【バーバラ】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 09:30:31

パーティメンバー:DQ6
【主人公】【ハッサン】【ミレーユ】―【バーバラ】―【チャモロ】【テリー】【アモス】【ドランゴ】

概要

【ドラゴンクエストVI 幻の大地】のパーティキャラの1人。
英語版での名前はAshlynn。また、スペイン語版ではLucia、フランス語版ではLauraと、原語版の別キャラと被る場合が多い。
頭頂部で束ねた髪を全方向に散らした所謂「パイナップルヘアー」が印象的な、小柄な少女。

ちなみに、バーバラ(Barbara)は英語圏の名前で、元はギリシャ語で「外国の~」という意味の単語及び擬音語(ペラペラ喋るといった意味)が由来。
後述の設定や性格によるものだろうか。そして英語版におけるBarbaraは、DQ4の本棚の日記に出てくるマチョーの名前に使われている。
DQ9や関連作品にも登場している。
また、DQM(GB版)で【獣系】の♀の名前を付ける際に何も入力せず決定すると、どういう訳か彼女の名前が候補として出てくる場合がある。ドラゴン系ならまだわかる…かもしれないが…

CVは吉田古奈美(CDシアター)、鶴ひろみ(オリジナルビデオ)、三森すずこ(ライバルズ)。

DQ6

人物

記憶喪失の【家出娘】という触れ込みで、【月鏡の塔】にて初登場。
性格設定は【堀井雄二】によると「DQ5の【ビアンカ】よりももっと元気でおてんばな女の子」とのこと(【月刊Vジャンプ】1994年10月号)。
記憶喪失の上に通常の人には見えない為、月鏡の塔にあるラーの鏡を求めて彷徨っていた所で主人公一行に出逢い、持っていた【ゆめみのしずく】の力で姿が見える様になる。
だが記憶喪失で行く宛も無いので(主人公一行が悪い人に見えないという理由で)そのまま彼らと旅を共にすることになる。
夢見のしずくで姿を見えるようにしてあげたことと、ラーの鏡の所まで連れていってあげたことに対する恩返しではないのだろうか。
ちなみにラーの鏡がある部屋で彼女の加入を断り続けると機嫌を損ね(無限ループにはならない)、道を塞いで鏡を入手できなくする(リメイク版では、鏡は譲るものの帰り道を塞ぐ。リレミトを使おうにも無駄)ため、鏡を上の世界の【レイドック】に持ち帰るためには彼女を仲間にする必要がある。
展開によっては「ラーの鏡のオマケ」の様な存在に成り下がってしまうが、この展開を選択するプレイヤーがそんなに少ないからか、誰かさんと違ってネタキャラ扱いされることは少ない。
 
そんな彼女の正体は伝説の魔法都市【カルベローナ】の創設者【バーバレラ】の血を引きし者。SFC版の取扱説明書にはそのことがほぼ直接的に書かれている。
カルベローナの長老【ブボール】の、恐らく2代後に女神像から生まれた存在。
エピローグ(【エンディング】)では、カルベローナの次の長と目されている。
 
ザム神官【グレイス城】【ゴーリキ】の台詞から見ると、少なくとも50年以上前、ダーマと近しい時期にカルベローナは滅亡したと推測される。
その時カルベローナの住人は魂だけの存在になって夢世界に落ち延び、カルベローナを再建する。
夢の世界でカルベローナが再建された時、長老のブボールは200歳。バーバラはブボールが200歳の時に誕生したと思われ、つまりは元から夢世界で生まれた精神体、夢の世界の住人である。
その後夢世界のカルベローナ全域が封印されたとき、彼女の魔法力が反発してどこかへ飛ばされ、その時の衝撃で記憶を失う。その後の経緯は分からないが現実世界を彷徨っていた時に主人公一行と出逢う。
 
冒険を進めるうちに夢の世界のカルベローナの封印を解き、【デスタムーア】が特に恐れていた究極魔法【マダンテ】を長老ブボールから託されるが、直後にブボールが殺害される。
このイベントを経て、バーバラはブボールを殺害したデスタムーア打倒の決意を新たにする。このときから肩書きが【カルベローナの子】に変化する。……素性が判明しても、彼女の記憶は失われた状勢だが。
本人は、素性がわかったのに記憶が戻らないことはあまり気にしていない模様。
 
エンディングでは、他のキャラクター達と異なり現実世界に帰る場所が無い(存在しない)ので、最後に訪れる現実の【レイドック】まで主人公に同行するが、現実世界での彼女の身体も既に存在せず、最終決戦で【はざまの世界】の崩壊で【夢の世界】との繋がりが断絶されたことにより、主人公の目の前で現実世界からは消滅していくのであった。
しかし後述する様に、これは主人公達から見えなくなってしまっただけであって、バーバラの存在自体が消滅した訳ではない。
最後は【ゼニスの城】で、現実の世界(【マーズの館】)で主人公達がミレーユの【水晶玉】を覗いて見守る中、巨大な卵の中から何かが生まれてくる光景をバーバラが見届けた所で、DQ6の物語は幕を閉じる。
ただしこれはエンディング中の出来事であるため、ゲームを再起動すれば彼女はパーティーメンバーの中にはちゃんと残っているので、シナリオクリア後の【お楽しみダンジョン】にも一緒に連れていくことができる。というか、どうやっても付いてくる。
ちなみに、エンディング中に確かに一度は現実世界から消えているが、エンディングの最後にバーバラがいたゼニスの城は現実の世界で実体化しており、【レイドック】の東方空域を浮遊している城に向かって【天馬】の馬車が訪れる描写がある。
つまり、このときに夢の世界から実体化したバーバラが現実の世界のゼニスの城を訪れたという解釈ももちろん可能で、プレイヤーの想像に委ねられている部分である。
 
主人公を除けばパーティ内で彼女だけ【ルイーダの酒場】に預けることができず、預けようとすると「うーん…でも バーバラさんは まだ やりたいことが あるんじゃないかしら。」と【ルイーダ】に拒否されてしまう。
馬車が満杯のときにモンスターが加入し、バーバラをルイーダの酒場に送ろうとしても、
「いまは そのひとを ルイーダに もどさないほうが いいでしょう。」というメッセージが出て送ることができない。
よって、バーバラは主人公とともにパーティーメンバーの中に常時帯同して行動を共にすることになる。
故郷に戻りマダンテを授かっても、ゲームをクリアして「彼女のやりたいこと」、そしてそれが叶わぬ夢であったことが判明してもこれは変わらない。
 
エンディングにおいて、主人公の父である【レイドック王】は主人公に対し「なかなか すみに おけんな。そんなにかわいい娘を つれてもどってくるとはなっ。」「あの バーバラとかいう娘は なかなか おにあいだぞ。」と発言している。
ただ、バーバラはこの発言に対して「え? え? あたしのこと?」と意外そうな反応をしているだけで、少なくともSFC版では互いに恋愛感情が見える場面はない。
【やだーっミレーユにこんなカッコいい弟がいたなんて私困っちゃうな。】の発言からか、小説版では主人公ではなく【テリー】に好意を持っている。
ごく僅かだが恋愛感情を匂わせるような描写があったという点ではアリーナに対する【クリフト】と同じなのだが、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】ではアリーナに恋するクリフトネタが大量に執筆されたのに対して、バーバラは主人公、テリー共々恋愛ネタは数えるほどしか執筆されなかった。

能力

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP経験値
初期21335153320606547
中間407799479548213196722893
最大992804001704201606509908434458

・いずれも職業・装備品の補正を除いた数値
 
その設定通りMPの伸びは人間キャラ中最高。
初期レベル2でMP65、最大レベルでMP990というのは歴代人間キャラでも他に類を見ない桁違いとも言える数値で、特に停滞することもなく順調に伸び続けるので、基本的に人間キャラの中でトップを維持し続ける。
他の後衛キャラと同様にすばやさも伸びやすく、さらにクリアレベル帯を超えるとグングン伸びてミレーユに次ぐ値となる。
またかっこよさも最終的にはミレーユを抜いてトップになる。
一方でHP、ちから、みのまもりが人間キャラで最低という良くも悪くも典型的【魔法使い】系キャラだが、素ではそこまで強力な呪文も覚えない。
ヒャドとイオを自力習得するミレーユに対し、バーバラはその髪色の通り炎系の呪文を得意とするようで、メラ・ギラ・ベギラマを自力習得する。
加入時期に対して初期レベルが低く、さらに序・中盤はレベルが上がりにくい。しかも、チャモロが仲間になって【ムドーの島】に渡るとメンバーがバーバラ抜きの4人パーティに強制的に変更され、ここから【ムドー】戦までの間はバーバラには経験値が入らないので余計に戦力に差が付き、ムドー戦後も彼女のファン以外はそのまま馬車入りしたままの人も多いだろう。
なお、終盤に近づくにつれレベルが上がりやすくなり、クリアレベル帯以降は他の仲間に追いついて主人公やハッサンとほぼ横並びになる。
 
物理ダメージに関わるステータスは軒並み低く、とりわけ最大HPの低さは同じ女性のミレーユに比べても一回り劣るため非常に扱いにくい。
しかし使えないキャラかと言うとそういうわけではない。癖は強いものの固有の長所はいくつも持っている。イベントで彼女の奥義とも言える【マダンテ】を習得するとあの【キラーマジンガ】の掃討に活躍。
他のキャラも【はぐれメタル職】に転職すれば覚えられ、仲間の【はぐれメタル】は素で覚えるが、いずれも相当やり込む必要があり、通常プレーの範疇で覚えるのはバーバラだけである。
 
やり込む場合でも、MPが全キャラ中最高になるバーバラのマダンテは、他キャラとは一線を画す威力がある。
その存在を恐れて封印した、との設定通り【デスタムーア】第3形態はマダンテ無耐性となっており、ダメージがMPの3倍であるSFC版なら、ドーピングなしでもLv.68以上で賢者に転職していれば、無職の場合ならばLv.77ぐらいから両手を消し飛ばせる。Lv87以上の賢者マスターならば大魔王本体をも一撃の元に葬り去る。
素早さもLv.45以降はぐいぐい伸び出すので、先制マダンテもやりやすくなる。
鞭系の装備は同時期入手の武器と比べると攻撃力が高めなので場合によっては前衛に肉薄する打撃力を持てるのもポイント。
他にも氷の刃、海鳴りの杖、悪魔の爪、デーモンスピアとミレーユは装備できない物も多い。
防具は概ねミレーユと共通なので取り合いになりやすいが両者をスタメンにするなら、なるべくステータスの劣るバーバラに良い物を割り振ってやりたい。
魔法の盾を装備できるので中盤はバーバラの方が耐性含めやや有利。精霊の鎧+魔法の盾+うさみみバンドの組み合わせができるのはバーバラのみで長らく後衛枠としては最上位の装備。
終盤は人間キャラで唯一、メタルキングの盾を装備できない為に吹雪の耐性を持たせづらく劣ってしまう。最終的には防具ではやや劣るが全体を通し武器には恵まれており、一見、後衛キャラとして重要でない部分のように思えるが特技が強力な本作では長所となり得る。MP一点特化と思われがちだが打撃も期待されやすいチャモロとミレーユの女性装備と素早さの要素を合わせ持っており独特な運用も可能。

いずれにせよ、特に序盤から中盤にかけてHPの低さがネックになるので、メインで使いたければ拾った【いのちのきのみ】を集中投入したいところ。序盤に拾える5~6個を彼女に与えればスタメンに耐えられる水準に達する。人間キャラの中で断トツでHPが低いため、逆に言えばいのちのきのみの恩恵を最も感じられるキャラでもある。
 
そんなバーバラの育成ポイントは、戦力として期待するなら「豊富なMPを生かせる職業」、独自性を求めるなら「良質な武器の打撃力とMPを両立できる職業」そうでないなら馬車要員として他のメンバーが就かない職業を埋める役目をまず優先するといい。そのため、最初に目指すべき職業の選択肢はプレースタイル次第で千差万別。
上述の通りクリア前までならマダンテの唯一の使い手で、クリア後を考慮しても最もMPが伸びるキャラなので、マダンテを軸に考えるのが王道かもしれない。高MPを活かす手段を確実に持つということでマダンテを使った後、もしくは使う前の道中も戦えるような、MP無消費の戦闘手段をつけてやるのも一興。しかしマダンテでMPスッカラカンになったキャラを、他のメンバーを差し置いてまで継続して参戦させるメリットはあまりない。とにかくバーバラで戦いたいとの考えがなれば素直に交代させるのが吉。
いずれにせよ転職解禁直後のバーバラは人間キャラの中で一人だけレベルが低く非常に貧弱でどの職につけても到底戦闘に出せるようなレベルではないため、馬車の中の下積み生活から始まるのが通例。

【賢者】
主戦力として使うなら、高いMPを生かせる賢者が鉄板。MP+20%の補正、消費MP減少の職特性の恩恵をメンバー中もっとも大きく受ける事ができる。
ちょうど賢者に転職してある程度成長した頃にマダンテを覚えるため、威力を最大限活かせるのも魅力。
素のHPが低すぎるため、魔法使い期間どころか、僧侶期間ですら前線に出すのは厳しくなるが、そこはある程度諦めてじっくり育成しよう。
先に僧侶からマスターさせておけば、最悪馬車から味方を回復させるという役割が持てる。
賢者にさえなってしまえば、耐久力の低さを補ってあまりある火力と無尽蔵とも言えるMPで活躍してくれるし、イベント戦等ではマダンテをぶちかます大砲として機能する。
当たり前だがマダンテ後はほぼ何もできなくなるので、ぶっ放すときはそれ込みで戦術を考える必要がある。
【パラディン】
【グリンガムのムチ】による打撃・【しんくうは】・回復が揃うパラディンもオススメ。
力の数値は低いが、早ければパラディンになってある程度鍛えたぐらいのタイミングで攻撃力+145の最強武器(リメイク版では専用装備)が手に入るので打撃ダメージも飛躍的に上がる。
賢者の場合と同じく、先に僧侶を極めさせれば、回復役として活躍の機会が増える。
素のMPが高いため、武闘家の期間でもそこそこのMPは保持でき、高い素早さを活かした先制回復も可能。また、パラディンマスターでHPが20増えるので、低いHPを補える。
パラディンの優秀な補正ならバーバラでも最低限の耐久力があるので回復サポート兼サブアタッカーとして一戦級で戦わせる事ができる。他のキャラだと邪魔になる【グランドクロス】も、彼女の場合は素のMPが高いためにある程度の余裕があり、それなりに活用可能。
またダークドレアム等一部のボスには自力習得するマホトラが利くので、マダンテ後に隙を見てMPを少し補充しておき、いざというときに起死回生のメガザルを狙う等独自の動きもできる。
MPの補正値も下がることはないのでマダンテもそこそこの威力は維持できるが、イベント戦でマダンテを使わせるときは場合によっては少しでも威力を上げるために一時的に魔法使いに転職させる選択肢もある。
ただし、クリア後のやり込みでLv99まで上げれば素のMPが上限近くなるためむしろMPのプラス補正はほぼいらなくなる。メタル狩りなどでレベルを上げて勇者の転職条件をまだ満たしていないなら代替の職としてパラディンのまま唱えてもほとんどダメージはかわらない。
【魔法戦士】
魔法戦士も選択肢としては悪くはない。
魔法使い→戦士の順に極めさせることで、戦士の期間に前線に出して戦うことも可能。
戦士の期間はMPが下がるが、適宜イオラや補助呪文を打つ程度にはあり、低いHPを補える。
逆に魔法使いの期間はただでさえ貧弱な耐久面がさらに悪化するため馬車の外にはとても出せないが、魔法戦士をマスターすれば【メラゾーマ】も習得。【やまびこのぼうし】を手に入れれば単発火力では最強クラスに。
賢者ほどではないが魔法使いと同等の補正がつくので、マダンテの威力も上がる。
このルートでは打撃をメインとして頼ることはないが、グリンガムのムチがあれば剣技でもそこそこのダメージは期待できる。【かえんぎり】系統と相性の良い氷の刃も装備可能。さすがに追撃ダメージ込みでもグリンガムの鞭には大きく劣るが入手は容易なので覚えておこう。
魔法戦士への下積み期間に一旦僧侶に転職してホイミだけ習得させ、その高いMPを活かした馬車内のヒールタンクとして使う手もあるが、下手にホイミだけ覚えさせると後々戦闘に出したときにAIが焼け石に水のホイミを無駄うちするようになるのでお勧めしない。
どうせならベホマまで覚えさえた方がよく、それならばまずは素直に賢者かパラディンを選択した方がよいだろう。
【レンジャー】
先述の通り、ルイーダの酒場に預けられないので、完全に馬車要員と割り切った発想。
基本的に覚える特技群もわざわざ馬車から出てきて使いたくなるとは言い難いものばかりで戦闘面では完全に戦力外の馬車要員となってしまいがち。
この場合は上述のホイミだけ覚えさせたヒールタンクとしての使い道もある。高MPなこと自体はレミラーマやホイミを連打する役としては枯渇しにくく優秀とも言える。リレミト・ルーラを自力習得のもわりと無視できない長所で、基本的に馬車サポート役に徹する事になるがSFC版では裏ダンジョン解放の為に誰かしらレンジャーを目指す必要があるので、マダンテで最低限の使い道があり、レベル差などで熟練度を逃しにくい彼女は適任な面もある。
イベント戦等で彼女のマダンテが必要になったら一時的に魔法使いにでも転職すれば威力は底上げできる。マダンテを放った後も大防御で壁になれば、その間に味方が体制を整える程度の仕事はできるのでピンポイントの一発屋ならそれで十分とも言える。
また一応の長所としてメダパニを自力習得するため【すなけむり】(幻惑)【あまいいき】(睡眠)【やけつくいき】(麻痺)【おたけび】(休み系)と補助技が揃うので【かえんのいき】の削りと合わせ海底探索等フィールドを長く歩くときに連れ出すのも悪くない。この場合、素早さが中盤はレベルが遅れがちなことを含め意外に優れないので、盗賊をスタメン起用する時期に合わせたり装飾品でケアしたい。
【スーパースター】
持ち前のかっこよさを活かして【ベストドレッサーコンテスト】早期クリアのため、あるいは漫画版の踊り子イメージを優先するために【スーパースター】を任せるのもあり。
【メダパニダンス】【ハッスルダンス】などで味方の援護ができるようになる。
グリンガムのムチがあれば【ムーンサルト】もなかなかの威力。全体への削りはもちろん、単体には倍率1.5倍(リメイク版は2倍)、グループにはムチによる通常攻撃、敵の数が多すぎるなら【いなずま】と広い範囲をカバーしてくれる。
これら特技によりボスでマダンテを放った後も一定の役割を持つ事ができ、場合によっては最後の足掻きで【メガザルダンス】という手もある。
スーパースターを目指す場合もホイミを覚えさせて下積みの間は馬車内ヒールタンクとして起用するのは悪くない。なぜなら上記のハッスルダンスがあるため、戦闘に出しても焼け石に水のホイミを選ぶことはまずない。
魔法戦士と違って特技がメインなのでリメイク版なら作戦を呪文使うなにすることでも対応可能。
MPの補正値は-10%と緩いので状況によっては雑魚敵を殲滅させる為等にマダンテを放つ事もできるが、やはりイベント戦でマダンテをぶっ放すときには魔法使いに転職させるのが吉。ただし、マスターまでの戦闘回数は一番短いのでこのあと魔法職につけば手軽に威力を上げられる。
マダンテは日常的に使うような特技ではないので、通常時についてはMPのマイナス補正は気にせず、次に【ドラゴン(職業)】につけてしまうのも手。

 
以上の通り、最初に就くべき下級職は9種すべてが選択肢に入る。
なお、繰り返しになるが力の数値は人間キャラの中で一番低いが、中盤で手に入るグリンガムのムチのおかげで終盤に他の強力な武器が出そろうまでは後衛キャラの中では断トツで攻撃力が高い。(具体的には奇跡の剣を装備した主人公に並ぶほどでミレーユは太陽の扇を持たせても基本的に上回れない)また、序盤から【モーニングスター】【はがねのムチ】など、時期としては攻撃力の高いものを装備できるため、お金さえかければ後衛としてはそれなりの攻撃力は持たせられる。装備できる武器が競合しにくく、中盤市販されている【カルベロビュート】(+97)なども強力。素の力が低く攻撃力が武器依存なので職業によるマイナスの影響がほとんどないのも逆に言えば長所。そこそこ熟練度を稼ぎながら進めるプレイスタイルなら魔法職にするにせよ【せいけんづき】等を寄り道で習得させておくのも悪くない。
欠点は他との流用が効きにくいのでバーバラのための買い物になってしまうところだろう。そういう意味で愛が必要と言える。グリンガムのムチの入手のために【キラーマジンガ】の早期突破を狙うのはパーティーの強化にもつながるのでバーバラを一線級で戦わせたいなら挑戦する価値はあるだろう。
クリア前には個数限定である【ドラゴンのさとり】を使用するほどかはプレースタイルによるが、強力なブレスを習得させれば普段はMPを温存しながら高火力を維持し、ダンジョン奥のボス戦でマダンテをぶっ放すというパターンを構築可能。
ドラゴン職での修行中はHPも強化され、攻撃力も前衛キャラに準ずるレベルになる。ただし、修行期間はMPが下がってしまうため、マダンテを戦術に組み込むなら育てきる必要がある。
終盤に通用するような高火力のブレスは★6以降になるためかなり【熟練度】を稼ぐ必要があり、どちらかというとクリア後のやり込みに近いかもしれない。
なお、ドラゴンの悟りの入手タイミングは理論上の最速でも【スライム格闘場】のHランク景品で、スライムを鍛えまくる必要がある。実質的な最速は【ちいさなメダル】の景品となるのが通例で、【はざまの世界】以降になる。それまでには上記の上級職のどれか1つは極めているころだろう。
一方、はぐれメタル職に関しては、この職の目玉となる特技のマダンテを自力で覚えていることもあって、貴重な【はぐれのさとり】を使う優先順位はかなり低い。もちろんダークドレアムを狩りまくって複数個手に入れるほどやり込む場合なら彼女にも回ってくる可能性はある。その場合も彼女の他にもう1人マダンテの使い手がいたほうが安全に狩りやすいので最初の1個は他のキャラに与えたほうがいいだろう。
無職縛りプレイをする場合は大抵ボス戦で初手マダンテ→即入れ替えの一発屋となるだろう。
やまびこのぼうしが手に入っても、最強呪文が【ベギラマ】では火力不足もいいところで、グリンガムのムチによる打撃の方がまだマシである。

耐性はメラ系・ギラ系・イオ系・ヒャド系の呪文および特技に対して弱耐性を持っている。
バーバラの低いHPを少なからず補ってくれる有用度の高い耐性である。
また、主人公同様仲間から外せないため【バシルーラ】が無効となっている。
 
加入レベルが低いことと、序中盤はレベルが上がりにくいことを逆に利用し、加入当初からあえて棺に入れて経験値を入れさせず、転職できるようになってから山肌の道など経験値が少なく熟練度限界に引っ掛からない地域で、1人でひたすら戦いまくって職業レベルを上げ、ステータスの低さを職歴の豊富さでカバーする猛者もいるのだとか。
なお、上記の通りバーバラの初期レベルは2で経験値は47、Lv6に上がるのに必要な経験値は2658なので、ぶちスライム1匹(経験値1ポイント)だけをひたすら倒し続ければ、理論上は上の世界のライフコッド周辺で勇者に転職させることも可能だったりする。

かっこよさ

クリアレベル帯では素のかっこよさでミレーユに劣るが、装備の優秀さで勝るため、【ベストドレッサーコンテスト】の早期優勝には欠かせない存在。
安価で早期に手に入る【まほうのたて】に加え、【ラミアスのつるぎ】と並ぶ最高のかっこよさを持つ武器【カルベロビュート】など、ミレーユに装備できないものを装備できるため、総合点では大きく上回る。
 
素のかっこよさは晩成型で、Lv68以降はあれだけ美人と言われてたミレーユを追い抜いて一番高くなる。
また、うつくし草によるドーピングなしで唯一カンスト(500)まで届くキャラでもある。
レベルMAX、【スーパースター】をマスターにして、武器を【おしゃれなかじや】で叩き直したカルベロビュート、防具は【エッチなしたぎ】【みかがみのたて】【おうごんのティアラ】を装備させて、装飾品に【デセオのパス】【ガラスのくつ】のどちらかを選べばギリギリ500に達する。
まぁ、かっこよさはコンテスト以外では【死にステ】なので、そんなに伸びても特に意味はないが。

習得呪文・特技

習得Lv習得呪文・特技備考
習得済み【メラ】
習得済み【マヌーサ】
習得済み【ラリホー】
習得済み【ルカニ】
Lv6【ギラ】
Lv8【ルーラ】
Lv10【リレミト】
Lv12【ルカナン】
Lv14【マホトラ】
Lv16【ベギラマ】
Lv18【メダパニ】
イベント習得【マダンテ】カルベローナで習得

遊び一覧

熟練度戦闘行動効果
★1陽気に歌って踊る効果無し
★2おままごと敵1体に【無属性規定ダメージ攻撃】で約20のダメージ
成功率は5割でイベント戦は必ず失敗する
★3似がお顔パターン1:HPを50回復してくれる
パターン2:覗き込んできた相手に【会心の一撃】
パターン3:効果無し
★4スカートヒラヒラ成功すると敵1体に通常攻撃の約2倍のダメージ
★5悪い遊び敵1体に通常攻撃の約1.5倍のダメージ
成功率は眠り耐性に依存する
★6水着になって踊る敵1グループを1回休みにする
成功率は休み耐性に依存する
★7いけない遊び効果無し
★8可哀想ごっこ【つなみ】と同じ効果
本家と異なり必ず成功する

※バーバラ限定の遊びは太文字にて表記
 
「おままごと」「スカートヒラヒラ」「水着踊り」「かわいそうごっこ」の4種類がバーバラ専用。
天真爛漫な元気娘というキャラもあってか、最初の頃は無邪気な遊びを覚えていく。…さすがに「おままごと」は彼女にしてはやや幼すぎるような気もするが。
その一方で、職業レベルが上がるにつれて一転してお色気系の遊びが増えていくのも彼女の特徴。
ちなみにDQ6に登場する装備品の中に水着の類は存在しないので、「水着踊り」の際にバーバラが着ている水着は完全に彼女の私物ということになる。
また、会心の一撃が出ることがある「にがおがお」と固定ダメージの「おままごと」、2倍ダメージの「スカートヒラヒラ」があるので、遊びで【メタル系】のスライムを倒しやすいという面も持っている。とはいえランダム要素が強すぎるため、【メタル狩り】に向いているかと言うとそうでもなかったりする。

リメイク版

「各キャラの耐性消滅」によってSFC版より弱体化するどころか、追い打ちとばかりに「マダンテ弱体化」によってより使いどころが少なくなってしまう。
強いて言えばバシルーラ無効の耐性(ルイーダに預けられない仕様)だけは健在。これを最後の砦と考えるか癌と考えるかはプレイヤー次第。
DS版では【MP1000バグ】というバーバラの十八番であるマダンテにうってつけのバグ技があるが、高すぎるMPが災いしてバーバラこそ恩恵を最も受けにくい。詳しくは当該項目にて。
 
リメイク版のミレーユは【夢見の洞窟】にて一緒に戦ってくれるようになったが、残念ながらバーバラは月鏡の塔攻略中には一緒に戦ってくれない。
バトルメンバーとしての参加はSFC版同様ラーの鏡入手まで待つことになる。
また、「月鏡の塔へ行く前に下の世界のレイドックに立ち寄ったことがある」という設定が追加された。
SFC版から存在する「ウワサを聞いて月鏡の塔までやってきた」というセリフの補完と思われる。
 
一方、ミミックがほぼ確実にいのちのきのみをドロップするようになったことにより固定入手可能ないのちのきのみの数はリメイク版でかなり増えている。バーバラを使いたい人は積極的に最大HPを強化していこう。吟味しなくともミレーユと同等かそれ以上のHPがキープできるようになり安定感が増すはずだ。
また、【スミス】が仲間にできなくなったことにより【グリンガムのムチ】が実質彼女専用装備になったため、HPを補強する意味でも前衛職につかせる価値が上がっている。
 
頑張って彼女を一軍に起用すれば、お年頃の女の子らしい台詞もあるが、それでもまだ子供っぽいともいえる、無邪気で天真爛漫な台詞が多い【仲間会話】を楽しむことができるだろう。
「ねえねえ! ぱふぱふって なーに? あたしにも つくれるの?」等、かなりの天然発言も。
エンディングで「あたしだったらランドより ○○○○がいいかな……。」と発言するなど、主人公に好意を寄せているとも取れる描写があるが、どうとでも解釈できる発言でもあるので実際のところは不明。
そして、きちんと彼女を使ったプレイヤーにとってはエンディングの別れのシーンは涙無しには見られないものになっているはず。

船酔い体質らしく、仲間加入後にルーラを使わずに【定期船】でサンマリーノに向かうと、かなり具合悪そうにしている。
しかし【神の船】は乗り心地が良く、船酔いすることはない。そのうち船旅にも慣れて、完全に克服した。
とんでもないネーミングセンスの持ち主という設定が付き、エピローグにて密かに神の船に「ミルフィーユ号」と名付けていたことが判明する。
また、同じくエンディングではカルベローナの長老を務めることを決意する際に「長老」という響きでは年寄り臭いとのことで、代わりに「カルベローナの 美人アイドルマスター!」という、知る人にはすさまじく聞き覚えのある称号を名乗ろうとしている。
なお、この(ある意味)問題発言はDS版(とDQウォークのDQ6イベント(後述))のみ。クレームをもらったか、あるいは自主規制かは不明だが、スマホ版ではこの台詞はなかったことにされて「美少女トップアイドル」に落ち着いている。どちらにせよアイドル路線なのに変わりはないらしい。

漫画版

【ドラゴンクエスト 幻の大地】では共に旅をするようになったのは同じく月鏡の塔であるが、メインヒロインの立場になっている。
1巻の表紙もSFC版のパッケージと同じ構図になっているが、ミレーユの位置に彼女が描かれている。
ボッツ(主人公)らと出会う前から自分の姿が認知されないことを嘆きながら、あてもなく旅をしていた様だ。
記憶喪失でありながらも、明るく元気でハッサンと並んでムードメーカー的存在。
チャモロが仲間になる前は彼女がハッサンと並んでボケとなり、ハッサンに厳しい突っ込みを入れる場面もあった。
 
その一方で主人公のボッツに好意を抱いており、ボッツが自分の好意に気付かないのにヤキモキしながらも、ボッツがくじけそうになったときもボッツに活を入れて気力を取り戻すなどしていた。
ムドー撃破後もボッツと共に1年旅をして関係は進展しなかったが、カルベローナにて、大陸すらも崩壊させるという魔法マダンテの習得にプレッシャーを感じたバーバラを、ボッツが愛の告白の様な雰囲気で励ましたことから、二人の仲が親密になる。
 
呪文はメラやギラを主体としていたが、転職後は魔法使いじゃ芸がない、そして【スーパースター】になれるかもしれない、ということで踊り子となっている。
ミラルゴとの対決では【メダパニダンス】を披露している。その後は改めて魔法使いの道に進んだのか、ルカナンやベギラゴンを使いこなしている。
 
マダンテの破壊力があまりに大きすぎることから使用しないように決めていたが、デスタムーアとの決戦にて、仲間の【キズブチ】が倒されたショックの大きさで、自らの力でも抑えきれず暴走させてしまい、デスタムーアはおろか仲間たちさえも異次元空間に飲み込まれてしまう。
しかしその後、恋人ボッツを想うバーバラの思いが奇跡を起こし、マダンテと対をなすという蘇生呪文【ザオリク】が発動、復活したキズブチの力で仲間たちも助け出された。
 
また、本来はバーバラが消えるというエンディングであるが、漫画版は独自のエピローグとなっており、ボッツに引き止められて現実世界に残り、その後もレイドックで一緒に暮らしている様子が描かれている。
これは漫画版作者である【神崎まさおみ】が、原作者である【堀井雄二】の許可を得た上で実現されたものである。

CDシアター

声優は吉田小南美。DQ4の【アリーナ】、DQ5の少年リュカ及びティミーに続き、天空編のCDシアターに全編出演した。
終盤になって酒豪であることが判明し、ハッサンからは「うわばみ」と若干引かれ、バーバラを酒に誘ったミレーユが逆に酔い潰されている。

こちらでは結末はゲーム本編と同じだが、エンディング曲の演奏とキャスト紹介を終えた後に意味深なやりとりがある。
魔物に襲われていた女性を男が助けるシーンなのだが、その女性は男の鎧を見て「どこかで会いましたか?」と尋ねる。そして男は「旅をしているんだ。不思議な声に導かれて。――竜の声に。」と告げ、CDシアターは終了する。
1分程度のやりとりでお互いの名前も出なかったが、その声は作中内の主人公とバーバラである。

余談

エンディングでの消滅は賛否両論であり、DQ6発売当時から議論が紛糾。
公式コミカライズ【ドラゴンクエスト 幻の大地】及び公式小説の「小説ドラゴンクエストVI」では、双方とも彼女が消滅しない結末となっている。
特に前者は作者の【神崎まさおみ】【堀井雄二】に結末を変えさせてくれと直談判までしたというエピソードがあり、エピローグではバーバラとボッツ(主人公の本作における名前)の結婚式と思しき描写(直後ある理由で中断されることになるが)まで描かれている。
一方ゲームブック版では、バーバラは主人公に対し「好きだった」という気持ちを伝え、姿が消えると同時に天馬【ファルシオン】に乗って夢の世界に飛び立っていき、それを見て悲しむ主人公を仲間たちが励ますという展開になっている。
 
そんな訳で、「リメイク版では何らかの方法で彼女をエンディングでも生存させられるようになるのでは?」という憶測が飛んだが、結局エンディングに変化は無し。(上述の人物での考察通りなら純粋に夢の世界の住人で在り、元々実体を持たない存在ということになる)
ファンを慟哭させることとなった。
寂しい結末ではあるが、前述のようにあくまで主人公達から見えなくなっただけで存在そのものが消えてしまったわけではないこと、EDのように、主人公達とも水晶玉など、何らかの通信手段が残されていることが僅かな救いといえば救いである。
 
Vジャンプの全員サービスで入手できた「ドラゴンクエストVI オリジナルビデオ」ではCV鶴ひろみで案内役を務めた。
派生作品のDQライバルズでは三森すずこが声を担当。

黄金の竜

ムドーの島に乗り込む際に登場する【黄金の竜】の正体はバーバラ、もしくは消滅していたとされる彼女の本当の身体という説が過去にあった。彼女の身体が存在していたとすると、下の世界で生まれていることになるのでバーバラはカルベローナが滅ぼされる前、50年以上前に生まれた人ということになる。
バーバラの正体が黄金の竜であるかどうかについては後に堀井雄二がインタビューで「バーバラと竜とミレーユの笛についてのストーリーが原案にはあった」とコメントしており、「すべて書いてしまっては面白くない」とも語り、ユーザーに自由に想像してほしいとの想いを伝えている。
詳しくは該当項目を参照のこと。

DQ9

【スペシャルゲスト】として配信され、DQ6からハッサン・ミレーユとともに【リッカの宿屋】に登場した。
話しかけると一定条件で各コスプレ装備が貰え、コンプすると「お気楽大魔導士」の称号が獲得できた。
ちなみに彼女のコスプレ装備、男性も装備できる

バトルロード2

【スペシャルカード】【グリンガムのムチ】を使うと登場する。
とどめの一撃は【マダンテ】
また、第六章からは魔法使い、僧侶のレベルを50以上にした冒険の書で決勝戦を勝ち抜くと敵としても登場することがあり、彼女に勝利することで賢者になれる。
ステータスはHP:2123 ちから:24 かしこさ:397 みのまもり:35 すばやさ:88。
チームは一人なのでかしこさがとても高く設定されている。
 
使う技は「【プチマダンテ】」と「月光」。
前者は炎と風の力を融合させた弾を投げ、大爆発を起こす全体攻撃。
後者は宙返りをして全身からホーミングレーザーを放ってダメージを与えつつマヒさせ、自分の回避率を上げる。
呪文以外の技はよけられやすいが、呪文だとあまり効かないので気にせず打撃などでゴリ押しすべし。
雷に弱く、いなずまの剣などを使えば大ダメージを期待できる。
 
DS版DQ6には彼女のレジェンドヒーローカードが同梱されており、これを使えば彼女で戦うことができる。
まずは月光で回避率を上げ、次ターンからプチマダンテで攻めていくのがよし。HPは低いが回避率の高さと打撃耐性持ちの為意外とタフ。
爆発や呪文に弱ければプチマダンテでゴリ押しするのも良い。

シアトリズム

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。初期職業は【魔法使い】。専用装備であるカルベロビュートを持っている。
【勇者】転職適性・【プリンセス】転職適性の両方を持つキャラの一人。

トレジャーズ

お宝として【バーバラの像】が登場。

ライバルズ

第3弾カードパック「不死鳥と大地の鳴動」にて、魔法使い専用レジェンドレアカードとして実装。
CV:三森すずこ

6/5/3
召喚時:残りMPを全て消費する
全ての敵に消費したMPの数分ダメージを与える

初代マダンテ使いであることを反映して、擬似的にマダンテを再現した効果となっている。
本家マダンテよりマダンテらしい効果なのは内緒。
ちなみに召喚時の演出ではマダンテではなくプチマダンテを放っている。
 
コストに対してステータスは低いものの、その効果は強力。
効果が敵全体のためリーダーにもダメージが飛び、最後の詰めにも利用可能。残MPも全て使い切ってしまうが、切りの良い打点になるまで先にMPを使ってしまえば良い。
魔法使いが積む全体除去はイオのみになることが多く、新たな全体除去として便利なカード。同時期に採用されていた【バラモス】とのシナジーも有用。
 
なお英雄ソロを使ってコストを0にしてから10MPの状態でバーバラを出すと、敵全体に10ダメージという凄まじい量のダメージを与えられる。
どれほど凄まじいかというと、あの【ゾーマ】でさえも一撃で倒せてしまう。
もはやプチの領域を超えてしまっている。
後に【天魔王オルゴ・デミーラ】も類似の効果で登場した。

ライバルズエース

真1弾カードパック「英雄たちの凱旋」にて「大魔女バーバラ」名義で実装。魔法使い専用のレジェンドレア。

2/2/2 冒険者
召喚時:敵1体にこのターン中使った特技カードのコスト分のダメージ
対象が敵リーダーの場合は半分のダメージになる

高コストの特技を使ってから召喚することで、ついで感覚で大ダメージを叩き出せる。
3弾の頃のプチマダンテとは違い対象は1体だけなので、あまり過信しすぎないように。

ウォーク

DQ6イベントで登場。クエスト2章2話クリアで仲間になり、4章4話でレベル上限が上がる。
 
初期職は魔法使いで、絆レベルを上げると呪文ダメージとスキルHP回復効果が上昇(呪文ダメージ寄り)。
レベル上限が上がって以後は21でイオナズン、27でマダンテを修得。
攻撃魔力は最大1800程度と凄まじく、賢者、魔法戦士の2つでメラゾーマやギガデインと強力な呪文を扱える。
回復魔力もそこそこあるのだが、単体回復しか持たないのでこちらは活かしにくい。
攻撃魔力が最も高まるのは魔法戦士のため、初期職は僧侶、魔法使いの賢者ルートに加え、
魔法戦士になることも考え、多少苦手でも戦士の職もマスターさせておくべき。

メモリアルストーリー「バーバラのスーパードレッサー」では、記憶を取り戻す手がかりとしてベストドレッサーコンテストに優勝して魔法のじゅうたんを手に入れようとする話が展開される。
最後の5話にて、ブボールの意思を継いで見せると決意するものの、長老なんてガラじゃないと言うことで、「カルベローナの 美人アイドルマスター!」と名乗ろうとしていた。

タクト

「バーバラ」「星夜の守護者バーバラ」の2種類が登場。

「バーバラ」

2021年7月1日開催の1周年イベント「ドラゴンクエストVIイベント」にて登場。「バーバラSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【デビルアーマー】
英雄系 Sランク まほうタイプ。
リーダー特性「デイン属性威力+10%」基本特性「魔女の秘薬」
とくぎは【まほうのせいすい】「カルベローナの閃熱」【月光】
必殺技は【マダンテ】
覚醒スキル 10Pで「呪文のコツ」30P/50Pで「MP+50」を習得できる。

「星夜の守護者バーバラ」

2022年12月9日開催のクリスマスイベント「聖なる夜のプレゼント捜索大作戦」にてタクトオリジナル衣装で登場。「星夜の守護者バーバラSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【ムーンキメラ】
英雄系 Sランク ぼうぎょタイプ
リーダー特性「英雄系しゅび力+30%」基本特性「トゥインクルシールド」(戦闘開始時 かばう状態になる 効果3ターン)
とくぎは「フリーズショット」「聖夜のきせき」「スーパーノヴァ」
必殺技は【シューティングスター】
覚醒スキル10Pで「いどう力+1」30Pで「聖夜の加護」(敵からこうげきを受けた時 最大値の10% 自分のHPを回復し 最大値の8% 自分のMPを回復する) 50Pで「HP+100」などを習得できる。

ドラけし!

「バーバラ」

2022年3月10日開催のDQ6イベント「ふたつの世界とムドーの幻」にて登場。期間限定のムドー&レックピックアップドラポンから排出されるドラけし。
星4の赤属性で、スキルは横長を攻撃するベギラマ。もちろんイベント特攻もついており、緑属性の【ブラディーポ】に効果大。
イベント「ふたつの世界とムドーの島」ではアモール周辺の隠しステージである月鏡の塔に登場するも、それが災いしてか後半ステージのムドーの城では馬車でお留守番するハメに。

「プリンセスバーバラ」

その後1.5周年記念イベント「破壊と殺戮の神ダークドレアム」後半にてプリンセスローブを着用し、おうごんのティアラを着けた「プリンセスバーバラ」が実装。
星6の黄属性で、スキルは一度だけ呪文で超広範囲を攻撃する「マダンテ」。
けしコン!で編成していると500pt獲得できる一方、強敵デーモンキングでは何の特別な効果も無い。

「キラー式バーバラ」

キラーマシンの里 2章で実装。ストーリーではサンドアーマー零に苦戦するなかで駆けつける。だが原作のバーバラの末路からステイシーは「この出来事は夢では」と疑う。
限定ドラポンから排出される星6赤属性で、スキルはかなり広い円形の範囲を呪文攻撃しつつ敵の行動を遅延させる「キラーマノヴァ」。
強敵サンドアーマー零に効果大で、ハッサンより攻撃範囲が広くて使いやすい。

バトケシ!でのダメージアップ効果はテツスライムに効果中、レアボスの覚醒サンドアーマーにも効果中。どちらのボスでも獲得ポイントアップ効果中。
だがバトケシ!での最大威力の攻撃は呪文なため、当イベントでのバトケシ!ではハッサンより火力が劣るので、結局は一長一短である。