【立ちはだかる難敵】

Last-modified: 2024-03-01 (金) 22:42:49

概要

リメイク版DQ4などで流れる、中ボス戦専用の戦闘曲。
FC版では終盤に戦う「地獄の帝王」と呼ばれる大ボスたちの曲として【邪悪なるもの】があったが、
それ以外の中ボス戦の曲がなかったために、PSでのリメイクに際してこの曲が新しく作られた。

DQ4(リメイク版)

初めて流れるのは【ピサロのてさき】。ただし【武術大会】では使われない。
 
KeyはDmを使用。FC版では通常戦闘曲がDmだったが、リメイクに際してCmに変更され、その代わりこちらが今回Dmになっている。
 
通常戦闘曲【戦闘~生か死か~】(PS版音源での曲名は【栄光への戦い】)の一部も織り交ぜて、リズムはトルネコシリーズのモンスターハウスを彷彿させる。
曲自体は緊迫感に溢れ、プレイヤーからの評価も悪くない良曲であるが、闇の世界の四天王を全て倒すと、ゲーム内で聞く機会がなくなってしまう。
【エッグラ】【チキーラ】もシステム上は裏ダンジョンのボス扱いなのだが、この曲は使われていない。
(使われているのは【楽しいカジノ】。)
テンポを通常戦闘曲より落として、行進曲風になった。
【戦闘~生か死か~】Cパートのメロディを色々とアレンジして曲が作られている。
一筋縄ではいかない強敵と戦っている雰囲気を見事に出している。
 
曲の出だしにPS版とそれ以外の音源で一部違う音が存在する。
PS版ではティンパニが主旋律を奏でる部分において、通常のオーケストラではティンパニは4つまでしか使えないので、オーケストラ版ではティンパニがカバーし切れない音域をトロンボーンが補う形で引き継ぐという編曲が成されている。
PS版DQ4以外の作品ではオーケストラ版が標準になっているので、PS版DQ4の曲調に慣れていると違和感を覚えること請け合い。

DQ10オンライン

Ver.4よりイベントや一部のボス戦に使用。
コインボスの【アンドレアル】【エビルプリースト】戦、および結界のほこらのボス4体ユニットである【結界の守護者たち】戦でも使用。
詳しくはこちらを参照。

バトルロード2

前座の魔王にあたる【魔剣士ピサロ】戦で使用。
こちらはテンポが随分と速くなっている。

DQM3

【暴将ディオロス】および【次元竜ネグル】戦で、そしてOPの一部でも流れる。本作のボス戦のBGMはモンスターズシリーズを優先していることもあり、意外と出番は少ない。

ヒーローズ1

【イーメス】【キングレオ】戦、ピサロ戦などで流れる。

ヒーローズ2

【カマン隊長】【ドドス隊長】【大峡谷】(南の戦い)、【ミュシャド】戦で流れる。クリア後に聴く機会がなくなるのはある意味原作再現。

ライバルズ

主にDQ4のボス召喚時に流れる。
原作でこの曲が流れたピサロのてさきやうらぎりこぞう等では、レジェンドではないので流れない。「エッグラ&チキーラ」も実装当初はこの曲が使われていたが、後に原作と同じ楽しいカジノに変更された。
 
余談だが、BGM「立ちはだかる難敵」が流れるカードは長らくキングレオ(とその復刻版)だけで、キングレオの主な役割は隙を見せた相手に速攻によるトドメ(=出番が来たとき試合が終わる)だったためこの曲はろくに聞かれず、しばしば「リーサル(=勝ち確定)のテーマ」などと呼ばれたり呼ばれなかったり。
現在はエビルプリーストなどでも流れるが、チェックメイト状態になることが多いのは変わらず。

ドラけし!

DQ4イベントのボス戦で流れる。

ウォーク

大半の強敵モンスターとの戦闘やメガモンスターのキングレオ、バルザックビーストとの戦闘で流れる。
また、メインストーリー7章以降は10話以外のボスについても一部を除きこちらが流れるようになった。同時に6章のボスも2話と10話を除きこちらに変更されている。
現時点でこの曲を最も頻繁に聴くことになるのは間違いなく本作であろう。