【暗黒皇帝ガナサダイ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:26:07

概要

DQ9で中ボスとして登場したモンスター。第1形態の色違いに【名をうばわれし王】がいる。
星ドラには第1&第2形態の色違いであるヤヤーレ将軍と第2形態のモデル替えである火戦皇帝、木師皇帝がいる。
英語版での名前はKing Godwyn。

DQ9

300年前に滅亡した【ガナン帝国】の皇帝。本編開始以前に【堕天使エルギオス】によって帝国ごと復活させられ、魔物となって蘇った。
いわゆる「世界征服を目論む悪の皇帝」という、他のRPGやアクションゲームでもおなじみのステレオタイプの悪役キャラクター。
だが、意外にもドラクエシリーズで「帝国」や「皇帝」が登場したのはこれが初めてである(ドラクエの場合は「皇帝」ではなく「帝王」の方が相応しいという意見も結構ある様子だが)。
モンスター名という枠組みにおいては【スライムエンペラー】【竜皇帝バルグディス】に先を越されている。
 
かつては世界に覇を唱えた大帝国を率いる指導者であり、善し悪しはともかくとして、精力溢れる英傑だったとされる。
にもかかわらず、「名がダサい」「ダサいがな」「かなりダサい」「サイだがな」などとネット上のそこかしこで弄られる可哀相な御仁。それもそのはず、「ガナサダイ」を並べ替えると「ナガダサイ」「ダサイガナ」「サイダガナ」になってしまうのだ。
配信クエストにて、生前父親を暗殺して即位したこと、寵愛していた妃【サンドネラ】もろくな奴じゃなかったことなどが判明する。
 
かつて【ナザム村】【守護天使】だった頃のエルギオスを捕らえ、その力を利用していたが、それが暴走して国が滅びる羽目になったらしい。
蘇ったガナサダイは今度こそ野望を達成するべく、配下の三将軍に【女神の果実】を集めさせていた。
……が、実際には【ギュメイ将軍】は国王の近衛の警備を務め、【ゴレオン将軍】は牢獄番をしている。そんなわけで女神の果実を集めるため飛び回っていたのは【ゲルニック将軍】だけだったりする。
適材というべきかゲルニックは鳥人なので、本当にあちこち「飛び回っていた」わけだ。
 
彼の配下のガナン帝国三将軍は出番こそ少ないが個性派揃い。
ゴレオンは力自慢だが装備も道具も取り上げないマヌケな脳筋、ゲルニックは狡猾な頭脳派にして各地を飛び回る行動派、ギュメイは忠誠心が強く、人柄の良い武人で、【まじんぎり】【斬り上げ】で相手に何もさせないまま全滅に追いやる凄腕剣士……とそれぞれ明確な性格付けがなされており、非常にいい味を出している。
 
しかし、彼自身は出番が少ないうえに台詞もさほど多くなく、戦闘に関しても特徴に欠けるためかなり薄味なキャラクターになってしまった。
個人的な活躍といえば、死ぬ間際に主人公の師匠【イザヤール】を殺害したくらい。
ちなみにガナサダイは主人公を「ネズミ」(【フォロボシータ】は「小ネズミ」)、ゴレオンは「虫ケラ」と呼んでいた。 どうも彼らは主人公を小動物に例えて見下すのがお好きなようだ(もっとも、昔ながらの悪役には大抵こういう奴がいるのだが……)。
ちなみに虫けら呼ばわりはDQ8の【暗黒神ラプソーン】やDQMJ2Pの【邪獣ヒヒュルデ】もやっているが、同じDQ9で主人公はお怒りの先代「ゴミ」呼ばわり、そしてエルシオン先生には間接的ながら「なまけ者」呼ばわりされている。どうも本作主人公は呼ばれ方がひどい。
 
前座ボスのポジションとしては【バラモス】【ムドー】の系譜というよりも設定が設定なだけに 直前まで名前が出てこない【イブール】の方が近いか。
中盤辺りから何度か顔見せくらいしていれば、大きく印象が違ったかもしれない。
さらに困ったことに、ムドーやリメイク版のバラモスみたいな専用テーマ曲も存在しない。
 
三将軍や兵士達と同様、既に人間はやめているようで、あからさまにプレイヤーキャラと体格が違う他、よく見ると目が3つある。
ただし特別扱いで、彼だけは第一形態・第二形態共に【????系】
 
なお、ガナサダイと三将と【グレイナル】と合わせると、名前が「ガギグゲゴ」で揃っている(順番は別として)。
【リッカの宿屋】のスタッフといい、何か特別な意味があるのだろうか?

第一形態

イベントシーンなどでも確認できる人間型。
ただし前述の通り体格は明らかに普通の人間より大きく、ギガンテスみたいな巨体を誇る偉丈夫の王様。
奇数ターンに1回、偶数ターンに2回行動で通常攻撃のほか、念じボール、メラゾーマ、しんくう波、いてつく波動を使う。
攻撃力はそこまで高いわけではないのだが、HPの低いメンバーが念じボールを2回受けるとまずい。
スカラやピオリム、バイキルトなどの補助呪文を使うのは怠らないようにしたい。
こちらの守備力が高いとあまり通常攻撃をやってこず、念じボールやメラゾーマばかり使うので場合によっては危険になる。
たまに効かないこともあるが、守備力ダウンが有効なのでルカニや兜割りで守備力を下げるとよい。
風と光属性が弱点だが、ストームフォースならしんくう波を軽減できるのでライトフォースよりもこちらを使おう。
この後に第二形態が控えているのでMPや道具の無駄な消費を控えるためにも素早く倒したい。

第二形態

上半身は第一形態と似ているが、白骨化したドラゴンのような下半身と翼がついた姿の怪物。
右手には第一形態が持っていた錫杖が変化した斧のような武器、左手には盾を装備している。
直接攻撃、メラゾーマ、いてつく波動、激しい炎、スクルト、マジックバリアを使い、痛恨の一撃も放つ。
何故か激しい炎の頻度が低いことがあり、打撃ばかりやってくることも。
痛恨は防御無視でなく、ダメージを増やすタイプのものなのでスカラなどで固めればさほど脅威ではない。
第一形態とは違い、完全2回行動の上に攻撃力もかなり高くなっているので要注意。
ただし頭が悪くなり、メラゾーマをマホカンタやミラーシールドがかかっていても使うようになっている。
風と光に加えて、炎属性も有効になった。呪文で攻撃する場合はメラミを使うといいだろう。
フォースを使う場合はライトフォースがダメージを一番多く与えられるが、ファイアフォースならメラゾーマと激しい炎を軽減できる。
どちらを使うかは状況に応じ判断しよう。攻撃役はライト、それ以外はファイアフォースとするとベスト。
スクルトやマジックバリアで守りを固めることもあるので、ルカニや兜割りで守備力を下げるのも忘れないように。
【ドルマゲス】などとは違い、第二形態で負けると再び第一形態から戦う必要があるので注意しよう。
 
設定上は三将軍よりも遥かに強いようなのだが、ギュメイ将軍の方が強いという声もちらほら。
とはいえ、第二形態なんかは普通に痛恨もあるし、全体攻撃は結構強力なので、ゲルニック将軍ほど軟弱ではない。
ギュメイ将軍はある一点が尖っているために運ゲーになるのに対し、ガナサダイは攻撃が全体的に安定して強力なものが揃っているので運ゲーにはなりにくい。
また、第二形態があるとは思わなかったという人も多いのか、MPの温存を忘れて第二形態にやられる人もいる模様。
第一と第二形態のHPを合計すると実質【堕天使エルギオス】よりHPが高い5000以上あるので、MPを回復する手段は忘れないように。
第一形態は無理だが、第二形態はスカラやファイアフォースなどを使えば、凍てつく波動をされない限り完封できる。
そのため、一人旅では第一形態の方が遥かに強敵だったりする。

ジョーカー2プロ

モンスターズシリーズではジョーカー2プロフェッショナルで初登場。
姿は第二形態で、???系ではなく見た目どおりの【ゾンビ系】。ランクはS。
とここまではいいのだが、なぜかサイズが3枠の超巨大モンスター……。
確かに原作でも主人公たちに比べればかなりの巨体ではあったのだが、
同じくGサイズの【ブオーン】とか【大魔王ラプソーン】に比べるといささか違和感があるかもしれない。
 
入手は配合限定で、
ゴレオン将軍&ゲルニック将軍&ギュメイ将軍&【バルボロス】の四体配合。
意味不明な組み合わせが多いこのシリーズの配合において、珍しく納得の組み合わせである。
特性はギガボディ2~3回【自動MPダウン】【マホトラ攻撃】【いてつくはどう】
 
帝国三将(特にギュメイ将軍)も作るのにある程度の手間がかかるが、問題はバルボロス。
バルボロスはモンスターのタマゴからしか生まれないので最低1回は最強マスター決定戦に参加する必要があり、通信環境なしでの誕生は不可能だったのである。
また、2014年5月20日を以てDS用Wi-Fiコネクションサービスが終了したうえ、Sランクゆえに通信でもらうこともできないため現在は完全に入手不可能となってしまった。
 
能力の面では、賢さが1000まで伸びるため攻撃は呪文を主体にしたいところ。
しかし、2~3回行動持ち特有のマイナス特性「自動MPダウン」を持つ上に攻撃力は550と低く、
長期戦でMPが枯渇するとほぼ無力化する。マホトラ攻撃も発動率はそんなに高くないため、戦術に組み込もうにも安定性に問題がある。
耐性自体は悪くないものの、守備力が低ランクモンスター並に低い上に
HPも1900と3枠モンスターとしては高くなく、耐久力も今一つ。
 
持ってる武器はどう見ても槍だが、実際には素で槍を装備することは出来ず、代わりに剣を装備することが出来る。
しかし、剣には強力なものが多いとは言ってもこの程度の攻撃力では大して意味が無い。
 
似たような性質のモンスターに【ガーディス】がいるが、向こうが配合の終着点なのに対し、
こっちは【マガルギ】との配合で【エルギオス】が作れるため、
素材としての価値がある分まだ救いがあるかもしれない。
 
スキルは固有の「暗黒皇帝ガナサダイ」。
【大地斬】を覚えられる希少なスキルである。

テリワン3D

今作では第一形態も登場する。

第一形態

名称は「皇帝ガナサダイ」となっている。ゾンビ系でランクはA。
配合は【キングレオ】×【イブール】。やはりそっちの系譜だったようだ。
ちなみにこの2体、それぞれのCDシアターでどちらもCVが岸野幸正だったという共通点がある。
 
2枠モンスターで特性は【メガボディ】【ひん死で呪文会心】、マホトラ攻撃、【AI1~2回行動
+25で【まれにマジックバリア】、+50で【亡者の執念】が追加される。
サイズと行動回数、ひん死で呪文会心以外は第二形態と同様である。
行動回数の差で第二形態が攻撃力550しかないのに対し、こちらは900まで伸びる。
究極化すれば1100にまでなり、賢さも1037と第二形態をわずかに上回っている。
第二形態の素材になっていることに加え、【ドメディ】との配合で父親である名をうばわれし王を生み出せる。息子から父親が生まれることに激しく疑問を感じるが……。
この点は(【プチターク】が本当に息子ならば)【エスターク】にも言える。
スキルは「ブラックファイター」。

第二形態

第一形態が登場した事に伴って配合はバルボロスから皇帝ガナサダイに代わっている。
前作同様3枠だが「メガボディ○回」と「ギガボディ○回」はそれぞれが独立し、ギガボディとAI2~3回行動になった。
他にはいきなりスカラ、マホトラ攻撃、いてつくはどう、+25でまれにマジックバリア、+50で亡者の執念が追加される。
 
マイナス特性の一斉後天技能化に伴って自動MPダウンがなくなった事で継続戦闘能力は向上。
究極化で攻撃力は700まで上がったが、それでも3枠としてはいまいち物足りないので、やはり呪文で攻めることになるだろう。補強すれば両刀もできるが。
ステータス上の耐久力はかなり低いもののイオ、ヒャド、吹雪ブレス、ドルマ、ベタン無効とやたらと耐性が高い上にいきなりスカラがあるため、守備SPを積んだ上で耐性を上げればいてつくはどうを持たない相手には鉄壁の耐久力を見せる。
亡者の執念があるので亡者リザオも可能。
なお、なぜかドラゴン系と同じく異常耐性は毒にのみ穴がある。見た目がドラゴンぽいからだろうか。
 
固有スキルの「暗黒皇帝ガナサダイ」は比較的デメリットの少ない【ちょうはつ】でいてつくはどうが使える有能なスキルになっている。
エルギオスの素材になっている点には変わりがないが、今作ではマガルギの代わりに【絶望と憎悪の魔宮】でも代用可能。
 
こいつが最も厄介なのは他国マスターが使ってきたとき。
【メドローア】【オーロラブレス】といった強力な攻撃をしてくる上にバイキルトやSHTで一気に攻撃力を上げてくる。
相方のマジンガ様共々スキルが有用なだけにスカウトしたいところだが、下手をすれば全滅する可能性の方が高い。
 
ちなみにこいつ、めぐりあいの扉で後ろ姿を見てみると、腰の部分がなんとも珍妙なおっさんの顔に見える。

イルルカ

基本的には前作と変わらず、第一形態も第二形態も登場する。

第一形態

特定の個人だったはずなのだが、ふしぎな鍵の異世界には部下の三将共々、普通に野生のものが出現する。
このため入手が楽になったが、高レベルのカギに出現するものは能力が高く、スカウトが難しい。
相変わらず攻撃力と賢さのバランスが良く、物理も呪文もこなせる能力である。
特性は前作と同じだが、新生配合することでメラブレイクを習得する。
また、ギガボディにするといてつく波動の特性が得られる。

第二形態

流石にこっちの形態は通常出現しないが、報酬として選ばれることはある。
前作と特性は同じだが、こちらも新生配合することでメラブレイクが追加される。
ギガボディの耐性補正の変更により、ほとんどの状態異常が「半減」か「激減」で、しかもハックに弱い。

ジョーカー3プロ

部下の3将軍やその色違い、更にはバルボロスやグレイナルも復帰したが、コイツだけは呼ばれなかった…。
似たような立場のモンスターに【イブール】がいる。

DQMSL

第1形態が「ガナサダイ」、第2形態が「暗黒皇帝ガナサダイ」名義で登場。

第1形態

ゾンビ系のSランク。ガチャ産だが、毎月購入できる交換券で交換は可能。
特技は無属性息ダメージを与え、命中した敵の守備力を確定で1段階下げる「腐食の瘴気」と、
敵全体を確率で即死させ、即死しなかった敵の補助効果を解除する「命凍る波動」。
特性は【亡者の執念】、リーダー特性は「ゾンビ系の攻撃力と素早さを10%アップ」。
執念持ちかつ命凍る波動が高性能なので転生させずにこのまま使用するプレイヤーも居る。

第2形態

ゾンビ系のSSランク。
特技は毒、麻痺、【マ素】状態の敵に効果大の無属性斬撃ダメージを与える「暗黒の魔槍」、
敵全体にバギ系ダメージを与え、確率で麻痺させる「しんくうれっぱ」。
特性は力尽きた時に確定で執念状態になる「亡者の怨嗟」、各種メタルボディの敵に与えるダメージが2倍になる「ヘビーメタルキラー」。
リーダー特性は「ゾンビ系の攻撃力と素早さを15%アップ」。
【新生転生】すると特性に「風の使い手」と「いきなりマインドバリア」が追加され、身代わり状態の敵に効果大の無属性体技ダメージを与え、確率で麻痺させる「屍皇帝のいあつ」を習得する。リーダー特性はそのまま。

今作では攻撃力や素早さが高い、物理攻撃に特化した性能。
毒、眠り、麻痺、混乱、マヌーサ無効と優れた状態異常耐性を持つため執念状態にならずとも動きを止められる心配は少ない。
反対にHPや守備力、攻撃系属性耐性は低めだが、執念状態に移行しやすいためむしろ長所になっている。
主な使用法としてはゾンビ系としては高めの素早さを利用して命凍る波動で補助効果を消す、屍皇帝のいあつで身代わりを突破することが挙がる。
単体ではそれほど強くないが、ゾンビパではかなりの活躍を見せるため採用率は高い。

バトルロードビクトリー

第一形態が登場。【レジェンドクエストIX】の第八章で登場した合体モンスター級の敵。
【ぬしさま】同様に新しく登場したモンスターなのにカード化されなかった残念なやつ。
技は魔王級のモンスターも使う【メラゾーマ】と、風の玉を発生させて敵単体に飛ばして2回攻撃し、時々マヒの追加効果を発生させる「しんくうれっぱ」。
 
打撃に耐性がありダメージを与えにくいが、雷や光に弱いので上手く弱点を突こう。
満点クリアの条件はSPカード【聖なる祈り】の発動なので問題無いはず。

ライバルズ

第4弾カードパック「モンスターもりもり物語」にて、魔剣士専用レジェンドレアカードとして実装。
姿は第2形態のもの。

7/6/6 ゾンビ系
パワフルバッジ:自分のターン終了時、ゾンビ系の味方ユニットを+1/+1

実装当時のステータスは9/4/4とあまりにも低く、設定ミスじゃないかと言われるほどだった。
あまりに酷すぎたので8/6/6というコスト、スタッツに大幅強化され、運営が想定した通りにゾンビデッキのフィニッシャーとして猛威を振るうようになる。
死亡時効果で再びモンスターを展開できる効果の多いゾンビデッキと、ターン終了時にバフをかけるこの効果は極めて相性がよく、ゾンビデッキの決定力を底上げするカードとなった。
それでも新カードが増えるにつれゾンビデッキ自体が追加カードに恵まれず過去のものとなっていったが、スタン落ちの直前にコストが8→7と上方修正された。
結果、コイツは当初より4コスト分も上方修正されたことになった(スタッツ+1/+1は1コスト相当)。

【サンディ】からはセンス無いと一蹴される。

タクト

2022年3月4日開催の「ドラゴンクエストIXイベント」にて第二形態が登場。「暗黒皇帝ガナサダイSPスカウト」にて、スカウト可能。Aランク枠は【ベホイムスライム】
ゾンビ系Sランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「敵のドルマ耐性-25%」基本特性【亡者の執念】
とくぎは「邪悪な罠」「ブラッドムーン」「死の魔槍」
覚醒スキル10Pで「暗黒皇帝の罠」(敵からこうげきを受けた時 敵が射程1~3の範囲内にいる場合 高確率で「邪悪な罠」でこうげきする) 30Pで「呪文反射シールド」50Pで「いきなり体技威力アップ」等を習得できる。

ウォーク

DQ9コラボイベント第6章4話に登場。イザヤールをメラゾーマと思われる火球で返り討ちにするが、激怒したナインが放った【覇王斬】を受けて死亡。
プレイヤーとの戦闘イベントはなく、第二形態への変化もないままの退場となった。
 
それから約3か月後の2024年1月18日のイベント「よみがえれ天の箱舟」で再登場。ここでは戦うことになる。
9とは別な世界に封印されていたが、自ら封印を脱して天の箱舟を破壊。封印中に蓄えた怨念の力で第二形態へ変化した。このため第一形態とは戦わず、第二形態のみと戦うことになる。
また、このイベントで登場する女性「ゼアル」が、ガナサダイの娘であると判明する。
ガナン帝国は幾多の天使を捕らえ帝国城の地下でその力を奪っていたのだが、当初その力を与えていたのは、父に認められるべく功を上げていたゼアルだった。
その目的は誰にも破ることの出来ない最強の兵を作り上げて、世界支配の原動力とすることであったのだが、その中でゼアルは永遠の不死の力を宿す。
それを知ったガナサダイは自らが強大な力と不老不死を得ようと目論み、娘の持つ力のコアを奪い、身ぐるみを剥いで城の外へ放り出してしまった。以来、ゼアルはガナサダイを倒すことを宿願として身命を賭すようになったという。
再度の対峙ではゼアルを取り込むも、それを狙っていたゼアルにアギロが残していた天使の短剣を不死のコアに突き立てられて敗れ、娘共々消滅する。
 
クエストですぐに戦闘にはならず、同日からメガモンスターとして登場、2月26日まで登場を続ける。その後の3章3話で決着をつける。
推奨レベルは特級職レベル50。HPは45万程度。最大弱点はドルマ系、次いでバギ系が有効、ジバリア系が等倍で他は半減耐性。
 
最初のターンで【マホカンタ】を使うほか、ダメージと一緒に呪文を封じる「沈黙の槍」を使うため、ドルマドンをはじめ呪文は使用すべきでない。
単体攻撃が強力で、先述の沈黙の槍やメラゾーマで450~600程度のダメージがある。
たまに使用する冥土の烙印は単体400程度のダメージに加え、こちらがジバルンバで付与する烙印を付与し、次のターン終了時に全員が180程度を受ける。
全体攻撃はベギラゴンとはげしい炎は然程でもないが、「しんくうれっぱ」は500程度と強力なうえにマヒ効果がある。
HPが減ると400程度のしゃくねつや、沈黙の槍の強化版で単体950程度ダメージに呪文封印と呪文耐性低下を付与する「死の魔槍」も使う。
幻惑が入るので物理攻撃のダメージは減らせる。モンスターズ同様ゾンビ系なので、ゾンビ系耐性や特効で固めるのも有効。
 
こころは青色でコストは150。突出したものはないがバランスに優れた能力値。
高グレードではドルマ系の斬撃・体技ダメージが大幅に増加し、混乱と怯えに耐性がつく。
また、ゴッドハンドではゴッドレイジ時の威力がアップ、ニンジャでは威圧状態の相手へのダメージが増加する。

ドラけし!

DQ9イベント「天使の理を打ち破る者」に第二形態が登場。
クエストを進めているとガナサダイの扉が手に入り、そこで戦うこととなる。

けしコン!では1戦目の相手で、彼を編成に入れていると100pt、2戦目のエルギオス戦では500pt獲得。
その他プロバトルマスターかおしゃれリーダーを入れているとそれぞれにつき500pt、星空の守り人&ガナサダイ&エルギオス&バルボロスを入れているとそれぞれにつき100pt、
その他DQ9限定キャラを入れていると50pt獲得できる。

ドラけしは星4の赤属性で、けしコン!の報酬で入手可能。
スキルは長方形の範囲を物理攻撃する「死の魔槍」。