【デンダ】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:05:48

DQ11

【ホムスビ山地】の北西に位置する【荒野の地下迷宮】の奥に隠れ家を持つ魔物の親分で、見た目は【デンデン竜】の色違い。水色の身体と腹部の模様が特徴。英語版での名前はJarvis。
【デンべえ】は特に関係ないが、デンデン竜の系列のボスである点は同じ。名前の似ている【デンタザウルス】とは全くの別者。
 
【ホムラの里】の蒸し風呂の女湯で休んでいた【ベロニカ】をさらい、彼女の魔力をツボで吸い取り封じ込めた。
ついでといってはなんだが、同時に男湯と女湯の暖簾が入れ替わっていて間違えたとかの理由でその場に居合わせていた【ルパス】までも攫っている。
つぶらな瞳にコンプレックスを持っているため乱暴な言葉遣いを修得しようとしているが、「果報はブチ切れて待て」「命あっての特ダネ」など、色々と言葉がおかしい。言うまでもなく「果報は寝て待て」「命あっての物種」である。
また、子分として【デンダのこぶん】がいる。
 
いずれ現れる魔王にベロニカの魔力を献上すれば、魔王の右腕になれると思っており、実に小悪党っぽさが溢れている。
その様子を覗き見ていた主人公達だったが、帰ってきた子分と鉢合わせになり、戦闘になだれ込むことになる。

戦闘能力

デンダに加え、デンダのこぶん3匹を同時に相手することになる。この構成は同じ盗賊である【カンダタ】を彷彿とさせる。
 
HP255。典型的なパワーヒッターに見えるが、攻撃力はそこそこといったところ。
脅威なのが【いきをすいこむ】の後に必ず使用する【つめたいいき】であり、まともに食らうと40前後のダメージを誇るためHPが半分以上ゴッソリ削られてしまう。
挙動を見せた時は回復するなり、【ぼうぎょ】するなりして対策を取らなければ危険だろう。
逆にそれ以外は特に恐れる点は存在しない。ただ子分の【ラリホー】で防御が解かれ不慮の事故が起きる場合もある。
 
攻撃時は【炎属性】が弱点な為【火炎斬り】が非常に有効。【ドラゴン系】なので【ドラゴン斬り】も有効だが、よほど攻撃力が高くない限り実は火炎斬りの方がダメージを効率的に与えられる。他に、【スリープダガー】などで眠らせるのも有効。
他にもデンダのこぶん達には通用しないものの、【火炎陣】を仕掛ければ3ターンで100近くは削れる。
戦闘にはNPC扱いでベロニカ・セーニャも参戦する。敵の通常攻撃の弾除けとなる他、道具による補助に加え、【スカラ】【ホイミ】まで完備する歴代随一の優秀なNPCである。
 
倒されても魔王のことを主人公一行に教えたりはしないが、そもそも魔王の正体を知っているかどうかは不明。
そもそも何を根拠に魔王出現を予想したのかすら不明である。
本作の結果的な魔王はこの時点では未だ鳴りを潜めているので、予測はまず不可能と考えられる。ますます謎は深まるばかり。
 
撃破後、ベロニカに無事に魔力は戻り(年齢は戻らなかったが)、奥に捕われたルパスを連れて【ホムラの里】へ帰還することになる。

DQ11S

CVは堀内賢雄(【アーウィン】、DQ10オンラインのラダ・ガートと同じ)。
ボイスがついたことで、より小悪党感が増した。

余談

ストーリーの出番はこれまでの記述のみだが、ベロニカが子供の姿になった原因であり、結果的には年齢だけを吸い取って若返らせたという、シリーズ史上どんな大魔法使いでも出来なかったことを成し遂げている。
ベロニカ程の魔力があるからこそ成立したのかもしれないが、世の女性なら誰もが羨む技術だろう。
その行為は一部の人からもある意味賛辞を受けている。
まあ身も蓋もないことを言うと幼女好きなプレイヤーに「デンダGJ!」と言われているらしい。

ライバルズ

第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装。商人専用のレア。ボスなのに…
ボイスはない。

5/3/3 ドラゴン系
前列召喚時:1/1のデンダの子分を3体出す
後列召喚時:全ての味方ユニットを+1/1

多面展開と全体強化を臨機応変に選べる、便利な1枚。
全体強化は自身も含まれるため、こちらが活かせる場面を作って召喚できると良いだろう。
前列召喚の能力は、【不思議のダンジョン】全盛期に猛威を振るい、こいつ1枚でカウントを4進められるうえ幸せの箱の効果が乗ると合計5/10/10という化け物スタッツになる。
そのためナーフを望む声もあったが不思議のダンジョンのナーフに伴いその声も消えていった。

タクト

2021年12月27日開催の「ドラゴンクエストXIイベント」にて、「【ベロニカ】SPスカウト」のAランク枠として登場。
ドラゴン系Aランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「ドラゴン系息威力+10%」
とくぎは【ラリホー】/「白氷」/「魔力減退の息」
覚醒スキル 10Pで「いきなりいきをすいこむ」を習得できる。

ドラけし!

2021年12月末から2022年1月実施のDQ11コラボのイベント「追われる悪魔の子」の書の2エリア目の荒野の地下迷宮のボス。2-17で戦う。肩書きは「果報はブチギレて待て」。【ドラキー】3体を伴って出現。タイプは緑。攻撃のダメージは54。19万点以上を取るとベロニカ及びセーニャのアイコンを入手できる宝箱が取れる。
 
ドラけしの入手は荒野の地下迷宮全体で通算18万以上のダメージを与えたうえで2-17をクリアすると行ける隠しステージで可能。
ドラけしはレア度は星2、タイプは緑、スキルは下方向範囲に小ダメージを与えるつめたいいき。
 
イベント専用ミッションではボスの彼を倒して星3の取得と彼のドラけしを入手する必要がある。

その後荒野の地下迷宮が常設化されると再びボスとして登場。
取り巻きはももんじゃ3体に変更されており、一度クリアした後にボスステージで63万点以上を達成するとドラけしが貰える。

「追われる悪魔の子 リバイバル」ではバトケシ!通常ボスとして登場。弱点は呪文。
効果大はワイバーンドッグ(限定ドラポン)、モコッキー、ホメロス。効果小はイレブン一行の無印ドラけし。
なんと限定ドラポンの星4だけでなく無課金ドラけしでも特攻可能…だが結局ワイバーンドッグでないと後半のレベルについて行けなくなる。

ちなみにデンダのドラけし自体はレアボス英雄【グレイグ】戦で効果特大である。