| オアシス、司令部。 | |||
| ラム | エントロピーの波を撃退、ファイアウォール戦線は一時的に守られました! | ||
|---|---|---|---|
| 黛煙 | 勝った……!信じられない…… | ||
| ペルシカ | ふぅ…… | ||
| 黛煙 | ペルシカさん?顔色が悪いようです、大丈夫ですか? | ||
| ペルシカ | ええ、平気です……心配いりません。 | ||
| ペルシカ | 戦いには勝てましたが、再び消耗戦を強いられては危険です。補給が追いつかない可能性がある。 | ||
| ペルシカ | もし、教授だったら……教授がここにいらしたら、どう判断するかしら…… | ||
| ペルシカは教授が普段座っている椅子を見た。 ふいに、その椅子が動く。 | |||
| ペルシカ | えっ!? | ||
| 小さなエントロピー | ……キッ!! | ||
| ペルシカ | なんだ……驚くじゃない。 | ||
| ペルシカ | あなたも防護服の製作に一役買ってるのよね?ありがとう、お疲れさま。 | ||
| 小さなエントロピー | キキキーッ!! | ||
| ペルシカ | あなたの主のような怪物が現れなくて、本当に良かった。 | ||
| ペルシカ | だけど、教授たちは…… | ||
| ペルシカ | ……だめ、余計なこと考えちゃ。きっと大丈夫、教授を信じるの。今の私たちにできるのは、オアシスを守ることだけ。 | ||
| ペルシカはそうつぶやくと、覚悟を決めた。 | |||
| ペルシカ | ラムさん。後方部門のエージェントたちに、オアシスの重要でない施設を解体させてください。今、リストをお送りします。そこから浮いたオペランドをすべて前線へ。 | ||
| ラム | 了解。 | ||
| ペルシカ | 黛煙さん、他セクターへ派遣した全部隊に連絡を。守りをより厳重に、警戒を怠らぬよう伝えてください。 | ||
| 黛煙 | すぐに手配いたします。 | ||
| ペルシカ | 教授が凱旋されるまで、私たちでオアシスを守り抜くんです! | ||
| 全員 | 了解! | ||
| すべての任務を言い渡したペルシカが、ふとよろめいた。 黛煙がすばやく彼女を支える。 | |||
| 小さなエントロピー | キッ!? | ||
| 小さなエントロピーが驚いて、ペルシカの腕から飛び降り、どこかへ逃げていった。 | |||
| 黛煙 | やはり、少しお休みになられたほうが。ご心配なく、ここはわたしがついておりますから。 | ||
| ペルシカ | ありがとうございます、黛煙さん。でも、どうしても気がかりで…… | ||
| 二人の人形が同時に司令室の外を見た――その先にあるのは、ロッサムセクター。 | |||
| ペルシカ | 教授たちは、今頃どうなさっているのでしょう…… |
