【マヒャドフライ】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 02:58:45

概要

DQ4・8に登場するモンスターで、生意気にも名前通りの【マヒャド】を使うハエ男。寒冷地に映える真っ青な色合いがクールだ。
色違いに【はえおとこ】【ベルザブル】がいるが、系統で唯一モンスターズ未登場。
しかしインパクトのある名前と外見だけに知名度はそこそこ高い。
「フライ」はハエを意味する。
 
DQ8のガイドブックによると凍死した動物の死肉を食べているらしいが、マヒャドを使える辺り「寒さでのたれ死んだやつを探す」のではなく「自分で仕留める」スタイルの可能性もある。
 
【ホイミスライム】【ラリホーアント】に端を発する使用呪文を冠する名前のモンスターで、同期の【メラゴースト】とは「攻撃呪文を名乗る」共通点がある一方で片や初級、片や上級と対照的。
 
なお初登場のDQ4では味方キャラクターとしてマヒャドを使うブライと言う老人が存在する。案の定【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】ではネタにされてしまった。
ちなみに彼は【コンジャラー】系だの【オーガー】だの他のモンスターにも縁がある。

DQ4

【海鳴りのほこら】【世界樹】で出現。
行動パターンは攻撃 or マヒャドの半々で、判断力が高いのでMPが尽きるか呪文を封じられると通常攻撃しかしなくなる。
 
MP12でマヒャドは1回しか使えないが、とにかく大群で現れるため、一斉に撃たれるととても危険。前作のエビルマージの再現である。耐性防具を装備していない場合、2発も喰らえば一気に瀕死に陥るハメになるだろう。
さらに【マホトーン】【ラリホー】【マホトラ】等の補助呪文は全般的に効きにくいので、小細工無しに全力で立ち向かう必要がある。ハエだから叩きつぶせということか?
 
ただハエのくせに素早さが低く、大抵は自慢のマヒャドを唱える前に片付ける事は可能。HPは90とそこそこの値で、マーニャの【ベギラゴン】が当たればほぼ確実に一撃で沈む。
生意気にも【ギラ系】に弱耐性を持っているので時々外れて1~2匹撃ち漏らす可能性もあるが、残党は他のキャラで片づければ問題ない。ちなみにこちらからのヒャド系もたまに効くが、ギラ系で消毒してしまおう。
 
レベルが低いなどの事情でより安全に行きたければ、マヒャドが1回しか使えないという弱点を突けばよい。まず最初に【アストロン】【勇者】がLv21で習得)を唱えてマヒャドをやり過ごすのだ。
ちなみに本作のアストロンはコスパが良く必ず先行で唱えられるので、無駄打ちさせてから戦えば安全に倒せる。攻撃力自体は周辺の敵よりも低めなのでマヒャドが使えなくなればただのハエになる。パーティの強さを問わず最も有効な戦法なので、非常にオススメ。
また4匹組を倒せば経験値も1000を超えるので、上記の戦法を使ってなるべく積極的に倒していきたい。
アストロン未習得の場合はさすがに危険度が跳ね上がるが、【てんばつのつえ】複数本やマーニャのベギラマを駆使すればマヒャドが来る前に倒せないこともない。バギ系にも弱耐性を持つのでハズれるときはハズれるが。
 
落とすアイテムはハエらしく【うまのふん】(1/64)。
トルネコを連れていると勝手に掠め盗ることもあるので出現地域を長時間探索しているとたまに彼の手持ちや袋に肥溜めコーナーができるが、自業自得を見ることになる。

DQ8

【雪山地方】北部や【薬草園の洞窟】B1~B2で出現。
元々出現率が低めな上に、終盤では雪山地方の出現率がやや下がる事もあり、少々遭いにくいかもしれない。
 
こちらは雪山に住んでいることもあり、【ヒャド系】や吹雪に完全耐性を持っている。
しかし【ギラ系】が無耐性になり、都合よく雪山地方前に【ベギラゴン】を入手できる。
この系統お馴染みの「手をすり合わせる」という【無駄行動】もするが、やはりマヒャドのダメージは痛い。
MPも30に増えており、最大で2回使えるようになったので、同じく全体攻撃持ちの敵と組まれると厄介。
マホトーンは効きやすくなっているので、手早く無力化しよう。
今作でも判断力は高く、MPが切れるか封じられると通常攻撃か手をすり合わせるしかしない。
 
落とすアイテムは通常枠が【うしのふん】(1/32)、レア枠が【ドラゴンのふん】(1/64)。とことんふんマニアである。
こいつの生息環境ならふんもカチカチになっていそうだが。ドラゴンのふんは高熱を持っているので平気だろうか。

ライバルズ

2/1/4
敵リーダーにダメージを与えたとき
相手の手札にうまのふんを加える

第4弾「モンスターもりもり物語」で登場したユニットカード。レアリティはノーマル。
アイデンティティであった【マヒャド】を捨て去り、ハエだからか相手の手札に【うまのふん】を与えることに全力を注いでいる。
ライバルズでは手札が10枚しか持てず、それ以上手札に加えようとすると溢れて無くなってしまうため、相手の手札に擬似的にダメージを与えることができる。
「敵リーダーにダメージを与えたとき」にうまのふんを与えるため、【テリー】のテンションスキルや、武器での攻撃でダメージを受けた時にも糞を押し付けられるのがミソ。
HP4はコスト2のカードとしては高く非常に処理しにくい反面、攻撃力1は低く相手に与えるプレッシャーは(手札圧迫を除けば)乏しい。
だが、僧侶の【スピリットリンク】などの攻撃力をHPと同値にするカードと組み合わせることで突然ムキムキになって殴りかかってくることもあるため、僧侶に使われた場合は気をつけよう。
【ウイングタイガー】などの効果で攻撃力を0にされてしまったり、【ビッグシールド】などの軽減効果でダメージを与えられなかった場合も糞を渡すことはできないため、攻撃力を高めることは糞を送りつける能力を上げることにも繋がる。
 
なお、「相手の手札を増やす」という効果は【アロードッグ】のような手札枚数が多いと強力な効果を発揮するカードや、英雄【ビアンカ】Lv3の「家族の絆」のように手札使用で効果を発揮するカードに対しては利敵行為となりうるので注意したい。
まあうまのふんを握りしめて絆を感じる家族というのも絵面としては非常に嫌ではあるが。

ドラけし!

「世界樹」に登場。
☆2・紫
スキルは「マヒャド」