目次
動作環境
必須動作環境(98) | 必須動作環境(XP) | 必須動作環境(Vista以降) | |
---|---|---|---|
O S | Windows 98 / 98SE / Me / 2000 / XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 | ||
CPU | Pentium Ⅱ 400MHz 相当以上 | Pentium Ⅲ 600MHz 相当以上 | Pentium M 1.4GHz 相当以上 |
メインメモリー | 128MB以上 | 256MB以上 | 1GB以上 |
ストレージ | インストール時に1.2(完全版は2.0)GB以上、 実行時のスワップファイル作成に200(完全版は400)MB以上の空き容量が必要 | ||
グラフィック | ドライバーがDirectX 8.1に対応したVRAM 16MB(推奨32MB)以上の3Dアクセラレーター必須 (下記参照) | ||
ディスプレイ | 640x480(推奨800x600)Pixel以上の解像度、 16bit Hight Color(65,536色)以上の表示が可能なモニター | ||
サウンド | ドライバーがDirectSoundに対応したサウンド機能(下記参照) 及び、スピーカーもしくはヘッドフォン | ||
DirectX | 8.1 以上のエンドユーザーランタイム (下記参照) | ||
ディスクドライブ | 4倍速以上のCD-ROMドライブ | ||
コントローラー | キーボード、マウスもしくは互換性のあるポインティングデバイス | ||
マルチプレイ | 56Kbps以上のモデム、もしくはLAN | ||
注意事項 | ゲームのバージョンが異なるプレイヤー同士のマルチプレイは行えません。 5人以上のマルチプレイをインターネット経由で行う場合は、 ホストプレイヤーのPCがADSL以上のブロードバンド環境でインターネットに接続されている必要があります。 ゲーム内オプションで音声エフェクト技術の「EAX」を有効にする為には、 ご使用PCのサウンド機能がSound Blaster©互換である必要があります。 |
- 「完全版」とは、Dungeon Siege: Legends of Aranna(オリジナル版「ダンジョン シージ」 + リニューアル版ダンジョン シージ「アランナの伝説」パッケージ)のことです。
リニューアル版ダンジョン シージ(Ver.1.50~)を64bit版Windowsで動作させるには、
実行ファイルをリネームする必要があります。
詳細はQ&Aを参照してください。
- XP及びVista以降の必須動作環境(CPU、メモリー)は目安です。
実際には各OSが安定して快適に動作しているのが理想です。*1 - キーボードショートカットの「Windowsキー + Rキー」で表示される「ファイル名を指定して実行」に
dxdiag と入力してEnterキーを押すと「DirectX 診断ツール」が起動します。*2
「ディスプレイ」タブの「メモリ合計」がご使用PCのVRAM(ビデオメモリー)容量です。
また「3Dアクセラレータ」が「使用可能」と表示されていれば、
ご使用PCにMicrosoft DirectXに対応した3Dアクセラレーターが搭載されていることを意味します。
「システム」タブで「DirectX バージョン」がDirectX 8.1 以上(8.1~12)となっていれば、
ご使用PCに8.1 以上のエンドユーザーランタイムがインストールされていることを意味します。
その上で「ディスプレイ」&「サウンド」タブの「注意」欄に「問題は見つかりませんでした。」と表示されていれば、
ご使用PCのディスプレイ&サウンドドライバーが、「システム」タブに表示されている
(PCにインストールされている)DirectX バージョンに対応していることになります。
- DirectSound は、Microsoft©DirectX のサウンドAPIです。
3Dアクセラレーター とは、
PCのグラフィックス回路(ビデオチップやチップセットのノースブリッジなどに集積)に実装されている仕組みで、
3Dグラフィックス描画出力の最終工程(ラスタライズ&レンダリング)を高速で実行するための専用演算回路のこと。
3Dアクセラレーターが非搭載のPCでは、上記の演算を汎用のCPU(中央演算処理装置)が全て行うことになるため、
処理速度が大幅に低下してしまいます。(=ソフトウェア レンダリングといいます)
新世代のDirectX 3Dとそれに対応するチップでは、3Dグラフィックス描画の中心工程であるジオメトリ演算処理もCPUに代わって行われるため、GPU(グラフィックス演算処理装置)と呼ばれるようになり、
「3Dアクセラレーター」は、現在ではWindows(及びDirectX)において慣例的に用いられる名称になっています。
DirectPlayを有効にする方法(Windows 7 Pro / 8 / 8.1 / 10)
本作のマルチプレイヤーモードは、機能の一部をMicrosof©tDirectPlayに依存しているため、
DirectPlayをインストール&アクティブにしないと、シングルキャンペーンしかプレイできなくなります。*3
DirectPlayは、9.0c以前のDirectXエンドユーザーランタイムをインストール した上で、
下記の操作を行うと有効にできます。*4
- 「コントロールパネル」の「プログラムと機能」にある「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック。
- 「レガシーコンポーネント」にある「DirectPray」のチェックボックスにチェックを入れてOKボタンを押す。
Windows Vista / 7 Home にこのオプションはありませんので、
ゲームインストール時に「DirectPlayをインストールしますか?」というダイアログが出たら、
必ず「はい」を選択してください。
Windows 98~XPは、DirectXランタイムがインストールされていれば、デフォルトで有効になります。
Indeo Video 5コーデックを有効にする方法
ゲーム起動時に自動再生されるMicrosoft©ロゴのムービーコンテナにIntel©Indeo Video 5が使用されているため、
Indeo Videoコーデックが無効化されているVista以降のWindowsでは、コーデックを有効にしないとゲームの起動に失敗します。
有効にする方法をインターネットで検索すると、主にWindows システムツールの「コマンド プロンプト」を使用する方法が紹介されていますが、入力するコマンドはPC環境の違いで異なる場合があるため、
知識のない方はこの方法では上手くいかないことが多いかと思います。
「レジストリ エディター」でレジストリを直接書き換える(加筆する)のが確実です。下記にその方法を記します。
- 「Windowsキー + Rキー」で表示される「ファイル名を指定して実行」に regedit と入力、
Enterキーを押して「レジストリ エディター」を起動します。 - 左側のツリーを開き、次のキーを探して表示します。
Windows OSが64bitの場合HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32
Windows OSが32bitの場合HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32
- メニューバーから「編集」→「新規」→「文字列値」を選択し、追加された「新しい値」の名前を vidc.iv50 にします。
- 作成された vidc.iv50 をダブルクリックで開き、「値のデータ」に ir50_32.dll と入力してOKボタンを押したら、
レジストリ エディターを閉じます。
レジストリの編集は自己責任で実行してください。
Indeo Video 5コーデックを有効にせずにゲームを起動させる方法
イントロムービースキップの起動オプションを設定すれば、コーデックをインストール&アクティブにする必要はなくなります。
このオプションは、ゲームをすぐに開始したい場合にも便利です。
- Dungeon Siegeのデスクトップアイコンを右クリック→「プロパティ」を表示
- 「ショートカット」タブにあるリンク先(T):のパスの後ろに半角スペースを空けてnointro=true と追記し、
OKボタンを押す例:"C:\Program Files\Microsoft Games\Dungeon Siege\DungeonSiege.exe" nointro=true
- アイコンに「Dungeon Siege Quick Start」などの適当な名前を付けて、ここからゲームを起動する
- 「スタートメニュー」→「プログラム」→「Dungeon Siege」→「トラブルシューティング」に、
このオプションが予め用意されています。
起動オプション一覧
上記のnointro=true 以外にも、複数のコマンド ライン オプションが用意されています。
半角スペースを開けて追記すれば、複数のオプションを同時設定できます。
- width=xxxx
強制的に横解像度をxxxxにする。 - height=xxxx
強制的に縦解像度をxxxxにする。 - fullscreen=false
強制的にウィンドウ モードで実行する。 - bpp=xx
強制的に色数を(bitで)指定する。(指定できるのは16もしくは32のどちらかのみ) - vsync=false
V-SyncをOFFにする。- 高性能なPCを使用している場合、フレームレートが向上して動きが滑らかになりますが、
テアリングと呼ばれる現象が発生して、描画が乱れる場合があります。
- 高性能なPCを使用している場合、フレームレートが向上して動きが滑らかになりますが、
- asynccursor=false
A-Syncカーソルを無効にする。- フレームレートが向上しますが、マウス カーソルの反応が鈍くなります。
- aa_screenshots=true
スクリーンショットを保存する際に、アンチエイリアス処理を行う。- 古いディスプレイ ドライバーを使用している場合、システムがクラッシュすることがあります。
- nospacecheck=true
起動時のHDD空き容量及び使用可能メモリー量のチェックをスキップする。 - nosound=true
BGMを含む全てのサウンドをOFFにする。 - simplerender=true
強制的にシンプル レンダリングモードにする。- ビデオ カードとドライバーの組み合わせによって発生するレンダリングの不具合が回避できる場合があります。
- bltonly=true
強制的にFLIPモードからBLTモードに変更する。- nVIDIAのGPUで古いディスプレイ ドライバーを使用した場合に発生する画面のちらつき(フリッカー)の問題を回避できます。
- verifydata=true
起動時にファイルの整合性をチェックし、結果をダイアログに表示する。- 起動に時間がかかるため、整合性を確認したい時のみ、随時設定するようにしてください。
- noalttab=true
ゲーム実行時に、Alt + Tabキーによるアプリケーションの切り替えを無効にする。(Windows XPのみサポート) - nowinkeys=true
ゲーム実行時に、Windowsキーを無効にする。(Windws 2000 / XPのみサポート) - turtle=false
マルチプレイ時に、接続中のいずれかのPCで応答が停止した場合、セッションから自動切断する機能をOFFにする。- このコマンドオプションはメーカー非推奨です。再びONにするには、turtle=true と指定します。
- Zonematch=true
ゲーム起動時の初期メニューが「ZoneMatch」を選択した後の状態になる。- ZoneMatchが存在しないSteam版では「MultiPlayer」を選択した後の状態になります。
この機能を用いればSteam版でもマルチプレイが実行可能になります。
- ZoneMatchが存在しないSteam版では「MultiPlayer」を選択した後の状態になります。
GeForce Nowについて
本作は、nVidiaのクラウドゲーミングサービス「GeForce Now」に対応しています。
本作をSteamで購入した場合、PCにダウンロード&インストールすることなく、
手持ちのPC、Chromebook、タブレット、スマートフォンなどでプレイ可能です。*5
(画像はイメージです)
詳細は下記サイトを参照してください。
実際の動作環境の目安(参考)
ソフトバンク パブリッシング(株)発行の「DOS/V magazine 10/15 2002 Vol.11」に、
当ゲームを使用したWindows XP上のベンチマーク結果が掲載されています。
それによると、XGA(1024x768 pixel、32bitフルカラー) / アンチエイリアシングx4の設定で、
かつて多くのスリムタワーPCが採用したPentium Ⅲ 1GHzと、
DX7世代の「枯れた」エントリークラスGPUであるGeForce2 MX400の組み合わせ(256MB SDRAM)で
平均フレームレートが21.9fpsとなっており、
「この程度のスペックが、快適さを保てる再下限といえる」と書かれています。
ちなみに、最新CPUのAthlon XP 2200+と最新GPU(いずれもテスト時)のGeForce4 Ti 4600の組み合わせ
(512MB DDR-PC2700)で平均フレームレートが43.9fps(アンチエイリアスoffの場合は60.1fps)、
同CPUと1世代前(テスト時)のGPUであるGeForce3 Ti 500の組み合わせでも32.1fps
(アンチエイリアスoffの場合は55.2fps)となっているので、
新しめのゲーミングPCであれば、設定を下げずとも快適に遊べるのは言うまでもありません。