【補習授業 15時間目】

Last-modified: 2018-12-11 (火) 20:23:08

DQ9

クエストNo.183。
2010年7月2日に配信開始された追加クエスト。
依頼人は【エルシオン地下校舎】の奥に居る自称「【どくばり】教師」のユキサラ。
彼女は【エルシオン卿】ほど校則に厳しくはないため、話しかける際の【エルシオン流あいさつ】は不要。
15時間目とあるが、全武器スキル+素手スキル+盾スキルを足すと14になるため、これらのクエスト群が補習授業1~14時間目にあたるのだろう。
 
その内容は「【デスカイザー】にどくばりの通常攻撃の1ダメージで止めを刺せ」という鬼畜極まりないもの。
デスカイザーは火山タイプの【宝の地図】のSランクにしか出現しないため、まず出会うのが一苦労。
運よく地図を引き当てたとしても、デスカイザー自身はもちろん、周囲の【モンスター】なので、かなりの【レベル】が必要となる。
 
デスカイザーの【HP】は1056(実際は乱数によって誤差があり、897~1110程度)。
1000程度削ったらあとはひたすらどくばりで刺しまくろう。
「急所に当てたのでは駄目」とのことだが、デスカイザーは急所に当たって【即死】することがないので、その点は安心していい。
 
とまあ、これだけ聞くと最高レベルに面倒な【クエスト】なのだが、実は抜け道がある。
どくばりを装備したキャラが【やいばのぼうぎょ】【やいばのよろい】【スパイクレガース】の反射ダメージでデスカイザーに止めを刺すと、なぜか「どくばりの通常攻撃で止めを刺した」ことになるのである。
スタッフが意図して仕込んだものではないだろうが、普通にやると凄まじくダルいうえ、相当な時間を要するので利用して損はない。
 
結果を報告すると、お礼に「メタルであろうと確実に急所を刺すどくばり奥義」を伝授すると言われ、「おお!」とプレイヤーのテンションが上がったのも束の間、「ごめんなさい、そんなものはないの」とまさかのコメント。
自称「どくばり教師」ならそれぐらい用意してほしいものである。
 
実際の報酬は 【こがらしのダガー】
よほど一撃必殺にこだわりがあると見える。
 
なお、クエストクリア後に彼女が語るところによると、かつてエルシオン卿は「どくばりの授業など不要」と彼女を家庭科の教師にしたらしいが、あろうことか彼女はどくばりと裁縫の針を間違えて使った挙句、それで指を刺して死んでしまったという。
何をどうやったらどくばり(片手で握るサイズ)と裁縫の針(ご存知の通りの細さ)を間違えることが出来るのか、全くもって理解不能である。
まあモノがモノだけにあっという間に毒が回って死んでしまったのかもしれないが、こんな死に方をしたならどくばりがトラウマになっても不思議ではない。
が、未だどくばりへの愛着を失わない辺り筋金入りのどくばりマニアである。
 
繰り返し受注することも可能だが、2回目以降の報酬は【うらみのほうじゅ】とショボいので、やめておいた方がいいだろう。
エルシオン卿への怨念が具現化したものなのだろうか?