【やまねずみ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:22:12

概要

DQ2に初登場したモンスター。山鼠。
【おおねずみ】【おばけねずみ】の下位種で、系統の最下位。
 
彼はDQ2のみの登場であり、上位種に比べて地味。
上位種である大ねずみは【栗本和博】によって【怪傑大ねずみ】として四コマ漫画劇場で大活躍、DQ5にもお化けねずみと共に再登場するが、なぜか山ねずみだけリストラ。その上リメイク版ではなんと大ねずみは仲間になる(わざとではないかというほど使い物にならないけど)。
さらに大ねずみは【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】にもメインキャラとして出演、と非常に華々しい活躍をしている。
おばけねずみも、【レヌール城】をクリアできるまで【サンタローズ】に行ってはいけないという門番的な役割を果たし、大いに知名度を上げた。
上位種たちがこういう状態なのに対してこいつは本編再登場を果たせていない。
過去作のモンスターがことごとく登場している星のドラゴンクエストではさすがにお呼びがかかった。よかったね。
また、DQ2の世界を基本としたビルダーズ2にも登場している。

DQ2

【サマルトリア】から西方に少し離れたフィールドや【勇者の泉の洞窟】【ローラの門】周辺に出現する。
順当に想定されたルートの通りに冒険した場合は、サマルトリアから勇者の泉の洞窟に向かう道中で出会うことになるだろう。
また、【ローレシア】の南の橋を渡った先にも出現するので、冒険開始直後にうっかり迷い込んだらまず太刀打ちできない。
【ローレシアの王子】1人のときにこいつの出現エリアに突入するならLv4は欲しいところ。もちろんこちらの戦力が整ったらただの雑魚モンスターと化す。
パラメータはほぼ【ドラキー】と同じ(攻撃力と呪文耐性を除く7項目が1または2高いだけ)なので、Lv4で【かわのたて】を装備しているのなら恐れるような敵ではない。
攻撃は打撃のみだが、こちらが強いとよく逃げる。ネズミのイメージ通り上記ドラキーよりも3倍逃げやすい。
具体的には【ローレシアの王子】はLv6からLv7に上がるときに力が9ポイントも跳ね上がるので、これ以降は逃げ出すようになる。
倒すと高確率で【やくそう】を落とす。
 
ちなみに名前の割には山地よりも平地や森、および洞窟で遭遇する機会が多い。なぜか【ベラヌール】東の島にも【キングコブラ】とともに場違いな出現をする。これではしまねずみである(一応山地もあるが)。

リメイク版

通常モンスターで唯一すばやさが上げられている(7→8の1ポイントのみ)。
すばしっこいネズミのイメージに合わせたためか?
ドラキーの弱体化もあり、差別化がなされた。
固定モンスターを含めても他は【アトラス】のみであり、謎の優遇を受けた。

小説版

セリアの敵討ちのために城を飛び出したコナンの前に出現した。
そしてコナンは逃げ出した。

ビルダーズ2

他の色違いと共に登場。
【からっぽ島】【赤山岩】【マーブル岩】の地形に出現する。初期状態の島では赤の開拓地にある地形だがすぐにオアシスに開拓されるのでそれまでの運命。水入れをしているときに邪魔してきてウザがられる程度の存在。
【ゴロゴロ島】の岩山にも出現するのでこちらを狙ったほうがいいだろう。といってもわざわざ相手にする価値のある敵でもないが。
倒すと【毛皮】をドロップする。
 
【モンゾーラ島】では上位種2匹と一緒にいる個体が存在しており、シドーの態度に腹を立てて襲い掛かってくるがシドーに叩きのめされたことで怯み、戦闘後は【メギラ】についての情報を教えてくれる。

ライバルズ

おおねずみの効果で場に出てくるカードとして登場した。
スタッツは1/1だが条件を満たすと2/2(弱体化前は3/3)で場に出てくる。

ロトの紋章

そんな地味なこのモンスターにも数少ない活躍(?)がある作品。
 
【魔剣ネクロス】に魅入られた【サーバイン】の手によって剣王の里の人々は惨殺されるが、キラの母・へザーはとっさに変化の杖で山ねずみの子供をキラの身代わりにして、キラが殺されるのを防ぐことに成功する。
…どう見てもとばっちりで影武者にさせられたようにしか見えないが…。