【ピッキー】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:05:40

概要

DQ5などに登場するモンスター。
ボールのように丸い体型をした派手な黄色いオウム(頭部は緑で、更にピンク色のたてがみ)のような鳥の魔物で、極めて愛らしい外見である。
その名称は【ギャオース】【リンリン】同様、恐らく啼き声からつけたのであろう。
あるいは「Pick(英:つつく)」からか。
 
色違いに【クックルー】【デスパロット】【ぬくぬくどり】がいる。

DQ5

系統最下位種。
主人公が奴隷暮らしをしている間に生態系が変わったのか、青年時代になってから【サンタローズ】周辺に登場する。
上位種はよく4匹グループで出るが、こいつは1グループ3匹が限度になっている。ただし、ごく稀に2+2で4匹で出ることはある。
意外に知能が高いようで【ルカニ】の呪文を使い、対象の守備力を下げた後に嘴で攻撃してくる。
グループローテーション行動を取るモンスターで、
通常攻撃→通常攻撃→ルカニ→通常攻撃→通常攻撃→通常攻撃、の順番で行動する。
ただでさえ数で勝負してくる上に、こちらの人数が少ない段階でのルカニは非常に辛い。早めに数を減らそう。
HPは低いので【ブーメラン】【チェーンクロス】での打撃ならあっさり倒せるが、攻撃呪文への耐性も軒並み無い点を突いて【バギ】【イオ】を絡めるのも手。
落とすアイテムは【キメラのつばさ】。鳥だからか?
残念ながら仲間にはならないので、この系統を使いたいプレイヤーはクックルーで我慢しよう。
 
仲間モンスターが解禁された直後のオラクルベリー~ラインハットのエリアに初登場する系統最下位種の中で、加入するのが最下位種ではなく上位種というパターンは実はピッキーのみである。
なお系統が複数種いて加入するのが最下位種でないというケース自体は珍しくはなく、序盤モンスターに限ってもブラウニー、ばくだんベビー、ダンスニードルなど、SFC版から加入する連中の半数近くが該当する。これらは基本的に下位種が青年時代前半には出ないという共通点がある。例外は【おどるほうせき】【ドラゴンキッズ】(下位種の【わらいぶくろ】【ベビーニュート】が幼年時代と青年時代にまたがって出てくる)。
 
格闘場では3種類のカードで登場するが、打たれ弱い上にローテーションの関係上3ターン目にルカニを唱える隙を突かれるのであまり勝てない。
ただ、スカラが弱体化したPS2版では【どぐうせんし】とのカードの際に倍率の高い方のピッキーに賭けてもいいだろう。
 
なお小説によると食用としても用いられるらしく、港町【ポートセルミ】指折りの餐庁『グレイトドラゴンと踊る宝石亭』では、羽根飾りを背負った踊り子たちのお色気たっぷりの軽芝居を鑑賞しながら、客席にて海鮮料理やピッキーのオーブン焼きが食べられるという。
家畜化されているのだろうか?

DQ10オフライン

【ガタラ原野】【モガリム街道】【レーナム緑野】に生息。
【ドルマ】も習得して、クックルーの上位種となった。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【かぜきりのはね】

Ver.2

真の【ロヴォス高地】樹天の連橋の下にも生息。

DQ10オンライン

生息地が増え、魔界では【ピッキー・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQM1・DQM2

鳥系として登場。
1では【まちびとのとびら】などに、2ではイル編のみ海賊の世界のフィールドなどに出現する。
配合では【鳥系】×【スライム系】の配合で生み出せる。さらにスライム系との配合で、【ドラキー】が生み出せる。
習得する特技は【マヌーサ】【ルカニ】【こうらがえし】
序盤の弱小モンスターかと思いきや、MPとすばやさが良く伸び、長い目で見ればHPもそれらと同じくらい伸びる。
会心率や成長の早さも良い。技をもうちょっとどうにかすればシナリオ中では十分活躍が見込めるだろう。
序盤に見かけたら是非とも仲間にしたい。さすがにストーリーが進めば物足りなくなるが、【テト】【ひょうがまじん】とのお見合いで【ホークブリザード】を作るなり出来るので、仲間にして損は無い。
PS版のAIはHPの低い敵から狙うという賢い仕様となっているため、そこに出現する他のモンスターよりHPの高い【まちびとのとびら】の個体は最後の1体として残しやすく、比較的簡単に捕獲できる。

テリワン3D

しばらく欠席していたが、クックルーを蹴って出てきた。
【自然系】Fランクで最初の旅の扉ことたびだちの扉に生息し、2~3階層のあちこちでピョンピョン跳ねている。
 
当面は唯一の【テンションアップ】なので貴重な逸材。スカウトがグッと楽になるので、必ず捕まえておこう。
ただし守備力が低く、自然系ゆえにマインドが刺さりまくるのが辛いところ。
 
他の特性は【スタンダードボディ】【ときどきピオラ】
+値を上げることで【ギャンブルカウンター】【こんらんブレイク】を得る。スキルは【レンジャー】
 
こいつ自身が鳥だからか、適当な【ゾンビ系】と配合すれば【おおがらす】になり、彼と【やたがらす】とのカラス同士の配合で【デスフラッター】に派生させることができる。
残念ながらデスフラッターは特殊配合先がないためそこで打ち止めだが、その気になればあの【にじくじゃく】までつなげていくこともできる。自然系なので【よるのていおう】との配合で【ヘルコンドル】を作れ、そこからできる【ひくいどり】【ホークブリザード】を4体配合すればよいのだ。
序盤の頭数要員がクリア後まで使える強豪まで血脈を繋いでいく、そう考えると熱いものがある。

イルルカ

野生では出現しない。
【他国マスター】がこいつとおおがらす、【ネジまきどり】【よなくにどり】という鳥パーティを率いていることがある。
 
テンションアップの特性が削除され、かわりに【ときどきテンション】になった。
【新生配合】【こうどう はやい】、メガ・ギガボディ化で【AI1~2回行動】、ギガボディ化で【こんらん攻撃】を習得。

ジョーカー3

系統が魔獣系となった。鳥だが飛べないのかライドタイプは空中ではなく陸上である。
【崩落都市】に生息し、時折何かを啄みながら歩いている(この仕草はDQ10の出現時のモーションの流用)。こちらを見かけても襲ってこないが、いきなりテンションの特性を持つ上に全体攻撃呪文の【バギ】を唱えてくるので注意。
たまに【ひとくいそう】に捕食されている。あろうことか、ひとくいそうのすぐ隣に配置されている個体もいる。
おまけにライブラリの豆知識にも食べた時の味について書かれており、「オーブン焼きが美味」と、前述の小説版5の設定が取り入れられている。
特性はときどきテンションが【いきなりテンション】に変更された以外はイルルカと同じ。超ギガボディ化で【ラッキー】を習得する。

ジョーカー3プロ

無印版同様、崩落都市に出現。一部の【メタッピー】がピッキーに差し替えられており、数がやや増えている。
ひとくいそうのすぐ隣に配置されている個体の近くにいたメタッピーもピッキーに差し替えられており、2体に増えている。とは言え、ひとくいそうはピッキーを1体捕食するとそれ以上はピッキーを襲わなくなる仕様なので捕食されるのはどちらか片方だけだが。
【ティコ】のディスクでの戦闘では黄色い鳥つながりかお供として2匹登場し、【よいどれブレス】【アシッドブレス】を吐きかけこちらの妨害を図るのが主。
合体特技は【宇宙のきせき】、合体特性は【超おうえん】

DQM3

自然系のGランク。
野生では出現せず、自然系と魔獣系の系統配合で生み出される。
 
特性は【ときどきピオラ】【こんらん攻撃】(Lv20)・【ファイターズハイ】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~2回行動】【おいうち】【こんらんブレイク大】(Lv60)。
所有スキルは【つむじ風】
 
【おおがらす】との配合で【おおにわとり】【グレムリン】との配合で【ドラキー】【モーモン】との配合で【ももんじゃ】が生み出される。

ライバルズ

1/2/1
いずれかのプレイヤーのヒーロースキルが発動する度
両プレイヤーはカードを1枚引く

第5弾「勇気の英雄譚」で登場した共通ユニット。レアリティはノーマル。
本弾で初登場した英雄カードとのシナジーを持つ。
HPは非常に低く少し小突かれただけで死ぬが、生き残れば大量ドローも期待できる。
1コストでドロー効果の付いたユニットは希少であり、速攻で勝負を決め相手にドローさせるデメリットが気になりにくいアグロデッキで採用されていた。
具体的には、敵にドローさせるのがメリットにもなる「アグロピサロ」と【メラミ】【メラゾーマ】を何としても引き込みたい「アグロぜシカ」である。
現在はスタン落ちにより使えなくなっているが、彼の魂は似たような効果を持つ【チェリースライム】へと引き継がれた。

ダイの大冒険

原作では未登場だが、新アニメでは第3話冒頭のオリジナルシーンにおいて、魔物軍団の一員として登場している。
この際「魔王軍 進撃だ! ゆけ ゆけ~っ!」というセリフの下で進撃するのだが、字幕表示では話者が【クロコダイン】となっていることや他の魔物の構成から、百獣魔団所属とみられる。
DQ10などでは歩行していたので飛べないのかと思いきや、他の飛行系モンスターと共にしっかりと飛ぶ様子も描写される。