ただいま配信中! 配信ヲチ STAGE 5 パフォーマンス-4

Last-modified: 2025-05-18 (日) 15:16:30

 曲がサビパートに入った。夜空の下、激しい戦いを繰り広げる二人。
クロ「嘘だろ、まだ七花が好きなヤツなんかいるの?こんなんゴミじゃん」
クロ「死ね、ゴミはてめーだオガクズ。七花の良さがわからないとかマジで耳捨てたほうがいいぞ?キーチェンジ絶妙だし歌詞はわざとらしさゼロ。そこらのなんちゃって歌手とは次元がちげーんだよ」
リヴェレンス「それだけではない、七花にはいくつもの長所がある」
リヴェレンス「その歌声には浄化者を惹きつける何かがある。ステージの近くにいると、オペランドがろ過され補充されるのを感じる」
クロちょっと!なにそのベチョベチョしたチャーハンみたいなコメントは!?一目で浄化者だってバレてんじゃん!?マジメにやってよね!
リヴェレンスはぁ?バレるわけねーだろ。
クロバレバレだっつの!パイナップルの箱に紛れ込んだドリアンくらいバレバレだから!!
リヴェレンスチッ、なんでテメェにそれがわかんだよ?
クロそんなこともわかんないの?マジで?しゃーない、教えてやる。
クロコメントってのは主観的なモンなの!あの手この手で他人を引き入れようとする木偶の坊なんざ、浄化者くらいのもんだって!
リヴェレンス……
クロ歌は歌でしょ、聴いてて気分がよけりゃ良いんだよ。主観的な問題なの、わかる?
リヴェレンスなんだそりゃ?じゃどーやって判断すりゃいいんだよ?
クロフィーリングだよ、フィーリング!信じる心が魔法を呼ぶの!
 クロは片手でピースしてみせた。
リヴェレンス……なるほど、何が間違ってたかわかったぜ。
クロあ、わかった?わかったならさっさと続けな!速さが足りないんだよ速さが。
 リヴェレンスは浄化者のスクリーンを閉じて立ち上がった。
クロ……なんでいきなり立つのさ?
リヴェレンスお前のくだらん言葉の罠にハマるべきじゃなかったんだ。お前のルールを守る義理なんざ、そもそも俺にはないんだからな――
リヴェレンスお前を消して七花を残せば、バーバンクセクターは繁栄し続ける。
クロちょ、ちょちょちょ、ちょーっと待ったぁ!話し合えば……
リヴェレンスこれでも……くらいやがれ!!
クロFu**……う、嘘でしょ!?冗談やめてよね!?
 言葉に惑わされるのを防ぐためか、
リヴェレンスは黙ったままクロめがけて斧を振り回した。
クロ配信ルーム召喚――あっ、しまった!ドローン、ナナっぺの撮影に行かせてんだった……やばいやばいやばい!
 リヴェレンスによって、クロがクとロに分断されようという時――
 彼女の足元が急に輝き出した。
七花の声クロを消させはしないよ。
 リヴェレンスが顔を上げると、巨大な七花の幻影が、
目の前へゆっくりと降りて来ていた。
 輝く光の中にいるクロは、身体に暖かなオペランドが流れ込むのを感じた。
彼女はちっぽけなエージェントから、強大な戦士へと再び生まれ変わった。
クロこれ……スパチャのオペランド……
七花クロ、わかる?バーバンクセクターのみんなが、私たちを応援してるんだよ!
リヴェレンスなんだと……!?ありえない!!
七花愛と平和の力に、不可能なんてない。
クロ悔い改めよ、リヴェレンスッ!!