合体回避

合体回避の必要性

• 補助スキルは攻撃スキルよりも先に発動するので、合体スキルへの合体優先度も高くなってしまっている。
  敵に大ダメージを与えるためには補助スキルが合体カードの効果を受けないよう子分をセットし、攻撃スキルと合体スキルを合体させることが原則として求められる。
  子分にセットすることで合体カードの効果を受けなくなるカードをここでは合体回避子分と呼ぶ。

• 内部的には「自身の子分と合体している」扱いとなっている。
  そのため合体回避した攻撃スキルで合体攻撃吸収状態の敵を攻撃するとダメージを吸収されるほか、一部スペダン(怪奇！妖怪霊園(復刻)やクルースニクの街(復刻)など)ではこの仕様のおかげでギミックに影響することがある。

• スキル威力UP子分では影響しない「付与率」を増減させることが可能。
  複数の合体回避子分を積んでも影響するのは発動した子分のみ。

回復スキルに合体回避子分を積む際注意すべきこと

普通の回復カードに2枠系回避(宴会用たすき+酩酊トール等)や3枠系回避(ダークマターセット)を積むと、瀕死(HP20%以下)の時に発動しても回復量は50%未満と足りず、次のボス攻撃に耐えることが出来ない無駄行動となる。
以下の式でも分かるように、現状の最高倍率の組み合わせでも瀕死補正無しでは全快にはいたらない。

例)回復に中華の炊具とフェニックス(超覚醒)を積み、被回復者が瀕死かつA子分に千手千手サクヤ(覚醒)を積んだ場合
 25%(親分)×1.2×1.4×1.15×1.15×1.05=58.3%
 20%(親分)×1.2×1.4×1.15×1.15×1.05=46.7%

ダークマターセットでは状態異常回復子分が積めないので、通用するのはピオやアルカディア、ディアナなど「親分に状態異常回復があり、かつHPが低いと回復量が増えるカード」のみ。

例)瀕死補正付き回復にダークマターを積み、被回復者が瀕死かつA子分に千手千手サクヤ(覚醒)を積んだ場合
 40%(親分)×1.2×1.15×1.15×1.15×1.05=76.7%
例)瀕死補正付き回復に中華の炊具とフェニックス(超覚醒)を積み、被回復者が瀕死かつA子分に千手千手サクヤ(覚醒)を積んだ場合
 40%(親分)×1.2×1.4×1.15×1.15×1.05=93.3%

複数化合体回避子分を積まない方がよい場合

「対象の残りHPが少ない程ダメージ軽減率が上昇する防御スキルを付与する」といった効果のあるスキルに複数化合体回避子分を積むと、ダメージ軽減率は既に回復しているHPの数値を参照するため軽減率が低い方で上書きされてしまう。
残りHPが20%の対象に堕天使バラキエルを発動した場合、以下の順でスキルが発動する。(※詳しい効果はアプリ内のスキル大図鑑を参照してください)
2回化回避

0.8の倍率補正がかかる
状態異常解除→HPを41.6%回復・ダメージ軽減率75%で6回分の異常反射付与→状態異常解除→HPを25.6%回復・ダメージ軽減率65%で5回分の異常反射付与

単純回避

仮にスキル威力20%UPとして
状態異常解除→HPを62.4%回復・ダメージ軽減率75%で6回分の異常反射付与

実際のHP回復量は他に積んだ威力UP子分やオーブ、被回復量UP効果の影響を受けるので2回化回避時に付与される異常反射の軽減率や反射回数はもっと少なくなる。
堕天使バラキエルに複数化合体回避子分を積むと効果を最大限引き出すことができなくなってしまうので、基本的には単純回避または威力アップ回避を積む方がよい。

また、スキル内のどの効果を重視するかで適切な合体回避子分の種類が変わってくる。
例えば敵が毎ターン盾破壊で割合99%ダメージを与えて赤盾付与をしてくるような場合は、軽減率は関係なくなるので確実に全回復かつ赤盾上書きできるような親分/子分構成を考えることになる。

割合99%攻撃から全快させる必要がある場合は

回復カードは合体回避が推奨されるが、全回復しないと全滅の危機になるような場面では威力アップやバフ子分を満載し、合体効果を吸ってでも回復させたほうがよい。
この場合不用意な絶発で特効アタッカーの邪魔をすることがないよう、出す場面を見極めるプレイングが求められる。

もし合体回避しつつ瀕死から全快させたいのであれば、

• 瀕死補正付き回復に古代魔導士、フェニックス(超覚醒)×2かつ被回復者に7%以上の被回復率アップ子分を積んで入れば100%超えが可能。
• 瀕死補正付き回復にハンターウィップとフェニックス(超覚醒)を積めば、2枠で100%超えが可能。残り1枠に古代魔導士を積めば完全回避出来る。
• ハンターウィップなら瀕死補正なし25%回復に30%子分×2で100%超えが可能。
• Aに蓮華王千手×2&ドロレス子分を積んでいれば、15%回復付きバフでもハンターウィップ&覚醒サフィ×2で全回復可能。

ハンターウィップ(HP10%以下で確定発動、HP30%以下で50%発動)を使う環境では持続回復(例:ハイビスカス10%、ピオ15%。被回復量UP子分でさらに増加)は確定発動を妨げる要因となるので持ち込みは非推奨となる。

一覧表

• 合体回避子分は4種類に分類できる。
• 特に記載のない限り最終進化のレアリティの効果のみ。
• 入手方法が空欄のカードはガチャチケットや各種ガチャで入手できる。

最終更新　4/12実装まで

単純回避型

スキル倍率補正なし。付与率には影響なし。

威力アップ型

合体倍率が付与率にも影響する。確定化したり不確定化する。

全体化型

スキル倍率はカードによって異なる。
付与率には影響しない。

複数化型

スキル倍率0.8(コロシアムでは0.6※)。合体回避目的よりも、複数化の恩恵を得られるカードに積む方がよい。
一発あたりの火力が落ちる上に役カードの合体と絡めなくなるのでアタッカーに積むのは特別な理由がない限り厳禁。
付与率には影響しない。
※八咫鏡のみ、コロシアムでのスキル倍率0.5。

TIPS

• 確率や%の計算は全て掛け算で行われる。
  足し算ではないので33%回避を3枚積んでも99%にはならない。

• 同一親分に合体回避子分を複数積んだ場合の合体回避率計算式
  1-(1-子分1確率)x(1-子分2確率)x(1-子分3確率)
  例)33%3枚の場合
  {1-(1-0.33)x(1-0.33)x(1-0.33)}x100 = 69.9237%

• ロキ(覚醒)などの2～3回複数化子分の回避判定の処理順は、

  2回複数化判定→判定成功→2回化
  　　　　　　 →判定失敗→3回複数化判定→判定成功→3回化
  　　　　　　　　　  　　　　　　　　　→判定失敗→複数化無し

  同一親分に合体回避子分を複数積んだ場合は、以上の処理が子分枚数分行われる(回避率が上がる)。

• 合体回避に限らず子分判定は子分1から行われるため、積む順番には注意が必要。
  例)子分1:船団指令室ヘッドセット(40%)、子分2:船団指令室ヘッドセット(40%)、子分3:八咫鏡(100%)
  全体化の期待値を64%に上げつつ、失敗しても八咫鏡ならストレート以上で完全回避しつつ1～2人付与できる。

• 子分に積んだ枚数による合体回避率を以下に示す。
  覚醒ロキ 1枚:55.1%、2枚:79.8%、3枚:90.9%
  ニャルラトホテプ(分岐)　1枚:59.8%、2枚:83.8%、3枚:93.5%
  ニャルラトホテプ(分岐)2枚＋ゆるニャル：89.1%(フルハウス以上90.3%)

• 一部のカードのスキルは特定条件下で合体回避子分のスキル倍率増減効果が適用されなくなるものがある。
  詳細は→バフ・デバフ#wa17d57f

• 当然ではあるが合体スキルに積んでも効果は無く合体不発になったりしない。