サタナ

Last-modified: 2018-06-23 (土) 21:21:10

※セッション未使用

 

サタナ
基本情報
【元ネタ】ナルト叙事詩
【CLASS】キャスター
【真名】サタナ
【性別】女性
【身長・体重】175cm・64kg
【肌色】透けるような白 【髪色】ブロンド 【瞳色】青
【スリーサイズ】92・67・90
【外見・容姿】温和な雰囲気のオリエンタルな美女。
【地域】コーカサス
【年代】神代~現代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・イモータル
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:B 宝具: C

 
 

【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。“工房”の形成が可能。
卓越した魔術師であるサタナは、魔術によって一瞬で強固な要塞を作ることも可能。
もっとも、本人は自分の手でコツコツと家(陣地)を飾り付けたりするほうが好み。

 

道具作成:A+
魔力を帯びた器具を作成できる。
ナルト叙事詩においてビールや鍛冶道具の創造者であるサタナは、高いランクで所持している。

 

【保有スキル】
神性:A+
全ての戦士と旅人の守護神であるワステュルジが、海神の娘であるゼラセの遺体を死姦したことから生まれたサタナに流れるのはすべて神霊の血である。つまり最高ランクの神霊適性を持つ。

 

母性:A+++
溢れんばかりの母性の表れ。
サタナはナルト全体の主婦的存在であり、すべてのナルトの産みの母とされ、「百の英雄の母」とも呼ばれる。加えて、オセット人の間では妻や母の理想像とされ、 女主人に対する最大級の賛辞として「まるで本物のサタナのようだ」という言い回しが残っているサタナはほぼ最高ランクで所持している。
母胎から生まれた存在であれば、サタナと出会った時点で 敵意や戦意を失い、信頼感や安心感を抱くことになる。また、本人の女神のごとき美貌が加わることにより、高確率で魅了効果が発生する。
一応スキルにはなっているが、サタナの人間性そのものなので、 これら効果は対魔力などのスキルでは防ぐことができない。 受ける側は自身の精神性のみで対応する必要がある。

 

英雄育成:A++
花の魔術師の英雄作成とは似て非なるスキル。
英雄作成が「英雄を作り上げる」のに対し、英雄育成は「育てた者が英雄となる」ということ。
上述のようにサタナのすべてのナルトの戦士の母とも言われ、サタナが「私が生んだのではない私の子」と呼んで愛し育てたソスランとバトラズは、 それぞれナルト叙事詩における最大の英雄と最強の英雄である。
特別なことをせずとも、サタナは自然と英雄を育てる。

 

至天の智慧:A+
サタナの超常的な智慧がスキルとなったもの。
高ランクの未来視と遠視が可能であり、魔術の行使も含む知的活動に大幅なボーナスが得られる。
サタナは未来を予言する力を持ち、地上すべての出来事を見ることができた。そして、 ナルトたちに相談をされると必ず適切な答えを授けた。

 

三重神能:C
本来ならば最上位の神霊でもなければ持ち得ない大権能クラスのスキル。
このスキルは高ランクになると所持しているだけで抑止力に排除される。
広範な神話体系の基盤を成すという、「祭祀」「戦争」「生産」の三機能の力を行使できる。
祭祀は魔術・智慧といった要素と関連が深く、生産は美・性・豊穣といった要素を含んでいる。
彼女は卓越した魔術師であり、深遠なる智慧の持ち主である。
彼女は個人の武勇の逸話はないが、もっとも武勇に優れた家系に属し、英雄を生み出している。
彼女は極めて美しく、夜の床においては夫を完全に満足させ、発酵などの生産にも関連深い。
すなわち、神話の根幹を成す三機能を一身に備えている。
ゆえに名を冠して三重神能。
上記の三機能に属するスキル及び宝具効果をE~Aランクの習熟度で再現可能。行使できるランクは、彼女自身とスキル・宝具効果との相性による。
サタナの万能性の限定的な発露である。

 
 

【宝具】
女主人の黒い指輪(サゥ・カダランタ)
[ランク]C [種別]対人宝具 [レンジ]0 [最大捕捉]1人
莫大な魔力が秘められ、ありとあらゆる魔術式が組み込まれた黒い指輪。
この宝具を介することにより、大魔術ですらノーアクションで行うことが可能になる。
仮にマスターを失っても、これ自体が魔力タンクとなるので活動に支障は出ない。
他者に譲渡することも可能であり、これを身につければ魔術の素養がない一般人ですら高度な魔術を使えるようになる。
ナルト叙事詩の中でのいわゆる求婚難題譚において、サタナは身につけている黒い指輪を血のつながらない息子ソスランに渡すことでそれを助けた。

 

来たれ我が愛しき子よ(アファヤナグ・ヒュイヴァダッタ)
[ランク]B [種別]召喚宝具 [レンジ]1~5 [最大捕捉]2人
「私が生んだのではない私の子」と呼んで愛し育てた英雄、ソスランとバトラズを『サーヴァント』として召喚する掟破りの宝具。
二人に適性があるセイバー・アーチャー・ライダー・バーサーカーあたりのクラスが空いているか空きができれば、そこに割り込ませ、サタナ自身をマスターとすることで召喚できる。
魔力供給はサタナが行わなければならないが、女主人の黒い指輪(サゥ・カダランタ)に蓄えられた魔力によって、宝具の行使すら問題ないレベルで活動させることが可能である。
もっとも、通常は消費魔力の問題から、二人のうちのどちらかを召喚するにとどまる。

 
 

【Weapon】
なし

 

【解説】
コーカサス地方に伝わる口承文学であるナルト叙事詩において、ある意味ではもっとも中心的な役割を果たす美しい女主人。

 

海神の娘ゼラセは、夫とその弟の墓を作るために三本足の馬で空を駆けるワステュルジという神を欺いたことがあった。
そのことに腹を立てたワステュルジは、ゼラセの死後、その墓に入るとゼラセの死体を鞭で叩いて蘇らせた。ワステュルジは、生前の七倍ほども美しく甦ったゼラセを陵辱し(異伝によっては、自身の馬と犬にも犯させたとも)、再び鞭で叩いて死体に戻すと去っていった。
その後しばらくして、近くを通りかかったシュルドンが赤子の泣き声を聞きつけ、ナルトたちで墓を開くとそこにいたのがサタナ(上記の異伝によれば不思議な馬と子犬がいたとも)であった。

 

あっという間に成長したサタナは、誰よりも賢く美しく、しぐさは優美で声は小夜啼鳥のように美麗な女性となった。その言葉は剣のように鋭く母のように優しいものであり、彼女が作るパンとビールはあらゆるナルトを満足させた。

 

成長したサタナは、異父兄妹であるウリュズメグと結婚しようと決意する。ウリュズメグはすでにアレガテ家からエルダという妻を迎えていたことにくわえ、兄妹での結婚などありえないとウリュズメグに強く拒絶される。そこで、ウリュズメグが1年間の遠征に出たあいだにエルダの酒造りを魔術で邪魔をすることで花嫁衣装を借りる約束をした。遠征から帰ってきて、宴会でしたたかに酔ったウリュズメグは、エルダの花嫁衣装を着たサタナをそれと気づかず同衾してしまう。朝になっても魔術で寝室に星空を作り出し、その後も同衾を続けた。部屋の外では、心配したエルダが寝室の扉をいくら叩いても反応がないことに心を乱していた。そして、エルダは絶望のあまり心臓が破れて死んでしまった。その魂が天へと登ったことを感じたサタナは、ウリュズメグに夜をともにしたのがエルダではなく自分あることを示す。
それでも妹と結婚することに難を示すウリュズメグに、他人の評価などすぐに移り変わることを示すと、そのまま結婚した。

 

その後はナルトたちに知恵を授け、ソスランやバトラズといった英雄を育て、魔術の力でナルトたちの窮地をを救い、手助けをし続けた。

 

ウリュズメグが最年長のナルトであり、しばしば「年老いた」と表現されるのに対し、サタナにはそのような記述が一切見られない。
そして、
"Does this not explain the fact that nowhere in the epic do we find mention of the death of Shatana? She is immortal, or, more precisely, she is alive until this day"
サタナの死についての話は存在しない。彼女は今でも生きている。すなわち、スカサハやマーリンのように英霊の座に登録されていない不老不死の存在である。

 

「百の英雄の母」であり、超常的な魔術の使い手であり、ビールや鍛冶道具を創り出した文化英雄であり、ナルトの村が飢えに苦しむときには食べ物にあふれた食物庫の扉を開く……サタナには大母神の影が色濃く残っている。

 

【人物・性格】
常に温和で、誰にでも母親のように慈愛にあふれた態度で接する。その言葉は知性と優しさに満ちている。たいへんな料理上手で、訪問者をもてなすのが大好きである。
ただ、ウリュズメグと結ばれるためにエルダを犠牲にしたように、目的のためであれば手段を選ばない面も見られる。
それはサタナの性格が冷酷なのではなく、そもそも精神構造が人間とは違うからである。彼女には人間のものではない、純粋な神霊の血しか流れていない。

 

そもそも死んでいないので英霊の座に登録されておらず、聖杯を必要としないレベルの存在なので通常の聖杯戦争であれば召喚されることはない。

 

イメージカラー:白
特技:美味しい料理を大量に作ること
好きなもの:家族・動物(主に鳥)
嫌いなもの:熱い豆
天敵:なし
願い:家族の幸せ

 

【一人称】私 【二人称】あなた 【三人称】彼ら、彼女ら

 

【セリフ例】
「私はサタナ、キャスターのクラスで召喚されました。よろしくお願いしますね。うふふ」
「ようこそようこそお客様!まずはお掛けになって」
「あら、バトラズ。他の方に迷惑はかけていませんか?」
「料理ならまかせてくださいね」

 
 

【因縁キャラ】
・ウリュズメグ:異父兄妹の夫。大好き。
・ソスラン:「私が生んだのではない私の子」と呼んで愛し育てた。大好き。
バトラズ:「私が生んだのではない私の子」と呼んで愛し育てた。大好き。その破滅へとつながる血の復讐を止められなかったことは残念に思っている。

 

【コメント】
盛れるだけ盛った。