【強き者ども】

Last-modified: 2024-03-24 (日) 21:55:36

概要

【ドラゴンクエストの楽曲】の一つで、DQ7で登場した【ボス級モンスター】戦のBGM。
1小節のフレーズから成る激しいベースのリフとティンパニの組み合わせが特徴的。金管楽器と弦楽器の素早い掛け合いもかなり印象に残る。テンポがとても速く、かなり忙しない曲調になっており、プレイヤーの緊張感をこれでもかと煽る。
後半部分は若干コミカルな感じも盛り込まれている。
 
オーケストラでは、【ロンドンフィルハーモニー管弦楽団】版と【東京都交響楽団】版とでかなり印象の違う一曲でもある。後者はややテンポが下がっている。
まぁPS版の原曲は一部で「人力では演奏不可能」とまで言われるほどのハイテンポな曲なので、完全再現は相当難易度が高いのだろう。
ロンドンフィル版は悲鳴のようなバイオリンや猛々しいホルンなどが入り乱れる鬼気迫る演奏でなかなかの逸品。
都響版ではドラムパターンに大きな変更があり若干ロック調な趣きがある。それぞれの楽団の特徴が出ており聴き比べてみるのも乙である。
バトルロード以降で使われている汎用シンセサイザー版では都響版オーケストラ準拠である。

DQ7

一部を除いた中ボス戦や【裏ボス】で使われるほか、イベントでも多用される。
最初に流れるのは、長い長い【謎の神殿】を突破して初めて【スライム】たちを目撃した時。そしてこの曲が流れたまま戦闘になる。通常戦闘曲の【血路を開け】よりボス戦用の戦闘曲のほうが先に流れる珍しい作品。
ふきだまりの町の【魂砕き】やルーメンが【ヘルバオム】に襲われた時など、切迫したイベントでもよく流れる。
緊急事態をよく表していると言えるだろう。

リメイク版

【すれちがい石版】のボスとの戦闘でも流れる。
装備品やモンスターの心目当てに石版に潜るやり込み派のプレイヤーは嫌というほど聞くことになる。
 
3DS版では【東京都交響楽団】が演奏したオーケストラ版が流れるが、先述の通り原曲よりもテンポが遅いためそちらに思い入れのあるプレイヤーにはやや不評。

DQ10オンライン

Ver.3より一部のボス戦(主にストーリーの中ボス格)で流れる。
詳しくはこちらを参照。

バトルロードシリーズ

大魔王の前に戦う、魔王【オルゴ・デミーラ】戦でも使われる。
原作ではこいつには使われていなかったが、中間にあたるバトルBGMがこれしかないこと、DQ7には【バラモス】【ムドー】のような前座的存在がいないことを考慮したセレクトであろう。

ヒーローズ1

【ドワドキア】のボス・【だいまじん】戦や【始原の里】【まおうのつかい】【キラーマジンガ】戦で流れる。

ヒーローズ2

【ツェザール】【ウイングタイガー】【デスカイザー】戦で使われている。

ライバルズ

「かみさま」「デスマシーン」登場時に流れる。
通常ボス戦BGMとしては、かなり遅く(8弾)の実装となった。

ウォーク

2021年3月開始のDQ7コラボイベント期間中、強敵モンスターやメガモンスターのデスマシーンとの戦闘BGMがこちらになる。
また、一部を除いたギガモンスター戦でも使われる。

ドラけし!

DQ2イベント「ロトの血を引く仲間たち」の強敵チャレンジで初使用。