概要
【かいがらぼうし】をかぶり、特徴的な髭をたくわえた魔法使いの老人のモンスター。【まほうつかい(DQ5)】のように両手を高く上げた万歳のポーズをしている。
【ネーレウス】、【ハッスルじじい】の色違いで、青色のローブを着ている。同色のボスに【転生大王】がいる。
DQ5以降音沙汰なくDQ11で復活し、新たな上位種が際立った存在感を発揮した仲間に【マムー】系統がいる。
ところでじじいは男性老人を罵る単語でもあるがモンスター名として使ってもよかったのであろうか。
6の【もりじじい】や11のハッスルじじいを見るに特に問題はなかったようだが。
日本の妖怪であれば「○○じじい」「○○ばばあ」のようなネーミングは割とポピュラーなのだが、もしかしたらコイツもそういうノリなのかもしれない。
一方で、「ばばあ」はダメだったようで、DQM1のババーガールは後に「バニーばばあ」ではなく「バニーおばば」と、ちょっと上品(?)に修正されている。
名前の響きが【まほうおばば】に似ている。じいさんとばあさんと対になっているということだろうか。
なお、こいつの系統はモンスターズシリーズには未だお呼びがかかっていない。イルルカSPにおいても、他のDQ11復活組が多くモンスターズに初参戦を果たしている中、この系統は登場出来なかった。
DQ5
【ネッドの宿屋】周辺と【チゾットへの山道】に出現する。
「まほう~」という名の通り呪文を得意とし、【ベギラマ】と【ベホイミ】を唱える。DQ5には存在しない【バシルーラ】を除き使用呪文が【まほうおばば】と被りまくっている。
じじいという身も蓋もないネーミングのことを考えると偶然ではない気もする。
同じ人型魔道士系列の【まほうつかい】の系統3種が序盤を担当するのに対してこの系統は中盤の担当。
ちょうどあちらの最上位種の【グレゴール】が出なくなった頃に引き継ぐかのように出てくる。
行動パターンはランダム行動(偏向型)(ベホイミ>ベギラマ>通常攻撃>通常攻撃>ベギラマ>逃げる)でベギラマのスロットはどちらも【制限行動】。
HPが減っていなければベホイミはキャンセル、こちらがかなり強くないと「逃げる」もキャンセルするので、1体だけならベギラマか打撃をほぼ半々の確率で選択する。
最大4体1グループの集団で現れることもあり、1ターンに2発までベギラマを唱えられる。もちろん2グループに分かれていれば3発くることもある。
MPはベギラマ2発分持っており、見た目の割にHPと守備力もそこそこあり、各種【複数攻撃武器】がそろそろパワー不足に感じ始める時期なので集団だと少々手こずる。
【きせきのつるぎ】や【メラミ】なら1撃で倒せる。
1ターンで数を減らすのが難しそうならまずは弱耐性の【マホトーン】で呪文を封じておくのも手。パーティに習得キャラがいなくてもすでに【まふうじのつえ】を手に入れているはずなので、誰かに持たせておけばAIが随時使ってくれる。
魔法が使えなくなれば、もはやただの「じじい」である。
休み耐性も低いので、【キラーパンサー】や【イエティ】を使っているなら【おたけび】で動きをとめてくれる。
倒すと【まほうのせいすい】を落とすことがある。上位種のネーレウスの落し物(かいがらぼうし)よりもよっぽど役立つ。
なお仲間になるのはネーレウスの方だが、その歩行グラフィックの色はこいつである。
他の同例のモンスターと共に、開発中の変化が気になる。
DQ11
【霊水の洞くつ】、【ソルティアナ海岸】、海に出現。3DS版や2Dモードでは【カンダタ】が根城にしていた【デルカダール南の島】、2Dモードではさらに【名もなき地】(【忘れられた塔】北西の魔法使いばかりのエリア、【クレイモラン城下町】北東の怪人系ばかりのエリア)でもエンカウントできる。
霊水の洞くつのみ、世界に異変が起きた後も出現する。
最大5体の集団で出現し【ギラ】を連発してくるほか、れんけいで【クロスギラ】を唱えることも。クロスギラはここのボスの【シーゴーレム】の【みずばしら】よりも痛い。
素早さがかなり高く、攻撃力も見た目の割に高い。ギラは制限行動だが1ターンに3回まで使えるので、集団で現れた際に素早く殲滅するのが難しい場合はマホトーンを使おう。
ドロップアイテムは、通常が【まほうの小ビン】でレアが【きぬのローブ】。
PS4版等であれば倒れる瞬間にパンチラを拝める。…誰得だろうが…。
邪ver
過ぎ去りし時を求めた後の海に雨天時のみ登場。
通常版は内海の西側に出現したのだが、なぜか邪は東側に出現する。
クエストや小島の宝箱の回収で出向く機会がある外海や西の内海に対し、東の内海はルーラで直通可能な【海底王国ムウレア】以外には施設や島がなく、過ぎ去りし時を求めた後に図鑑埋め以外で海域を訪れる理由が一つもない。
ましてや雨天限定とあって、PS4版、及びSの3Dモードではトップクラスに出会いづらいモンスターである。
3DS版では通常版同様にデルカダール南の島でもエンカウントできるため、【ケトス】で直接島に行けることもあってPS4版よりは多少出会いやすい。
2Dモードなら名もなき地でも天候に関わらずエンカウント出来る。忘れられた塔北西の他、【バクラバ石群】北や【ホムラの里】北西の名もなき地でも周辺の地域に生息するモンスターに混じって出てくるが、クレイモラン北東には出なくなっている。
ギラが【ベギラゴン】に強化されている他、れんけいで【クロスベギラゴン】を唱えることも。
ドロップアイテムも通常枠がまほうのせいすいに変わっている。
ライバルズ
第5弾「勇気の英雄譚」に収録された共通のスーパーレアカード。
4/4/4
味方ヒーローのヒーロースキルはコストが1下がる
味方のヒーロースキルを使いやすくする効果を持っている。
蒼天のソウラ
11巻で登場。500年前の【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】の一員で、【まほうおばば】と共に【真の太陽(ヴェリタ・ソルレ)】の戦士を【バギマ】で迎撃した。