鉄道とマインカート

はじめに

鉄道の研究が完了するとレールが敷設でき、その上を走る機関車やマインカートによるアイテムの大量輸送が可能になります。
この鉄道関連の解説を行っていきます。

アップデートにより鉄道関連の仕様が大きく変更されたため、情報を新たにまとめ直しています。
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鉄道のメリットデメリット

〇高速・大量輸送が可能
マインカートなら1台につき20アイテム、機関車ならコンテナ車1個につき50アイテムを一気に運搬することができます。
輸送速度自体も十分速く、同時期に使える鉄ベルトと比べても10倍以上の輸送効率となります。

〇多種類のレーンを一本化できる
さらに多種類のアイテムを1本のレールで並行して運べるのも強みです。
原材料の多い野菜シチューやケーキ類などの上級食品を作る際に特に活躍するでしょう。

〇人口を消費しない
輸送を担うマインカートやコンテナ車、それらをけん引する蒸気機関車に至るまで、労働者人口を全く消費せず運用できます。
人口不足になりがちな中盤の運搬の要となることでしょう。

●敷設コストが高い
レールおよび車両類を生産・設置するには鉄鉱石からの加工が必要なため、研究による解放当初は少しコストが重いです。
しかしこの点は時間をかけて資材を貯蓄していけば解決できるでしょう。

●地形に左右されやすい
初期の鉄道輸送であるマインカートは上り坂のレールで大きく減速してしまうため、十分な輸送効率を発揮するためには線路を平面にするための足場を組む必要があります。
機工レールや魔法のレールを用いることで上り坂を減速なしで越えることもできますが、これらにも別途の設備や研究が必要です。
なお、蒸気機関車による牽引を用いれば上り坂は無視して運行することができます。

●敷設スペースが広くなりやすい
基本の配置である環状線を作るために運搬路は最低2マス幅が必要になります。
ただし多種類のアイテム運搬を同じスペースで行おうとすればもっと多くのスペースを取ることになるため、ここは状況を見て使い分けする部分と言えるでしょう。

鉄道関連アイテム

レール

・レール
製作コスト(1マスあたり)：鉄板1・木の板1・石レンガ1　製作設備：機械工場
線路の基本となるタイル。大量に必要となるので早期から貯蔵しておきたい。

・機工レール
製作コスト(1マスあたり)：レール1・鉄の歯車8・燃料10・赤コイン10　製作設備：機械工場
主にマインカートに上り坂を登らせるのに用いられる特殊レール。製作コストが高いが少量でも貯蔵しておけば役立つ。

・魔法のレール
製作コスト(1マスあたり)：機工レール1・火のクリスタル1・燃料20・青コイン4　製作設備：マナの鍛冶屋
上を通る車両を加速させる特殊タイル。製作コストはとてつもなく高いが、路線全体の速度アップや上り坂対策にも使える。

車両

・マインカート
製作コスト(1台あたり)：鉄の車輪4・鉄板10・黄コイン100
1種類の雑素材カテゴリのアイテムを20個まで運べる車両。
単体でも自走可能だが上り坂では大きく減速する。マインカート同士で連結も可能だが徐々に速度が低下しいずれは止まってしまう。

※雑素材カテゴリのアイテム：農場・営林小屋・採鉱場で採れるアイテム、小麦粉、動物の餌、肥料

・蒸気機関車
製作コスト(1台あたり)：鉄の車輪10・鉄板40・赤コイン50
燃料と水を消費して他の車両をけん引するための車両。マインカートや後述のコンテナ車類をけん引できる。
燃料類なしでも単体なら自走可能だが、上り坂や連結状態では止まってしまう。

・ボックス車
製作コスト(1台あたり)：鉄の車輪8・強化木板10・黄コイン500
・タンク車
製作コスト(1台あたり)：鉄の車輪8・鉄板40・黄コイン500
・ホッパー車
製作コスト(1台あたり)：鉄の車輪8・鉄板40・黄コイン500
蒸気機関車に連結し、対応したアイテムを50個まで運搬できる車両。
ボックス車は全てのアイテム、タンク車は液体カテゴリのアイテム、ホッパー車は雑素材カテゴリのアイテムを積載可能。
これらの車両もマインカート同様に単体平面なら自走可能だが、単体ではアイテムの積み下ろしができないため観賞用途でない限り蒸気機関車でのけん引が必須である。

積み下ろしポイント

・鉄道駅
設置コスト：鉄板50・木の板50
200アイテム8スロットという驚異の収容量を持つ倉庫。
後述の停留所と組み合わせてコンテナ車のアイテム積み下ろしに用いられる。
0.5秒に一回、コンテナの最大数分だけ積み込みと積み下ろし。秒間2コンテナ。
最大50のコンテナを連ねているなら秒間100、最大100のコンテナを連ねているなら秒間200個。

・マインカートローダー
建物とマインカート間のアイテム積み下ろし、および蒸気機関車への燃料・水の積み込みが行えるマスを設置する。
アイテムフィルターを設定することで特定のアイテムだけを積み下ろしすることも可能。

・停留所
建物と蒸気機関車に連結されたコンテナ車間のアイテム積み下ろしを行えるマスを設置する。
積み下ろしは蒸気機関車が停止している間にけん引されている車両すべての分が行われる。
停留所はどの建物に対しても設置できるが、鉄道駅以外の建物に設置した場合アイテムの積み下ろし速度が大幅に低下する。
0.5秒に一回、10アイテムずつ。秒間20個。

・燃料ローダー
蒸気機関車に燃料・水を積み込むための専用のマスを設置する。
蒸気機関車でマインカートをけん引している場合、マインカートローダーで燃料類を積み込ませていると後ろのマインカートにも燃料アイテムを積み込んでしまうため、こちらを使う方が適切な場面も出てくる。

路線の構築例

〇単線往復型
1種類のアイテムをただ運べばいい場合に用いられる。
運びたい2点間にレールを直線に引き、両端に逆向きのプッシャーを設置するとマインカートがそこで折り返してくれる。
構築やコストが手軽な分、マインカート1台分の運搬力しか発揮できないことに注意。

〇環状線
複数種類のアイテムや大量の運搬に向く鉄道運送の基本構築。
運びたいアイテムの生産地と消費地を環状のレールで結び、その上をマインカートや蒸気機関車に走らせる。
同じ向きに走らせることで多数の車両を同時に運用できるのがポイントとなる。

車両の構築例

〇マインカート単体
雑素材のみを単体および複数種類運搬する路線で用いる。
機工・魔法レールを使わない場合は平地でのみ運用可能。

〇蒸気機関車＋マインカート
蒸気機関車にマインカートを1つまたは複数けん引させ、マインカートローダーで積み下ろしする構築。
マインカート単体と比べ燃料類の消費はあるものの、輸送速度が速く上り坂にも強い。
雑素材カテゴリしか運べないのは上と同じだが、停留所を使わないため積み下ろしでの停車ラグが存在しない速度重視の構築と言える。

〇蒸気機関車＋コンテナ車
蒸気機関車にボックス車等のコンテナ車をけん引させる構築。
燃料類が必要で積み下ろしは停留所による停車が必要になるが、マインカートで運べないすべての種類のアイテムを運べるのが強み。
遠隔生産地から販売店舗群への輸送に用いられることが多いだろう。

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