【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~】

Last-modified: 2020-01-04 (土) 21:39:13

概要

【ヤングガンガン】において、2004年の創刊号から2020年初頭にかけて連載された漫画。全34巻。
タイトルが示す通り【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章】の続編であり、時系列も【ロトシリーズ】におけるDQ3とDQ1の間(DQ3から130年ほど後)となっている。
監修:【堀井雄二】、脚本:映島巡(第4巻まで)・梅村崇(第5巻以降)、作画:【藤原カムイ】
 
前作が【月刊少年ガンガン】創刊時の目玉作品であったように、ヤングガンガン創刊にあたり目玉作品として連載が開始されている。
藤原カムイは、前作の完全版刊行で最終回に大幅加筆することを条件に連載を引き受けたとされる。
 
世界観は前作同様ロトシリーズが基本だが、漫画版DQ7やDQ8、【天空シリーズ】とのつながりを意識した要素も描写されている。また連載期間中に発売・展開されたナンバリングタイトル(9、10、11)の要素も反映されている。

ちなみにカバー下のイラストは、カバーに描かれた人物を構図はそのままに【モンスター】に差し替えたセルフパロディとなっている。

ストーリー

【異魔神】との戦いから25年の月日が流れた。
一度は訪れた平和も、5年前に起こった【呪文】消失事件『失われし日』と、同時に起きた【ラダトーム城】の人々の集団失踪事件を機に崩れ、世界は安定を失いつつあった。
 
ラダトーム城でただ一人消失を免れた少年【アロス】は記憶を失い、盗賊団『鷹の師団』に拾われて育っていた。
あるときアロスは、ラダトームで失踪した父親を捜す【リー】と相方の【ユイ】に出会い、彼らとともにラダトームに向かうことになる。
自らの記憶と失踪事件の謎を探るアロスの旅は、やがて『失われた日』を引き起こし暗躍を続ける元凶との戦いへと繋がっていく。