【メイジキメラ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:07:14

概要

本編ではDQ1、DQ3、DQ5、DQ7~DQ11に登場する【キメラ】の上位種。
他の同種属に【スターキメラ】【メタルキメラ】がいる。
赤い体に金色の羽だったり、茶色い体に白い羽だったりと作品毎に微妙に色が変わることが多かったが8以降は基本後者の色に落ち着いている。
「メイジ」(mage、古い英語で「魔法使い」)なので基本的に呪文を使ってくるが、作品によっては呪文を使ってこない名前詐欺なこともある。
DQ6には【メイジキメイラ】というよく似た名前と姿をしたモンスターが登場している。

DQ1

【ドムドーラ】の南や【メルキド】周辺に現れる。
HP58・攻撃力78・守備力68とステータスが高い上に、FC版では攻撃か【ラリホー】(必中)を半々で行ってくるという凶悪仕様。
DQ1のモンスターでラリホーの使用率が最も高いという特徴がある。
他にもラリホーを使えるモンスターはいるが、50%という高確率で唱えてくるのはメイジキメラだけ。
【不意打ち】されていきなりラリホーを使われ、ゴールド没収の上【ラダトーム】に強制送還という事例も散見される。
 
一方【マホトーン】は確実に効くので、こちらの初手で迷わず使おう。そうすれば後は1/2で無駄行動になるので意外とサックリ倒せたりする。とはいえ、上述の通り元々のステータスが高いので攻撃のほうに偏ると結構なダメージを喰らう上、【はがねのつるぎ】で戦っても3~4ターンはかかる。
それでいて経験値34。下位種より10多いだけというのはおいしくないので狩るなら下位種の方がいい。
確実ではないが、こちらのラリホーも結構効きやすい。マホトーンの後に念のため使ってみるのも悪くはない。
意外に思われるが、同種の中でこいつが一番呪文耐性がない。
 
出没エリアには【メタルスライム】も出現するが、コイツのせいで本作での【メタル狩り】は非常に危険なものと化している。しかもFC版ではメタスラは適正レベルでは倒しにくく、運良く倒したところで経験値は少ない(一応、最高値ではあるが)。【ロトのよろい】を装備して素直に通常の敵で稼いだ方が早いだろう。
【ロトのつるぎ】でメタルスライムを一撃打破できる頃にもなればマホトーンなしでも余裕をもって倒せるので、こいつ自身が脅威となることはなくメタル狩りするのも悪くはないのだが、それほどのレベルに達しているならそのままクリア可能な強さが身についているので経験値など躍起になって欲しがる必要もないだろう。
 
ちなみに【ロトのよろい】【みかがみのたて】(と【りゅうのうろこ】)を装備すればLv15で守備力78に届くため、ダメージ計算が変わりめったに事故死はなくなる(詳細はこちら)。それでも最大で2桁程度のダメージは受ける可能性があるので、眠らされたままなかなか目を覚まさないでいるとさすがに危険。また、【トヘロス】も有効になるので、どうしても終盤の不意打ち事故死を防ぎたい場合には防具を優先するのも手。
 
FC版、MSX版やGBC版ではキメラと逆向きだったのが、何故かその他の機種では同じ向きにされてしまった。

リメイク版

【ホイミ】を使うようになったうえ、FC版より回避率も高くなったが、HPや攻撃力などは一回り下がっている。
最大の脅威であったラリホーが必中ではなくなり、さらに使用確率が1/3にまで減少しているのでFC版ほどの脅威は感じられないだろう。
 
とはいえ眠らされるのは危険なままであり、やはり呪文は封じておくべし。ホイミは最大でも20しか回復しないのであまり気にならないが。
メタルスライムの出現エリアにも出るのでメタル狩りはそれなりの覚悟をしておこう。
マホトーンに微耐性がついてしまったが、相変わらず効きやすい。
ラリホーも効きやすいので低レベルクリアを目指している方はこっちを使おう。

小説版

スターキメラの配下で、キメラと共に集団で主人公を襲撃した。

ゲームブック(双葉社)

【りゅうおう】が主人公を殺すために放った刺客…なのだが、わざわざ主人公の肩を叩いて振り向かせ、「メイジキメラでございます」と名乗ってから勝負を挑んだ。
主人公が逃げ出すと「正々堂々勝負するでございます!」と叫ぶので、単純にフェアな精神の持ち主なのかもしれない。
なお、魔法は全く使わない。

DQ3

メルキド周辺や【ルビスの塔】に出現。メルキド周辺ではキメラと、ルビスの塔では【はぐれメタル】と同時に出現することもある。
基本行動は打撃攻撃を一切行わずひたすら【ベホマ】(自グループのみ)、【メダパニ】【マホカンタ】を唱える呪文一辺倒だが、素早さは150(はぐれメタル、【デビルウィザード】【グランドラゴーン】と同じ)と周囲のモンスターと比べてやたらと高い。
【モンスターレベル】はアレフガルドの敵の中では異例なほど低く、下位種のキメラよりも低いLv30。
先頭キャラのLvが36以上だといきなり逃げ出すこともある。
 
この魔物と戦う頃には仲間もかなり強くなっているはずで、先手を取られて混乱させられると非常に危険。
マホトーンなどで黙らせたいがマホカンタで跳ね返されることも多いため、【あまぐものつえ】を手元に置いておき、道具として使うのもいいだろう。
【判断力】は微妙に低いので魔封じ状態でもMPが尽きるまでは呪文の無駄打ちをする。
ちなみにこいつらだけで出てきた場合、混乱の同士討ちダメージ以外でダメージを受けることはないので、複数の仲間が混乱してしまったら逃げ続ければよい。何度回り込まれても、一切ダメージを受けない。この方法は【きめんどうし】にも有効。
上述の通りレベルが低いので、先頭キャラのレベルが40以上なら確実に逃げられる。
 
強耐性だがメダパニで混乱させることも可能で、混乱させると一切呪文を唱えずに本来行動パターンにない通常攻撃だけになる。
1匹だけの状態で逃げて回り込まれると、ダメージを受けてしまう。
MPが尽きた場合も、こちらのレベルが低いうちは通常攻撃を行う。
 
【ふしぎなぼうし】を1/64と本作最高の確率で落とすので狙ってみる価値はある。
ルビスの塔最上階は【はぐれメタル】の群生地でもあるので、そのついでに狩っていれば自然と集まっていたりもする。
一緒に出ても、ベホマは自グループにしか唱えることはない。
ただ上述の通り素早さを駆使したメダパニ乱発が非常に厄介で、ふしぎなぼうしを狙うだけなら効率が良いとは言い難い。
その素早さでマホカンタを先に使われることを考えると、全体魔法で一気に蹴散らすことも危険で打撃で一体ずつ倒す必要があり、時間的にもやっぱり効率が悪い。
ドロップ狙いなら【グリンラッド】【ひょうがまじん】を狩りまくったほうがいいだろう。
ドロップ率も1/128と決して低くはなく、グリンラッドでは氷河魔人か【ビッグホーン】しかいないので遭遇もしやすい。
【氷原】はエンカウント率が低いのが難点だが、アレフガルドに来られているなら【ぎんのたてごと】で呼びまくれる。
 
なお【格闘場】ではお得意のメダパニもマホカンタも最初から使うことができず、通常攻撃とベホマのみで戦うことになる。
とはいえ頼みの綱の攻撃力は下位種のキメラより低い105しかなく、キメラと違い痛恨の一撃も出さない。
ベホマで粘り勝ちを期待したいところだが、対戦相手も同じアレフガルドの強豪モンスターであるため、ほとんど勝ち残ることができない。

リメイク版

【あやしいかげ】の正体がモンスターレベルを参照するようになったため、アレフガルドのモンスターとしては最も低いレベルで地上に呼び出すことができる。
同様に【すごろく場】のエンカウントでもLv30以上から出るようになる。
GBC版では相手が正気か混乱しているかに関わらず通常攻撃も行ってくるようになり、メダパニの頻度が僅かに下がった。

小説版

ルビスの塔でキメラ・【ラゴンヌ】と共に集団で現れるが、【魔法使い】リザが唱えた【ベギラゴン】で全滅した。

DQ5

【グランバニアへの洞窟】で大量発生している。【グランバニア】周辺や【デモンズタワー】にも出現する。
【ギラ】【ヒャド】【マヌーサ】、ホイミと多彩な呪文を使うが、マヌーサ以外はどれもショボい。
先に出たキメラは【ベホイミ】を使えるのに…。
はぐれメタルと一緒に現れたりするとマヌーサが厄介だが、厄介の方向性が違う気がする。メタル狩りを邪魔されたくないなら、SFC版では毒針部隊で対策が可能。
集団で出やすいわりにHPはそこそこ高く、攻撃呪文耐性はかなり高めなので地味に厭らしい。
特にこの時期に猛威を振るう【ほのおのツメ】の特効が入りづらいのが鬱陶しい。
小細工せず殴り倒すべし。だからこそマヌーサが厄介なのだが…。
幸い眠り耐性がDQ1同様の弱耐性止まりなので甘い息やラリホーで眠らせてしまおう。
メラ系は無耐性なので、【メラミ】の使い手がいるなら積極的に使っていくと良い。
 
落とすアイテムは【キメラのつばさ】。厭らしいくせに所持アイテムまでショボくなってしまった。

DQ7

【リファ族の神殿】【レブレサック】周辺で出現。
キメラの攻撃アクションを使い回すためか、悲しいことにメイジなのに呪文が使えず、【かえんのいき】などで普通に攻めてくる。
しかしなぜかMPを15持っており、【マホトラ】が効く。当初はちゃんと呪文を使う予定だったのだろうか。
【モンスターパーク】でも【バシルーラ】と口走るが当然何も起こらない。
「メイジ」のイメージだけでも、という意地だろうか?

落とすアイテムはやはりキメラのつばさ。

DQ8

【サザンビーク】国領北部と【リブルアーチ】地方の森、【王家の山】【ライドンの塔】の外部と7~8Fに現れる。
特に終盤前のサザンビーク国領の出現率は6~7割と圧巻。終盤は他とのバランスを取る形になった。
 
ちゃんと呪文は使えるようになったが、唱えるのは【ベホイミ】だけ。3の頃の嫌らしさはどこへ?
しかも【判断力】まで低く、開幕いきなりベホイミもザラ。
お前メイジを名乗る資格があるのか?
 
マホトーンも良く効くし、【ザキ系】も効きやすい。
炎の威力はキメラと同じで、さらに【討伐モンスターリスト】にはダジャレ。
本編を通じて徐々に扱いが悪くなっている感がある。
またこの頃から色に変化が出てきており、褐色っぽくなっている。
落とすアイテムは通常枠がキメラのつばさ(1/8)、レア枠が【まほうのせいすい】(1/256)。
シンプルながら納得の内訳だが、討伐モンスターリスト完全コンプにおいて通常枠とレア枠のドロップ率差に悩まされる。

3DS版

レア枠が3におけるドロップアイテムだった【ふしぎなぼうし】に変わった。
ドロップ率は案の定低確率だが、手に入れば活躍する装備品の一角であるので、運良く手に入れば先の冒険が一気に楽になるだろう。

DQ9

【ビタリ山】や灯台周辺、グビアナ砂漠(お供限定)、火山タイプの【宝の地図】などに出現する。
やってくることは8と同じく火炎の息とベホイミ。
落とすアイテムはキメラのつばさ、もしくは【いのりのゆびわ】
また、クエストNo.031【ボクのアイドル】では、【メイジキメラのはね】3つをドロップするまで狩り続けることになり、クエストNo.112【サバイバルの知恵】では、【レンジャー】に転職するために猛毒ダメージで倒さなければいけない。
こうなると、ベホイミを封じつつHPを削らないといけないので非常に厄介。
なお、セピア色の姿に昔を思い出すと言われるが、こいつ自身はピチピチの10代だそうだ。

DQ10オフライン

【モガリム街道】【オルフェア地方東】【ガートラント領】【モリナラ大森林】に生息。
ラリホー、メダパニ、ベホイミと、久々に呪文を駆使する。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【グリーンアイ】
 
オルフェア外伝クエスト【母性に目覚めました!】では討伐対象になる。
ガタラ外伝クエスト【終わりを告げる者】では強化版が【魔鳥の頭目】のお供として登場。【バイキルト】まで使う。

DQ10オンライン

ドランド平原(約1300年前のガートラント領)にも生息。
「おめかしカラー券」で仲間のキメラの見た目をこいつに変更可能。
詳細はこちらを参照。

DQ11

【バンデルフォン地方】に登場。3DS版では【名もなき地】【忘れられた塔】北西)にも出現する。
今回は、べホイミとメダパニを使う。こちらが強いと逃げることがある。ドロップアイテムは、キメラのつばさとレアが 【いのりのゆびわ】
異変後は姿を消すため、強Ver.がいない。

ジョーカー3

魔獣系Dランク。所持スキルは【光の使い手】
【ドルイド】とキメラの特殊配合で作られ、凶キメラとの配合で【凶メイジキメラ】【きめんどうし】との配合で【スターキメラ】が作られる。

トルネコ2

【トロ遺跡】の11~14Fに出現、以降のダンジョンでも14F付近に出現する。
不思議のダンジョンシリーズではおおむね嫌らしいモンスターとして定着しており、本作ではマホトーンで【トルネコ】の巻物、杖及び魔法使いの呪文を20ターン封じてくる。杖は投げ当てたら使える。
攻撃力もフロア内では結構高い方であり、総じて危険なモンスターとなっている。
【戦士】ならマホトーンされてもなんてことはない。
マホトーン中でも【転ばぬ先の杖】【聖域の巻物】は通常通り効果を発揮する。
 
特に【魔法使い】に転職してる際に要注意となるモンスターである。
マホトーンをくらってしまうと呪文を忘れてしまうことがあるうえ、こちらが取れる対抗手段は逃げるか草を使うか杖を投げるかに限られてしまう。
メイジ」なだけに攻撃呪文は1ダメージにされてしまうため、先手を打って補助呪文を駆使して対処しよう。
この能力を買われてか、【魔のダンジョン】では通常の出現階層より深い階層で再出現する。
再出現時は周囲の敵に比べれば場違いなほどステータスは低いものの、攻撃呪文が効かずマホトーンが危険な点に変わりはない。

トルネコ3

HPは60、攻撃力は27、防御力は20、経験値は100(レベル1のステータス)。
実は下位種のキメラより攻撃力が少し低い。
キメラ系が共通して持つ、敵キャラクターの周囲8マスへのかっとび能力を持っている。
また、マホトーン状態が50ターン持続する仕様になった。
 
PS2版では操作キャラクター以外の【NPC】または【仲間モンスター】がマホトーンの呪文の効果を受けると、そのフロアにいる間封印状態にされてしまうので注意が必要。
封印状態は【ターン】の経過で解除できない上に【ポポロ】の命令の変更もできなくなる為、なるべく仲間モンスターが特技を受けない様に立ち回りたい。
対策として、仲間モンスターの状態異常を回復できる【万能の杖】を携帯しておこう。
 
敵モンスターとしては【山脈の尾根】の10~13F、【魔物の巣】の3F、【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】【浮遊ゾーン】に出現する。
山脈の尾根や異世界の迷宮では空を飛んでいるので【谷】を越えて近付いてくる。すぐに分かるだろうが一応は警戒を。
魔物の巣では【ダンスキャロット】ともども【開幕大部屋モンスターハウス】に現れ袋叩きにしようとしてくる。
 
ポポロで仲間モンスターに勧誘した場合、デフォルトネームは「メキラ」。
かっとび能力に加え、マホトーンで隣接したモンスターを封印状態にできる。
プレイヤー以外に特技を使うと封印状態になる、というのは【メイジももんじゃ】と同じである。
 
キメラ系統の中でこいつだけ【防御・早熟】タイプであり、【回復定数】も50と並程度。
キメラとスターキメラは成長タイプが【攻撃・早熟】なので、防御力ではメイジキメラが格段に上。
レベルが高くなれば防御力はキメラ・スターキメラより遥かに高くなるので、放流していても多少のダメージでは簡単に殺られないので大丈夫な筈だ。
【モンスターハウス】【召喚のワナ】等の集団戦には弱いので、レベルが低いうちは単体行動させるのは控えてあげよう。
 
ステータスも特技も扱いやすいので、上手く育てられれば優秀なステータスを誇り戦力として活躍が見込めるが、マホトーンを連発している間にピンチになったりと、倒されることもしばしば。
状況と相談して【いっしょにいてね】【とくぎつかうな】の命令を使い分けよう。
【異世界の迷宮】【浮遊ゾーン】では、【おおめだま】【ラストテンツク】の人気には及ばないが、仲間にすると役立つモンスターの1匹である。
ちなみにポポロがマホトーン状態中でもモンスターは仲間にできる。
 
なお、PS2版では【ポポロ】での【ヘルジャスティス】戦においては、即刻撃破の為のキーモンスターとなっている。
マホトーン状態時、何故か相手モンスターの【2ダメージ化能力】等を貫通することができる為、
 
①仲間モンスターのメイジキメラを【洗脳】させる
②洗脳された仲間モンスターのメイジキメラからマホトーンの呪文の効果を受ける
③マホトーン状態のままヘルジャスティスに【とじこめの壺】を投げつける
 
という手法を利用すると、なんとレベルが1でもあっさり倒すことができ、とりわけ【タイムアタック】では【聖域の巻物】入り【保存の壺】と並んで非常に重宝される。
なんだかバグのような仕様だが、このヘルジャスティス瞬殺法は公式パーフェクトガイド上巻でも紹介されている。

GBA版

操作キャラ以外も、封印状態でなく【マホトーン】状態になるように変更された。
敵として戦う分には楽になったが、仲間にした場合はPS2版と比べると弱体化したといえる。
 
PS2版ではどんな敵も封印できたが、GBA版では封印できる敵が【魔法系】モンスターに限られている。
GBA版ではNPCも仲間モンスターも同じくマホトーン状態になる仕様に弱体化されており、【きめんどうし】【きとうし】等の魔法系モンスターしか封印できない。
封印できるモンスターが減少したので、仲間としてはPS2版と比べてかなり弱体化した。
【杖系】モンスターは全員魔法系にも属しているので、杖系モンスターしか封印できない【ゾンビマスター】の上位互換ではある。
 
どんなモンスターも封印できる【メイジももんじゃ】の劣化になってしまったのが痛い。
マホトーンが有効な相手は魔法系に属する敵だけであり、その他の敵に対しては実質無駄な行動と化してしまう。
しかも、魔法系モンスターはほとんどが【ドルイド】【げんじゅつし】【きとうし】【ようじゅつし】【どぐう戦士】といった遠距離系なので、総合的な相性は悪い……。
かっとびで急接近するも、直後に即魔法を放たれることもザラ。
【まどうし】系と【きめんどうし】は隣接した敵にのみ特技を使うが、これらの敵はそもそも能力自体が低めであまり脅威にはならない。まどうしは発生時は必ず寝てるし…
【キラープラスター】【ジャスティス兄】に至ってはマホトーンが効かないため、尚更相性が悪い。
PS2版では優秀な仲間モンスターだっただけに残念。
 
また、マホトーン状態時に相手の2ダメージ化能力等を貫通することは出来なくなり、上記のようなヘルジャスティス瞬殺法は出来ない。

少年ヤンガス

【盗賊王の迷宮】以降、ほとんどのダンジョンに出現。
メダパニで混乱させてきたり、凍える吹雪で凍らせてきたりする。
ちなみに今作で唯一の凍える吹雪の使い手だったりする。
【ソードファントム】なんかと組まれると混乱中にアイテムを根こそぎ弾かれて惨状になる。
それでなくとも混乱は相当厄介なので、【ひとくいばこ】などと合体してメダパニを跳ね返せるようにしておきたい。
少年ヤンガス中でも上位に入る嫌なモンスターである。
 
成長限界はレベル20。
デフォルトネームは♂が「メイキー」、♀が「メキラン」。
キメラ×【闇の司祭】で作れるが、捕まえた方が楽。
こいつとゾンビ系で【ホークブリザード】、きめんどうし相手で【マペットマン】、スライム系・ドラゴン系・獣系・植物系相手で【ドラキーマ】が作れる。

バトルロード2

第2章から登場。
ステータスはHP:599 ちから:58 かしこさ:124 みのまもり:36 すばやさ:101。
技は「氷の弾丸」と「デイン」。
前者は敵全体に氷の小さな塊を降らして攻撃。後者は敵単体に雷呪文。
また、バトルマスターと組むことで、氷の弾丸が「吹雪の鳥」に変わる。
こちらは氷をまとって敵を攻撃し、たまに相手を怯ませることが出来る。しかし威力は低いが会心率は高め。
 
氷と雷呪文の2種類の攻撃が出来るので、魔法使いやバトルマスターとはとても相性が良い。
回避率も高めなので初心者でも扱いやすい。
しかし耐久面は残念レベルであり、特に【天空のつるぎ】等の飛行系特効技で800近いダメージを受けるので注意。
デインを使うのにデインに弱い。
 
これでキメラ、スターキメラと共にキメラ系が3種類揃うことになり、3匹が合体することで【ウルトラキメイラ】となる。

剣神

ステージ6とステージ7に登場
キメラ同様遠距離から炎を吐いて攻撃をするが、1度に放ってくるのは2発になっている。同ステージで影の騎士と出現した際は、近距離と遠距離攻撃の連携で中々苦戦したプレイヤーも居たかと思われる。
ステージ7に登場する個体は、竜王の城入り口でモモたんを誘拐するが、救出は不可能である。

ソード

【鏡の塔】の外観部分に出てくる。
下位種同様炎を吐くが、剣で跳ね返せば一撃で倒せる。跳ね返し損ねると跳ね返せない炎を吐いた後逃げてしまう個体もいる。
 
余談だが、倒すと真っ逆さまに落下していくのだが、戦う場所の標高が非常に高いため、地面にぶつかって多分ああなってる。
今作品ではキメラのつばさを落とさない(そもそも存在しないが)のは、多分地面と衝突した衝撃でつばさもバラバラになってるからであろう。

ヒーローズ1

中盤から出現し始める。
トルネコの時と同じくマホトーンを使ってくるように。
こちらの特技を封じてくるのでとてもいやらしいモンスターになった。
クチバシでつつく攻撃も地味に効く。また従来通り炎も吐く。
耐久力はやはりというべきかまったくないためさっさと倒そう。
 
【モンスターコイン】は1枠で、ディフェンスタイプ。
呼び出すとバトルロードで使っていた「氷の弾丸」のリスペクトか、氷の塊を降らせながら前に進み相手を攻撃。
その後は定位置を守ってくれる。
ほかが弱すぎるのもあるが、1枠ではぶっちぎりで優秀なモンスター。
というのも、こいつより強いモンスターはほとんど2枠or3枠であるため、実質こいつが1枠で最強なのだ。

ヒーローズ2

【大峡谷】エリアで登場。
やはりマホトーンを使ってくるが火ではなく氷を吐くようになったので凍結にも注意しなければいけない。
 
モンスターコインはヘンシンタイプに変わった。キメラ同様氷結シューティングゲームを楽しもう。

ビルダーズ1

第2章、第3章に登場。
DQ1(リメイク版)準拠な強さになっており、ラリホーでこちらを眠らせてから攻撃してくる。
また、HPが低くなるとホイミを唱えて体力回復を図る。
ラリホーは掛けられた瞬間の主人公の位置を中心とした範囲攻撃なのでまっすぐ走り続けることで範囲を抜けてかわすことができる。
呪文詠唱時に攻撃されるとひるんで詠唱が止まるのでホイミを使いそうになったら一気に攻撃して倒してしまおう。
ドロップアイテムは【キメラのはね】【モンスターの卵】
 
余談だが、モンスターが一度こちらをロックオンすると、視認できるかにかかわらず距離しだいで攻撃してくる。
そして、ラリホーはギラなどと違って間の障害物に邪魔されないため、岩山の横穴で採掘をしていた主人公が山頂のメイジキメラにロックオンされて、「周りに敵がいないはずなのに突然ラリホーがかかり昏睡した」という事案が報告されている。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】【ピカピカ島】の岩山に生息。
ドロップアイテムは下位種と同じく【くすりの葉】で、ムーンブルク島の個体はごくまれに【風切りの羽】も落とす。
 
頻繁にホイミで唱えて周辺にいる味方らのHPを30回復させ、時折メラを撃つ。ラリホーは使わなくなった。
攻撃性の低い支援タイプの敵……なのだが、何故か自分自身にはホイミは使えず、ほぼ密着した位置にHPの減った他のモンスターがいないと効果が無い。
だと言うのに周りのどこにも回復対象がおらずとも無意味にひたすら連発し続けるため、物凄い頻度で不発になる。
出現場所の関係で他の種類の厄介なモンスターと組んで出現するようなこともほぼ無く、正味の話主人公の目の前で棒立ちのまま謎の緑の光を放ち続けるサンドバッグに終わることの方が多いだろう。
 
仲間モンスターにする事も可能で、性能は上位種や下位種とほぼ同じ。
ぶら下がり飛行で空を飛び回ることができるほか、開拓地では料理に励む。
移動に役立つ上、密着すれば回復できてお得…かと思いきや、残念ながら仲間になった後は敵を見つけた際はもっぱら接近して突っつくばかりになり、自慢のホイミはさっぱり使わなくなる。
メイジとは一体…。

星ドラ

マホラッド大陸 知識の神殿 1~4階に登場。【メダパニーマ】【ベホイミ】を使用してくる。

ライバルズ

初期からベーシックカードとして魔法使い専用のユニットカードとして実装されていた。

2/2/3 ユニット
自分が特技を使う度攻撃力+1

低コストの特技を多用するタイプの魔法使いデッキに採用されていた。放置していると攻撃力が上がっていくため、相手も無視できないカードである。

ライバルズエース

真2弾で登場した【宝の地図】とは相性が良く、1枚で2回分になる【星くず】などもあるのでまさかの再登板を果たした。
低コストながら1ターン放置するだけでとんでもない攻撃力になりかねず、魔法使い相手に序盤から体力を削られるのはバーンでの死を意味するためさらに除去強制力が高まった。

ウォーク

メインストーリー6章2話のボスとして登場。7章全般でザコとして出現する。激しい炎で攻撃し、ラリホーやメダパニを(ザコはベホイミも)唱える。
 
こころの色は緑でコストは86。

タクト

自然系のCランク、ほじょタイプで登場。
使用とくぎは【ホイミ】/【スクルト】