GalnetNews3304年8月

Last-modified: 2021-03-19 (金) 04:04:05

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3304年8月31日- 同盟大統領が改革を提案

 Gibson Kincaid同盟大統領が10月の再選に向け出馬予定であることを認めました。

 またKincaid大統領は同盟の統治体制の大きな変更を求めていると報道陣を前で語りました。

 「同盟大統領はほとんど儀礼的な役割しか持っていません。私はこれが変えられるべきだと考えています。私は、大統領を首相や議会の上に立ったより実務的な権限のある役職にすべきだと運動してきました。行政組織を合理化することにより、他の勢力と同じ効率的な意思決定を行うことができるでしょう。」

 「私はまた大統領の在職期間を最大で2期2年の現状から6年にすべきだと考えています。これによって外交関係の再交渉を行い、過去の過ちを正すことができるでしょう。」

 Gibson Kincaid氏は3303年に大統領となる以前はZaonce星系の為政者でした。氏は一貫して同盟は真の実力を発揮することができていないと訴え続けてきました。

 Edmund Mahon首相がこれに反応しています。

 「我々の体制は数十年にわたってうまく機能しており、私には変更する理由が見当たりません。チェックとバランスをとる仕組の存在は同盟を混乱させるような過大な権力を持つ個人が現れることを防いでいます。」

 大統領選の他の候補者は今後2週間のうちに公表される予定です。

3304年8月31日- コンピューター開発者のライバル争いが激化

 Herculean Machines社のオーナー、Maddox Hurd氏は競合企業であるSupratech社の努力を公然と否定しました。両社は現在新しいデザインのコンピューターの開発を行っています。

 Hurd氏は報道陣の前で、Supratech社から発売予定の新製品Torcについて直接言及しました。

 「Herculean社がウェアラブルデバイス型について深入りしてこなかったのには理由があります。それが馬鹿げたアイディアだからです!あのように貧弱なおもちゃは壊れるか電源を入れた途端にホログラムがおかしな表示を始めるに決まっています。100万クレジット賭けてもいい。」

 「もし信頼できる技術製品が欲しいなら、必要なのはDuradriveです。信じてください。我々の機械はあなたが何を投げつけても、あなたがそれをどこかに投げつけてさえも働き続けます。」

 Supratech社CEOのScorpio DeVorrow氏にコメントを求めたところ、回答が得られました。

 「未来の明確なビジョンが想像力の限られた人物に中傷されがちなのは残念なことです。私たちはパーソナルコンピューティングにエレガントでレヴォリューショナルなアプローチを提案します。画面のついたゴムのレンガではなく。お客様がインテリジェントな選択をすると確信しています。」

 TorcとDuradrive両方の試作品はRackham Ultratech Expoで10月3日水曜日にお披露目される予定です。

3304年8月30日- CGニュース:遠き神教の計画

 「遠き神」と称される物を崇拝するサーゴイド崇拝教団がサーゴイドマテリアルの提供を要求しました。

 この計画を支持しているLHS 2541 Alliance Combineを代表してReegan Tanner書記官は以下の声明を発表しました。

 「プライバシーを守り、さらなる迫害を避けるために遠き神教団の信徒たちはサーゴイドマテリアルの収集の支援を私たちに持ちかけてきました。彼らはこれらのマテリアルが礼拝の対象として崇拝され、決してエイリアンの生体実験のために使用されないことを明示しています。信教の自由の精神の元に我々は彼らの要求を果たすことを決定しました」

 この計画を支援するためにLHS 2541 Alliance Combineは様々なサーゴイドマテリアルの公開注文を出し、Zavijah星系のWheelock Ringにこれらの商品を配達するパイロットに報酬を与えることを約束しました。組織はまた、指名手配リストにある全ての船の撃墜命令を出し、Wheelock Ringに物品を安全に配達できるようにしました。

 計画は3304年8月30日に始まり、1週間実行されます。最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年8月30日- Betel星系の紛争終結

 Betel星系当局はSilver Creative NetworkとBetel Freeの間で起きていた紛争が終結したと発表しました。

 両組織は報酬を約束された独立系戦闘パイロットによって支援されていましたが、最終的に勝者になったのは一方だけです。

 Betel治安当局のHollis将軍はこのように語っています。

 「今や確執は終わりました。星系に平和が長く続くことを期待しています。」

 Betel星系のAmphipolisステーションでは紛争に参加したパイロットへの報酬の支払いが始まっています。

3304年8月30日- Juanita Bishop、連邦議会に立候補

 反遠き神教キャンペーンを主導している事で知られるJuanita Bishop氏ですが、連邦議会へ立候補を行うとの発表がありました。

 Bishop氏によるサーゴイド崇拝への数々の非難声明は多くの連邦星系で強い支持を得ており、同氏は現在独立候補として選挙対策を進めています。

 遠き神教に抗議する集会の中、Bishop氏は群集に対しこう発言しました。

 「私には政治的経験が欠けているかもしれませんが、まともな一家をエイリアンマニアの変態どもから守る点については気を払っています。皆さんが私を議会に選出してくださるのであれば、我らの指導者が偉大な連邦からサーゴイドのスパイを排除するよう働きかける事を約束しましょう!」

 銀河宗教間連絡会(Galactic Interfaith Commune)のJameelah Griffin博士は次のようにコメントしています。

 「Juanita Bishopは彼女自身が抱いていた恐怖や被害妄想を基盤に活動しています。これまで歴史上で起こっていたように、無実の宗教が社会に蔓延する病のスケープゴートとして扱われているのです。」

 「遠き神教の支部が痕跡も残さず消え失せるという事件が未だ起こっている事を我々はよく考えるべきです。彼らが脅威にさらされているのであれば、助けの手を差し伸べるのが我々の義務です。彼らはエイリアンではないし、彼らも法的権利を持つ市民たちなのです。Bishopが非人道的取組みが進めていたとしてもです。」

3304年8月30日- Aegis Coreが太陽系へと移転

 5月。犯罪組織Socho Gold RaidersがAegis Core本部の置かれていたSocho星系の支配権を奪取したのは皆さんご存知でしょう。

 あれ以来星系は混乱を極め、サーゴイドセンサーの干渉によってDantec Enterpriseスターポートがサービスを停止。本スターポートはサーゴイドの攻撃予測地点を割り出すための軌道上施設として機能していたため、AegisのEagle Eyeネットワークが一時的に動作不能になる事態となりました。

 この出来事ののちにZachary Hudson連邦大統領から、Aegis CoreはSocho星系から連邦基幹星系である太陽系(Sol System)へと移転することが発表されました。

 火星のホワイトハウスからHudson大統領の声明が直接放送されています。

 「Sochoでの最近の出来事はサーゴイドの脅威の程度に関わらず、敵と戦うよりも仲間とともに戦うことの方が重要だと教えてくれた。」

 「あえて言うが、我々は戦争状態にある。我々の防衛能力が弱体化するような事態は容認できない。そうした観点からAegis Coreはその活動を適切に保護され得る太陽系への移転が決定された。」

 「Aegisは人類を守る義務を負っており、その活動を阻むいかなる試みも反逆行為とみなされる。」

3304年8月29日- 新型サーゴイドインターセプター出現

 独立系パイロットから未知のサーゴイド船舶と遭遇したとの報告が上がっています。

 Pilots FederationではPleiades星雲及び主要人類圏の両者で、数人が遭遇していた事を確認しました。

 CMDR:Jing-sheng Mendezはこう述べています。

 「仲間と共にPleiadesを通過していたところハイパーディクトを受けた。サーゴイドシップ一隻なら俺達二人で対応できると思ったんだがコイツは俺らの火力を全部吸い込んじまった。」

 「俺はなんとか逃げおおせたが相方のLeonieは無理だった。今は愛機のKraitをAX兵器で一新してるところだよ。戻って……復讐したいからな。」

 Aegis軍事連絡長官であるAden Tanner提督から声明が発表されています。

 「この新たな敵はHydra(ヒドラ、ハイドラ)として分類され、サーゴイドインターセプターの変種であることが確認されています。Cyclops、Basilisk、Medusaといった既知のタイプよりも構造的に強く、サーゴン・ドローンの規模もより巨大なものを用いるようです。」

 これを受け、Pilots FederationではHydra型インターセプターが多数存在すると考えられているCone Sector FN-J B9-0星系の封鎖を実施しました。一方Canonn Interstellar Research Groupの旗艦Gnosis号ではこの封鎖星系に向かい、予定通りハイパージャンプを行うとみられています。

3304年8月29日- 沈黙を続けるAisling Duval

 帝国のAisling Duval姫とJordan Rochester連邦大使。両者からコメントが発表される事のないまま、結婚式の予定されていた日程が過ぎ去ることとなりました。

 エンタメ系ジャーナリスト、Solomon Heliosはこう説明します。

 「いやあ式がキャンセルされて以来、怒りから喜びまで色んな声が聞かれましたね。Jasmina Halsey前連邦大統領は『長期的平和の機会が失われた』と遺憾の意を示していますし、逆に帝国のZemina Torval元老院議員は『壊滅的にひどい思いつきをそのまま死なせてやる慈悲』なんて言い方をしています。」

 「インペリアルパレスやホワイトハウスからのコメントは無いみたいですが、Arissa皇帝とHudson大統領が胸をなでおろしているのは容易に想像できるところ。けど、Aisling Duval姫とJordan Rochesterの当事者二人が沈黙を保ったままなのは印象的ですね。二人はどう思ってるんでしょう。二人の思いに反して関係は終わってしまったんでしょうか。あるいは二人の思いとやらは本当に存在したのでしょうか?」

 「当然ですが私、Solomonも姫様にお話を伺う機会がありました。ですが彼女の開放的な態度も過去のものとなっています。Rochester家の方もメディアを避けておられるようですしね。姫との関係が式の中止へと繋がったJarl Toredo氏に至っては公的な場から消えてしまいました。」

 「これは悲劇的な愛の三角関係なのか?あるいは政治のチェスゲームに過ぎないのか?私たちが知る時は来ないのかもしれません。しかし間違いなく言えるのはそう遠くない未来、Aisling Duval姫は今回の失敗を乗り越えて彼女の居場所であるスポットライトの下へ戻って来る事でしょう。」

3304年8月28日- 異常なエネルギーの信号を探知

 新しい3つのエネルギー信号が類似の発生源から発していることが確認されました。

 エンジニアのRam Tah氏が声明をメディアに発表しています。

 「研究の一環として、私は観測衛星や船からのデータを定期的に精査して、特徴的な信号を収集している。ほとんどの場合これは何の成果ももたらさないが、今回は長距離探査の価値があると思われる3つのエネルギー信号を発見した。」

 「これらの信号はNGC 2451A sectorおよびIC 2391 sector、Synuefe EN-H領域から発せられている。これ以上の情報は無く、今のところこの信号は謎のままだ。」

 「私は独立系パイロットにこれらの領域での調査を推奨する。これが何の意味も無いものであった場合にはもちろん謝罪するが、科学知識の探求のためには、どんな小さな機会でもあっても探求されるべきだ。」

3304年8月28日- コロニアにエンジニア来たる

 Colonia Councilは4人のエンジニアがコロニア領域に基地を構え、独立系パイロット向けのサービスを開始したと発表しました。

 Giselle Kingspear評議員がメディアに声明を発表しています。

 「Councilには領域の安定に大変貢献している人々をサポートする義務があると考えています。これが、主要人類圏のエンジニアに相談して類似のサービスをコロニアで提供できる人物を紹介していただくことになった理由です。結果的に4人のエンジニアを領域内の惑星基地に招くことができました。」

 「Mel Brandon氏はLuchtaine星系にいて、光学兵器とシールド、エンジン、FSDドライブを専門にしています。Los星系にいるEtienne Dorn氏は元Kraken Shield Specialists社のリードデザイナーで、センサーとスキャナー、高エネルギー武器、その他の専門家です。Petra Olmanova氏はAsura星系で、船の装甲と防衛機器、爆発系武器を、Marsha Hicks氏はTir星系で投射兵器と燃料スクープ、精錬装置、リムペットの改造を提供しています。」

 「これらのエンジニアの方たちはコロニアの継続的成長の重要な一時代を象徴しています。Councilは彼らがこの星系で活動するパイロットに利益をもたらすと期待しています。」

3304年8月28日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:

  • Crown Plant, Mudrama Kaze
  • Crown Terminal, LHS 355
  • Fort Lawrence, Exioce
  • Fox Base, Parja
  • Fraknoi Holdings, Parja
  • Gaultier de Varennes' Folly, HIP 13269
  • Grimwood Ring, HIP 94863
  • Hague Port, Osci
  • Heng Dock, Samontundji
  • Lichtenberg Dock, 3 Corvi
  • MacLeod Hub, Naunin
  • McAllaster Port, HR 6680
  • Parmitano Terminal, Nu Tauri
  • Porges Horizons, G 250-34
  • PRE Research Base, HIP 17225
  • Ross Orbital, Ratemere
  • Seddon Gateway, Montet
  • Tanner Ring, Sokond
  • Wang Platform, Parja
 

以下のステーションでは依然として技術的問題が継続しています:

  • Weber Dock, Meene
  • Chaviano Dock, Hapats
  • Thirsk Enterprise, Montet
 

一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:

  • George Lucas, Leesti
  • Somerset Station, I Carinae
  • Napier Station, HIP 94863
  • Redi Gateway, Korovii
  • Abetti Platform, Ross 1051

3304年8月25日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 Aisling Duval姫とJordan Rochester大使の結婚式が中止されました。この発表は反奴隷運動家のJarl Toredo氏がAisling Duval姫と数ヶ月間交際関係にあったとの告白に続くものです。

 一方で、Lakon Spacewaysは新型の船-Alliance Crusaderを発表し、8月28日火曜日から一般発売されるとしました。この船はAlliance Chieftainをベースとして、3つの軍用品区画と艦載機ベイを誇っています。

 ライバル同士のテクノロジー企業、Supratech社とHerculeam Machines社は、新設計の個人向けコンピューターを宣伝するプレスリリースを出しました。両社とも、10月3日水曜日に行われるRackham Ultratech Expoに新製品の全ての機能を備えた試作品を出展するとしています。

 他のニュースでは、連邦情報局(FIA)によると、多数の遠き神教徒(Far God cult)の失踪が続いているとの事です。FIAは信者らが遠き神教を放棄し普通の生活に戻ろうとしていると推測していますが、遠き神教徒らが友人やご家族のもとに戻ったとの報告は入っていません。

 Mars Tribune紙の独占公開記事によると、連邦議会のMorgan Unwin議員が犯罪組織と密接に関わっていたことがわかりました。Tribune紙の公開した情報によれば、Unwin議員は自身の薬物依存を隠すために議員としての影響力をRed Familyカルテルの麻薬の流通に及ぼしていたもようです。

 Betel星系からの最近の報告によるとSilver Creative NetworkとBetel Freeとの間で高まった不和が暴力の域までエスカレートしているとのことです。星系警察の能力が限界に達していることを受けて両組織は積年の恨みを晴らす機会を逃すことのないようサポートを求めているそうです。

 最後にColonia Councilから、新たな水耕栽培施設の建設キャンペーンは各コミュニティに暖かく受け入れられたとの発表がありました。先週の間Templar Barracksには大量の物資が配送され、取組みは建設段階に移行できるようになりました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年8月24日- Lakon、Alliance Crusaderをリリース

 Lakon Spacewaysは、新型の船を市場へ投入し、まもなく購入可能になる事を発表しました。その名はAlliance Crusader。

 Lakonの軍用品プロジェクトの責任者であるMeera Callanach氏は、メディアの取材に対し、いくつかの船の詳細について答えました。

 「Alliance Crusaderは、メカニカルな部分こそAlliance Chieftainと然程変わりありませんが、ひとつ決定的な違いがあります。当社のエンジニアは、一部の内臓ハードウェアを取り外し、代わりに艦載機ベイに対応させました。当然、その分兄弟機と比べて僅かながら速度に劣り、操船難易度も高くなりますが、紛争地域(conflict zone)に艦載機を投入できる能力それを補われています。」

 「Crusader攻撃能力は、3つの軍用品区画(シールドセルバンクやハルパッケージ等の専用スロット)によって強化されており、当社はこの船が如何なる戦闘状況においても、とりわけTharogidに対する支えとなるだろうと確信しています。」

 Alliance Crusaderは8月28日火曜日に一般向けに販売が開始される予定です。

3304年8月24日- コンピューター企業が新設計商品を宣伝

 ライバル同士のテクノロジー企業、Supratech社とHerculeam Machines社は、新設計の個人向けコンピューターを宣伝するプレスリリースを出しました。

 その中で、Supratech社CEOのScorpio DeVorrow氏は今後の同社製品について語りました。

 「Torcは最先端のホログラフィックテクノロジーを採用しており、パーソナライズドされた世界であなたを包み込みます。そのホロインターフェースは微細なジェスチャーを拾い、柔軟な結晶構造は宝石と見紛うほどエレガントなものになります。これに比べたら競合他社のデバイスは、まるで紙とペンの如く原始的な代物ですよ。」

 Herculean Machines社のオーナー、Maddox Hurd氏も語っています。

 「ファンシーなホログラムは愛らしく見えるかもしれませんが、人生があなたに投げつけてくるどんなものにも耐えられることが問題なんです。Duradriveは、賢明に働く方々の為に設計されています。あなたがどんなにタフな人でもこう思いますよ。Deradriveは頑丈だとね。」

 両社とも、10月3日水曜日に行われるRackham Ultratech Expoに出展する事がわかりました。 Rackham Capital Investments主催のこのテクノロジー展示会では、個人デバイス市場に焦点を当てています。両社はExpoを見据え、完全な機能を備えたプロトタイプの完成を目指しています。

3304年8月23日- Kamici星系の秩序回復

 Kamici IncorporatedはKamici星系における重罪犯の殲滅作戦が成功したと発表しました。多くのパイロットが呼びかけに応え船を駆って同星系の犯罪者駆逐作戦に参加しました。

 Kamici星系当局は作戦に参加した人たちへの感謝の意を表明しています。

 Kamici星系のGaiman Portでは報酬の支払いが行われています。

3304年8月23日- CGニュース:Betel星系紛争への介入

 Betel星系からの最近の報告によるとSilver Creative NetworkとBetel Freeとの間で高まった不和が暴力の域までエスカレートしているとのことです。

 BetelセキュリティーのHollis将軍は次のような声明を発表しました。

 「長い間この星系には平和な時代が続きましたが、ついにこれらのファクションは互いが互いを抹殺することに決めたようです。残念ながら我々はこの紛争を鎮圧したくとも、そのために効果的な介入を行うだけの船舶を有していないのです。我々星系警察の能力が限界に達していることを受けて両組織は積年の恨みを晴らす機会を逃すことのないようサポートを求めているそうです。紛争に参加したパイロットは選んだファクションから気前のいい報酬を得られるでしょう」

 この2つのファクションは星系のコントロールを得るべく1週間の計画を開始しました。この計画は3304年8月23日に開始します。

3304年8月23日- 水耕栽培施設建設計画が終了

 Colonia Councilから、新たな水耕栽培施設の建設キャンペーンは各コミュニティに暖かく受け入れられたとの発表がありました。先週の間Templar Barracksには大量の物資が配送され、取組みは建設段階に移行できるようになりました。

 Colonia Councilの科学顧問であるDiana VanCleef教授は、以下の声明を発表しました。

 「新たな水耕栽培施設はCOloniaの人々にバイオフードやスーパー穀物を提供するだけでなく、科学チームが新たなバイオテクノロジー作物を開発できる専用の研究室も備わっています。」

 現在、Randgnid星系Templar Barracksにて報酬の支払いが行われています。

3304年8月23日- 連邦議員、犯罪との関わりが発覚

 連邦議会メンバーが犯罪組織と密接に関わっていたことがわかりました。Mars Tribune紙が独占公開記事で明らかにしました。

 この大々的な記事は次の要旨で始まっています。

 「Morgan Unwin議員は10年近くに渡って悪名高いRed Family cartelに借りを作り続けている。我々の記者らが明らかにした情報によると、自身の薬物依存を隠すために議員としての影響力を用いて膨大な量のカルテル製麻薬を取引したことが証明されている。」

 この記事が特集されたのち、Unwin氏は連邦安全保障局(Federal Security Service)により逮捕。現在は議会からの追放に直面しているようです。火星、Olympus VillageでのRed Familyの麻薬事業についても調査が進んでいます。

 連邦議会の広報担当者は次のように述べています。

 「ともすれば露見しないままであったかもしれない犯罪者の陰謀が明らかになりました。本件ではMars Tribune紙に大いに功績があり、連邦における調査ジャーナリズムの価値を強調する事となるでしょう。」

 同紙のオーナーであり、億万長者でもあるKingsley Cordova氏は議会の特別イベントに招待され感謝の意を表しました。Mars Tribuneを含む同氏の複合企業、Cordova Groupは太陽系で多くの中小企業を経営しています。

3304年8月23日- 遠き神教徒の失踪続く

 連邦情報局(FIA)によると、多数の遠き神教徒(Far God cult)の失踪が続いているとの事です。

 FIA所属のMicah Whitefield上級捜査官はメディアに対し、次のように述べています。

 「捜査員が彼らの集合礼拝所に入ったところ、もぬけの殻だったという事態が何度か発生しています。独立星系における捜査においても、遠き神教の支部が一晩で消失したとの報告がありました。」

 「信者らは遠き神教を放棄し普通の生活に戻ろうとしていると推測されます。FIAではサーゴイドとの潜在的繋がりを調べるため、そうした人物を報告するよう周知を行っております。」

 銀河宗教間連絡会(Galactic Interfaith Commune)のJameelah Griffin博士は次のようにコメントしています。

 「FIAの容赦無い迫害に対する反応だとすれば今回の件は理解され得るものでしょう。ですが遠き神教徒らが友人やご家族のもとに戻ったとの報告は入っていません。突然どこに行ってしまったのか、依然謎のままです。」

 遠き神教への反対運動で有名なJuanita Bishop氏も声明を出しています。

 「あのスパイどもは学習した事を知らせるためにサーゴイドのご主人のところに帰ったんですよ。わかりきったことです。逮捕では不十分、人類はあの裏切者どもにもっと永久的な解法が必要だったんです。」

3304年8月22日- Aisling Duval姫の結婚式が中止に

 連邦のニュースチャンネルでAisling Duval姫とJordan Rochester大使の結婚式が中止になったとの発表がありました。

 声明を公表したのは連邦議会のIsolde Rochester議員です。

 「私の息子のJordan Rochesterと帝国姫殿下との結婚式が予定されていましたが中止されました。式に関係する全ての皆様に連絡を取り、関連する計画も全て終了しました。」

 この発表は反奴隷運動家のJarl Toredo氏がAisling Duval姫と数ヶ月間交際関係にあったとの告白に続くものです。Toredo氏は予定されていた結婚は純粋に政治的なものであるとも主張していました。

 惑星EmeraldのImperial Palaceも中止を認めましたが、Duval姫とRochester大使からの直接の反応は得られていません。

 Imperial Herald紙の政治部のCassia Carvalho紙は以下のようにコメントしています。

 「このニュースがIsolde Rochester議員から発表されたことはJarl Toredo氏の主張に重みを与えています。結婚が政治的計画だったのなら、Rochester一族の家長が中止を発表したことの説明がつきますし、Duval姫を信じているふりをする必要もありません。あるいは、これは単に母親として、将来の義理の娘の不貞に激怒しただけのことかもしれません。」

 「この婚姻が成立していたら、連邦と帝国の協力時代の先駆けになっていたのか、あるいはあたらしい騒乱の引き金になっていたのか。それを知る機会はもう無くなりました。」

3304年8月22日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
・Chiang Port, Gero Kiaku
・Suri Gateway, Vesuvit
・Scott Station, HIP 93685
・Salgari Enterprise, Mawa
・Wakata Port, Wandjera
・Bruce Enterprise, Kabiku
・Kubasov Station, HIP 90112
・McDonald Platform, Hamlet's Harmony
・Thirsk Enterprise, Montet

 

以下のステーションでは依然として技術的問題が継続しています:
・Weber Dock, Meene

 

一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
・Crown Plant, Mudrama Kaze
・Crown Terminal, LHS 355
・Evans Platform, HIP 18305
・Fort Lawrence, Exioce
・Fox Base, Parja
・Fraknoi Holdings, Parja
・Gaultier de Varennes' Folly, HIP 13269
・Grimwood Ring, HIP 94863
・Hague Port, Osci
・Heng Dock, Samontundji
・Herrington Gateway, 45 Tauri
・Lave Station, Lave
・Lichtenberg Dock, 3 Corvi
・MacLeod Hub, Naunin
・McAllaster Port, HR 6680
・Miller Terminal, Exioce
・Parmitano Terminal, Nu Tauri
・Porges Horizons, G 250-34
・PRE Research Base, HIP 17225
・Ross Orbital, Ratemere
・Seddon Gateway, Montet
・Tanner Ring, Sokond
・Wang Platform, Parja

3304年8月18日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 活動家Jarl Toredo氏が、Aisling Duval姫は連邦大使Jordan Rochester氏との婚約にも関わらず、彼と秘密裏に交際関係にあると暴露しました。
Toredo氏によれば、姫がRochester氏のプロポーズを受け入れたのは一重に政治的立場の向上のためであるとのことです。Duval姫は、これらToredo氏の主張を真っ向から否定している模様です。

 異星宗教学の第一人者であり遠き神教の権威であるAlfred Ulyanov博士がサーゴイドの同調者の容疑で逮捕されました。連邦情報局はUlyanov博士は遠き神教への関与により公式に容疑者になったと述べています。

 一方で、Federal Times紙のHarlow Nassry記者が二つの開発中の個人用コンピュータの新しいデザインに注目しています。Supratech社のTorcと、Herculean Machines社のDuradriveです。両社は10月の技術展示会でそれぞれのデザインの試作機を公開する予定です。

 Beta Hydri星系の惑星Homelandで制御不能になっていた採掘ロボットの居場所が特定され停止されました。ロボットの製造元であるMacArthur Mining Ltd社は、調査によりロボットが間違って待機状態に置かれていたのではないかという疑いを裏付けられており、人為的ミスが誤動作の原因だったことが確認されたと述べています。

 別のニュースでは、著名な大富豪でRackham Capital Investments社のオーナーのZachary Rackham氏が10億クレジットの宝くじの当選者であることが分かりました。Rackham氏は緊急声明のなかで賞金を慈善事業に寄付するとしましたが、Federal Times紙はRackham氏の企業で最近発覚した多額の税金の未納分への支払いとの偶然の一致を指摘しています。

 最後にAegis Researchの広報担当者はプレアデスにおける救難作戦が銀河系コミュニティから大きな支援をうけたことを公表しました。何百人ものパイロットが身動きのとれない生存者と物資をPleiades Sector IR-W d1-55星系のDonar's Oakに運んで作戦を支援しました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年8月17日- プレアデス捜索救難作戦終了

 Aegis Researchの広報担当者はプレアデスにおける救難作戦が銀河系コミュニティから大きな支援をうけたことを公表しました。何百人ものパイロットが身動きのとれない生存者と物資をPleiades Sector IR-W d1-55星系のDonar's Oakに運んで作戦を支援しました。

 Aegis ResearchのMarla Poulsen監督官は以下の声明を発表しています。

 「多くの生存者が我々の元へ救助されたことは本当に素晴らしいことです。同様に生存者が専用の避難センターに移動するまでの手当てに十分な食料もいただきました。」

 この作戦に貢献したパイロットへの報酬の支払いがPleiades Sector IR-W d1-55星系のDonar's Oakで行われています。

3304年8月17日- Ulyanov氏逮捕

 異星宗教学の第一人者であり遠き神教の権威であるAlfred Ulyanov博士がサーゴイドの同調者の容疑で逮捕されました。

 逮捕は連邦情報局によって彼と家族が軟禁されているRana星系のUlyanov博士の自宅で行われました。目撃者によると、研究資料とコンピュータシステムが押収されたとのことです。

 Interstellar Association of UniversitiesのSiobhan Vogel教授が公式に異議を申し立てています。

 「Ulyanov博士の学術研究をサーゴイドの手先の証拠として見るのは全くもって馬鹿げたことだ。この彼の権利への侵害は危険な前例になるだろう。」

 連邦情報局のMicah Whitefield上級捜査官は以下の声明を発表しています。

 「サーゴイドの同盟者である可能性が出てきた状態では、見逃すことはできません。Ulyanov博士の遠き神教への関与により、彼は公式に容疑者となりました。同様に我々はGalactic Interfaith CommuneとSpiritual Freedom Movementおよび他のサーゴイド信奉者の疑いのある組織への捜査を進めています。」

 大衆に対して反遠き神教運動への勧誘を続けるJuanita Bishop氏のコメントです。

 「これは我々のなかに地位に関係なくサーゴイドの協力者がいることの証拠です。彼らが罪のない人々を殺し始める前に我々は彼らを根絶やしにしなければいけません。」

3304年8月17日- Aisling Duval姫の秘密の関係暴かれる!

 反奴隷制度活動家、Jarl Toredo氏が、Aisling Duval姫は連邦大使Jordan Rochester氏との婚約にも関わらず、彼と秘密裏に交際関係にあると暴露しました。

 エンタメ系ジャーナリスト、Solomon Heliosは自分の番組で詳細を語りました。

 「Jarl ToredoがUnchainを去った後、私は彼に、彼の視点での詳細を語るように勧めました。残念ながら公式なインタビューについては断られてしまいましたが、彼はもうDuval姫と働くことに耐えられないと漏らしていました」

 「彼は、姫と最初に出会った数ヶ月前からこれまでずっと交際関係にあったことを認めました。ふたりとも交際の事については秘密にしておくほうがお互いのためだと思っていたようです」

 「Toredo氏によれば、姫はRochester大使に対しては何の感情もなく、この婚約も政治的な意味以上のものは無いと語っていたそうです。最初はこれを黙って聞いていたToredoのようですが、いざ婚約が発表されると姫とは連絡がつかなくなったようです」

 「Toredoが言うには、彼と姫との恋は一重に彼女の政治的な欲によって潰されてしまったそうです。率直に、彼は裏切られたと感じています」

 一方でAisling Duval姫はメディアに対しこう応えました:

 「私の良き友人でもあるSolomonがこのような嘘を信じるとは、全く驚きを隠せません。Toredo氏が帝国と連邦の対立を願う人々に利用されているのは明らかです。私とJordan Rochesterの絆は本物です」

3304年8月16日- CGニュース:コロニアの水耕栽培施設建設計画

 コロニア当局はこの地域における食料不足を懸念する研究結果を受けて最先端の水耕栽培施設を建設することを決定しました。

 Colonia Councilの科学顧問であるDiana VanCleef教授は、以下の声明を発表しました。

 「コロニアの人口増加は地域にとって信頼性の高い持続可能な食料供給源が必要であることを意味しています。私たちは来たる次世代のために、コロニアのこの新しい水耕栽培施設を建設することで問題を解決しようとしています」

 この計画は、コロニアのパートナー組織の1つであるColonia Research Divisionによって運営されおり、Randgnid星系のTemplar Barracksにアクアフォニックシステム*、浄水装置、水を配達するようパイロットに依頼しています。

 計画は3304年8月16日に始まり、1週間実行されます。 最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

 

*養殖水槽の水を水耕栽培プラントに循環させて天然の水質浄化を行うシステム

3304年8月16日- CGニュース:Kamici星系治安回復命令

 Kamici星系当局はこの星系で活動する犯罪者の数が悲劇的とも言えるほど増加していることを報告しています。報告書によるとこれらの重犯罪者たちは星系内を航行している船舶を攻撃して貿易を妨害し、市民を大混乱に陥れているとのことです。

 この脅威に対抗するため、Kamici Incorporatedは全ての指名手配船に対する撃墜命令を発し、Gaiman Portに懸賞金証票を提出したパイロットに報酬を与えることを約束しました。

 計画は3304年8月16日に始まり、1週間実行されます。 最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年8月16日- Eagle Eye施設停止

 Aden Tanner提督がAegisのEagle Eye施設が停止したとの報告を認めました。

 これはAegis Coreの本拠地であるDantec Enterpriseにおけるサーゴイドセンサーによる影響の結果、軌道上の施設にデータを送信することができなくなったためとのことです。

 Eagle Eye施設はサーゴイドの地上施設のエネルギーレベルの変動を観測することで、サーゴイドからの攻撃に反撃するための決定的役割を担っています。このデータによって、サーゴイドが攻撃しようとしている星系をパイロットが判断することができるのです。

 Tanner提督は短い声明のなかでこの問題について説明しています。

 「Dantec Enterpriseで起きている広範な技術的障害によって、Eagle Eye施設との更新が不可能になっている。継続的なデータの供給が無い限り、この施設は役に立たない性格のものだ。」

 「Eagle Eye施設は対サーゴイド戦争において我々の持つもっとも効果的な武器の一つであり、我々はDantec Enterpriseを復旧するためにメタアロイを運んでくれる全てのパイロットに感謝する。」

3304年8月16日- 億万長者が宝くじ当選

 著名な大富豪でRackham Capital Investments社のオーナーのZachary Rackham氏が10億クレジットの宝くじの当選者であることが分かりました。

 Federal Grand Lottery広報担当者のTori Theopolis氏の発表です。

 「私たちの毎年恒例のGalactic Jackpotに当選者が現れ、当たりくじが確認されました。Rackhamさんにお祝いを申し上げます。氏が10億クレジットの賞金を堪能することを望んでいます。」

 一部の界隈で“Calico Zack”で知られるZachary Rackham氏が報道陣に語りました。

 「正直に言ってこれには驚きました。宝くじを買うのは私がまだポンコツのサイドワインダーをガタピシ言わせながら宇宙をうろついていたころからの名残の習慣に過ぎないのです。当然、私はこの思いがけない大金を複数の慈善事業に寄付しようと思います。」

 Federal Timesは経済担当のBryanna Blanco記者の観測を報じています。

 「億万長者が宝くじを買うことは非常に疑わしく、ましてそれに当選することはより疑わしいことです。Calico Zackの経理担当がこのお金にいい使い道を見つけることに疑いはありません。最近発覚した彼の会社の巨額の税金の未払い分への支払いです。かつて海賊だった者は、いつまでも海賊なのです。」

3304年8月16日- 新デザインのコンピュータ

 Federal Times紙のHarlow Nassry記者が二つの開発中の個人用コンピュータの新しいデザインに注目しています。

 「長い間、SiriusとAchillesの2社が個人用コンピュータ機器の主要な供給元でしたが、より小さな企業2社がこの寡占状態に挑戦しようとしています。」

 「一社目はSupratech社で、Torcと名付けられたユーザーの手首や首に巻きつける柔軟なリング状の革命的デザインを手がけています。これは画面とモーションセンサーをインターフェースとして、高解像度のホロ映像をユーザーの周囲に投影することができるものです。」

 「二社目はHerculean Machines社で、より“地に足のついた”手法をとっています。Duradriveは分厚く頑丈なタブレットで手荒な扱いに耐えられるようデザインされています。Herculeanは豊富な周辺機器を約束していて、ユーザーは自分専用の構成に組み立てることができるとのことです。」

 「両社は10月の技術展示会でそれぞれのデザインの試作機を公開する予定です。しかし、市場はこの二つの競合製品を支持するでしょうか?近い将来、TorcとDuradriveについて耳にする機会が間違いなく増えることでしょう。」

3304年8月15日- 暴走ロボット捕まる

  Beta Hydri星系の惑星Homelandで制御不能になっていた採掘ロボットの居場所が特定され停止されました。

 MacArthur Mining Ltd社のDG090型は勝手に起動したのち地下にトンネルを掘って行方不明になっていました。その後数日間行方不明になっていた間に動作不良を起こした地点から100km以上離れた場所で見つかりました。

 Sara Kulkarni警備主任が報告しています。

 「我々のセンサードローンはBlue Peaks山岳地帯で問題のロボットを探知しました。金属鉱脈を目標にする最優先命令に従っていたものと考えています。連邦海軍のガンシップが即座に発進しました。位置を特定したのち、ロボットはこれ以上の損害を与える前に空襲により部分的に破壊されました。」

 MacArthur Mining LtdのChen Emerson取締役のコメントです。

 「ロボットの調査はそれが間違って待機状態に置かれていたのではないかという疑いを裏付けています。通信装置が付近の信号に撹乱されて、組み込みの採掘プログラムを起動してしまったのです。DG090シリーズはとても信頼性が高く、この不幸な事件によってその類いまれなる評判に汚点をつけるべきではありません。」

3304年8月14日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
・Caidin Base, Checha
・Chaviano Dock, Hapats
・Dantec Enterprise, Socho
・Kanwar Enterprise, Cerno
・Obruchev Orbital, Deive
・Pascal Platform, Ahayan
・Pordenone Port, Bonawen
・Sinisalo Holdings, HIP 18305
・Stackpole Platform, Manite
・Unity, New Yembo

 

一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
・Chiang Port, Gero Kiaku
・Suri Gateway, Vesuvit
・Scott Station, HIP 93685
・Salgari Enterprise, Mawa
・Wakata Port, Wandjera
・Bruce Enterprise, Kabiku
・Kubasov Station, HIP 90112
・McDonald Platform, Hamlet's Harmony
・Thirsk Enterprise, Montet

3304年8月10日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 負傷したRiri McAllisterを運んでいた医療船が消息を絶ちました。McAllister元少将はテロ組織League of Reparationの創設者Nexusとしての彼女の犯罪に対する裁判を受けていました。船がLeagueの敵によって破壊されたのか、Leagueの生き残りによってMcAllisterが解放されたのかはわかっていません。

 一方で、運動家のJarl Toredoが、Aisling Duval姫と共に立ち上げた奴隷反対運動機構「Unchain」を辞任したとの情報が入りました。彼の辞職が姫との意見の相違を原因にしているとの噂があり、評論家はかつて二人の間にあったロマンスの噂を引き合いに出しています。

 連邦情報局(FIA)がサーゴイドとの連絡の有無を確認するために遠き神教のメンバーの逮捕を続けています。一部の人々は逮捕は違法であり宗教的迫害にも等しいとしています。一方では遠き神の信徒は自ら疑いを招いたのであり、拘留は正当化されるとしています。

 別のニュースでは、故障した採掘用のロボットがBeta Hydri星系の惑星Homelandの街で暴走しています。ロボットがコンテナを破壊して地下にトンネルを掘って逃走した後をセンサードローンが捜索しています。警察では深刻な被害をもたらす前にこの機会を見つけたいとしています。

 プレアデス星雲におけるサーゴイドの民間人への攻撃が続いてきたあとで、星系当局は生存者の捜索と救出作戦を開始しました。パイロットにはこの作戦への援助とともに、救助者に十分な量を保するための食料が求められています。

 最後にAranbarahun Purple Creativeの広報担当者は彼らの超大型貨物船の建造計画が銀河系コミュニティからの強い支持を受けたと発表しました。多数のパイロットが運動を支援して、Barnes Terminalに物資を運び、Aranbarahunの不満分子を殲滅してトレーダーの安全を確保しました

 以上、今週のニュースでした。

3304年8月10日- Nexus死亡?

 負傷したRiri McAllisterを運んでいた医療船が消息を絶ち、破壊されたと推測されています。McAllister元少将はテロ組織League of Reparationの創設者Nexusとしての彼女の犯罪に対する裁判を受けるために惑星Turner’s Worldにいました。暗殺されたNestor Cartesius元老院議員の娘に銃撃された後にMcAllisterはより先進的な医療施設に運ばれているところでした。

 Mara Klatt警視が声明を発表しています。

 「輸送船との接触が途絶えたのち、我々は最後に目撃された場所に船隊を派遣しました。そこで発見したのはデブリだけでした。輸送船は攻撃を受け、蒸発させられたか乗っ取られたものと考えられます。いずれにせよ輸送船の乗組員は死亡したものと思われます。」

 「これはLeagueの狂信的行動に影響された復讐がまた行われたのかもしれません。あるいは、Leagueに関係する何者かが、McAllisterの沈黙を望み、彼女が情報を暴露することを防ぐために行ったことかもしれません。これが救出作戦であり、Leagueの生き残りによってMcAllisterが解放されたということもあり得ることです。」

 「League of Reparationはもはや脅威とは見なされていません。それゆえに彼らを捜査するために組織された三勢力合同タスクフォースは解散しました。同盟星間警察や連邦情報局、帝国内国保安局からの捜査員もそれぞれの本来の職務に復帰しています。」

 「一方で、Riri McAllisterは死亡者ではなく行方不明者として記録されています。彼女の生存の可能性が低いとしても、かつてNexusとして知られた女性が、自分のねじれた信念を追い求めていつの日か再び現れる危険性を無視することはできないのです。」

3304年8月10日- 暴走ロボットが行方不明に

 故障した採掘用のロボットがBeta Hydri星系の惑星Homelandの街で大暴れしました。

 問題のロボットはMacArthur Mining Ltd社のDG090モデルで、小惑星から鉱石を掘り出して精錬するためのものです。軌道輸送シャトルに新しく積み込まれた10台のうちの1台でした。

 ビデオ映像には巨大な機械がひとりでに起動してコンテナを破壊して現れる様が映っています。それは採掘用レーザーや溶融ドリル、掘削ショベルなどを使用して着陸場への道を切り開きました。その後ロボットは地面を掘り進んで姿を消しました。

 Sara Kulkarni保安主任は報道陣に以下の声明を発表しています。

 「センサードローンが地表のスキャンを行いましたが、ロボットの居場所はつかめていません。そのため我々はこの地域に非常事態宣言を行いました。この機械が偶然にも主要な水道管を破裂させたり、地下の動力線を突き刺したりした場合、大きな危険の可能性が、命に関わる場合も含めて、高いと思われます。」

 MacArthur Mining Ltd社のChen Emerson取締役も以下の声明を発表しています。

 「この出来事に衝撃を受けています。緊急の調査が進行中です。DG090シリーズは高い信頼性を持ち、これまで故障したことはありませんでした。我々の推論では、人為的ミスにより、このロボットが誤った待機状態におかれ、近くの通信網から漏れた信号で組み込みの命令が作動したのではないかと考えています。我々は全力をあげてこのロボットを見つけ出し、停止することに協力いたします。」

3304年8月9日- CGニュース:プレアデス捜索救難作戦

 プレアデス星雲の民間人に対するサーゴイドの持続的な攻撃を受けて、星系当局は生存者の発見と回収のための救助作戦を開始しました。

 この作戦はAegis ResearchのMarla Poulsen監督官によって指揮されており、以下のような声明が出されました。

 「プレアデスの星系当局はサーゴイドの脅威に直接対抗するためにその資源を集中してきました。しかしその結果として捜索救難活動は無視されてきたのです。そこで我々はその欠陥を改めることを決定しました。これは多くの市民が脱出ポッドから救助されたことを意味しますが、同時に多くの満たす必要のある腹があるということです。そこで我々は予防措置として現状の食料備蓄を増強する必要があるのです」

 パイロットには使用中の脱出ポッド及び破損した脱出ポッドの回収が求められています。また青果物、穀物、フードカートリッジも同様に求められています。回収されたポッドと食料はPleiades Sector Ir-W D1-55星系のDonar's Oakに配達してください。

 計画は3304年8月9日に始まり、1週間実行されます。最終目標が計画より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年8月9日- Aranbarahunの計画終了

 Aranbarahun Purple Creativeの広報担当者は彼らの超大型貨物船の建造計画が銀河系コミュニティからの強い支持を受けたと発表しました。多数のパイロットが運動を支援して、Barnes Terminalに物資を運び、Aranbarahunの不満分子を殲滅してトレーダーの安全を確保しました。

 貢献したパイロットには現在、Aranbarahun星系のBarnes Terminalで報酬の支払いが行われています。

3304年8月9日- 遠き神教徒の逮捕さらに続く

 連邦情報局(FIA)がサーゴイドとの連絡の有無を確認するために遠き神教のメンバーの逮捕を続けています。

 各種メディアはFIAの行動に対して一般の意見が分裂していることを伝えています。一部の人々は逮捕は違法であり宗教的迫害にも等しいとしています。一方では遠き神の信徒は自ら疑いを招いたのであり、拘留は正当化されるとしています。

 銀河宗教間連絡会(Galactic Interfaith Commune)のJameelah Griffin博士は次のようにコメントしています。

 「我々は遠き神教に対するこうした敵意に強く反対します。この逮捕は証拠よりも恐怖に基づいたものです。我々は同じ市民の権利を守るために戦わなければなりません。たとえその信じるところが違ったとしてもです。」

 遠き神教への反対運動で有名なJuanita Bishop氏はメディアに語りました。

 「これはどこにでもいるまともな考えの人々にとっての勝利です。この歪んだエイリアン好きたちは私たちの社会を台無しにしています。もっとずっと前に根絶されているべきだったのです。」

 FIAのMicah Whitefield上級捜査官は声明を発しました。

 「この捜査は純粋に保安上の問題です。連邦法において戦時下に敵の行動を妨害する行為はいかなるものも合法であり、これには市民権の停止も含まれます。我々はこの組織の全メンバーおよび関係者全員に捜査の範囲を広げる予定です。」

3304年8月8日- Jarl Toredoが「Unchain」を辞任

 Jarl Toredoが、Aisling Duval姫と共に立ち上げた奴隷反対運動機構「Unchain」を辞任したとの情報が入りました。

 Unchainの広報が公式に以下の声明を発表しました。

 「Jarl Toredo副社長は公式にその任から降りられました。Duval姫は変わらず我々のパトロンとして、またCEOとして残っていただくことになっております。我々はToredo氏の今後のご活躍をお祈りする限りです」

 The Imperial Herald誌の記者、Reema Falco氏は以下のように推察した。

 「Toredoの帝国奴隷へに対する熱い姿勢を考えると、自身が創設に関わった団体を抜けるというのは驚きです。先日のDuval姫に対する暗殺未遂を知って、不安定な政治の渦中に巻き込まれたことを後悔しているのかもしれません」

 「未だに王女様からのコメントはありません。二人の関係に亀裂が入る何かがあったのでは、と噂されています。2人は恋愛関係にあるのでは、という噂は王女の婚約の発表があった後でさえ続きました。もしかして、恋に破れて嫉妬したライバルが怒って退場しただけでは…?」

 Unchainのスポークスマンによれば、彼らのキャンペーン、資金集めや奴隷解放プログラムは通常通り継続されるとのことです。

3304年8月7日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています
・Brady City, Shouvul
・Cerulli Port, Setet
・Flagg Station, 41 Upsilon-4 Eridani
・Nagata Port, Setet
・North Dock, Amaunet
・Schmitt Platform, BD+08 642
・Tani Hub, Ainunnicori
・van der Riet Woolley Orbital, Jabugaly
・Vinci Ring, HIP 91085
・Younghusband Station, Miku

 

一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています。
・Behnisch Terminal, HR 8202
・Caidin Base, Checha
・Chaviano Dock, Hapats
・Dantec Enterprise, Socho
・Glidden Enterprise, Narvert
・Kanwar Enterprise, Cerno
・Obruchev Orbital, Deive
・Pascal Platform, Ahayan
・Pordenone Port, Bonawen
・Sinisalo Holdings, HIP 18305
・Stackpole Platform, Manite
・Unity, New Yembo

3304年8月4日-今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 Aisling Duval姫の暗殺未遂事件が発生、帝国国家保安局(Imperial Internal Security Service)により未然に阻止されていた事がわかりました。事件が起こったのはZhao星系。活動家であるJarl Toredo氏とDuval姫が運営する、反奴隷慈善団体"Unchain"の募金イベントの最中でした。IISSは事件に使用された爆発物の出処を調べています。

 一方で、Riri McAllister元准将が撃たれました。彼女は現在治療を受けています。事件はAlioth星系Turner’s WorldのAlliance Chamber of Justiceで起きました。McAllisterはLeague of Reparationの創設者Nexusとしてテロ行為を行ったことで公判中です。

 連邦情報局(FIA)が遠き神教(Far God cult)の捜査を開始しました。既にメンバーの何人かが尋問のため、逮捕されています。FIA捜査官は、捜査の目的は彼らがサーゴイド軍と接触していないか、あるいは彼らから直接影響を受けていないか確認することだと述べています。

 別のニュースでは、Aranbarahun星系に本部を置く独立系組織のAranbarahun Purple Creativeから、好景気星系から大量の商品を輸送する超大型貨物船の建造計画が発表されました。本計画を進めるため、同組織では様々な商品の公開調達依頼を発表。Aranbarahun星系のBarnes Terminalにこれらを輸送したパイロットに報酬を約束しています。また商品が安全に輸送できるよう、全指名手配船に対する撃墜命令を発動しました。

 著名な作家であるOlav Redcourt氏の最新小説のプロモーションツアーが中止となりました。50の星系を2ヶ月で訪問する、道すがらのことでした。声明の中で、作家はSF大河小説のために歴史ロマンスのシリーズを放棄するとしています。作家の代理人はSFは読者の少ないニッチなジャンルだと述べています。

 最後に、同盟が発行していた採鉱資源調達依頼に銀河系各コミュニティからの圧倒的反響があり、計画は無事成功したとの発表がありました。先週の間膨大な量の資源がCalifornia Gatewayに持ち込まれ、これらはMEL 22 Sector GM-V C2-8星系でのOcellus型スターポート建設に使用されることになっています。

 以上、今週のニュースでした。

3304年8月3日-遠き神教、捜査対象へ

 連邦情報局(FIA)が遠き神教(Far God cult)の捜査を開始しました。既にメンバーの何人かが尋問のため、逮捕されています。

 FIAのMicah Whitefield上級捜査官は以下の声明を発表しました。

 「同組織のサーゴイドに対する公式声明を考えると彼らがサーゴイド軍と接触していないか、あるいは彼らから直接影響を受けていないか確認することが不可欠です。FIAでは多くの星系で現地治安機関と協力し、事実の確認にあたっています。」

 Rewired news serviceでは武装した連邦軍が集合教会に突入し、教団メンバーを装甲車に連れ込む様子が放送されています。遠き神教支持者が抵抗した様子はありませんでした。

 他の映像配信サービスでは遠き神教徒をかばおうとする市民や、連邦兵を応援する他グループの様子などが確認されました。

 反遠き神教運動を進めるJuanita Bishopさんはメディアに対しこう述べています。

 「私たちはあの薄汚いカルトどもがサーゴイドのスパイであることを知っていました。今こそ私たちの主張が正しかったことが証明されるでしょう。何週間か前に連中を一網打尽にして、処刑すべきだったのよ!」

3304年8月2日-CGニュース:Aranbarahun Purple Creativeの計画始動

 Aranbarahun Purple CreativeはAranbarahun星系に本部を置く独立系組織です。今回彼らから、好景気星系から大量の商品を輸送する超大型貨物船の建造計画が発表されました。

 本計画を進めるため、同組織では様々な商品の公開調達依頼を発表。Aranbarahun星系のBarnes Terminalにこれらを輸送したパイロットに報酬を約束しています。また商品が安全に輸送できるよう、全指名手配船に対する撃墜命令を発動しました。

 計画は3304年8月2日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年8月2日-Riri McAllister撃たれる

 Riri McAllister元准将が撃たれました。彼女は現在治療を受けています。

 事件はAlioth星系Turner’s WorldのAlliance Chamber of Justiceで起きました。McAllisterはLeague of Reparationの創設者Nexusとしてテロ行為を行ったことで公判中です。

 公判に検察側証拠を提出予定だったMara Klatt警視が報道陣にコメントしました。

 「McAllisterが出廷してすぐに傍聴席から発砲が一度あり撃たれました。彼女は現在集中治療中で、より高度な医療施設への移送を待っているところです。彼女は回復すると見られ、裁判は後日再開されるでしょう。」

 「発砲したのはPolly Cartesiusといい、League of Reparationに殺害されたNestor Cartesius帝国元老院議員の娘と確認されました。彼女は隠し持ったセキュリティスキャンを回避する特別製のレーザー銃を使用しました。逮捕には抵抗せず、父親の死に対する復讐であったことは明白です。彼女は帝国市民として、IISSの管轄に引き渡されます。」

 Polly Cartesiusが最後に公の場で目撃されたのは二週間前の父親の葬儀で、帝国宮殿の地下の殉難者墓地への埋葬の際のことでした。彼女は身元を偽り、同盟領内に入ったと見られています。

 Cartesius氏はNiamh Seutonia警部に拘留され、帝国首都に護送されました。彼女はそこで殺害未遂の容疑で裁判にかけられる見通しです。

3304年8月2日-Aisling Duval姫暗殺未遂!

 Aisling Duval姫の暗殺未遂事件が発生、帝国国家保安局(IISS)により未然に阻止されていた事がわかりました。

 事件が起こったのはZhao星系。活動家であるJarl Toredo氏とDuval姫が運営する、反奴隷慈善団体"Unchain"の募金イベントの最中でした。

 国家保安局のTakio Diomedes警部は次のように述べています。

 「募金が開始された直後、Duval姫の選抜警備部隊が本イベントの中心となる重要ポイントに爆発物が持ち込まれている事に気付きました。即座に建物からの避難が行われ、素人設計であったこの爆発物は無効化されました。現在、出所を探るため鑑識が行われています。」

 Aisling Duval姫はこの事件に言及しておらず、Unchainの募金活動を続けています。Jordan Rochester連邦大使からはこのようなコメントがありました。

 「爆発物が見つかっていなければ、何百もの罪のない人々が亡くなっていたでしょう。Aislingも私も連邦・帝国の両セキュリティーに感謝しています。彼らの共同活動により私たちの安全は守られました。これが国家間協力の目覚しい一例となり、ひいては一般的なものとなる事を期待します。」

3304年8月2日-同盟の取組み終了

 同盟が発行していた採鉱資源調達依頼に銀河系各コミュニティからの圧倒的反響があり、計画は無事成功したとの発表がありました。先週の間膨大な量の資源がCalifornia Gatewayに持ち込まれ、これらはMEL 22 Sector GM-V C2-8星系でのOcellus型スターポート建設に使用されることになっています。

 取組み終了にあたり、同盟職員であるTorvan Dast氏から声明が発表されています。

 「取組みを支援して下さったパイロットらの尽力に感謝します。このスターポート建設により、トレーダーや入植者の方々にとってCalifornia星雲の長い旅路はより安全なものとなるでしょう。」

 スターポートの建設はすぐに開始されます。現在、Synuefai EB-R C7-5星系California Gatewayにて報酬の支払いが行われています。

3304年8月1日-有名作家、星間プロモツアーを放棄

 著名な作家であるOlav Redcourt氏の最新小説のプロモーションツアーが中止となりました。50の星系を2ヶ月で訪問する、道すがらのことでした。

 この4週間をツアーに費やしたRedcourt氏ですが、現地レポーターが乗客の波を押し退けていく彼に何とかインタビューを試みています。

 「歴史ロマンスなんてゴミだよ。こんなものを大量生産させられるのはもううんざりだ!特に昨今の読者がこのくだらん話を自分好みに変更できる、そんな事のために書かされるのは!私がずっと書きたいと思ってるのは、そう、次に書く本は…未来を舞台にしたサイエンスフィクションものだ。」

 これに対し、Bonespire Publishingから声明が出されています。

 「我々が契約したのは『海賊王』シリーズ25作となりますが、Redcourt氏はまだ14作しか脱稿されておりません。ですから残念ですが今回の事は契約違反となります。ツアーを再開し、シリーズの続行に彼が納得することを期待しています。」

 著者の代理人のMargaux Hist氏はこうコメントしました。

 「Olavは真のアーティストですから、彼が少し創造の自由を爆発させた事をファンも理解してくださると思います。新作についてはまだ何も言えませんが、サイエンスフィクションは読者の少ないニッチジャンルです。Olavが弁護士料を賄いきれるといいのですが。」

3304年8月1日-スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
 ・Brashear Landing, Jabugaly
 ・Collins Station, Huichi
 ・Dampier's Progress, Jabugaly
 ・Ford Platform, HIP 41022
 ・Griffiths Horizons, Ruchbah
 ・Israel Port, Mudrama Kaze
 ・Jeury Silo, Obambori
 ・Lindblad Hub, Venexo
 ・Scott Station, HIP 93685
 ・Thomas Orbital, Wolf 1241
 ・Wisniewski-Snerg Prospect, Anagorovici

 

 一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Brady City, Shouvul
 ・Cerulli Port, Setet
 ・Chiang Port, Gero Kiaku
 ・Flagg Station, 41 Upsilon-4 Eridani
 ・Nagata Port, Setet
 ・North Dock, Amaunet
 ・Riebe Enterprise, Checha
 ・Russ Landing, Segon
 ・Schmitt Platform, BD+08 642
 ・Tani Hub, Ainunnicori
 ・van der Riet Woolley Orbital, Jabugaly
 ・Vinci Ring, HIP 91085
 ・Younghusband Station, Miku