【メタルウィング】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:47:58

DQ9より登場した特技については【メタルウィング(特技)】を参照。

概要

DQ8より登場した【ウィングエッジ】タイプ(左右非対称)のブーメラン
メタルの名の通り、【はぐれメタルのけん】などと同様に【メタル系】モンスターへのダメージが1増える。
DQ11では【メタスラブーメラン】系統に替わられて登場しなかった。

DQ8

作中最強の攻撃力を持つブーメラン。攻撃力70。
【錬金釜】で作成する以外に入手方法はなく、【ウィングエッジ】【メタルキングのヤリ】で作製可能。
売値は36000Gと高価だが、1つしか入手出来ないので売却はNG。
 
しかし、「メタルスライムの体もやすやすと切り裂く」という売り文句につられて作ってしまうと痛い目を見る。
まず第一に、『メタルへの特効がショボい』。
特効の程度はというと、【メタル斬り】を全体化、といった程度のもの。
コレを作れる時期にターゲットとなる【はぐれメタル】【メタルキング】は論外の実用性であり、一番倒しやすいはずの【メタルスライム】すら一撃では倒せない。
しかもメタル斬りと違ってテンション補正が上乗せされないので、タンバリン→メタルウィングでメタスラを一掃、といった使い方すらできないのである。
当然、【大まじん斬り】【雷光一閃突き】を使ったほうが効率ははるかに上。
 
第二に、ともに主人公の装備可能な武器である剣や槍には高い攻撃力を持つものが多く、これを入手可能なタイミングではブーメランの攻撃力不足が顕著になる。
更に、一品物のメタルキングの槍(攻撃力120)を錬金素材として消費する必要があるため、槍を使っていると余計に需要が低くなる(次点は【英雄のヤリ】の攻撃力100。追加の回復効果と攻撃力+20の天秤となる)。
さらに、肝心のブーメラン自体の攻撃力も、【ほのおのブーメラン】(攻撃力63)と7しか変わらないので、イマイチ必然性に欠ける。
 
どうしてもレシピを埋めたいならメタルキングの槍を生贄にしてコレを作らざるを得ないが、PS2版では【こおりのやいば】の関係上、そもそもレシピノートをコンプリートすること自体が不可能である。
そんな訳でこれを作製するのは【地雷錬金】と評される。
テンションアップではぐれメタルを一掃できるくらいの性能があれば、評価が変わっていたかもしれないのだが…。
 
強引にでも有用な使い道を挙げるとすれば、【サザンビーク国領東】の森で種ドロップないし討伐数カンスト目的でメタルスライム狩りをする際にとりあえず初手で投げておけば【はやぶさのけん】【メタルぎり】1回で倒せる可能性が増すぐらいか。
というか、それをやる場合はこれの有無で(はやぶさメタルのダメージブレ、メタルスライムの回避率も考慮して)効率がびっくりするほど変わる。
3DS版以外でまもりのたねの継続入手先はメタルスライムのノーマルドロップのみのため、ドーピングを重ねたい廃人はこちらを作る選択肢も十分あり。
 
あまりにも不評だったせいか、DQ9では代わりに同名の特技が登場することになった。
詳細は【メタルウィング(特技)】を参照。

北米版

あまりに使えないと判断されたのか、攻撃力が20上がり90となった。
これ以降に出たスマホ版や3DS版もこれを引き継いで攻撃力90となっている。
「攻撃力が上がった」…うん、それだけである。
肝心のメタルへの特効はショボいまま。修正する所が違うだろうと…。
一応、次点のほのおのブーメランとは攻撃力27と差が大きく開いたので、ブーメランを中心に使うプレイヤーは作る価値もあるだろう。
それでも同じく全体攻撃の【グリンガムのムチ】に比べると大きく劣っているのが悲しい。
また、氷の刃が1本追加されてレシピコンプが可能になったことで、やりこみプレイヤーが渋々作る事もあるかもしれない。

スマホ版

2014/2/5のアップデート以降、メタルウィング+【ホーリーランス】と錬金することで、いつでもメタルキングのヤリに戻すことが可能になった。
ヤリとブーメランとを行き来させるのに必要な素材は、どちらも入手容易な安値の市販品なので、気軽にスイッチさせることができる。
相変わらず1品物ではあるので、メタルキングのヤリとメタルウィングを同時所持して、敵に合わせて使い分けるようなことが不可能なのは惜しいところ。

3DS版

メタルキングのヤリの方が【追憶の回廊】の宝箱からもう一本入手できるようになり、これの立場が相対的に上昇。
また、スマホ版同様ホーリーランスと錬金することでメタルキングのヤリに戻すことができる。
新たに仲間になる【モリー】もこれを装備できるため、使い分けるどころかモリーと主人公でブーメランの波状攻撃を仕掛ける事もできる。
モリーのデュアルカッターはなかなか強力なので、この武器を担ぐ機会もあるだろう。
昔と比べるとこの武器の扱いはだいぶ良くなってはいる。

DQ10オフライン

主人公(【レンジャー】【賢者】【遊び人】)が装備可能。

-+1+2+3
攻撃力56626975
みりょく14161821
メタル系にダメージ+1
攻撃時たまにスライム系を魅了3%

【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【メタルウィング作成法】に記載。
必要な素材は、【ひかりの石】x15+【よごれたほうたい】x10+【メタルのカケラ】x1+【ようせいのひだね】x12。

DQ10オンライン

レベル60で装備可能。基本攻撃力は56。攻撃時に3%の確率でスライム系の魔物を魅了。
【魔法の迷宮】ではメタルスライムの同時出現数が多いため、使い勝手が良くなった。
詳しくはこちらを参照。
同名の特技も継続して登場しているが、武器と特技を併せてもダメージは増えない。

バトルロード2

バトルマスターのウェポンダブルスキャン専用武器。
必要な武器は【プラチナソード】【ドラゴンキラー】
余談だがバトルマスターの登場が雑誌で発表された際、
この組み合わせの武器を両手に持った主人公のイラストがあったがそちらは【竜神王の剣・弐の太刀】に受け継がれることとなる。
上昇するステータスは、ちから+38 かしこさ+20 すばやさ+35。
 
技は「メタルバード」と「ギガスロー」。
前者は会心の一撃が出やすい単体攻撃。後者は雷属性を持つ全体攻撃。
しかし本家とは違い、メタル系特効の特殊効果でなく何故か鳥系特効である。
技自体あまり威力が高くないので微妙な武器として扱われがち。
ブーメランを持ったモンスターはいまだ登場しておらず一応このゲーム唯一のブーメラン(自分の武器や体をブーメランのようにして攻撃するモンスターはいるが)として登場したのはいいのだが、前者はのモーションを使い回しているし、後者もどこかで見たことあるようなモーションでいまいち新鮮味に欠ける。

ヒーローズ1

【ジュリエッタ】専用装備で攻撃力は48、防御力は10。価格は7200G。
【ドワドキア】解放後から購入可能。メタル系特効の特殊効果もない、普通のブーメラン。

ヒーローズ2

攻撃力は89。価格は31430G。
拠点が【荒野の野営地】に一時的に移った時より売られるようになる。

星ドラ

全体攻撃しつつ全員のHPを小回復するAランクの補助特技「彗星の軌跡」をメインスキル、Bランクの攻撃特技である【メタルブロウ】をサブスキルに持つ。
錬金すると「はぐメタウィング」にパワーアップする。

ウォーク

メタルフェス(キャンペーン)のたびに引けるメタルガチャの星5武器として登場。
レベル30でメタルブロウを修得する。
会心率アップやメタル系に確実にダメージを与える効果を持つが、連続攻撃スキルを持たないためメタスラの斧に比べるとやや使い勝手が悪い。
 
2022年2月1日からは錬成が追加。改1ではマシン系、3では獣系へのダメージが増加するほか、
改2でメタル系へのダメージが更にアップし、威力も増加したメタルブロウ改へと変わる。