくて困ってる時は彼女に頼るといい。一方攻撃特技には乏しい。
　
なお木下は特撮の出演者を経験した人物で、本職の声優ではないにも拘らず起用されたのはそれが理由（本作では台詞に掛け声が多く、掛け声に慣れている特撮経験者は相性が良いため）。
　
英語版での名はFleuretteで、直訳すれば「小花」だが、フランス語ではレイピアのような剣の名前にもなっている。
英語版DQ11の【メダル女学園】の教員のようなフランス語訛りの英語で話しており、時折完全フランス語の表現が入る。
また、英語版での仇名はそれぞれBlade（エッジと同様、「刃」の意味で原作のナンバリングでも多くの剣の名についている）、Hacker（「不器用」と言いたいのだろうか）、Rusty（錆びた剣の意味か）、Chevalier（フランス語で「騎士」）、Chopper（「包丁」や「ナタ」等の刃物と原作の「チャッピー」をかけていると思われる）、Mon Ami（フランス語で「我が友」）の6種類になる。

習得特技

専用装備リスト

武器

鎧

兜

装飾品

バトルロードビクトリー

DLC限定【スペシャルカード】【小悪魔のキッス】で登場する。ダメージ+混乱付与の便利なスキル。
さらに【とどめの一撃】としてスキャンすると、合体必殺剣である【ピンクタイフーン】を使用し敵を3300台のダメージで吹っ飛ばす。
余談だがこの登場シーンでは城の階段の手すりを思いっきり滑り降りている。お尻が痛そう。

ライバルズエース

真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」で久々に再登場。僧侶専用のレジェンドレア。
CVはオリジナルと同じ木下あゆ美だが、召喚時のBGMはソードの曲ではなく、【不死身の敵に挑む】が流れる。ソードの音楽の作曲者はすぎやんではないため、大人の事情が感じられる。同曲が採用されたのはバトルロードビクトリーの【とどめの一撃】を意識したからだろうか。

3/2/3　冒険者
選択：・小悪魔のキッスを発動する
　　　・ピンクタイフーンを発動する

小悪魔のキッスは攻撃力最大の敵ユニット1体に2ダメージ+攻撃不能付与、ピンクタイフーンは攻撃力2以下の全ての敵ユニットに2ダメージ+攻撃不能付与。
序盤はピンクタイフーンで雑魚を蹴散らし、終盤は小悪魔のキッスで足止めを図るのが主な使い方になるだろう。
汎用性に長け冒険者でもあるため、僧侶のほとんどのデッキで活躍できるパワーがある。

ウォーク

2024年2月14日からのイベント「ガラスのくつを目指して」で登場。
ソードの世界へやってきたモード・デ・バエールと主人公に会い、一流ブランドを自称して服を売ろうとするが一向に売れないバエールの苦戦を見かね、主人公の協力を得て招待状を出して客を呼ぶことを提案する。
　
このイベント中で彼女のこころを入手できる。こころは緑色でコストは122。
実装時点では断トツの回復魔力を持ち、グレードAの時点でさえ他のこころを上回り、Sともなれば157、特級職で緑枠につければ200超えにまでなる。反面、他のこころはそれなりにある攻撃魔力以外はやや低め。
特殊効果もスキルHP回復効果が10%と高く、混乱と呪いに耐性がつく。回復をさせる仲間には必須レベルのこころといえる。
　
また、同日からは彼女の装備をもとにした「セティアのゴスロリ装備ふくびき」が登場。
防具はDQ9で彼女のコスプレ装備だったセティアドレスの上下とセティアコサージュで、セティアニーソやセティアブーツははドレスの下側に一体化している。
武器の「小悪魔セティアのロッド」は棍にあたり、ゾンビ系や悪魔系へのダメージ増加の効果に加え、
レベル15でゾンビ系に威力850%、それ以外の系統には500%の体技ダメージを与える【黄泉送り・ゴス】。
レベル20で【小悪魔のキッス】、レベル30で【サキュバスウィンク】をそれぞれ修得する。
いきなりスキルはゾンビ系と悪魔系へのダメージ増加量を2倍にする「ゴスロリ僧侶の祈り」と、斬撃・体技が必中になる「かっこいいよ チャッピー！」の2つ。
　
ここまで「天使の断頭台」「ブレアの炎槍」と続いてきたゾンビ系特効の流れを汲んだ武器で、無属性ながらゾンビ系や悪魔系へのダメージを大きくできる。
相手の守りを崩す単体高威力の小悪魔のキッスに、味方全員のMP回復で取り回しの良いサキュバスウィンクで、耐性が高くても安定した威力が望める。
ただし、棍であるために得意武器として扱える職がパラディンや守り人くらいしか無いのが難点。得意武器度外視で装備させるのも手か。