【マッドオックス】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:33:20

概要

DQ3・9などに登場する。
系統最下位種であり、上位種には【ゴートドン】【ビッグホーン】がいる。星ドラにはメリーオックスが登場する。
名前を直訳すると「狂暴な雄牛」。しかし角の形はむしろ羊っぽく、更に上位種のゴートドンは名前を直訳すると山羊である。全て偶蹄目に属する生物ではあるが……。
『北斗の拳』の元ネタになった事でも有名な映画『マッドマックス』に名前が似ていることや、1985年にサンソフトから発売されたカーアクションゲーム『ルート16ターボ』の主人公の車『マッドエックス』が、攻略誌等で『マッドオックス』と誤記されていたこともあったので、それで覚えている人も少なからずいるだろう。
 
FC版では水色のツノでベージュ色の毛皮を纏っていたが、SFC以降はツノが灰色、毛皮もやや茶色がかった色になった。

DQ3

【ダーマ神殿】周辺や【ガルナの塔】に出現するモンスター。 
通常攻撃のほかに【ギラ】を使ってくる。
ギラを使う敵は【ハンターフライ】が初だが、こいつはハンターフライと比べHPと守備力が格段に高い。
特にHPは60と周囲の敵より頭一つ抜けており、この時期主力の【ベギラマ】はおろかLv20で覚える【ヒャダルコ】でも倒しきれないことが多い。
HP以外全てのステータスが名ばかり上位種族のゴートドンより上であり、ダーマで転職した直後に試しに戦ってみて苦戦するのはお約束。
また最上位のビッグホーンともそれほど差がないこともあって、戦う時期の相対的感覚で形式的には系統の最下位ながら一番強く感じられる。
幸い補助呪文は【メダパニ】を除いて弱耐性なので、【ラリホー】【マホトーン】で無力化を狙おう。
また、【マホトラ】は必ず効くのでMP補給源にも使える。 
こちらのレベルが高いと逃げてしまう点はハンターフライと同じ。
 
ドロップアイテムは【かわのたて】(1/128)。

DQ9

【ほろびの森】にのみ登場する。
割と序盤のモンスターになったが、相変わらず周囲の敵と比べるとHPが高い面倒な敵である。
本作では呪文を使わない脳筋キャラになった。というか、本作ではギラがリストラされたので、どの道使えないが。
テンションをためたり体当たりを仕掛けるなど、一発に重きを置いた攻めをしてくる。
が、やはりこちらが強いと逃げてしまうこともある。
落とすアイテムは通常枠が【ゆめみの花】、レア枠が【やわらかウール】
 
今回はゴートドンがちゃんとした上位種族である。
それにしても、向こうの得意技の【ボミオス】は復活していて、こちらのギラはリストラで使えないなど誰が予想したであろうか。

ライバルズ

第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。僧侶専用のスーパーレア。

3/2/3
召喚時:正面にいるランダムな敵ユニット1体に1ダメージを与える
スキルブースト:+1ダメージ

【勇者エイト】に合った効果で登場。
勇者エイトレベル2の起動も兼ねて中盤の雑魚処理として便利。
スキルブーストで効果ダメージが上がった状態なら大型ユニットの処理も可能。
僧侶の場合、【グランドクロス】等のケアの都合上正面に敵ユニットが2体並ぶことはあまりないため、割と簡単にユニットを1体に照準を定めて倒すことができる。

ダイの大冒険

【デルムリン島】のモンスターの1体として登場。
普段【ダイ】はコイツにまたがって遊んでいる様子が見られる。
魔王復活によって、デルムリン島のモンスター達が正気を失った際にも、ダイは突然暴れ出したコイツを諌めようとしていた(その際、邪悪な怪物の目になっていることに気付いた)。
旧アニメ版では「バトックス」という名前をつけているようだ。
 
また、【ロモス】編では、百獣魔団の一員として攻城戦時に【兵士】をギラで焼き払っている他、【マトリフ】【ポップ】を稽古つける際にも、コイツにまたがってポップを追いかけ回し、ギラらしき呪文で攻撃する描写がある。
はっきり名前が出ているわけではないが、同種モンスターの中で攻撃呪文が使えるのがこいつだけであるため、このマッドオックスと断定できる。
なお、なぜマトリフがマホカトールの中にいるわけでもないこいつを手懐けられていたのかは、不明である。

ロトの紋章

金羊将軍ミナトンの直属の配下としてアリアハン郊外でアルスと激突。
魔法を吸収する毛皮を持つミナトンにギラを放ち吸収させることで、一時はアルスを追いつめた。
ところが、友軍のバークートのマジックアロー(マホトーン効果)を逆用されて、ミナトンは敗北。
指揮官を失い、その後の戦闘で全滅したと思われる。