臨界爆震 STAGE 21 岐路-8

Last-modified: 2025-02-05 (水) 01:51:23

ハンナチューリング!大丈夫!?
チューリング……
 チューリングは辛うじて笑顔を浮かべた。
彼女の胸に開いた大きな傷口を、ハンナは茫然とみつめている。
チューリングありがとう、ハンナ。浄化者から守ってくれて……
ハンナ……チューリング……何言ってるの……私……
 ハンナはチューリングを抱きしめた。
ずっと昔、チューリングが彼女にそうしたように。
 だが、チューリングは光の欠片へと変化してゆく。
チューリングハンナ……誰一人として犠牲にならずに、浄化者と和解できる日は来た?
ハンナ……待って、嫌だよ……チューリング、行かないで……私を置いていかないで、お願い……
ハンナどうして……浄化者を倒せたのに、どうしてまたこうなるの!?
 チューリングの最後のぬくもりをめいっぱい抱きしめて、
ハンナは散ってゆく光の粒子を取り留めようとした。
ハンナぜんぶ、ぜんぶ私のせいなのに……私が罰を受けるべきなのに……どうしていつも……
ハンナだめ、消えないで……行かないで、チューリング!!
ハンナお願い、誰か……誰か、チューリングを助けてください……アンナ、教授、クロックさん……みんな、どこにいるの……
ハンナ私は、どうすればいいの……