「setting.txt」で設定出来るデフォルト項目の一覧です。
使いたい部分をコピー、修正で設定してみて下さい。
setting.txt(任意で設定出来る項目)
著作表示の補足設定
*Game.Copyright=好きな名前;
日本語が使えます。ゲーム著作者名です。
ブランド名やサークル名など。
*Game.AboutImg=画像ファイル指定;
アバウトボックスとはこんな感じのものです。
著作権表示やソフトのバージョンなどが書かれている場合が多いです。
あまり見られる機会はないかもしれませんが、細部までこだわりたい方は付けてみましょう。
*Game.URL=サイトのURL(http://から記入);
配付元となる企画ページのURLなど。
メッセージ表示設定
#(シナリオ内でも設定出来ます。setting.txt内では「初期設定」になります)
*MesBody.Pos=左からの距離,上からの距離
セリフの表示位置指定。単位はpixelです。
(「c,c」「rightcenter,bottom」などのpos型指定は出来ません)
セリフの文字というより枠の位置です。
*MesBody.Padding=下記例を参照
セリフの余白指定。単位はpixelです。
*MesBody.Padding=上下左右四方向の余白
*MesBody.Padding=上下の余白,左右の余白
*MesBody.Padding=上の余白,左右の余白,下の余白
*MesBody.Padding=上の余白,右の余白,下の余白,左の余白
という4通りの書き方が出来ます。画面デザインに合わせて選んで下さい。
*MesBody.Img=画像ファイル指定;
セリフ枠に画像を使わない時は不要です。
*MesBody.Color=好きな色名(6進法の場合は「#」を忘れずに);
文字色。文中に色を変える事も出来ます。
ここで指定するのは「基本の色」です。設定しない場合は黒になります。
*MesBody.Font-Size=好きな数値;
文字サイズ。文中に大きさを変える事も出来ます。
ここで指定するのは「基本の大きさ」です。
*MesBody.Font-Style=下記例を参照;
文字の種類。設定しない場合は「normal」になります。
*MesBody.Font-Style=normal
*MesBody.Font-Style=shadow
*MesBody.Font-Style=outline
※影文字、袋文字の場合は影の色も指定しなければ反映されません↓
*MesBody.Shadow=好きな色名(6進法の場合は「#」を忘れずに)
*MesBody.Line-Height=好きな数値;
文字の行間。目安はフォントサイズの数値+1~2程度でしょうか。
*MesBody.Direction=縦書き・横書きの設定(0か1で指定)(0:横書き、1:縦書き);
縦書き・横書きの指定。設定しない場合は横書きになります。
*Mes.ShowEffect=表示効果番号,細かさの設定
セリフ枠をどんな風に表示させるかを設定します。
表示効果番号については、公式マニュアルのこのページをご覧下さい。
「細かさの設定」部分は、指定したい時のみ記入して下さい。
表示効果を視覚的に確認したい場合は、公式サイトより
「FWEffectSequence」をダウンロードして下さい。
*Mes.HideEffect=表示効果番号,細かさの設定
セリフ枠をどんな風に消去させるかを設定します。
表示効果番号については、公式マニュアルのこのページをご覧下さい。
「細かさの設定」部分は、指定したい時のみ記入して下さい。
表示効果を視覚的に確認したい場合は、公式サイトより
「FWEffectSequence」をダウンロードして下さい。
*MesHead.Pos=左からの距離,上からの距離
名前枠の表示位置指定。セリフ枠の外に、別で名前のみ表示させる場合の設定です。
*MesHead.Padding=下記例を参照
名前枠の余白指定。単位はpixelです。
*MesHead.Padding=上下左右四方向の余白
*MesHead.Padding=上下の余白,左右の余白
*MesHead.Padding=上の余白,左右の余白,下の余白
*MesHead.Padding=上の余白,右の余白,下の余白,左の余白
*MesHead.Img=画像ファイル指定;
名前枠に画像を使わない時は不要です。
*MesHead.Color=好きな色名(6進法の場合は「#」を忘れずに);
名前枠の文字色。設定しない場合は黒になります。
*MesHead.Font-Size=好きな数値;
名前枠の文字サイズ。この設定でセリフと違う大きさに出来ます。
(名前の方をちょっとだけ大きめに…など)
*MesHead.Font-Style=下記例を参照;
名前枠の文字の種類。設定しない場合は「normal」になります。
*MesHead.Font-Style=normal
*MesHead.Font-Style=shadow
*MesHead.Font-Style=outline
※影文字、袋文字の場合は影の色も指定しなければ反映されません↓
*MesHead.Shadow=好きな色名(6進法の場合は「#」を忘れずに)
*MesHead.Direction=縦書き・横書きの設定(0か1で指定)(0:横書き、1:縦書き);
名前枠の縦書き・横書きの指定。設定しない場合は横書きになります。
*MesBody.Icon.Pos=好きな数値,好きな数値
アイコン表示位置指定。画面全体の座標ではなく、セリフ枠内の座標なので注意しましょう。
レイヤーではセリフ枠に画像を重ねる事は出来ませんが、アイコンは可能です。
顔アイコンで表情を表示させたり、キャラ名を画像にして表示させたり出来ます。
*MesBody.Icon.Transparent=透過処理の有無(0か1で指定)(0:透過しない、1:透過する);
アイコンの透過設定。設定しない場合は「透過しない」になります。
マスクを作った場合は透過設定は1、マスクがないor不要な場合は命令自体を省いて大丈夫です。
メニューボタン設定
#(セーブ・ロード・スキップなどのボタンを画面上に表示します)
*Menu.Button.Set=画像ファイル指定:動作の種類
メニューボタンの画像と動作の指定。動作の種類は以下の7種類です。
*Menu.Button.Set=画像:Load #ロード画面にジャンプ
*Menu.Button.Set=画像:Save #上書きセーブ
*Menu.Button.Set=画像:SaveAs #セーブ画面にジャンプ
*Menu.Button.Set=画像:Prefs #環境設定にジャンプ
*Menu.Button.Set=画像:Auto #オートモード
*Menu.Button.Set=画像:BackLog #テキストログ
*Menu.Button.Set=画像:SkipSelect #次の選択肢までスキップ
*Menu.Button.Pos=左からの距離,上からの距離
メニューボタンの位置設定。大体はセリフ枠の上下左右に来ると思います。
セリフ枠に重ねる事も出来ますが、上手く動作しない(押せない?)事があるので
上下左右にくっつける形にするのが良いと思います。
*Menu.Button.AutoVisible=表示タイミング設定(0か1で指定)(0:セリフ枠より先、1:セリフ枠と同時);
メニューボタンの表示設定。設定しない場合はセリフ枠より先になります。
デザインにもよりますが、個人的には1の方が見栄えが良いと思います。
#※上記では1つ分しか書いていないので、複数作る場合はその分上記3行を設定して下さい。
★例:*Menu.Button.Set=save.gif:SaveAs
*Menu.Button.Pos=230,400
*Menu.Button.AutoVisible=1
↑これで一つ分です。
カーソル設定
#(文字送りを示すアイコンを設定します)
*CursorLoop=画像に合わせた数値;
カーソルのアニメーションコマ数。GIFアニメでいう所の画像枚数です。
*Cursor=画像ファイル指定;
カーソルの画像指定。
*CursorFrame=好きな数値;
カーソルのディレイ指定。
1コマの秒数を指定します。単位は約1/100秒です。
*CursorPlace=表示位置指定(0か1で指定);
カーソルの表示位置。
0:テキストの直後
1:横書きの時は右下固定、縦書きの時は左下固定
になります。
省略設定
#(シナリオファイルや画像などの拡張子を省略します)
*Format.Scenario=拡張子(「.」は不要です);
シナリオファイルの拡張子省略設定。
この命令を指定すると、シナリオファイルを呼び出す時に拡張子を省く事が出来ます。
★例:「&Jmp=start.txt」→「&Jmp=start」
「&Jmp=title.txt@top」→「&Jmp=title@top」
*Format.Image=拡張子(「.」は不要です);
画像ファイルの拡張子省略設定。
この命令を指定すると、画像ファイルを呼び出す時に拡張子を省く事が出来ます。
★例:「&EzBG=bg1.jpg」→「&EzBG=bg1」
「&Ly=1;&pos=89,6;&ldcg=s/logo.jpg;&draw=701」→「&Ly=1;&pos=89,6;&ldcg=s/logo;&draw=701」
この命令を指定した状態で、別の拡張子のファイルを呼び出す場合には
「&EzBG=:bg2.gif」というように「:」を挟んでファイルを指定します。
*Format.BGM=拡張子(「.」は不要です);
BGMファイルの拡張子省略設定。
この命令を指定すると、BGMファイルを呼び出す時に拡張子を省く事が出来ます。
★例:「&EzBGM=morning.mp3」→「&EzBGM=morning」
この命令を指定した状態で、別の拡張子のファイルを呼び出す場合には
「&EzBGM=:evening.mid」というように「:」を挟んでファイルを指定します。
*Format.Snd=拡張子(「.」は不要です);
効果音・環境音ファイルの拡張子省略設定。
この命令を指定すると、SND・SEファイルを呼び出す時に拡張子を省く事が出来ます。
★例:「&EzSND=door.mp3」→「&EzSND=door」
「&EzSE=ambient.mp3」→「&EzSE=ambient」
この命令を指定した状態で、別の拡張子のファイルを呼び出す場合には
「&EzSE=:chime.wav」というように「:」を挟んでファイルを指定します。
*Format.v=拡張子(「.」は不要です);
ボイスファイルの拡張子省略設定。
この命令を指定すると、ボイスファイルを呼び出す時に拡張子を省く事が出来ます。
★例:「&v=ohayo.wav&」→「&v=ohayo&」
この命令を指定した状態で、別の拡張子のファイルを呼び出す場合には
「&v=:gomen.mp3」というように「:」を挟んでファイルを指定します。
セーブ・ロード設定
#(セーブ・ロードに関する設定をします。セーブをしないゲームの時は不要です)
*Menu.LoadScenario=シナリオファイル指定;
「ロード」で読み込むシナリオファイルを指定。
オリジナルのロード画面を作った場合、そのファイルにリンクさせるためにここで指定します。
ロード画面の作り方はセーブ・ロード画面?をご参照下さい。(準備中)
*Menu.SaveScenario=シナリオファイル指定;
「別名でセーブ」で読み込むシナリオファイルを指定。
オリジナルのセーブ画面を作った場合、そのファイルにリンクさせるためにここで指定します。。
セーブ画面の作り方はセーブ・ロード画面?をご参照下さい。(準備中)
*SaveText.Auto=セーブファイル名指定(0か1で指定)(0:未使用、1:自動挿入);
セーブファイルの名前の指定。
1にすると、セーブした時に表示されていたテキストの内容がセーブデータ名になります。
その場合、何文字までを引用するかを下記命令で決める事が出来ます。
*SaveText.Length=好きな数値
入り切らなかった分の文字は「…」になります。
*SaveThumb.WithMes=サムネイルの種類指定(0か1で指定);
セーブ・ロード画面のサムネイル設定。
0:メッセージウインドウなし
1:メッセージウインドウあり
セーブ・ロード画面にサムネイル(スクリーンショット)を挿入する場合の設定です。
メッセージウインドウを表示させた状態でサムネイルにするか、ウインドウを消してサムネイルにするか選べます。
下記の命令でサムネイルの大きさを指定する事も出来ます。
*SaveThumb.Size=横幅,縦幅
*LoadBuffer.Date.Format=下記例を参照;
セーブ・ロード画面の日付挿入設定。
セーブ・ロードファイルにプレイ時の日時を挿入する場合の設定です。
詳しくは公式マニュアルを読む方が早いと思います。
今を「9月7日」だとして簡単に例を挙げると、
「m/d/H:i」→「09/07/15:10」
「y/n/j」→「07/9/7」
「Y年m月d日」→「2007年09月07日」
となります。
その他の設定
#(その他、設定出来る事)
*Text.BacklogColor=好きな色名(6進法の場合は「#」を忘れずに);
テキストを読み返す時の表示色を設定します。
デフォルトの色だと、背景やウインドウによっては読めない場合があるので
動作確認をしながら設定しておく事をおすすめします。