| バーバンクセクター、メイン広場、フリーコンサート区画。 | |||
| クロ | ウェルカムバック・トゥ・ザ・クロのライトニングフィーバー!さぁて本日の対戦相手はぁ……中位浄化者・リヴェレーーンスッ!またの名をバーバンクセクターのドグマキーパーッ! | ||
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| クロ | はぁ~あ。配信しつつ浄化者を叩きのめす。バーバンククイーンの暮らしは、かくも素朴で味気ないものなのだ。 | ||
| ナナ | はぁ……はぁ……た、戦いながらそんな台詞言えるなんて……さすがはクロさん…… | ||
| クロ | そりゃあ、弱っちぃリヴェレンスが相手じゃあねぇ。同じ手に何度も引っかかるし。ふぁ……ねっむ。 | ||
| クロ | 中位浄化者ってこんなモンなの?超ガッカリなんだけど。上位呼んでよね上位…… | ||
| ナナ | な、なに言ってるの!中位でも十分怖いのに、上位なんて来たら…… | ||
| その時、リヴェレンスがナナに急接近した。 | |||
| リヴェレンス | ほぉ~、戦闘中にダベってるたぁ余裕だな! | ||
| ナナ | きゃっ、い、いつの間に……! | ||
| ナナがリヴェレンスに吹き飛ばされそうになる瞬間、 ボール型の配信ルームが突如飛来し、リヴェレンスの大斧を弾いた。 | |||
| そしてクロはナナの手をつかみ、配信ルームへと引き入れた。 | |||
| クロ | うぉわっと――あっぶな! | ||
| クロ | このクロ様のスンバラシー助成がなかったら、ナナが敗退するとこだったぜぃ!うしっ、ここはナナっぺの大ヒットシングルで盛り上げてくよ~ッ! | ||
| ナナ | ク、クロさん……すごい! | ||
| クロ | そ・そ・それほどでもぉ~~?配信者としちゃ世界ナンバーワンがせいぜいですから!?あっははは!私じゃなかったら、あんた死んでたよ? | ||
| クロ | はい、シートベルトオッケー。ちゃーんと座っててね、いっくよ~? | ||
| ナナ | は、はい、私……き、きゃあああ! | ||
| ナナの言葉を待たずに、クロは配信ルームを転がしてリヴェレンスの回転斬りを避けた。 | |||
| クロ | 秘儀・スパチャdeサブマリン! | ||
| 配信ルームは閃光を放ち、二人を載せて地中へと潜ろうとした。 だがリヴェレンスの一撃によって地中から掘り出されてしまう。 | |||
| リヴェレンス | 潜りもできねぇクセに、ギャルナンパしてんじゃねーよ。 | ||
| リヴェレンス | そのザコみてーなエージェントはなんだ?俺に浄化されたくて仕方ねーらしいな? | ||
| クロ | 私の子分に決まってんじゃん!守るべき仲間がいれば、攻撃力と会心率にバフがかかんだよ、そんなことも知んないの? | ||
| リヴェレンス | 知らねェなぁ。正義が勝って、口が減らねぇ奴はボコられて浄化される。俺が知ってんのはそれだけだ。 | ||
| クロ | だ~から浄化者はツマンないんだよね~。先づ礼楽に進むは野人なり、後の礼楽に進むは君子なり…… | ||
| クロはそう言いながら操縦レバーを引いた。配信ルームが上昇し始める。 | |||
| 斧が配信ルームをかすり、配信ルーム底部の表層が剥がれ落ちた。 | |||
| クロ | きゃあん、びっくりしたぁ☆私のか弱いコアが飛び出すところだったじゃない、もぉっ☆ | ||
| リヴェレンス | お前の腐ったコアなんざ、浄化者の邪魔するほかに何の役に立つってんだ? | ||
| クロ | ナメてもらっちゃ困りますなー。人形の編成拡大に使えるんだな、これが。 | ||
| リヴェレンス | 人形の編成……?なんだそりゃ? | ||
| クロ | 現実での話ね。 | ||
| クロ | 説明しようッ!現実世界では同じモデルのダミーを用意することで、人形の戦闘能力を増幅させることができるのであるッ! | ||
| リヴェレンス | なんだそのワケのわからん情報は? | ||
| クロ | つ・ま・り……くらいやがれッ!ってこと! | ||
| クロのかけ声を聞いて、ナナは目を閉じて傍にあったボタンを押した。 | |||
| 次の瞬間、スパチャで得たオペランドが巨大な拳を構築し、 リヴェレンスへと勢いよく振り下ろされる! |
