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主な勝利条件: 経済勝利
ロービングクランは交易商人,探検家,冒険家といった放浪者,商人の集まりです.巨大な獣の背に跨り,世界各地で商売や交渉事に従事しています.
勢力の特徴 
| 彷徨する都市 | 都市および街区を再配置できる |
|---|---|
| 傭兵を厚遇 | 傭兵のLifeが2倍、移動力+1 私掠部隊の維持費-33% |
| 平和と繁栄 | 商業・研究協定が無料 |
| 冬ごもり | 冬の間、都市の維持費+50% 冬の間、交易ルートからのボーナス-25% 夏の間、交易ルートからのボーナス+15% |
| 共利共益 | 市場で他国が取引するたびに 8%の手数料を受け取る |
| 内部取引 | 市場で他国が売買している物を見ることができる |
| 市場の番人 | 市場からの追放を使用可能 他文明から市場からの追放の対象にされない |
| 戦争より交易 | 宣戦布告できない |
| セトセケの輸液*1 | ダストエクリプスの間 ・都市に居る自ユニット、同盟ユニットのHP回復+20% ・セトセケのステータス上昇（  +430、 +80、 、 +70、 +45） |
- 解説
- 宣戦布告ができない変わり種勢力。他国にちょっかいを出すには傭兵（私掠部隊）や市場追放を使う必要がある。
- 勢力の特徴や勢力スキルで交易路を推しているが、準備が面倒な割に実入りは普通。
- 何故か勢力スキルのほうに冷戦・交戦中の相手とも交易可能なスキルがある。
- 初期で市場の研究２つを所持しており、最序盤から提督配置や資源／備蓄ブーストが掛けられる。こちらはわかりやすく強い。
テクノロジー
開始時
- 帝国貨幣 (時代2)
- 市場で資源と備蓄の売買が可能になる
- 傭兵市場 (時代1)
- 市場でヒーローと傭兵の売買が可能になる
固有
なし
ユニット
民兵
すべての都市は、その壁が脅かされるとき兵を徴収することができる。防衛の最終ラインであるこの市民による兵団は、家族を守るために自らを犠牲にする覚悟ができている。
- 種別
歩兵- 初期装備
- 長槍 - 鉄 - 上質, 兜 - 鉄 - 上質, 胸当て - 鉄 - 上質, 脛当て - 鉄 - 上質
槍(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能
- ステータス
戦闘 能力 射程 移動 Era Ⅰ 60 4 32 24 10 16 3 1 2 迅速 1, 天候作用 Era Ⅱ 78 4 42 31 13 21 3 1 2 Era Ⅲ 96 4 51 38 16 26 3 1 2 Era Ⅳ 114 4 61 46 19 30 3 1 2 Era Ⅴ 132 4 70 53 22 35 3 1 2 Era Ⅵ 150 4 80 60 25 40 3 1 2
開拓者
開拓者は移住や植民活動の主役となる。少数の有志から結成され、未知の領域を歩み、新しい故郷を見つける。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 長槍 - 鉄 - 上質
槍(両手), 胴部, アクセサリーを装備可能
- ステータス
- 解説
- 他勢力の開拓者より足が速い。勢力の特性上、敵地の切取りは占領ではなく私掠兵による破壊→入植になりがちなので、安全圏に待機しておいて機を見て素早く入植に動けるのは便利。
イルマック
素早く力強いイルマックは厳密には騎兵なのだが、その恐ろしい爪と好戦的な性格は近接戦闘において極めて効果が高い。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 爪 - 鉄 - 上質
槍(両手), 爪(両手), 頭部, 胴部, アクセサリーを装備可能 - ステータス
- 解説
- 行軍速度は速いが、戦場での機動性は普通の歩兵並。、、がバランス良く高いので扱いやすい。
ダーヴィッシュ
ロービングクランの大群の主力であるダーヴィッシュは、機動性と数を利用した迅速かつ圧倒的な突撃に秀でている。
- 種別
騎兵- 初期装備
- 槌 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質
槌(片手), 盾(片手), 槍(両手), 頭部, 胴部, アクセサリーを装備可能
- ステータス
- 解説
- 平原ではと突撃 2を活かして速攻しやすい。森がちな地形や高耐久相手の持久戦では突撃が活かしづらく、前衛はイルマックに置き換えていく方が安定する。
カッサイ
恐らくオーリガで最速の軍事部隊であるカッサイは、戦闘の内外において傑出した速度により行動する。
- 種別
射撃- 初期装備
- 弩 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質
弓(両手), 弩(片手), 盾(片手), 頭部, 胴部, アクセサリーを装備可能
- ステータス
- 解説
- 行軍速度が全ユニット中トップクラスで、軍団の足を引っ張らない。戦闘力は他勢力の弓兵と較べると、後衛には旨味の薄い・特化で地味。を装備で補ってやると前衛が動く前に敵を削れて安定する。
セトセケ
群れを、町を、そして都市を運ぶために何世紀にも渡り育てられてきた巨大な甲虫。よく餌を与えられている限りは穏やかで、素直で、満ち足りている。
- 種別
支援- 初期装備
- 装備不可
- ステータス
-
ヒーロー
ヒーローのユニット種別と初期装備（装備種別）は共通する。
- 種別
- 射撃
- スキル
- 射撃 / 共通 / ロービングクラン
- 初期装備
- 弩 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質, 兜 - 鉄 - 上質, 胸当て - 鉄 - 上質, 脛当て - 鉄 - 上質
弓(両手), 弩(片手), 盾(片手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能 - 解説
- 勢力ツリーは交易路ボーナスが複数あるが最大限活かすには通商条約や交易路絡みの研究など下準備が面倒。
一応、共通ツリーの寒さ知らずを目指すなら共通ツリーを1から伸ばすよりかは少しお得。
民衆密着型やゲーム理論は宣戦布告できないロービングクランより他帝国の傭兵として運用したほうが活かせるだろう。
バジ サファー バハス
バハスは一匹オオカミとなることを運命づけられていた.子供のころから度々数時間行方をくらませてはクランのキャンプ地周辺を探検したり,クランの巨大な馬の周囲を走ったりしていた.青年期を過ぎると,数時間は数日になり,斥侯や探索,放浪に費やされた.彼はすぐに家元を去り,クランからクランを渡り歩いてオーリガの幅広い地域を旅するのに数年を費やす.そうした中で黄色いバンダナ,風の中にいるか日の光が眩しいかのように細めた目,常にニヤリとしているかのような片端の上がった口元といったものが彼のトレードマークとなっていった.
そんなある時,ドラッケンの生地である高く寒冷な山々での出会いがバハスを変える.そこで彼はエンドレスの宝物のいくつかを見せてくれた,彼と同じように忙しないドラッケンと親しくなったのだ.かくしてオーリガの秘密の熱心な探究者にして探検者となり,エンドレスやダストに関する彼の知識はその寡黙で内省的な性格からは想像しえないほどのものとなった.そうしたわけで彼はロービングクラン全体における名誉バジ(キャプテン)の座につき,彼はどこにいようと部隊を招集し指揮できるようになったのだ.
- ステータス
- 解説
- 先制と火力に秀で、技能はクラン唯一の先制ブースト3持ちという速攻型おじさん。来歴では常にニヤリとしたような口元、と書かれているけど画像は量産型男グラで真顔。
ベラ “蝙蝠” サイラフ
ベラは若くして情報の力というものを学んだ.孤児だった彼女は地域の商人同士の手紙を配達することで,駄賃として残飯や施し物を受け取り,生きながらえていた.彼女は受取人の顔が喜びで輝いたり,不安に暗くなったりするのを見て,紙片に書かれた記号はそんな力のある何らかの魔法のようだと思ったものだった.メッセージの内容を理解しようと決心した彼女は字を読むことを学んだ.そして間もなく,彼女は殴り書きの内容を利用し始めた.商人たちは子供相手と思って何も考えずに彼女を信じるというミスを犯し,彼女は集めた知識で戦略的,かつ長期的な見方ができるくらいに狡猾であった.禁制品を扱った商人たちは真夜中に引きづり出され,再び目にされることはなく,一方で他の者たちはあえて望みもしなかった共依存の関係に陥ったりした.やがて"蝙蝠"とだけ知られるようになるベラは王朝にとっての最も信頼できる情報源―地獄の耳をもつ影の者の一人となった.ベラはクラン最高位での政治的駆け引きに内々に関与して統治の術の多くを学び,現在,払うものを払えるならば他種族にでも彼女の能力を提供している.
- ステータス
- 解説
- ステも技能も同じ顔のシリー・アラストラのほぼ下位互換、勝ってるのが弓では輝きづらい耐久・回避という、ちょっと可哀想な子。来歴で思い入れが出来ない限りは、他の同族を押しのけて起用する機会はないかも。
イレグラ モルディカント
激しい雷雨の中,巨大な荷獣の背中で生まれたイレグラ モルディカントは人々のリーダーとなるべく運命づけられていた.勇敢で如才ない彼女の指揮能力が最初に示されたのは,雷雨の中危険なアドバン荒野を進む途中,彼女が加わっていた商隊がジャーカー―護衛部隊―からはぐれてしまったときだった.3日間待ったが助けが来る様子もない.モディカントは一番大きな荷獣によじ登ると,自分たちは過酷な砂漠を切り抜け,避難場所を見つけられるのだという確信を芽生えさせ,絶望に怯える商人たちを奮起させた.
実際に彼らはやり遂げた.だが,彼らの4分の1は斃れ,残りは癒えることのない傷を負った.彼女は自身の知らないところで"ガルカ"―とどまることを知らぬ勢い―と仇名される.イレグラは着手したならばどんな旅程も交渉も計画も成し遂げるという名声を得たのだ.
- ステータス
- 解説
- 来歴どおり、内政技能なしの戦闘マシーン。HPと先制が上がるので速攻型と持久型、どちらの編成でも行けるのが頼もしい。
ジャサー・マーダップ
大都市アル・クェレシ,”商隊の女王”とも知られ,ロービングクラン帝国の輝ける宝石であるこの都市に人々に恐怖とともに記憶される一つの名前があった.ジャサー・マーダップ,またの名を鎖につながれし肉切りの大鉈.彼は長年に渡り,グレートマーケットの一介の肉屋として,カウンターを訪れる者に鶏肉やヤギの脚,牡牛の舌や尻尾といったものを売る穏やかな人生を送っていた.良い物を良心的な値段で売る愛想のいい男で,幸福だった.汚染された肉を,そうとは知らず貴族に供してしまうまでは.政治的な事象に発展し,彼は暗殺計画に関与していたとして断頭刑を言い渡された.だが,ジャサーの物語はここで終わりではない.汚染された肉を買った貴族自身によって贖罪の機会を与えられたのだった.彼は最終判決官となることに合意することで命脈を保つ.最終判決官とはグレートファイティングピットにおける終身職だ.ピットは有罪を言い渡された者たちが自由を勝ち取る場所だ―武器を用いた戦闘で最終判決官を打ち倒すことによって.軍馬のごとき巨体(重量もほぼ同じ),肉屋のころと変わらぬ血塗られたエプロンを身に着け,巨大な肉切り包丁を握りしめたジャサーは負け知らずであった.そして,500人目の対戦相手を葬ったその夜,彼はピットを脱走した.かくして彼はオーリガ最恐の傭兵の一人となったのだった.
- ステータス
- 解説
- 来歴が血腥いのに、能力は完全内政型。夏は食料ブースト、冬はダスト効率化で、特に序盤の運営が安定するまでの間に欲しいところを補ってくれる。
マスター ネクラ・ゼバン
ごく普通の香辛料商人の家に生まれたネクラ ゼバンは弁舌の才に恵まれ,彼の聴衆を魅了する売り口上は家業をとんとん拍子で成長させた.並外れたモノマネの才能,痛烈な言い回し,耳にしたことを忘れない底なしの記憶力.それらをもって絶え間なく聴衆を驚かせたり,爆笑の渦に巻き込んだりしたのだった.顧客たちに愛されたネクラは商人の序列を素早く駆け上がり,史上最年少のギルドマスターの誕生も間近と思われた.破滅が訪れたのはそんな矢先だった.ゴパル王朝の長に対する中傷的なモノマネを,こともあろうに本人に聞かれてしまったのだ.（そのとき王朝の長は変装してバザーを訪れていた.聞くところによると強力な媚薬を買い求めている最中だったらしい.）
ネクラが不運だったのは位の高い友人が少ないことだった.罰として舌を切り落とされ唖となった彼は,怒りのままに自分の街を飛び出していった.今日では首に下げた小さな黒板でコミュニケーションをとっているが,彼の剃刀のように鋭い洞察力は失われておらず,ネクラは総督として非常に優れた人物である.
- ステータス
- 解説
- ステも技能も同じ顔のバジ サファー バハスのほぼ下位互換という、男版蝙蝠さん。しかも自業自得とはいえ来歴まで不遇。一応、火力はクラン最強だが、先制が致命的に低いので活躍する前に趨勢が決しているかも。
シリー アラストラ
シリーは幼いころから数や形状の概念に魅了されていた.彼女の父親は果物売りで,いつも露店を香り高い桃やフェアベリー,色鮮やかな丸い柑橘類でいっぱいにし,それらを巧妙に積み上げていた.シリーの数学やパターンへの愛情はこうした生活の中ではぐくまれ,彼女は台帳を付けたり,在庫を管理したり,その他たくさんのことを手伝っていた.
そうしたある日,彼女はこの分野の秘密を学ぶため,クランのテダッド数学院に通うのだと誓う.ところが若年期の後半,長い飢饉が父親の商売を立ち行かなくし,遠く遠く,生産性にも乏しい地へと旅立たざるを得なくなった.盗賊どもに父の果物が奪われてしまう.シリーは父親のジャーカー,つまりは護衛になると言ってきかなかった.彼女は一組のシミターを手にした悪鬼となり,泥棒という泥棒たちはシリーにより手痛い教訓を授けられた.そうして,彼女の名は語り草となったのだった.シリーはいつの日か初恋の相手,数学の元に戻りたいと思っている.しかし,彼女の父も平穏な引退を迎え,今のところは傭兵としてダストを稼ぐことにしているのだ.
- ステータス
- 解説
- ステは速攻おじさんバジ サファー バハスと同じだが、こちらは先制じゃなくHPブーストでやや耐久寄り。来歴では数字大好きだが、ゼニ勘定の実力は血まみれの内政おじさんジャサー・マーダップの方が上なのがちょっと悲しい。
