【ダークホビット】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:04:52

概要

DQ6で初登場したモンスター。
茶色い体色で、いかつい顔が描かれた白い盾を装備している小人。
下位種に【シールドこぞう】【ビッグフェイス】がいる。
 
【ホビット】との関係は不明。
DQ7には【ダークドワーフ】がいるが別物であり、こちらは斧を持っている。
例によって海外版ではホビット(hobbit)がトールキンの著作権関係で自由に使えないため、Grim grinnerという名前になっている。
 
ついにまずいと判断されたのかDQタクトにおいて全く同じ外見の「ダークポックル」が実装され、DQ10でもVer.6.1より名前がダークポックルに変更された。
この「ポックル」は【コロボックル族】と同じ、アイヌの伝承に登場する小人「コロボックル(コロポックル)」に由来する。

DQ6

上の世界の【レイドックの井戸】に住み着き、【おばさんのゆびわ】をご大層にも宝箱に入れて守っている。
名前といい、指輪を後生大事に守るあたり、恐らく元ネタは『指輪物語』のスメアゴルことゴラムであろう。
笑い方は「ゲヒゲヒゲヒ」という珍妙なもの。
 
たかが指輪如きを守るシチュエーションは馬鹿臭いが、【レイドック】到着直後の時点では文字通り場違いな強敵。
【シールドこぞう】が楽に倒せるようになったかな、という実力になった頃に、なんと系統最上位種のこいつが中ボスとして出てくる。
【試練の塔】で戦う【とうのへいたい】よりHPは低いが、攻撃力はこちらの方が一回り高い。
この時点の主人公のHPだと2~3回耐えるのがやっとで、ホイミで回復しての長期戦をやらざるを得ない。
さらにすばやさが中途半端にあるせいで、先攻になるか後攻になるかが安定せず、回復するタイミングに悩まされる。
最低でも主人公が【ルカニ】を覚えていないと厳しいだろう。安全に倒したいなら【ハッサン】加入後に挑むといい。
通常攻撃のほかに【だいぼうぎょ】を使うが、1対1の戦闘においては基本的に時間稼ぎにしかならない。
むしろホイミを使ったターンで大防御してくれるとラッキーである。
 
後々になって、【地底魔城】【ゲントの村】周辺で通常出現するようになる。同種4匹組での出現が多い。
が、この時期になると周りの敵と比べると守備力が高そうで低く、攻撃力もあまりない。
下位種2体が時期に反してやたら硬かったのに、上位種になって何故か不遇の弱体化…。
はっきり言って弱い。レイドックに始まりレイドックで終わるキャラと言えよう。
ただ、【だいぼうぎょ】を頻繁に行うため、なかなか倒せない相手として印象には残る。
一応、後ろにいる仲間を集中攻撃する特性があるので、脆い仲間(というか【バーバラ】)は3番目に置いておくか防御しよう。
 
DS版では【すてみ】に最速効果が付加されたため、大防御する間も無く始末できる。
ついでに、最大HPも下がっているためますます弱くなってしまった。
 
なお、レイドック到着の時点でレベル1主人公単騎でも理論上は勝てる……が、弱体化したDS版でも【せいすい】を使わないとまともにダメージが通らないうえに、何重もの幸運が重ならないと勝ち目はまずない。
【モンスターずかん】の初めて倒したレベルを1にしたいのでもない限り、おとなしく倒すのは後回しにしよう。
 
落とすアイテムは【やくそう】。下位種は盾をそれぞれ落とすのだが、なぜかこいつだけ薬草。

漫画版

漫画版でもおばさんのゆびわを拾い、主人公のボッツと戦うことになる。
自分のことを井戸の中の王様と名乗り、おばさんのゆびわを王様の宝だと言ってくる。
まだ戦い方が素人だったボッツを圧倒するが、ハッサンにワンパンで倒されている。
「バカヤロー!」と壁にめり込みながら毒づいているあたり、死んではいない模様。

DQ9

【東ナザム地方】などに出現する。
だいぼうぎょを行うほか、味方をかばうこともある。盾を持っているので盾ガードも行う。
さらに、盾からこおりの息を吐き出して全体攻撃をすることもある。DQ7の【シールドオーガ】みたい。
守備力が176と高く、全体的なステータスもDQ6の頃より上がっているので、船入手直後に戦うと苦戦するだろう。
弱点は風、光属性。即死や状態変化もけっこう効きやすい。
落とすアイテムは通常枠が【はじゃのつるぎ】、レア枠が【まほうの盾】

DQ10オフライン

「ダークポックル」として登場。【チョッピ荒野】【狩人のほら穴】に生息。
系統の新技である【ダブルスマッシュ】に加え、こごえるふぶき、かがやくいきを吐くが、【ボケ】に弱い。
ドロップアイテムは【暗黒の樹木】
クエスト【スイートな色やねん!】で討伐対象となるが、最寄りのチョッピ荒野は同時出現数が多いので注意。

Ver.2

偽りの【リャナ荒涼地帯】にも生息するが単体出現である。

DQ10オンライン

Ver.6.1で名前が「ダークポックル」に変更された。
レアドロップは【ソードブレイカーの本】(オフラインではビッグフェイスのレアドロップ)。
詳しくは【ダークポックル】を参照。

イルルカ

悪魔系のBランクとしてモンスターズ初登場。
宿り木の塔に出現し凍える吹雪を吐いてくる。
あろうことか【ウパソルジャー】のモーションを使い回されたため巨大盾を持っているのに待機モーションで敵に背を向けてしまう。何てことだ……。
スカウトQで必要になるため、1体は配合しておいた方がよいだろう。
 
特性は【スタンダードボディ】【ヒートアップ】【かばう】、+25で【いきなりシャッフル】、+50で【先手ハンター】
【新生配合】【くじけぬ心】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【ときどきスカラ】を習得。

ライバルズエース

真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」にて実装。共通のノーマル。

2/2/3 熟練度(0)
③におうだち +1/+1

熟練度を少し稼げば2/3/4におうだちとして活躍。コスト以上のスタッツで普通に頼もしい。
勇者レックを使ったデッキでは基本の1枚となる。
 
カードイラストは、背後を突かれてビックリ!というもの。うっかり熟練度をあげないまま出さないようにしよう。

タクト

2022年3月4日開催の「ドラゴンクエストIXイベント」にて、概要にもある通り「ダークポックル」の名前で登場。一部ユーザーからは運営の明記ミスなのでは?とプチ騒ぎになった。その後、DQXでもこの名前に変更された。コンテンツ【願いをかなえて】【悪魔の呼ぶ声】をクリアすることでスカウトできる。
悪魔系Bランク・こうげきタイプ。
とくぎは「こうげきじゅんび」【ダークスパイク】「シールドタックル」