【Love Song 探して】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:10:07

概要

DQ2で使われる楽曲の1つ。復活の呪文入力時や冒険の書の画面の曲。
 
構成=A:17小節、B:8小節、C:12小節、D:11小節
調=A:ト長調(G)、B~C:ト短調(Gm)、D:ト長調(G)
BPM=152(SFC版)
拍子=4/4
 
ドラクエらしからぬ曲名を持つ。DQ2を象徴するようなポップな曲。
【東京弦楽合奏団】版では8小節のイントロ、9小節のエンディングもあり、サクソフォンやエレキギター、ドラムセットなどが使われて、まさに昭和時代のポップスそのものである。
また、上記構成はSFC版のものだが、Dの部分は機種や演奏団体によって長さに違いがあり、FC版では13小節、東京弦楽合奏団版では1周目が15小節、2周目が9小節。オーケストラ版はSFCと同じく11小節である。
 
FC版DQ2発売当時、アイドル歌手【牧野アンナ】が歌ったイメージソングがレコードやカセットテープとしてリリースされた。作詞は三浦徳子。
【アポロン音楽工業】から発売されており、当時の風潮を感じる曲になっている。
2018年にSOLID RECORDSからレコード盤が復刻されている。
 
オーケストラ版やSFC版では、【間奏曲】と同様に弦楽器のピチカートで演奏され、可愛らしい曲になっている。
 
曲としての人気は高く、DQ5発売後の【ドラゴンクエストマスターズクラブ】の、「シリーズ中で好きな音楽は?」という人気投票では、見事5位を獲得している。
因みに英語圏では、元の歌詞にも含まれる"Only Lonely Boy"のタイトルで知られている。

DQ2

【名前】【復活の呪文】の入力時(リメイク版は【冒険の書】メニュー)に流れる曲。
また、『ドラゴンクエストI・II・III』では、「資料をみる」モードのBGMにもなっている。
 
FC版では前述のボーカルバージョンをベースにしたアレンジにしていると思われる。
MSX/MSX2版ではより歌唱をイメージしたアレンジが加えられた。
また、【アンナ】本人が【ペルポイ】の歌姫として登場し、話しかけるとこの曲を歌い始めるため、ペルポイの町を出るか宿屋に泊まるか【やまびこのふえ】を使うまでBGMがこの曲に変わる。
リメイク版ではアンナという名前ともども、この演出が一切なくなった。
 
FC版では復活の呪文が最大52文字もあったため、呪文を間違えて入力したり、復活の呪文のメモの字が判別しづらかったり、そもそもメモの方が間違っていたりと、当時はすんなりと復活できないことが非常に多かった。
【じゅもんが ちがいます】と言われ苦労して修正点を探している間も、この曲は延々と流れ続ける。
この結果、この曲に重大なトラウマを負ってしまったプレイヤーも多い。
しかし、この曲だったからこそ少しは気が紛れた、救われたというプレーヤーもいたのではないだろうか?
色々な意味で、オリジナル版をプレイした人にとっては印象深い曲である。

リメイク版では先述の通り、弦楽器のピチカートによるテンポの速いアレンジになっており、DQ4以降の【間奏曲】に近い雰囲気になっているが、ボーカル曲的な抒情的なメロディラインが印象的だっただけに好みはやや分かれるところ。

DQ10オフライン

【酒場】でフレンドのじゅもんを入力する時に流れる。

DQ10オンライン

Wii版・Windows版のバージョンアップの際などに流れる。
詳しくはこちらを参照。

剣神

ステージやミニゲーム等の遊ぶモードを選択したり、名前や復活の呪文を入力したりする画面で使われている。

バトルロード2・バトルロード2レジェンド

冒険の書メニュー画面でFC音源で使用されていた。

いたストSP、ポータブル

メニュー画面でオーケストラ音源が使用されている。

ヒーローズ1

「マニュアル」の項目を開くと流れる。

シアトリズム

難易度ふつう難しい激ムズ
総トリガー112209250

FMS。本曲以外の楽曲(DLCを除く)全てをプレイすると解放される。
 
また、初回特典(ダウンロード版は早期購入特典)の3DS【テーマ】「ドラゴンクエスト音楽隊」のBGMとしても流れる。

ビルダーズ2

タイトル直後のメニュー画面で流れる。

星ドラ

データのダウンロード画面で流れている。

ウォーク

バレンタイン・ホワイトデーなどの恋愛関係のクエストや、DQ5コラボイベントの嫁と巡る旅の際などで流れる。

ダイの大冒険アニメ版(1991)

番組の開始前と終了後のスポンサー紹介時の提供クレジットと、ベンガーナでデパートに馬車で向かうシーンで流れている。

蒼天のソウラ

15巻の海底離宮編で登場。NPCのアイドルユニット[ExtE(エクステ)](【旅芸人】【踊り子】たち)の【連携】技として登場。
4ページに渡って朗々と歌い上げることで、【たたかいのビート】と回復のバラード(恐らく【回復のララバイ】【魔力のバラード】が混ざった誤記と思われる)と【よみがえり節】【覚醒のアリア】が同時発動し、冒険者たちの継戦力を強化することで数的不利を跳ね返した。

その他

かつてはプロ野球・千葉ロッテマリーンズの応援歌として使われていたこともある。
歌詞「俺たちの誇り千葉マリンズ。どんな時も俺たちがついてるぜ。突っ走れ、勝利のために。さぁ行こうぜ、千葉マリンズ。ララララララ」
これに限らず、ロッテの応援歌は一風変わった歌の替え歌が多い。

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