※「キャンペーン」の大部分は ver 1.0で「シナリオ」に再分類されました。以下、ver 1.0未満の情報の一部です。
このゲームには様々なキャンペーンシナリオが用意されています。
「はじめに」はチュートリアル形式で、Factorioをプレイする上で大事なことがたくさん詰まっているので、通常プレイの前に予習しておきたい人はぜひプレイしておきましょう。
はじめに 
操作方法から最序盤の設備の作り方・扱い方など、ごく基本的な事項をまとめたチュートリアルシナリオ
左上に表示される「目標」ウインドウに書かれているタスクを、プレイヤーが達成することで状況が進展していく
- 旧バージョンのキャンペーンと違い、逐一一時停止してプレイヤーの行動に指示はされず、プレイ自由度が高くなっている
しかし、何をしていいか分からず立ち止まっていると、「助手ロボット」が先導して何をすべきか案内してくれる
- 要所で、タスクを達成したのち、この助手ロボットに接近することで状況が大きく変わるタイミングがある
(これらのタイミングで自動的に名前を付けたセーブが作られる)
なお、Ver0.16までは複数のレベル(ステージ)で構成され、クリアする毎に次のレベルに進むシステムだった
現在のバージョンでは内容の大幅な変更とともに、これらがひとつのマップ内で進行する途切れ目のないひと続きのシナリオとなったため、プレイヤーの手持ちなど、すべての状態が持ち越されるようになった
- 代わりにストーリー性は(もともとあって無い様なものだったが)ほぼ無くなった
- 物語はプレイヤー一人ひとりの脳内補完に委ねたい、ということなのだろうか…?
内容の変更とともに難易度がかなり上がったので、慣れていないと途中でバイターの侵攻が食い止められず工場が崩壊してしまうこともあるだろう
目標「最後のチャレンジ」が文字通り最後のチャレンジとなり、その手前まで進められただけで十分基本的な操作は学べている
これを達成しても演出等は無くあっさりした終わり方なので、無理に最後までクリアする必要は無い
落下地点の探索 
何の説明もなくプレイヤーが表示された状態で始まる
途方に暮れていると目の前の白い箱が「WASDで移動」という簡素な説明を出してくれるため、まずは指示に従い移動を試してみよう
この白い箱は「助手ロボット」というものらしく、プレイヤーが移動できたことを検知すると次の目的地(チェストカプセル)へと誘導してくれる
チェストからアイテムを取り出す方法のチュートリアルが表示されるので、全てのアイテムを回収しよう
さらに助手ロボットは左側へと誘導してくれるので、もう1つのチェストカプセルから「Ctrl+左クリック」でアイテムを回収する
これで画面左上部に表示されている「目標」UIの「両方のチェストカプセルからアイテムを取り出す。」が「2/2」となるだろう
このように、助手ロボットに導かれながら進めてもいいし、最初から「目標」に書かれているタスクに直行してもいい
いずれにしろ全てのタスク、今回で言うと「両方のチェストカプセルからアイテムを取り出す。」と「金属スクラップから資源を回収する。」を全て達成することで、ゲームは進行し次の目標が表示される
原料を生成する準備 
インベントリを「E」キーで開くと製作のチュートリアルが表示される
目標は「石の炉を建設」となっているが、「石の炉」の素材となる「石x5」が手持ちにない
助手ロボットが石の鉱脈に誘導してくれるので、そこで右クリックをすることで石が採掘できる
このとき、指示にしたがって鉱脈で採掘してもいいし、マップ上にあるオブジェクトの「おおきな岩」「おおきな砂岩」を採掘してもいい
どちらであってもタスクは達成される
同じように石の炉も、助手ロボットの指示する場所に設置せずとも、どこに置いてもタスクは達成される
資源の製錬~ 
このあたりから助手ロボットもいちいち誘導してくれなくなる(鉄鉱石を掘る場所など)
分からないことがあれば、「目標」の下にある「Hints」の左の「>」をクリックすると説明が出るので読んでみよう
- 「燃料式掘削機」は結構な速度で燃料の「石炭」を消費する。燃料がなくなると助手ロボットがお叱りに来るのでこまめに補充しよう
目標も「○○の製作」のように最終製作物の指定のみとなってくるため、中間素材である「鉄板」を製錬するための「鉄鉱石」を得る方法は、手掘りでコツコツ集めても、掘削機で自動化してもいいので、自分の好きな方法で進めて行こう
「資源の製錬」「燃料採掘の自動化」「Compilatronへアイテムを生産」を達成して助手ロボットに近づくと、建設ロボットが自動的に小規模な鉄生産工場を設置してくれるデモンストレーションが始まる
設置された施設はこの後もプレイヤーが利用できるので有効活用していこう
なお、このデモンストレーションを見る直前に「_autosave-repair-assembler」という名前で自動セーブされる
この自動設置に重なると既存の施設が消滅してしまう恐れもあるので、気になるようなら一旦ロードしてやりなおし、施設を全て回収してから再度デモを見るといいだろう
組み立て機の修復~ 
助手ロボットが設置したチェストに鉄板50個を搬入する必要があるが、このチェストにはプレイヤーはアクセスできず、目標達成には必ず「燃料式インサーター」が必要となり、ここからは本格的な自動化が求められる
- 目標が達成されると対象のチェストはアクセス可能になるので、アイテムが取り出せなくなることは無い
また、助手ロボットによって自動設置された施設はすぐ燃料切れを起こす。石炭を2~3機の掘削機で掘っていれば余っているハズなので、施設が増えてきたら少し多めに石炭を補充しておこう
目標を進めていくと、工場の規模によっては搬送ベルトなどの製作に使う中間素材の「歯車」が足りなくなってくる
目標の達成分を製作したらその後は別のチェストに溜めていき、いつでも取り出せるようにするといい
- 歯車に限らず、組み立て機や石の炉などからアイテムを取り出すときは、一度チェストを挟んでからベルトに置くようにすることで、ベルト側のインサーターを撤去するだけでいつでもチェストに溜めることができるし、搬送ベルトが詰まっても生産が止まることがない。重要なテクニックなので覚えておこう
また「銅板」も生産するようになると「石の炉」や「燃料式掘削機」の素材となる「石」も不足しがち
その都度手掘りするのは不便なので、石も燃料式掘削機で自動生産してチェストにストックしておくとこの後がスムーズになる
「組み立て機の修復」「発電機の稼動」「研究所と組み立て機の修復」と達成することで「テクノロジーツリー」が解放される
新しいレシピをアンロックする 
今後はテクノロジーを研究することで様々な要素が解放されていく
初めは「基礎電子工学」しか研究できないため、とりあえずそれを選択して「研究開始」を押しておこう
テクノロジーツリー画面を終了するのは左上のキャンセルボタンではなく、インベントリーを閉じるときと同じ「E」キーもしくは「Esc」キー (画面右上の小さい「×」ボタンでも閉じれる)
1つ前の「研究所と組み立て機の修復」で銅板と歯車を搬入したチェストから、すぐ右にインサーターを置き、さらに自動化サイエンスパックの組み立て機の上にもう1つインサーターを置くだけで、簡単に生産ラインは作れるだろう
高度な設備の自動生産~ 
宇宙船の残骸施設を利用するしかなかった「組み立て機」が自由に扱えるようになった
「組み立て機」の1機の製作に必要な素材だけ所持しているので、まずは1機だけ作って設置する
「電子基盤」を製作しろと言われているが、中間素材である「銅線」が足りないため、まずは組み立て機を使って「銅板」から「銅線」を作ろう
電子基盤を5個製作すると新たなテクノロジー「測量学」「電気式インサーター」が研究可能となる
「測量学」の研究は今までのおよそ2倍の研究時間が掛かるため、暇だったら周囲の木を切り倒して木材を手に入れておこう
「高度な設備の自動生産」「ミニマップをオンラインに復旧する」を達成し、助手ロボットに接近することで再びデモンストレーションに進む
今回は西側にマップが広がり、新たな脅威を発見するなど、物語が大きく進展する
このデモンストレーションを見る直前に「_autosave-scan-wreck」という名前で自動セーブされる
寄り道:電気式インサーター 
目標は「測量学」の研究となっているが、寄り道で「電気式インサーター」を研究、同時にもっと「銅線」から「電子基盤」を作っておく
石炭のラインにつながっておらず、燃料補充の面倒な位置の燃料式インサーターを、この電気式のインサーターに置き換えていくと、管理が非常に楽になる
後々上位のサイエンスパックの作成にも必要なので、今のうちにレシピを解放しておいて損はない
代わりの電源の研究~ 
ここからは目標の達成毎に短いデモンストレーションが発生し、西側から迫る脅威、バイターたちの接近が演出される
今はまだバイターの脅威に対抗する術はないため、ロケットの不時着地点から撤退しなければならない
よって現在利用している設備(発電機や研究所)の代用となるアイテムのレシピを研究・製作していくこととなる
- 撤退間際になると施設の回収もままならないので、あらかじめ施設を回収しておくといい
- 撤退後のマップにも豊富な資源はあるので、あえて全てを取り残してパニック映画的な演出を楽しむのもいいかもしれないが、今後は少しずつ難易度が上がっていくので、可能な限りアイテム類は多い方がいいだろう(特に鉄板)
- また、「蒸気発電」研究後のデモンストレーションを見ると西側のチェストカプセルのアイテムが入手できなくなるため、中身は重要なアイテムではないが気になるのであればこれも先に回収しよう
「代わりの電源の研究」達成直後に「_autosave-prepare-evacuation」という名前で
「離脱前に必要なアイテムを製作」達成直後に「_autosave-leave」という名前でそれぞれ自動セーブされる
寄り道:石レンガ・サイエンスパック・鉄板の量産 
デモンストレーションを全て見終わると、以降は迫り来るバイターの脅威に晒され続けることになる
最初からレシピ解放されているにも関わらず、全く製作の素材になって来なかった「石レンガ」だが、これは今後バイターから身を守る「防壁」製作に必要となるアイテム
今は昼夜の切り替わりもなく、全ての鉱石が近くに集まっていて、おまけに電力は無限なので、今のうちに「石レンガ」を大量に作っておくと後が楽
防衛に関わる研究をなるべく早く進めるため「自動化サイエンスパック」も今のうちに多めに作っておくといいだろう
「鉄板」も弾薬を作るために大量消費するため、インベントリに空きがある限り大量に持っておきたい
なお、プレイヤーのインベントリには限りがあるため、アイテムが持ちきれない場合は、レーダーなどの完成品や石炭(1スタック以上)は諦めるか、マップの右端にチェストを作って置いておこう
これらの準備は後述の「蒸気発電を使って工場を再構築」の最中でも可能だが、鉱石の位置が離れている点、電力は自前で発生させなければいけない点などで、多少便利さが劣る
蒸気発電を使って工場を再構築 
「工場を取りまとめて避難」「東のエリアを探索して水源のある安全なエリアを見つける」等のバイターに追われながら助手ロボットに付いて行く目標を達成すると、東側に大きくマップが広がり、
新たなテクノロジーの研究が可能になるとともに「_autosave-rebuild」という名前で自動セーブされる
チュートリアルは大詰めで、ここから自由度が非常に高くなるが、このキャンペーンの全ての要素が解放されるのはまだ先
まだ夜は訪れず、バイターの侵攻もここで一時停止するため、落ち着いて工場を再構築しよう
- もし、避難の際にアイテムを回収しきれず手ぶら状態となってしまっても、こちらのマップに3つのチェストカプセルがあり、必須アイテムの補充は可能
- 現状バイターの群れは西にしか見えてないが、今後東側からも侵攻があるので、工場は鉄鉱石と銅鉱石の間のスペースに作るのが無難
- このキャンペーン中に限っては汚染はあまり気にしなくていいため、全ての施設は密集させていい
- 可能であれば4機前後の組み立て機で「自動化サイエンスパック」を生産するラインまで完成させてから先へ進めたい
目標にもなっている「改良型個人装備」の研究を行うことで、組み立て機を使わずに「銅線」「歯車」などの中間生成物を製作できるようになる*1
また、「改良型個人装備」の研究と同時に、「電気式採掘技術」の研究も可能になる
「電動掘削機」を作れるようになるが、燃料式掘削機も電力なしに使えて取り回しが効きやすいため、このキャンペーンのクリアに「電動掘削機」が必須とは言えない
設備の周囲1マスまで掘削対象になり、さらに敷設範囲も広いため、1度設置すれば鉱石の枯渇に強いというメリットもあり、利用するかどうかはプレイヤーの判断に委ねられる
次の攻撃の準備 
「基礎軍事技術」と「基礎工学技術」が研究可能になるとともに、ここから時間の概念が生まれ、夜が訪れるようになる
- 夜の暗さが煩わしい場合は「基礎工学技術」を研究して「ランプ」を工場内に適宜設置しよう
- 「ランプ」は「銅線」と「電子基盤」を素材に必要とするが、既に中間素材は手作り可能になっているので、レシピさえ解放すれば製作は簡単なハズだ
この目標を達成するまでは、バイターの侵攻は停止中
目標は弾薬の製作10個となっているが、次の目標のためにも100個以上作ってから進行するのが望ましい (可能なら400個以上作りたい)
ガンタレットで工場を防衛 
バイターの大掛かりな侵攻はまだ無いものの、単独で斥候が工場内に侵入し始める
ガンタレットのレシピの研究が終了するまで、プレイヤーが体を張って防衛する必要がある
- 目標にもあるように、狙われるのは鉄鉱石の鉱脈付近
「能動防衛技術」の研究終了までの短い間に数回は襲われる可能性がある (ゲーム内時間の1日に2回程度)- 放置していると確実に掘削機が壊されてしまうため、いつバイターが来ても対応できるよう、プレイヤーは鉄鉱石の鉱脈で待機しよう
- 逆に言うと、今がバイターの侵攻に悩まされずに工場を設置できる最後のタイミングでもある
ガンタレットを1機だけ設置して目標を達成しないでおく*2ことで、一応安全に工場を広げられるので、ここまでで十分に生産ラインが用意できていなければ、最終調整に使いたい
クリアに必須ではないが、「能動防衛技術」を完了させると、自動的に「受動防衛技術」の研究が可能になる
「防壁」が製作可能になり、東西の開口部の守りが非常に固くなるため、積極的に活用したい
工場を保護 
崖の上に立つ助手ロボットに近付くと、バイターが西から接近して工場の近くに巣を作るデモンストレーションが発生する*3
このデモンストレーション後、東からもバイターの斥候が工場内に侵入し始める
- この攻撃はまだまだ序の口で、今後はもっと苛烈になっていく。侮らず東西の守りをしっかり固めよう
なお目標の「弾薬を毎分生産する」と「サイエンスパックを毎分消費する」は、達成には維持が必要
先に巣の破壊を済ませてから、上記目標を達成するようにしないと、生産ラインが詰まっているなどして維持ができなくなっていたときに、二度手間となってしまう
- 特に「サイエンスパックを毎分消費する」の方の目標が自動化サイエンスパックだけでは達成困難となってしまう可能性があるため気をつけたい
巣から出てくるバイターは巣を潰さない限り定期的に無限に湧いて出る
こちらの資源は有限であるため、早めに対処しないとジリ貧だ
今はまだデモンストレーション中に作られた巣だけだが、今後はバイターも自動的に侵攻して工場の周辺に巣を作り出す
なるべく早く元を断たないと、次第に巣は広がり、襲撃を受ける頻度が上がり、対処しきれなくなっていく
巣を破壊するためには 
「小型ワーム」への対処が必須となるので、「修復技術」を研究して「リペアキット」を作れるようにしておく
ガンタレットは破壊されてしまう可能性も考慮して10機ほど準備する。多ければ多いほどよい
ワームの射程範囲までは2~3機ずつのまとまりでガンタレットを設置してバイターを倒しながら接近し、ワームの酸が飛ぶギリギリの距離までプレイヤーが接近できたら、設置範囲いっぱいに近付けてガンタレットを1機だけ設置する
1機だけ設置したガンタレットにワームから酸の攻撃を受けたり、バイターの集中攻撃を受けたりするが、素早く弾薬を補充したのちリペアキットで修理し続けることで、破壊されることなくワーム撃墜まで耐えることができる
最後のチャレンジ 
再度、崖の上に立つ助手ロボットに近付くと、今度はバイターが東から接近して東側の荒野に巣を作るデモンストレーションが発生する*4
全ての要素が解禁されると共に、マップ全体が表示されるようになり、ここからバイターの本格的な襲撃が始まる
- このタイミングで「_autosave-demo-final-quest」という名前で自動セーブされるが、
今回だけは状況が変化した直後にセーブが作られているため、注意が必要- バイターの動きが活発になる前に、一度セーブデータを分けておくのもいいだろう
冒頭に書いたようにここからは難易度が上がり、バイターの侵攻を食い止めきれず工場が崩壊する可能性もある
- 全ての要素が解禁されたとは言っても、通常プレイとは比べ物にならないほど要素が減らされているため、限界を感じたらここで一旦止めて通常プレイ(ニューゲーム)に進んでしまって問題ない
- 通常プレイではバイターを無害にする「ピースフルモード」や、進化や巣の拡大を停止させて弱体化させる設定など、好みに合わせて調整可能なので、そちらの方がプレイしやすいだろう
クリアするためには緑色のサイエンスパック、「物流サイエンスパック」の研究をしてレシピを解放したのち、「インサーター」と「搬送ベルト」を素材に「物流サイエンスパック」を大量に製作する必要がある
ここまでの経験を生かしてこれらの生産ラインを組み立て、研究所への搬入までを全自動化できると好ましい