【りりょくのつえ】 の変更点

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*概要 [#ba39e97e]
杖系武器の一種。 漢字表記すると「理力の杖」。
イラストでは槍っぽい感じの杖。なお「理力」という言葉自体は造語で、ごく初期の「スターウォーズ」で「フォース」の邦訳として使われていた。(公式ガイドブックの武器の項の英語表記でも『Staff of Force/スタッフ オブ フォース』と書かれている)
作中での扱いは「MPを物理的な力に変えて攻撃」という意味合いだと思われ、実際「魔力を杖に込めることで打撃力に変換する武器」ということになっている。
 
物語中盤辺りで入手でき、[[【魔法使い】]]系が装備できる武器としてはなかなかの攻撃力を持つ。 
攻撃力はリメイク版DQ3では65、それ以外は一貫して55となっている。価格もずっと2500Gを貫いている。
 
この武器の最大の特徴は、攻撃するたびに毎回MPを3ポイント消費するいう効果。
MP消費はデメリットであるので登場時期や値段の割に攻撃力が高いのだが、攻撃力が高いといっても極端な数字ではなく、元々魔法使いキャラ自体が力が低く設定されており、[[【戦士】]]や[[【勇者】]]といった前衛の攻撃力には及ばない。そもそも魔法使いが攻撃したいなら攻撃呪文を使えばいいし[[【僧侶】]]なら回復用の魔力を削るのはもったいないので結局のところMP消費に見あった威力は期待できない。
使いどころを挙げるならば、呪文を封じられた時や、攻撃呪文への耐性が高い敵への攻撃手段などがある。
DQMBでも「呪文を封じられた大魔導士が使っていた杖」と説明されている。しかしこうした状況下での魔法使いは、道具でサポートに回るか、思い切って防御したほうが良い場合が多く、わざわざ買ってまでこの武器を振るうことはそうそうないだろう。
面白い効果ではあるが総合的に見ると使い勝手は良いとは言えない。
DQ3から3作連続で登場したがいずれも作中での扱いは微妙で、DQ5を最後にシリーズでの採用はパタリと途絶えてしまった。
近年の作品では杖はむしろ使用者の魔力を増幅して打撃と共にMPを回復してくれる武器として定着しているため、それと正反対の効果のこの杖の復活は難しいだろう。
DQ3から3作連続で登場したがいずれも作中での扱いは微妙で、DQ5を最後にシリーズでの採用はパタリと途絶えてしまった。(DQ7にてこの武器の上位互換的な存在である[[【えいゆうの杖】]]が現れたが、やはり1作のみの短命で終わっている)
近年の作品では杖はむしろ「使用者の魔力を増幅して打撃と共にMPを回復してくれる武器」として定着しているため、それと正反対の効果のこの杖の復活は難しいだろう。
 
呪われていないのに明確なデメリットを有する、シリーズでも数少ない武具とも言える。ついでに、シリーズ初の『戦闘中に道具として使っても呪文と同じ効果の発生しない杖系武器』でもある。攻略本等で予備知識を仕入れずにこのアイテムの名前を見ると、如何にも強力な使用効果を秘めていそうに感じなくもない、実際に道具使用してみてアレっと思った者も少なくない。
 
「魔力を攻撃力に変換している」設定に反してMP0の状態でも威力を落とさずに使用可能であることが多い。
MP切れならばノーコストで使えるので、最後の悪あがきとして運用することも一応可能である。
しかし、魔法使いのMPが0になっている時点でパーティは相当消耗しているはずだし、そうなる前に[[【リレミト】]]や[[【ルーラ】]]を使うプレイヤーがほとんどではなかろうか。
なお例外として、今のところFC版のDQ4とPS2版DQ5でMP0時に攻撃力が落ちることが確認されている。
設定としてはむしろFC版DQ4やPS2版DQ5の仕様が正しいと言える。
 
DQ7にてこの武器の上位互換的な存在である[[【えいゆうの杖】]]が現れた。
 
  
デザイン的には杖の先に特徴的な形をした刃がついており、その中心に青い宝玉のようなものがあり、前述の通り槍っぽい。
これでは杖というより槍系武器だというべきだろう。そして理力はどこいった。
実際、ロトの紋章では突き刺して使用している他、リメイク版DQ3でも槍系武器と同じ攻撃エフェクトである。
 
またDQ3の[[【ファミコン神拳 奥義大全書】]]では、上記の理力=フォースという解釈に則ってか「木製のライトセイバー」といった風情のイラストが与えられていた。
しかも装備モデルの女魔法使いがどっかで見たようなフード付きマントを着ているという徹底振り。
*DQ3 [#la09c3c3]
FC版では[[【アッサラーム】]]の[[【ぼったくり商店】]]と[[【テドン】]]で売られている。
[[【僧侶】]]、魔法使い、[[【賢者】]]といった呪文系職業が装備可能。
魔法使いにとっては、数値上はこれが最強武器である。
 
本作が初登場ということで、効果について下記のように説明をしてくれるNPCが[[【バハラタ】]]にいる。
>りりょくのつえは MPのちからを
こうげきりょくに かえて
てきを こうげきする ぶきだ。
たたかうたび MPをつかうが
まほうを ふうじられたとき
これで たたくとよいだろう。

デメリットがある分、同程度の攻撃力の武器の中では断トツで安い(攻撃力が15低い[[【てつのおの】>【てつのオノ】]]と同じ価格)。
僧侶や賢者に装備させれば20~30程度のダメージが見込めるので、安定して効く[[【ヒャド】]]と考えられなくもない。
しかし、アッサラームで買おうとすると5000Gと高く、まともな価格で買えるテドンでは同じ武器屋に格上の[[【ゾンビキラー】]]が売っているので影が薄い。
しかも、陸路で行けるムオルではほぼ同じ価格でデメリット無しの[[【さばきのつえ】]]が購入できたり、船を手に入れた直後からノーコストでベギラマを撃てる[[【いかずちのつえ】]]を取りに行けてしまう。
いかずちの杖を呪文が使えない仲間に持たせる場合なら、上述の通り本作ではMP0でも威力は変わらないため純粋に攻撃力が高い武器になってくれるが、ピンポイントすぎるケースなのでそれだけのために買う価値があるかと言うと…。
 
魔法使いにとっては最強の攻撃力を持つ武器ではあるが、それにしたって装備者の[[【ちから】]]が低すぎるため、冒険後半になるとこの武器でも大したダメージは与えられず、ただMPを浪費するだけである。
後半になってこれで叩くくらいなら、いかずちのつえを振りかざした方がマシ。というか魔法使いは素直に[[【呪文】]]で攻撃しよう。
 
[[【転職】]]で力の強い魔法使いを作るのであればこれくらい攻撃力のある武器が欲しいところだが、そもそもそれ自体がほぼ道楽である。MP消費のデメリットを考えてもゾンビキラーを装備した僧侶や賢者のような感覚で道中のザコを気軽に叩くわけにもいかず、やはり使いどころは限られる。
攻撃呪文の通りが悪いボス相手にどうしても打撃戦力を増やしたい場合は貴重な戦力となりえるが、極端な後衛偏重パーティでもない限りはそういう需要もそうそう無く、やはりピンポイントすぎる。
 
ちなみに、[[【パーティアタック】]]で味方を攻撃した時はMPが減らない。
**リメイク版 [#l71f1c97]
攻撃力が65に増加し、[[【ゾンビキラー】]]や[[【くさなぎのけん】]]と同等になった。
アッサラームで買えなくなったので、入手可能時期はやや遅くなったが、船入手前の[[【バハラタ】]]でまともな価格で買えるようになった。
とは言え、ライバル武器も増加し、特にグループ攻撃武器の追加に押されてさらに利用価値は低下した。
 
FC版にはなかった[[【性格】]]システムを利用して、力重視の性格で育てた僧侶ならそれなりに使いこなすことも一応は不可能ではないが貴重な僧侶のMPを消費するので……。
***GBC版 [#lad479c9]
[[【ルビスのけん】]]が追加されて、魔法使いの最強武器ではなくなった。
**小説版 [#c9cfe52e]
[[【ポルトガ】]]で[[【商人】]]のサバロが、[[【船】]]とセットでくれる。
魔法の威力を増幅するという設定で、魔法使いのリザが愛用するようになる。
使うと魔力が削られるゲーム版とはある意味正反対の設定である。

*DQ4 [#c0ac9587]
第五章の[[【サラン】]]の隠し武器屋と[[【スタンシアラ】]]の昼間営業している方の武器屋で販売。
[[【クリフト】]]、[[【ブライ】]]、[[【マーニャ】]]、[[【ミネア】]]が装備可能。
 
ブライとマーニャの最強装備が一品ものの[[【マグマのつえ】]]で競合するため、当たらなかった方にとっては、攻撃力だけなら最強武器となる。
いくらマグマの杖が一品物とはいえ、こちらはMPを3消費するという代償を払っているのに、その肝心の攻撃力まで劣っていては立つ瀬がない。しかも入手時期までほとんど変わらないのでは尚更。
もっともこれを装備したところで2人とも素の力が低すぎて大したダメージにならないので、強力な特殊能力のある[[【どくがのナイフ】]]か[[【どくばり】]]、あるいは逆にMP吸収能力を持つ[[【まふうじのつえ】]]あたりを装備させた方がいいだろう。
 
一応、[[【バルザック+】]]討伐前まではミネアの最強武器なので、力が魔法職の中では比較的高い彼女に持たせればそこそこのダメージを期待できるが、それでも[[【会心の一撃】]]以外は高くて[[【ヒャダルコ】]]や[[【バギマ】]]程度のダメージしか与えられないので、単体相手でも[[【てんばつのつえ】]]によるMP無消費のバギマで戦ってもらったほうがいいぐらい。
更にバルザック+は守備力が100と高いので尚更(バルザック+はバギ系に無耐性)。
いずれにせよMP3を消費するリスクに見合うとは言い難い。
バルザック+を討伐直後にはマグマの杖が手に入るので、尚の事不要。
クリフトは[[メダル>【ちいさなメダル】]]さえあれば船入手直後に手に入る攻撃力100の[[【きせきのつるぎ】]]を装備できるので、まず不要。
一応、この4人にとって市販品では最強の攻撃力を持っているため[[【公式ガイドブック】]]下巻に載っている「キャラクター別装備ランクアップ表」では最終装備になっているが、実際には一時的に使わせた人すら限りなくゼロに近いだろう。
 
本作では、MPが2以下の時は与ダメージが半減する仕様がある。
前作よりも仕様が厳しくなったが、それでもそこそこのダメージを与えることが可能。
とはいえ上述の通りの残念な性能なので、これを気にする以前の問題だろう。
 
敵では[[【ベレス】]]が落としていくことも。
時期的に役には立たないが、ちょっとした金策にはなる。
 
[[NPCとして戦う>【NPC戦闘員】]][[【ルーシア】]]はこれを装備しているためMPの枯渇が早い。
それでいて、力も低いので大したダメージを与えられず殆どMPのムダ使いにしかなっていない。
**リメイク版 [#gfb74a94]
表記は「りりょくの杖」。
本作のみ公式イラストが他と異なり、いかにも魔法の杖っぽいデザインになっている。
 
プレミアムバザーでも買えるようになったが、最速入手時期は同じ。性能や立ち位置も変わらず。
マーニャが[[より強いデメリットなしの武器>【あくまのツメ】]]を装備できるので、まず最終装備の候補に残ることはない。
 
なお[[【ドラゴンクエスト4のあるきかた】>【あるきかたシリーズ】]]では[[【ふしぎなボレロ】]]・[[【しあわせのぼうし】]]・[[【めがみのゆびわ】]]と共に装備させてこの武器のMP消費を帳消しにする組み合わせが紹介されていたが、これらの防具を入手する頃に理力の杖を現役で使い続けているプレイヤーが果たしているのかどうか……。
また同じページに「クリフトの高い[[【かしこさ】]]を攻撃力に変換できる」と書かれているが、真っ赤な嘘なので鵜呑みにしてはいけない。
装備者の頭の良し悪しはこの武器の威力に全く影響しない。
*DQ5 [#i5effff3]
[[【テルパドール】]]と[[【エルヘブン】]]で販売されており、
[[【ビアンカ】]]、[[【フローラ】]]、[[【女の子】]]と、[[【装備グループ】]]Gのモンスターが装備可能。
敵では[[【ひくいどり】]]が落としていくこともある。
今作では魔法使い系キャラにはグループ攻撃できるムチがあり、そちらの方が明らかに有用なので、この杖の存在価値は皆無。
一応攻撃力だけならテルパドール時点でのビアンカ・フローラ・[[【まほうつかい】>【マーリン】]]の最強武器ではあるが……この面々に打撃(しかも単体攻撃)の威力を期待するプレイヤーがどれだけいるというのか。
仮に購入したとしても、フローラ以外の二人はそれから程なくして[[【メラミ】]]を覚えるので……。

**リメイク版 [#v73f8cb5]
前述の通りPS2版ではMPが0の時に攻撃力が落ちるものの、なんとその際にこの杖の攻撃力は0まで下がってしまう。したがって最大MPが0の[[【エンプーサ】>【キャシー】]]に持たせると悲惨。
またMPが3に足りなくても、1か2でも残っていれば(一発だけ)通常通りの攻撃力を発揮できる。
ちなみにPS2版のガイドブックでは[[【ストロスのつえ】]]とイラストが取り違えて掲載されていた(DS版では修正された)。

*DQMB2 [#DQMB2]
第六章から登場した魔法使い専用の杖。 
ステータス上昇量はちから+35 みのまもり+14 すばやさ+7。 
使える技は「フールストライク」と「とっぷう」。 
前者は[[【マジカルメイス】]]の「フールブレイク」の全体攻撃版で、
相手のかしこさとの差で威力が決まる耐性無視のダメージを与える。
後者は杖から竜巻を出して相手単体に風属性のダメージを与える。
 
対人戦ではフールブレイクの会心発生率から[[【メタルキングのたて】]]で警戒されるので、
マジカルメイスに代わってこちらの杖が使われる事も多い。 
かしこさが上がらないので、賢者の場合は[[【マジックダブルスキャン】>【ダブルスキャン】]]を利用してかしこさを上げる等の工夫をしよう。
 
本作にはMPの概念がないため、シリーズ本編とは異なり強力な武器として活躍する。
ただし他の杖系武器と違ってかしこさが増加しないという点で、本編と同じ「物理攻撃向きの杖」である点を再現している。
*ドラゴンクエスト ダイの大冒険 [#h0f91bee]
理力の杖そのものも存在するようだが、似た原理の[[【光魔の杖】]]の説明で事例として登場するのみで実物は未登場。
デザインは本編と同じで、力の弱い魔法使いが使用する魔法力を打撃力に変換する杖だという。
ただ、力には上限があり、威力そのものは誰が使ってもたいして変わらない、とのこと。
 
一方、理力の杖をモデルに作成したとされる光魔の杖と[[【ブラックロッド】]]は力の上限がなく、使用者の魔法力次第で際限なく攻撃力が上がる。
光魔の杖は腕に鎖が巻き付き全力で魔力を吸って光の刃を展開する仕組み。[[【バーン】]]の莫大な魔力を吸うことでオリハルコンの剣をもへし折る驚異的な強度を見せつけた。ただしその分魔力消費も異常で、バーンですら呪文の威力の低下を感じさせるほどに魔力を消耗していた。
ブラックロッドの方はもっとコンパクトに作られており、常時魔法力垂れ流しの光魔の杖と違い、使用魔法力の調整が容易にできるコスパ重視の優れモノ。
DQ本編にも似たようなMP消費による攻撃力変動システムがあっても面白かっただろう。
(ある意味、全MPをそのまま威力に転換する[[【マダンテ】]]がこれらの武器、特に光魔の杖の方に近いと言えば近いか)
*ロトの紋章 [#d679e833]
神官[[【タルキン】]]が使用。
アリアハンの激闘でバギも使えなくなるほどMPが減った状態で使用しており、MPがなくてもそれなりの攻撃力を発揮できることを反映している。
ちなみに、バギが使えない状態(MP3以下)でこの杖で1回でも攻撃すればMPは0になるはずだが、このあとメガンテを唱えているので、根本的に原作とは性能が違うのかもしれない。
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