【ホイミン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:06:38

概要

ドラクエシリーズに幾度となく登場する【ホイミスライム】の名前。
厳密にはシリーズの歴史の中で【スライム(NPC)】よりも先に登場している。
 
非常に人気の高いキャラクターであり、気がついたら「みんなのアイドル」と呼ばれたり、かたやホイミスライム界の英雄とされていたりと、やたらビッグネームと化している。
ちなみにドラゴンクエストヒーローズのTwitterでは【ホミロン】が「先輩」と慕っている。
この他青海PのTwitterでは新作DQグッズの宣伝等行っておりさしずめVtuberのよう。
2016年にはDQMSLのCMで、橋本環奈が実写版のホイミン(?)を演じた。
 
スーパーライトには【リボンホイミン】?【おまつりホイミン】?【お祝いホイミン】?【3周年お祝いホイミン】?【DQ30周年ホイミン】?【バトミン】が登場する。
 
DQ10ではホイミスライムの【転生モンスター】として【メタルホイミン】(メタル系)が登場。リストには「『神話の英雄』にあやかって付けた」とある。

DQ4

仲間に加わるNPC:DQ4
【ホイミン】―【スコット】【ロレンス】【オーリン】【ホフマン】【パノン】【ルーシア】【ドラン】

【ライアン】の仲間になるホイミスライム。
英語版での名前はHealie。
DQ史上はじめて仲間になる【モンスター】で、次作に【仲間モンスター】システムが本格搭載されるきっかけとなった。
また、モンスターズシリーズも仲間モンスターシステムの好評がきっかけとなっているので、事実上モンスターズシリーズの始祖とも言える偉大なお方である。
その可愛らしさから登場と同時に人気キャラとなり、その後もホイミスライムには「ホイミン」の名が付いていることが多い。
 
つよさを見れば確認できるが、【性別】は「おとこ」(DQ5以降はモンスターの性別がなくなってしまった)。
 
「善良な心を持つ魔物」という立ち位置を与えられた初めての存在でもあり、それまで敵対するだけの存在だった人間と魔物の関係を近づけた偉大な人物(?)。
なお、本作の第二章以降やリメイク版DQ3にNPCスライムが登場するが、あくまでもシリーズで最初に登場したのは彼である。
彼がいなければ現在のDQという作品の雰囲気も今とは違ったものになっていたかもしれない。

概要

シリーズ最初の戦闘に参加するNPC。仲間モンスターのパイオニアでもある。
NPCのグラフィックは基本的にモブキャラの流用だが、このホイミンのみ固有のグラフィックを持っている。色々な意味で特別な存在と言えるだろう。
 
理由は明かされないが人間になりたがっており、人間のお役に立てば人間になれるかも!という思いから第一章でライアンの仲間となる。
某妖怪人間を彷彿とさせるが、結局人間になれなかった彼らと違い、こちらは人間になることができる。
人間になれた経緯については後述の関連書籍を参照。
 
人間の仲間になることを夢見て【古井戸の底】の奥にたたずんでいる。
リメイク版では【そらとぶくつ】を取りに行く道中にも普通に敵が出てくるので、まずはホイミンを仲間にしにいく方が無難。
薬草以外に回復手段を持たないライアンにとっては心強い相棒となるので、彼のオファーを断る理由はない。可愛いし。
彼を仲間にするデメリットは強いて言えば、彼と手を組んで戦えば十分お釣りが来るとは言え、一泊分の宿代が高くなってしまうことぐらいか。
【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】の2巻で【すずや那智】が、6巻で【牧野博幸】が「ホイミンのせいで宿代が一人分高くなることにブチ切れるライアン」という内容のネタを描いている。4コマ関連では他にも、4コマクラブ傑作集2巻の読者コーナーで「あれはキングホイミスライムに違いない」と思い込んでレベルを上げて装備を整え、ホイミンに戦いを挑んだという投稿が掲載されていた(ランダムエンカウントのDQ4でシンボルの魔物がいたとなれば中ボスと思い込んでしまうのも無理はないだろうが)。
ちなみにホイミンのいる手前のマスでも通常通りの確率でエンカウントは発生する。しかも古井戸の底ではホイミスライム1匹と徒党を組む魔物が多いのだから尚更始末が悪い。当時はまだ中ボス以下に専用BGMはなかったので、ホイミンのシンボルに接触したタイミングでホイミスライムを含むエンカウントが発生したのであれば、イベント戦闘と勘違いされても無理は無いだろう。さらに「倒した魔物が起き上がるシステム」もまだ存在しなかったので、倒すと仲間にできないのではないかとか、倒さずに戦闘を終わらすにはどうしたらよいのかとかを考え、余計な試行錯誤に追われたプレイヤーもいたようだ。
なおこの件はドラゴンクエスト1Pコミック劇場の5巻で【川本祐太郎】が「ホイミンに会う直前に敵のホイミスライム3匹が現れ、その3匹を倒してホイミンの目の前で殺気立ったライアン」という内容のネタを、同じく【魔神ぐり子】が「ホイミンの話を聞かずに洞窟のボスだと勘違いして成敗しようとするライアン」という内容のネタを描いている。
FC版時代、「ファミコン通信(現・ファミ通)」の裏技特集に「わざとホイミンを死なせて教会で復活させると、2人で宿に泊まるより安上りになる」というものがあった。ホイミンの復活代10Gとイムルの宿屋の宿泊代12G、差し引き2Gの差だがそこまでするほど金に困るわけでもないのだが…
実はライアンに会う前にもう一人別の【バトランド】の戦士に会っているのだが、その戦士には同行を断られてしまっている。
ホイミンの同行を断った戦士は【湖の塔】の3Fにおり、リメイク版ではその戦士に話しかけるとホイミンが泣き出してしまうが、そのおかげでライアンに会えたことは感謝している。一方、その戦士は苦戦していて断ったことを後悔している。
モンスターといえば人間にとっては脅威の存在でそれが接触してくることを気味悪がるのが普通であり、まして仲間にするなど言語道断、それを受け入れたライアンはやはり只者ではないということか。
ホイミンを先頭にして人々に話しかけると、やはりモンスターなので拒絶され買い物やセーブはできない。もっとも第一章では町に入るとライアンが強制的に先頭に並び直されるし、そもそも打たれ弱いホイミンを先頭にする必要性がないので、これに気付いたプレイヤーは少ないだろうが。
ただ、ホイミンが死んだ状態で町に入り、その状態で並び替えを行って内部的にホイミンを先頭にして、教会で蘇生させればそのままの流れでセーブが可能。こうすることで「よくぞもどられたホイミンどの」と神父に送り出されて冒険を再開できる。
ちなみに、DS版・スマホ版ではホイミンより先に空飛ぶ靴を見つけると、「どこからともなく小さな声がする」というメッセージとともに彼の台詞が流れる。同様に空飛ぶ靴を見つける前にホイミンを仲間にしたとき、ホイミンを仲間にした後に空飛ぶ靴を見つけたとき、空飛ぶ靴を見つけた後にホイミンを仲間にしたときにも台詞が追加されている。
 
ライアンと共にイムルの誘拐事件を解決した後の足取りは不明であるが、一章から五章までの間にどういう訳か人間になることに成功したようだ。
五章の【キングレオ城】で人間になれたホイミンと会うことができる。グラフィックは【詩人】(リメイク版ではモブの詩人とはカラーが異なる。さらにいえばDS版以降はこのカラーリングは【ガライ】にも用いられている)。
一章で会っていなくても現れるので、一章クリア時にはスルーしていても後からライアンとの旅に同行しているらしい。
ホイミスライムだった頃は子供っぽい口調だったが、このときは外見相応の大人びた口調となっている。
キングレオを討伐すべく城に突入したライアンを助けて欲しいと勇者一行に頼み、【ハバリア】へ行き【まほうのカギ】について調べると良いと教えてくれる。
キングレオ撃破後には「先ほどライアン様が嬉しそうに外へ出ていくのをお見かけしました。 どうかライアン様に無事で旅を続けられるようにお伝えください。そしてホイミンがとても感謝していたと……」という伝言を頼んでどこへともなく去っていくが、最初の一文はリメイクで追加されたもので、オリジナル版には無い。この一文の追加により、会おうと思えば会えたであろう距離だが、ホイミンはあえて身を引いた状況がわかるようになった。なかなか泣かせる。
ちなみにFC版のみ、彼に話しかけずにキングレオ城から出て、そのままライアンをパーティの先頭にして城に入れば、ライアンがホイミンに話しかけるというシチュエーションを作れる。
が、その際の台詞は用意されておらず、他キャラが話しかけたのと同様に普通に去っていく。
 
リメイク版では【仲間会話】のお陰でセリフが増加。
自分を受け入れてくれたライアンをひたむきに慕う、イメージ通りの優しい少年のような性格ではあるが、古井戸の底で呼ぶ声を妖精さんの声と言い張るロマンチストな一面も。
生き別れた古い知り合いに【ベホイミン】【ベホマン】がいることを話してくれる。
スライム族の例に漏れず体の大半が水分で構成されているようで、強い日射しの下にいるとひからび干からびるらしい。
だが、その一方でライアンに「いい天気だから日なたぼっこしよう」と提案してきたりもする。
長時間でなければ大丈夫、ということだろうか。
また、地獄の帝王やかつて魔物が暴れていた時代のことも知っているようだが、ホイミン曰く「忘れっぽいスライムだから」ということで詳しいことは忘れてしまっているらしい。
DS版・スマホ版ではホイミンを先頭にして鏡を調べた時の台詞も追加されており、曰く「ホイミスライムの中ではとってもりりしい顔なんだよ」と語っているが、そのすぐ後に「でもライアンさんには他のホイミスライムと見分けがつかないかな?」とも言っている。
 
FC版とリメイク版ではキングレオ城でのセリフが少々変化しており、「少し北の港町ハバリアで何かわかるかも」と言っていたのが、「魔法のカギのことなら、【コーミズ】村の地下にいるボクの古い友人が知っているはず」と、かなり親切なヒントに変わっている。
その言葉通り、マーニャとミネアの実家に古い友人のスライムがいて、魔法のカギについての情報をくれる。
ホイミンは結構顔の広いスライムであった。確かに触手以外ほとんど顔だけど。
リメイク版ではキングレオ撃破後に話しかけたときには去っていかないが、撃破後話す・話さないのどちらの行動を取っても一度城を出ると姿を消してしまう。
したがって、どうやってもライアンと対面させることはできない。
 
ちなみに、人間になった後にマーニャからは「ホイミン」という名前について軽くディスられている。
容姿は端麗なので褒めてはいるが。
CDシアター版ではマーニャではなくアリーナに「変な名前ね」と言われる。
 
本作で仲間になるNPCのうち、彼と【パノン】のみ離脱後にどこかへ旅立って行方知れずとなる。
しかしパノンはPS版限定で【移民】として再登場することがあり、PS版では最終的に二度と会えなくなってしまうのはホイミンが唯一となっている。
ただしDS版以降では、移民として登場する【ガライ】が人間ホイミンと同じグラフィックとなっており、さらにベホイミンのことを「他人とは思えない」と言っていたりするので、もしかすると…?

パラメータ・戦闘関連

 FC版PS版DS版
ちから189
すばやさ185656(18)
たいりょく-20-
みのまもり--28
かしこさ-12
うんのよさ-30
攻撃力9
守備力2028
最大HP35
最大MP30

 

呪文・特技【ホイミ】
特殊行動【ぼうぎょ】
装備-

 
普段の行動は通常攻撃か防御の2択で、ときどき会心の一撃を叩き込むことがある。
ちなみに行動パターンに痛恨の一撃を持っているわけではなく、通常攻撃時に通常の確率で会心が発動するだけである。
そして、ライアンかホイミンのどちらかのHPが最大値の半分を下回るとホイミを唱える思考となっている。
しかも、ホイミを唱えるかどうかを決定するのが行動直前、つまり第五章のAIと同じく後出しホイミをしてくれるので、非常に頼りになる。
 
NPC扱いなのでステータスは固定。装備を変更することもできない。
FC版では力18だが攻撃力は9、素早さ18だが守備力は20となっている。体力・賢さ・運の良さは確認できない。
野生のホイミスライムよりはだいぶ打たれ強いのが特徴。攻撃力は9しかないので、ほとんどの相手にまともな打撃は通らない。実質的にはホイミと弾除けだけの役割である。
一方、敵のホイミスライムはMP無限なのに仲間になると意外とMPが少ない。
流石にいくら仲間になっている期間が短いとはいえMP無限のままで仲間になるわけにも行かないので仕方ないが
【湖の塔】ではMP切れに陥ることもしばしば。ホイミンの消耗を考慮して早めに街に戻ろう。
 
ちなみにFC版に限り、行動選択の仕様のせいか稀に防御状態のままホイミを唱えることがある。
狙って引くことは難しいが、呪文耐性が無いこともあって上手く噛み合ったときの恩恵は大きい。
 
リメイク版では、戦闘に参加する他のNPCと同じく行動を決定するのがターン開始時となった模様。
また、素早さはFC版とPS版でかなりの差があり、FC版では先攻・後攻が安定しない点が若干頼りなかったのに対し、PS版では素早さが18→56に大幅アップしてほぼ確実に先行して回復してくれるようになっている。
このおかげで、行動決定のタイミングの問題はほとんど影響しない。
またそれに伴ってか守備力も上昇(20→28)。同時にFC版でズレていた素早さと守備力の関係も修正されている。
 
一方、PS版では会心の一撃が出ても通常攻撃とダメージが変わらないという、バグだか仕様だかわからない設定になっている。
 
なお、FC版では攻撃呪文に対して全く【耐性】を持っていないのに対して、リメイク版では耐性を持っており、高確率で呪文攻撃を無効化してくれる。
1章の鬼門であるピサロの手先戦でも火の玉・メラ・ギラを無効化してくれるため非常に助かる。ついでに眠り系にも強い。
 
また、ホイミの消費MPが2になり移動中に使用できるようになっているのも嬉しいところ。
FC版では戦闘後の回復はライアンが薬草を使わざるを得なかったが、リメイク版ではそちらを温存しやすくなった。
そして消費MPが減ったことでホイミの使える回数が10→15回と増え、実質MPが1.5倍になったも同然になっている。
総合的には、PS版では回復役としては大幅に強化されたといえるだろう。
 
DS版では、一見するとステータスはPS版と同じに見えるが、何故か戦闘時には素早さが18(FC版と同じ)になるという謎の仕様(バグ?)がある。これはDS版の公式ガイドブックにも記載されており、仕様かバグかはわからないが、スクエニ側もきっちり把握している「公式設定」ではある模様(ついでにスマホ版でも修正されていない)。
このせいで【ピサロのてさき】によく後行してピンチを招きやすい。
もしかしたらPS版のホイミンが速すぎて第一章の難易度が低下したために修正されたのかも知れないが、だったら何故ステータス表記だけ56のままなのか理解に苦しむ。
なおこの現象は【オーリン】【ルーシア】にも発生しているが、オーリンは素早さ8→18、ルーシアは素早さ76→80と上方修正されている。何故ホイミンだけが…。
 
しかも行動を決定するのがターン開始時になっているので、ターンの途中でライアンが傷ついてHPが半分以下になっても、回復してくれるのが次のターン以降になる。
なのでよく回復をサボるように感じられる。まあDS版以降では【ふくろ】が使えるのでライアンもなるべく薬草を常備するといい。
ただし、ふくろが使える=薬草を大量に持ち込めるということで、ライアンのパラメータが上がりやすくなり順当に進めるレベルで装備を整えれば雑魚戦で殆どダメージを受けなくなり、ピサロのてさきからもせいぜい15~25前後のダメージしか受けなくなることも相まって、ホイミンを仲間にせずにクリアすることも容易になったことを意味しているが…。
 
ちなみにNES版での肩書きは「Kind Healer(親切なホイミスライム)」になっており、ただのホイミスライム(Healer)とは区別されている。

関連書籍での扱い

何をして人間になれたかは謎だが、【知られざる伝説】には以下のような記述がある。
バトランドでの事件解決後、ライアンとの旅の途中、ライアンを追いつめるもホイミンによって回復され倒されてしまったことを逆恨みした【ミニデーモン】【メラミ】の直撃を浴びて丸焼きにされて死んでしまった。
だが魂だけの存在となったホイミンは、この世とあの世の狭間で一人のおじいさんと出会う。そこでおじいさんに地上にあるキングレオ城での進化の秘法による人体実験の惨状を見せられる。そこには、その犠牲者となった恋人の遺体を見てショック死した若者の遺体もあった。
その若者の体は損傷がほとんどないのでその肉体に魂を入れることで人間になれるとおじいさんは言った。だが、ホイミンはそれを拒絶し、その力があるなら若者とその恋人を救ってくれと頼む。それを聞いたおじいさんは笑顔になると、ホイミンを雷で撃つ。
気を失う直前にホイミンが見たものは巨大な竜、【マスタードラゴン】の姿であった。気がつくと村の前で倒れており、ホイミンはその若者の姿になっていたのである。
 
小説版およびCDシアターでも登場。CDシアターでの声優は田中真弓。
こちらではピサロのてさきとの死闘で力尽き、その後は「知られざる伝説」と似た経緯をたどる。姿かたちこそ人間に生まれ変われたが、マスタードラゴンから永遠の命を与えられており、導かれし者達の物語を伝える使命を帯びた吟遊詩人となった。
この小説自体が冬の山村で村人に語る物語という形式になっており、章の始めには詩も添えられている。
ホイミスライムだった頃から様々な物語に通じており、ライアンに対し湖の塔に纏わる伝説を語った際には、その語り口を称賛されている。
また、小説版・CDシアターでのキングレオ城には結界が張られており、勇者一行は城に侵入することができずに迷っていたところに登場。キングレオ城の結界を解除し、原作同様ライアンへの言伝を頼んで何処かへと消えていった。
なおすべての戦いが終わった後に、バトランドに帰還したライアンと再会を果たす。
 
永遠の命があるということは、数百年後のDQ5の時代でも、主人公達に出会わないだけで旅を続けているのだろうか?
 
ゲームブックでは、選択肢次第ではホイミンを仲間にしないまま第一章をクリアするルートも用意されている(ただしホイミンと出会ったら無限ループに突入するため仲間にしなければ先には進めない)。
その場合、第五章(前編)のキングレオ城では人間になったホイミンは登場せず、その場所には【ドラゴンパピー】がいて勇者たちがやり過ごすという展開になる。
 
【ドラゴンクエストモンスターズ+】にも彼と思われる人物が登場する。
死後の世界である魔霊界の主となっており、スラおに究極変身魔法エボルシャスを伝授する。

DQ5

前作で好評だったホイミンが今作でも登場。当然種族はホイミスライム。

仲間になる確率

一匹目二匹目三匹目
1/321/641/128

仲間になったときの名前

一匹目二匹目三匹目四匹目
SFC版ホイミンスラッポふくちんげんきち
PS2版
DS版

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期42615286195922741
途中2065846033641556367819
40991448045772111911144292
最大99190174170701504015119101948

耐性

無効(なし)
強耐性イオ、マホトーン、マホトラ
弱耐性ギラ・炎
無耐性メラ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、
ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、ルカニ、メガンテ・体当たり、毒、休み

解説

シャナク・ザオリク以外の回復呪文を全て覚え、回復役にはもってこいの存在…と思いきや、実は序盤のMPの伸びが非常に悪く、肝心の回復呪文をあまり使えない。そして状態異常耐性がザルなので、自身が回復役なのに回復呪文(やアイテム)のお世話になりがちというなんだか本末転倒なところも。
特にキアリクを覚えるくせに麻痺耐性が全くないのが辛い。運の良さの成長も鈍いため、通常のプレイの範囲では焼けつく息で9割方麻痺してしまうのだ。
こいつが持っていてもほぼ宝の持ち腐れで、これの代わりにザオリクを覚えてくれれば、と悔やまれる。
そんなわけでこいつを主力として馬車外に出していると、道中でしびれくらげ程度の雑魚相手に苦戦することもザラで中盤に多いラリホーやメダパニ使いも天敵。
 
馬車の中の回復役と呼ばれることが多いが、馬車に入れておくなら、ライバルの【ベホマスライム】や、スタメン落ちしたときの【スライムナイト】の方が有能。
まあ有能なピエール先生はスタメンで起用されることが多いだろうが、SFC版ではスタメン3人枠で雑魚戦では火力重視&低燃費の布陣にした方が効率がよかったりするのでパーティの面子次第ではしばしば彼が馬車内に控えているケースはありうる。
また、ピエールがスタメンだとしても出現率や出現範囲の関係でホイミン加入より先にアーサー(スライムナイト2匹目)が加入したりするのでよくお株を奪われる
序盤はステータスがそこそこ高く、スライム系の例に漏れず装備も比較的多いので、少し回復もできる戦闘要員、という形になる。【やいばのブーメラン】による無消費全体攻撃ができるのでスライムナイトとは違った形での活躍が見込める。
スタメンでの活躍が難しくなる中盤以降は、馬車の中の予備回復役・兼【どくばり】装備のメタル狩り要員としての使い方が主になる。
ベホマラーを覚えるレベル25あたりからようやくMPが大きく伸び始めるので、それ以降は回復役を一手に担ってくれるだろう。
 
同じポジションとなるベホマスライムや【スライムベホマズン】と比べると、最終的なステータスが高い点で勝るが、HP・MPは育ち切ってもスライムベホマズンと大差なく、成長途中に関してはスライムベホマズンより遥かに劣る。
育ち切れば攻撃要員としてもそこそこ戦える…のだが、その頃にはほぼ間違いなく他の仲間の方が強くなっているのでホイミスライムを攻撃に参加させる意義が薄く、労力の割に大したアドバンテージとは言えない。
所詮200にも満たない力・【ふぶきのつるぎ】【はかいのてっきゅう】も装備不可・攻撃呪文も特技も持たない彼にベホマズン以外の役割は実際無いだろう。
強いて言えば、SFC版では【キラーピアス】は力255なら吹雪の剣を上回る武器であり、SFC版の装備可能者の中では力が最も高いので比較的それを実現しやすいキャラではあった。
もっとも、いくら個数を抑えられるとはいえアイテムドロップの仕様に難があるSFC版でのドーピングは中々に骨が折れるし裏技を厭わなければ【はやぶさのけん】持ちの方が強いのでやっぱり微妙。
またザオリクを覚えられないので、思わぬ事故でキャラが死亡したときのリカバリーが安定しないのが最大の欠点。
 
属性耐性についてはスライムナイトには劣るが「序盤のモンスターにしては」実用レベルと言える。とくにイオ系は防具で防げないため、強耐性の大幅軽減は強みだ。
一方で使用する敵が多い炎には弱耐性、無いよりは多少マシという程度でバシバシ通るので、【みずのはごろも】【みかがみのたて】で耐性をカバーする必要がある。
さすがに【しゃくねつほのお】クラスになると耐性防具だけでは焼け石に水。適正レベル帯ではHPも200に届くかどうかという低さなので、終盤ボス戦で馬車外に出すつもりならばフバーハの使い手などと一緒に連れていく必要がある。
回復役としては攻撃もこなせる【男の子】、スライムナイトや【オークキング】といった面々を押しのけてまでスタメンに出す価値があるかというと…そこは愛着次第だろう。
 
ザオリクを使える息子やオークキングは他にやることも多いので、馬車の中でくすぶっているだけのホイミスライムのザオラルは移動中の蘇生手段としてはそれなりに使える。終盤に【ふっかつのつえ】を買ってしまうとそれまでだが。
マホトーンが稀に効いてしまうという欠点もあるが、これが問題になることはほとんどないので忘れていい。
 
成長が遅く、有用な呪文を習得するまでにはかなりの時間がかかるのも難点。
その成長の遅さは際立っており、ベホマを覚える時期はスライムナイトの方が、ザオラルを覚える時期は【スライム】の方が早い。特にザオラルは、青年時代前半に加入する【キングスライム】【オークキング】が最初から覚えているのに対し、ホイミスライムが修得するのは、大抵は青年時代後半になってしまう。最後のベホマズンを覚える頃には、既に【ミルドラース】を倒してしまっているだろう。
そもそも両者共に道中ですんなり加入した場合、スライムベホマズンのレベルがカンストする頃になってホイミスライムはようやくベホマズンを覚えるという始末であり、HPはほぼ2倍、MPに至っては3倍以上もの差が生じる。
最大レベルにするには約910万という莫大な経験値が必要。【ヘルバトラー】(同約920万)並みの成長の遅さである。
このようにステータスを完成させるにはかなりの苦労が伴う。
 
賢さの初期値が低くてなかなか20を超してくれないが、【ビアンカのリボン】でフォローできる。
 
また仲間にする上でネックになるのが、出現地域の少なさと加入率の低さ。
今作におけるホイミスライムの出番は主に幼年時代で、仲間になる青年時代以降に通常エンカウントするのは、【神の塔】【ボブルの塔】周辺の2か所、青年時代前半に限れば神の塔ただ1か所しかない。
その神の塔も、いつでも入れる1階外観フロアでの出現率は8%前後と低く、出現率の高い塔内の上層部は【マリア】が同行しているごくわずかな期間にしか入れないため、一度神の塔をクリアすると会うのがかなり難しくなってしまう。
加入率も意外に低く、ハマると神の塔内部を延々とうろつく羽目になることも。
ただ強敵が多い上に馬車と切り離されてMP切れのリスクを伴う神の塔で粘るよりも、オラクルベリー周辺の【わらいぶくろ】やポートセルミ周辺の【さまようよろい】が呼ぶ個体を狙った方が効率が良いだろう。これなら、馬車メンバーとレベル格差が生じることもない。
わらいぶくろは2ターン目以降2ターン置きに1/2の確率でホイミスライムを呼ぶが他に使う補助呪文が鬱陶しく、出現率も低い。しかし、上手くいけば神の塔へ行くよりも先に加入させられる。
またオラクルベリー周辺なら主人公のレベルが16以上なら確定で逃げられるので笑い袋以外の戦闘をスルーしやすく、案外に時間効率は悪くない。神の塔で逃走確定になるのはLv21以上必要。
さまようよろいはホイミスライムを呼ぶ行動の選択率自体は低いが出現数が多く毎ターン呼ぶ可能性があるため、実際には笑い袋より高頻度で呼んでくれるので狙い易い。ただし、痛恨の一撃への警戒は必要。
 
前述したとおりホイミスライムはレベルアップが非常に遅い大器晩成のキャラクターなので、加入が遅れるとほとんど活躍できなくなってしまう。
活躍させたいならば、できれば青年時代開始直後に、オラクルベリー周辺で粘って仲間にしておきたい。
加入時期としては、ポートセルミ周辺ぐらいのタイミングがラストチャンスである。これ以降になるとライバルであるべホマスライムが登場してしまう。
 
馬車の中でじっくり育てるだけなら、多少仲間になるのが遅れても問題はない。
例えば、初期レベル4のホイミスライムとLv20のホイミスライムを同時に育てても、Lv34~35のときに追いつく。

リメイク版

根本的な性能は変わっていないが、馬車外メンバーが4人になり後列に回復役に特化したキャラを入れる余剰ができたため、相対的に需要が上がっている。
ベホマンよりも打たれ強いため、ボス戦などでもお呼びがかかりやすい。
リメイクに際したバランス変更の恩恵を大きく受けたキャラと言える。
習得呪文のラインナップも、【やまびこのぼうし】削除の影響はほとんど受けていない。
 
また、耐性貫通力が見直され、ダメージ系の耐性が活かしやすくなった。
弱耐性の炎系もわずかに軽減率が上がっているが、それ以上にイオ系耐性で稲妻が防げるようになったのが大きい。
ブオーン戦にはぜひ連れていきたい逸材になっている。
ただし、DS版以降では確率系が無耐性のものはすべて必中になり、ザキや麻痺を筆頭に行動封じ系が確実にあたるので注意。
これによってキアリクは完全に宝の持ち腐れとなった。入手が遅いが、長らく活躍させたいなら【エルフのおまもり】は必須。
これ以外にも、リメイク前にも言えることだが固有耐性と装備の関係上、炎系の呪文や攻撃特技には対処しやすいが逆に吹雪系は素通しとなってしまうのも注意点。【かがやくいき】など食らおうものなら被害は大きいので、【フバーハ】なりメンバーチェンジで対処したいところ。
 
さまようよろいに呼ばせて勧誘する場合、さまようよろいの方も仲間になるようになったため、うっかり倒す順を間違えないよう注意。効きにくいが、さまようよろいをニフラムで消し去る手もある。
青年時代後半に妖精の国のフィールドに行けるようになり、そこでも勧誘できるようになった。
 
話しかけた際の台詞は「ヒラヒラッ。」察するに触手がヒラヒラしているのだろう。ベホマンと似たり寄ったりなセリフだが。

DQ6

本作でも仲間になったホイミスライムとして続投。優秀な回復役として活躍する。
【モンストル】周辺で通常出現するほか、【デビルアーマー】【スライムつむり】に呼ばれる個体でも仲間になる。

仲間になる確率

必要熟練度一匹目二匹目三匹目
★21/161/256

仲間になったときの名前

一匹目二匹目三匹目四匹目
ホイミンヌマージミノルヒローキ

ヌマージは沼尻真理子、ミノルは柿沢稔、ヒローキは藤本広貴が由来と思われる。

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP経験値
初期42321286155926882
中期407012010570302303001000928
最大99200210200150506008008706682

耐性(SFC版)

強度属性
無効軍隊
強耐性即死、幻惑、睡眠、混乱、毒、休み、魔封じ、踊り封じ
弱耐性麻痺、マホトラ
無耐性メラ、ギラ、イオ、ヒャド、バギ、デイン、炎、吹雪、岩石、消滅、ルカニ
回避率(なし)

解説

前作より起き上がる確率が高くなっているが、レベルアップおよび最高レベルに達する経験値量は前作と同じく高め。
ストーリー上【ダーマ神殿】復活後、次の訪問地となりやすい【モンストル】周辺で捕獲できる。
モンストル周辺では【くさったしたい】も仲間にできるので、ここで粘ったプレイヤーも多かったのではないだろうか?
今作ではある意味経験値よりも戦闘回数が重要になるので、多少粘っても早めに仲間にしておけば転職が有利になる。
 
DQ6では職業でベホマズンを覚えることができない上に、味方のHPのインフレ&敵の攻撃の激化によりベホマラーでは回復量が足りないので、ベホマズンをレベルアップで覚えるという点だけでも非常に魅力的。
ただし、力、HPのステータスが同経験値帯のバーバラと同じかそれ以下と、かなり低く耐性も平凡なため、特技優遇の本作では力不足な感じが否めない。
MPに関しては早熟でかなり優れており転職直後に即座に加入した場合、クリアレベルの経験値帯ではチャモロ、ミレーユどころかバーバラをもかなり上回る。(レベル40チャモロ、ミレーユは150ほど、バーバラは190ほど、ホイミンはレベル35で250程度になる)
最終的にはMP以外は低ステータスとなってしまうが、この段階に限れば素早さと身の守りも高め。
単にベホマズン要員だけとして使うなら、【やまびこのぼうし】は必要ない。
しかし回復役だけでなく攻撃もさせたいなら、山彦【メラゾーマ】が有効。
また、山彦は【ザオリク】も2人にかかる(リメイク版除く)。
打たれ強くなる戦士系職業も悪くはないが、【スーパースター】だけは【勇者】への下積み以外に利点がないのでやめておこう。
 
スライムなので【スライム格闘場】にも出場でき、意外とおすすめキャラである。
【ちからのルビー】を装備できるので実は【スライムナイト】と攻撃力はそこまで変わらない。
そのため、大体スライムナイトと同じ戦略が使えるのだ。
【戦士】にして【はやぶさぎり】さえ覚えさせ、レベルを上げていけば順調に突破していくだろう。
マスタークラスは、早期クリアは【ドラゴン】職にして息系特技を覚えるくらいしか対策が無いが、それは他も一緒。
ただし格闘場要員として育てる際、ドラゴンにならない場合は呪文キャラとしての道は諦めないと厳しい。
 
回復呪文は自力で覚えるため、【魔法戦士】を見越して【魔法使い】職に就かせるプレイヤーが多かったと思われるが、実は大きな罠。
ステータス次第で【ベホマスライム】×2とのバトルで【マホトラ】の仕掛け合いが続き詰んでしまい、引き分けを余儀無くされることがある。
さらに【デーモンキング】戦では、イオナズン対策のためか毎回【マホカンタ】を唱えてしまい、回復できないと判断したAIがベホマを唱えなくなり詰むこともある。
(自分への回復呪文は本来マホカンタを貫通できるのだが、【AI】がその仕様を認識していないため、回復呪文を唱えなくなってしまう)
ホイミスライムに限った話ではないが、格闘場要員にする場合は魔法使い職は後回しにしたほうが良い。と言うより下手に職業に就かせず、自前のベホマに加え【きせきのつるぎ】でも持たせて無職で戦わせた方がはるかに安定する。
格闘場要員と通常の戦力の両方で役立てたいなら、やはりドラゴンに就かせるのが一番良いだろう。
スライムナイトよりはクリアに必要なレベルは高くなるだろうが、レベル上げのために馬車に置いておくだけならMPが多く回復要員として一歩上のホイミスライムの方が向いている。
 
ちなみに【ぱふぱふ】の効果が女性陣と同じになっているが理由は不明。
他のスライム系がダメージを与える男性陣側の効果な辺り、とりあえずスライムのプニプニ感は関係無さそうである。

リメイク版

【スライムスカウト】の1匹として登場。習得呪文はSFC版のホイミスライムと同じ。
【空飛ぶベッド】を入手した後、【夢の世界】【クリアベール】でスカウトできる。
SFC版よりも少し加入が遅れるが、仲間スライムとしては早いほう。
子供のように無邪気で夢見がちな性格で、ただ浮かぶのではなく自由自在に空を飛んでみたい、という想いから空飛ぶベッドに憧れており、ベッドを手に入れた主人公に志願して仲間入りすることになる。
順当に【アモス】【ピエール】を仲間にしているとこの段階で馬車が満杯になってしまい、【テリー】【ドランゴ】が加入すると2人2軍落ちになってしまう。
 
仲間の耐性仕様変更の恩恵を受け、ホイミンも大幅に強化。
ギラ系とイオ系は60%減、メラ系と炎ブレスは25%減、ザキをはじめとするほとんどの状態異常にも強い耐性を持つ。
基礎ステータスはSFC版から変わらないが、耐性強化により安定性は増している。
とはいえHPの低さや吹雪耐性の持たせずらさから前線に出すのは厳し目なので、主なパーティー内の役割としてはやっぱり馬車からの回復用MPタンクだろうか。
彼にも【仲間会話】のセリフが用意されていれば、馬車から出ることももう少し多かったのだろうが。
 
なお【エンディング】において、
「元々は普通のスライムだったが、空を飛びたいと夢見続けているうちにホイミスライムになれた」
という衝撃の事実を明かす。
さらに、主人公たちのおかげで自由に空を飛ぶという夢を叶え、次の夢は「人間になりたいな!」と宣言。
まさか「あの」ホイミンなのだろうか。
仮にそうとすれば相当な長命だが、彼は少年のような話し方の割に「古い友人」という言い回しを多く使うので、ひょっとすると?
 
ちなみに【性別】が明記されるようになったスマホ版ではDQ4と同じく「おとこ」となっている。
これによりDQ4ホイミン=DQ6ホイミン説の可能性が高まった。
さらに【デスコッド】のイベントでDQ4キャラを選んでもホイミンが登場していないことも、この説を有力づける根拠ともいえる。
 
DQ6の【とくぎ】のひとつであるぱふぱふは使用者の性別で効果が異なるが、「おとこ」のホイミンが使うとなぜか女性時の効果が発生する。

DQ7(リメイク版)

モンスターパークに送ったホイミスライムに【すれちがい石版】を探しに行かせるとき、1匹目の名前がホイミンになる。

DQ8

ホイミスライムの【スカウトモンスター】
リーザス~ポルトリンクの街道を外れた海岸に出没する。
通り名は「みんなのアイドル」で、仲間になるモンスターの元祖としてふさわしい称号である。
ちなみに、DQ8発売から3年前の2001年に刊行された『ドラゴンクエスト7のあるきかた』の、モンスターの生息分布を調べる「モンスター調査隊が行く!」というトピックに「みんなのアイドル ホイミスライム」なるタイトルの番外編がある(P179)。
ここから取られたものかは不明。

通り名・出現位置等

通り名みんなのアイドル
種族ホイミスライム
出現位置【ポルトリンク】付近の海岸
出現条件最初から出現
出現時間いつでも
所持アイテム【モンスター銅貨】

行動

通常攻撃、ホイミ、ベホイミ

ステータス

攻撃力素早さ守備力最大HP最大MP戦闘参加
ターン
MIN27202648121.3
MAX15224224824595

解説

攻撃力こそ大したことないが、【ヤンガス】と二人の時期だと普通に攻撃してもホイミ&ベホイミの回復量を上回れずジリ貧になる。SHTからの一撃で叩き落してやろう。が、みかわし率も何気に高く、回避されることもある点に注意。
海岸に行くのは少々危険だがこの時点での【モンスター銅貨】は嬉しい収入になる。
 
ホイミは当然ながらベホイミも使え、敵の攻撃を回避することもある。
しかしバトルロードの場合ランクCまでなら回復専門役を入れるよりは攻撃役を入れた方がいいしB以降ではホイミもベホイミも力不足、そもそもランクFをクリアした時点でベホップがスカウトできるようになるため、ホイミンを使う場面はほとんどないといえる。
一応HP以外の能力値はベホップよりも高いが、ベホマの有無は大きかった。
 
チーム呼びでも全体呪文がないこいつ単体ではまったく役に立てない。
しかしコイツの真価は【ベホップ】【はぐりん】または【スマイル】と組ませたときに発揮される。
ベホップ、はぐりんと組めば【ザオリーマ】を発動し、はぐりんをスマイルに換えれば【マスターゾーン】を発動、【竜の試練】などにおけるピンチからの脱出にはもってこいである。

その他

ベルガラックのカジノで【ビンゴ】のディーラーをしているホイミスライムはホイミンと説明される。
ちなみにパルミドのものは名無しのホイミスライム。
また、バトルロードSランク2回戦の対戦相手は【ホイミングレイス】というチームであり、メンバーにホイミスライムがいる。
 
3DS版では【ホイミンキャップ】【ホイミンのTシャツ】が追加された。

DQ10オンライン

Ver.4.5前期のアップデートにより仲間モンスターにデフォルトネームが追加され、ホイミスライムの場合はホイミンになった。
詳しくはこちらを参照。

DQM1・テリワン3D

【タイジュ王】が可愛がっていたホイミスライムの名前。
【プリオ】の不手際で【モンスター牧場】から逃げ出してしまい、【たびだちのとびら】のぬしとなる。
ぬしのフロアではDQ4の【古井戸の底】でのライアンとの出会い場面が再現されており、倒すと仲間にすることが可能。
退屈な牧場生活に嫌気が差して牧場を脱走したが、【たびだちのとびら】攻略後にテリーと旅することをタイジュ王から認められる。
デフォルトネームはもちろんホイミンだが、変えることもできる。
性能などの詳細はホイミスライムの項目を参照。

ジョーカー3

DQ10同様、メタルホイミンの豆知識にホイミンの記述があるがこちらでは「伝説の英雄」となっている。

DQM3

眼鏡をかけた中性的な少年のような姿で登場しており、帽子と髪が元のホイミスライムを彷彿とさせる。声優は高野麻里佳。
今作では人間の姿になれたのは【アグルカ】によって【進化の秘法】を施されたからということになっている。
なお永続的なものではないらしい。ライアンと思われる戦士からマントを受け取っており、ピサロに託す。
その後はアグルカの研究所にいる。本作でも、人間と魔族は共存できると信じている。

シアトリズム

プレイヤーキャラクターの一人として登場。初期職業は【僧侶】
6色のオーブを揃えるのではなく、リズポを20000pt獲得すると発生するBMSで勝利すると仲間になる。
 
敵モンスターとしてのホイミスライムとは別人(別スライム?)扱いであり、コレカも個別に用意されている。
また、キャラビュアーで鑑賞できるデータモデルは、使い回しが利かないにも関わらず人間キャラクターと同数のアクションが新規に作成されている。

バトルスキャナー

2016年6月25日から稼働店舗で限定配布された。
ステータスが通常のホイミスライムより高め。

トレジャーズ

お宝に【ライアン&ホイミンの像】が登場。

DQMSL

【スライム系】Sランクの討伐モンスター。
Ⅳコラボの「武術大会」や「レジェンドクエストⅣ」の青い宝箱等から出現する「DQ4ふくびき券」を使った特別な福引き等で入手可能。
特性は【回復のコツ】【みかわしアップ】。リーダー特性は「全系統のHPとMP+10%」。
習得特技は【ホイミ】だけだが、「癒し手のたまご」を使うことで【ベホマラー】【ザオリク】等を追加できる。

ライバルズ

第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。戦士専用レジェンドレアの「ライアン」の効果で出るトークン。

2/1/3 スライム系
自分のターン終了時、ダメージを受けている他の味方1体のHPを3回復
自分の場にライアンがいる間、ホイミンはダメージを受けない

同作のホイミスライムとほぼ同じ能力だが、回復量は1多い。
また、ライアンがいる限りダメージを受けない。ライアンのHPも7と高いので、長く場に残って回復を続けることが期待できる。防げるのはダメージのみで封印や弱体化には弱い。
 
なお本来は後列でライアンに守られて戦うスタイルになるが、キメラ等で前列に出してにおうだちを付加してやると無敵の壁役となる。

タクト

2022年12月26日開催の「真・ドラゴンクエストIVイベント」にてイベント限定配布モンスターとして登場。
スライム系Aランク ほじょタイプ
リーダー特性「回復とくぎの回復力+5%」
とくぎは【ホイミ】【ホイミン流ばくれつけん】【ホイミン流ベホマラー】
覚醒スキル10Pで「いどう力+1」100P(3凸)で「自動MP回復(小)」400P(5凸)で「お助けホイミン」(なかまが敵からこうげきを受けた時 なかまが射程1~2の範囲内にいる場合 たたかいのベホイミで回復する 戦闘中3回まで発動)