臨界爆震 STAGE 4 疎外-2

Last-modified: 2025-02-05 (水) 00:52:38

オアシス、司令部。
ラムエントロピーの波を撃退、ファイアウォール戦線は一時的に守られました!
黛煙勝った……!信じられない……
ペルシカふぅ……
黛煙ペルシカさん?顔色が悪いようです、大丈夫ですか?
ペルシカええ、平気です……心配いりません。
ペルシカ戦いには勝てましたが、再び消耗戦を強いられては危険です。補給が追いつかない可能性がある。
ペルシカもし、教授だったら……教授がここにいらしたら、どう判断するかしら……
 ペルシカは教授が普段座っている椅子を見た。
ふいに、その椅子が動く。
ペルシカえっ!?
小さなエントロピー……キッ!!
ペルシカなんだ……驚くじゃない。
ペルシカあなたも防護服の製作に一役買ってるのよね?ありがとう、お疲れさま。
小さなエントロピーキキキーッ!!
ペルシカあなたの主のような怪物が現れなくて、本当に良かった。
ペルシカだけど、教授たちは……
ペルシカ……だめ、余計なこと考えちゃ。きっと大丈夫、教授を信じるの。今の私たちにできるのは、オアシスを守ることだけ。
 ペルシカはそうつぶやくと、覚悟を決めた。
ペルシカラムさん。後方部門のエージェントたちに、オアシスの重要でない施設を解体させてください。今、リストをお送りします。そこから浮いたオペランドをすべて前線へ。
ラム了解。
ペルシカ黛煙さん、他セクターへ派遣した全部隊に連絡を。守りをより厳重に、警戒を怠らぬよう伝えてください。
黛煙すぐに手配いたします。
ペルシカ教授が凱旋されるまで、私たちでオアシスを守り抜くんです!
全員了解!
 すべての任務を言い渡したペルシカが、ふとよろめいた。
黛煙がすばやく彼女を支える。
小さなエントロピーキッ!?
 小さなエントロピーが驚いて、ペルシカの腕から飛び降り、どこかへ逃げていった。
黛煙やはり、少しお休みになられたほうが。ご心配なく、ここはわたしがついておりますから。
ペルシカありがとうございます、黛煙さん。でも、どうしても気がかりで……
 二人の人形が同時に司令室の外を見た――その先にあるのは、ロッサムセクター。
ペルシカ教授たちは、今頃どうなさっているのでしょう……