クラウディア・ヴァイスハウプト

Last-modified: 2019-07-20 (土) 16:22:10

キャラシート

【名前】クラウディア・ヴァイスハウプト
【容姿】刃を持った、寸分の狂い無き美しき舞いを魅せる女性
【願い事】完全なる世界
【バッドエンド】勝利、ただそれだけ
【グッドエンド】敗北、そして
 
【令呪】 2/2
【HP】25/25
【筋力】A:5
【耐久】A:5
【敏捷】EX:1
【魔力】EX:6(7)
【幸運】D:2
 
【スキル1】サンヘドリン第14支部統括
英雄点5を得る。エクストラクラスを召喚できる。
 
【スキル2】光明名『終末を舞踏(ま)え、械律の奴隷(ワールズエンド・ダンスホール)』
英雄点5を得る。サーヴァントに対し、通常のダメージを与える。
 
【スキル3】狂い無き眼、其の名は”機華”
【効果】相手マスターの容姿を確認した時点でマスターのキャラシートを閲覧できる。
 
【その他】秩序・善

「私はヴァイスハウプトの名を継ぐ者として完璧でなくてはならないんですよ。」
「まぁてなわけで? 死んでください。プロセス通りに」
 

プロフィール

【氏名】クラウディア・ヴァイスハウプト
【性別】女性【年齢】26歳
【出身】ドイツ
【身長】154cm 【体重】51kg
【肌色】白【髪色】茶まじりの黒【瞳色】蒼
【スリーサイズ】81/65/79
【イメージカラー】碧
【属性】秩序・善
【魔術属性】水
【起源】混濁
【特技】プロセス立案、契約、交渉
【好きなもの】義父、プロセス通りに進むプラン、コンプライアンスを遵守する契約相手
【苦手なもの】自分の思い通りにいかない相手、急な不具合・障害

■外見・容姿

人体の黄金比をその身で再現したとも言えるほどに美しき肢体を持つうら若き女性。
常に舞いを魅せるかの如き美しいポージングを見せ、その動きは一挙手一投足が舞いに錯覚させられる。
まさしく見た目だけならば完璧であるが、その内面に関してはその限りではない。

■来歴

サンヘドリンの現トップ、アーベルデルト・ヴァイスハウプトの養子として引き取られる。
生まれてこの方誰にも認められない人生を送ってきた過去を持ち、承認欲求に飢えている傾向にある。
結果として、自分を養子として認めてくれた義父に対して狂信ともいえる敬意を抱いており、その期待に応えたい一心で生きている。
 
だが実際のところ、アーベルデルト・ヴァイスハウプトからしてみれば彼女に期待などの感情はなく、
あくまで自分が死んだ際の魔術刻印のバックアップ置き場程度にしか考えていなかった。ゆえに彼女に向ける視線に愛はない。
それを彼女は「もっと自分が完璧になれば振り向いてもらえる」と解釈し、努力を積み続けてきた。
結果として、彼女は父の動かす魔術結社の第14ロッジ統括の席にまで上り詰めた。
 
32ロッジの主な仕事は、対外組織・企業・結社との交渉と契約の締結。
そういった観点から、彼女はプロセスやコンプライアンスといった物を重視する。
加えて異常なまでの"完璧"に対する狂信もあり、完璧でないプランや、計画通りに動かない物を激しく憎悪する。
全てはただ義父に振り向いてもらいたいだけであったが、その目的と手段が入れ替わっているのが現状であり、
完璧というものを病的に追い求め続けている。
 

■魔術・礼装

光明名『終末を舞踏(ま)え、械律の奴隷(ワールズエンド・ダンスホール)』
戒律型の光明名。掲げた誓いは「ありとあらゆる状況の中でも計画通りに動き続ける」というもの。
これにより彼女は、一定の動きを自分の中にインプットすることでその動きを常人の目に見えぬ速さで行える。
例えば攻撃態勢に映る以前に「まず100m前進、次に4m後退し銃で攻撃、その後…」というように脳内で動きを入力。
あとは実行を開始することでその入力した通りの動きをあとは全自動で肉体が、目にも止まらぬ速さで動き出す。
コンピューターにおけるマクロ実行に近いと言えばわかりやすいだろう。
 
だが逆に言えば『それしかできない』のがこの光明名の戒律である。
その動きの途中で何らかの邪魔が入り阻害されれば、彼女にはその分のフィードバックがかかり多大なダメージを受ける。
何が起きるか読むことのできない魔術師同士の決闘、とりわけ聖杯戦争においては破滅的ともいえるような、
ハイリスクローリターンな魔術ではあるが、彼女は断固としてこの光明名を覆さない。
 
何故ならこれこそが、彼女の生き方であるためだ。
全ては義父(たにん)の為に。自分を捨て、ただ計画に沿うように動き続ける時の歯車。
糸で動き、プログラムに応じ、ただただ定められた舞いをを続けるだけの悲しき機械人形(コッペリア)。
それこそが彼女の選んだ道である。例え世界が終ろうとするその日でも、彼女は糸の導きのままに舞い続けるであろう。
 
 
狂い無き眼、其の名は”機華”
彼女の光明名の副産物。決められた動きのみしか出来ないという事は非常に高い代償である。
だがそれ故に、彼女は複数の観察手段を用意し自分の危険を軽減する。その1つがこの機華の眼である。
これは例えるならば予測型の未来視の魔眼の劣化版であり、周囲のあらゆる状況を見定める力を持つ。
これをもとに彼女は相手の能力や、してくることを予測。それを元に自らの動きを入力する。
予期せぬイレギュラーの多い魔術師同士の戦闘の際は役に立ちにくい時も多いが、
魔術師や一般企業との交渉や契約の際には非常に心強い彼女の自慢の魔術。
 

感記魔術
ヴァイスハウプト家の研究する『魂、ひいてはその破片たる感情と記憶の類似性』より生まれた技術。
暗示魔術の延長線上にあり、他者や自分の感情や記憶を非常に高い精度で操作することが可能となる。
……のだが、あくまで現在の当主はアーベルデルト・ヴァイスハウプトであるため彼女は断片しか使用できない。
主な用途は計画通りに動かなかった際、発狂する自分の感情を抑えて落ち着かせるといった程度である。

■人物・性格

上記にも述べたとおりに、完璧を病的なまでに求める性格をしている。
自分の肉体、行動、思考。その総てに対し完璧を求めており、妥協を絶対に許さない。
またそれを自分に関わる(主に業務関連で)相手全てに対して強要する性格をしており、評判は悪い。
だが契約のルールや業務プロセスなどを非常に細部まで決める特技を持つためそういった面では評価が高い。
だが意外なところを聞き忘れたりと抜けているところもあるにはある。
 
加え、何らかの予想外の事があると異常なまでに動揺する悪癖がある。
自傷や嘔吐などを繰り返し、自分の魔術を使って心を落ち着けなければそのまま狂い続けるというほど。
完璧を盲信し続けるが故に、ほんの少しの綻びも許容できない。それこそが彼女を真に不完全たらしめているとは彼女自身すらも気づけていない。

因縁キャラクター

アーベルデルト・ヴァイスハウプト
父。尊敬しているが向こうからは所詮は駒の1つとしか見られていない。
一人の人間として、家族として見てほしい、認めてほしい、褒めてほしい。
その渇望が彼女を完璧という偶像に縋りつく原因となっている