L.A.D.事件 謎影解析 STAGE 2 帰属理論-1

Last-modified: 2026-02-12 (木) 19:41:21

展示会場。
くぁ……ふ。展示会場を検めるというのも、くたびれるな……
俺の造りからして、そもそもが情報収集に向いていないのだろう。
デュパン会場の検査は完了した。特に問題は見られないな、先ほどの応急処置については?
まかせておけ。命令を執行するだけなら、楽なものだ。
戻ったら、牛タン丼をたらふく食べてやらねば……
デュパン君の食べ物に対する執念には敬服するよ……
ロボットA【(〝▼皿▼) ホーコク!ケンサカンリョー!イジョーナシヤデ!】
ん?お前は、咲耶のロボットではないか。
ロボットC【︿( ̄︶ ̄)︿ サクヤ、サクヤ!サクヤハンガ、ワタシラ、オトモダチニカシタンドスエ!】
ロボットC【ヾ(°∀°ゞ) オンナジモデル!オンナジキノー!イケテハルワァ~!】
デュパン主催側は、このロボットたちがお気に召したようだな。
相も変わらず騒がしいが、仕事は確かだということか。
デュパン高所にセキュリティ装置を設置するのにはリスクを伴う。おそらく、このロボットたちが作業の大部分を担っているのだろう。
ロボットC【(~ ̄▽ ̄)~ スヴァローグジューコー、ヒンシツホショーシマッセー!】
ロボットB【(´ ▽ `)ノ ミテミテ!オタカラ、オタカラ!イジョーナシデゴンス!】
 広々とした展示会場、その明々とした照明の下に、
数珠丸恒次の置かれた台が設置されている。
 会場内には、警戒と装飾を兼ね備えた垂れ幕が整然とかけられており、
その他の各種装飾とも相まって、宝刀の存在感が一段と引き立てられている。
垂れ幕の背後に控えるのは、キャスターと鎖、
そしてフェンス構造を携えた幾層ものセキュリティ装置だ。
デュパンさしあたって、これ以上の手がかりはなさそうだ。会場も安全そのものだが、相手がルブランとなると……
デュパンいや……やはりここは、以前の案件を改めて研究してから結論を下すべきだな。
もう十分だろう……少しは休んだらどうだ?
探偵ってのは、どいつもこいつも忙しないのか?それとも、お前だけか?
デュパン誰しもそうだ。
ほう、そうか……てっきり、怪盗の手の内はとっくに調べ尽くしていたと思ったが。
デュパン観察で得た情報だけでは不十分だ。まずは戻って、今ある情報と作戦プランを整理しておこう。
デュパン夜が深まれば、頭脳もより明晰になるかもしれない。
へいへい、っと――あふ。あぁ~、丸一日働いてくたびれた。ひとっ風呂浴びて、ゆっくり寝るとするか。
お前もほどほどにしておけよ。減り張りは大事だぞ、減り張りは!
考えがまとまらん時は、アツ~い風呂でのんびりするに限る。ひょっとしたら、何か思いつくかもしれんしな。ま、騙されたと思って試してみろ。
デュパンルブランの手がかりは何一つ掴めていない、のんびりするにも……
そう案ずるな、なるようになるさ!責任感があるのは立派だが、人事を尽くした後は、天命を待つほかあるまい。
責任を放棄しろと言っているわけではない。だが、手は尽くしたのだろう?それ以上思い煩ってどうなる?
どうせ考えたって何も出てこないのだ。今日のところは、観念したらどうだ?
デュパン……実に君らしい考え方だな。いいだろう、邸宅に戻るとしよう。