デマゴーグ

Last-modified: 2020-02-10 (月) 17:42:42

キャラシート

【クラス】アヴェンジャー
【名前】デマゴーグ
【容姿】邪悪なる嘲笑を浮かべた悪魔の如き男
【英雄点】35点(ステ15点・スキル20点):令呪1画消費
【HP】35 / 20+15
【筋力】E :3
【耐久】E :4
【敏捷】EX:7(8)
【魔力】E :3
【幸運】E :1
 
【スキル1】復讐者:E
10点:宝具の使用回数が無制限になる。
 
【スキル2】燎原の火:A
5点:相手前衛に『ゴシップ・シャドウ』が存在する場合のみ適応される。
   先手判定と逃走判定時、補正値5を得る。
 
【スキル3】身体無き者:A
1点:自分の最大HPを15増やす。
 
 
【宝具】『七十五日の悪性情報』(デマゴーグ・バッド・ゴシップ) ∞/∞
【ランク・種別】A:対伝承宝具 レンジ:∞ 最大補足:1~100人
【効果】①:交戦フェイズ開始時に自分のHPを2d6減らし発動できる。(この効果でHPは0にならない)
減らした数値と同じ最大HPの、スキルを2つ持つ乗騎『ゴシップ・シャドウ』1体を相手前衛に召喚する。
②:『ゴシップ・シャドウ』が消滅した場合に自動発動する。その消滅した『ゴシップ・シャドウ』の、
消滅した段階でのHPの数値分、このサーヴァントのHPを回復する。このサーヴァントは、この宝具効果以外でHPを回復できない。
 
【その他】混沌・悪/地属性/性別・無
 
 
【クラス】乗騎
【名前】ゴシップ・シャドウ
【容姿】邪悪なる嘲笑を浮かべた影
【HP】? / ?
【筋力】E :1
【耐久】E :1
【敏捷】E :1
【魔力】E :1
【幸運】E :1
 
【スキル1】対英雄:EX
①:この乗騎は後衛に置くことができない。
②:この乗騎が前衛に存在する状態で交戦フェイズが終了した時発動する。
この乗騎と同じ陣営の前衛に立つ全てのサーヴァントは2d6ダメージを受ける。(このダメージでHPはゼロにならない)
 
【スキル2】無辜の怪物:EX
①:交戦フェイズ時、自陣営の手番に発動できる。この乗騎のコントロールを、
任意の相手前衛に移すことができる。このスキルによりコントロールが移ったこの乗騎は、
この交戦フェイズ中、【スキル2】の効果①を発動できない。
②:このスキルによる移動後、同じ陣営に『ゴシップ・シャドウ』あるいは『デマゴーグ』が存在する場合に発動する。
その同じ陣営に存在する『ゴシップ・シャドウ』全てを取り除く。(アヴェンジャーを回復させることなく消える)
 
(NPC限定)
 

「怒るなよ、こいつはほんの"嗤噺(ジョーク)"だぜ?」
 

プロフィール

【元ネタ】風説、噂話、陰謀論、都市伝説、ゴシップ
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】冷澤重助
【真名】デマゴーグ
【異名・別名・表記揺れ】ゴシップ、陰謀論、デマ、etc...
【性別】男性?
【体高・体重】176cm・64kg
【外見・容姿】邪悪なる嘲笑を浮かべた悪魔の如き男
【地域】人が存在する場所ならば、何処にでも
【年代】人が生きてる時代ならば、何時にでも
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・人類の脅威
 

筋力■■■■E耐久■■■■E
敏捷■■■■■EX魔力■■■■E
幸運■■■■E宝具■■■■■B

クラススキル

復讐者:E
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。彼そのものが恨みをため込むわけではなく、むしろ彼は怨念を生み出す存在と言ってもいいため、スキルランクは最低限のものとなっている。
 
忘却補正:EX
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。彼は人類史において語られ続けた風聞、陰謀論、嘘、偽り、ゴシップ、そのすべてを忘れない。その総てを以てして、輝かしき英雄譚を穢し、貶め、そして嘲笑い続ける。
 
自己回復(魔力):A
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。彼の場合は、風聞を語る存在…言うならば人類すべてがマスターと言ってもいいため、回復力とその量はけた違い。
 

固有スキル

身体無き者:A
彼には実像がない。何故なら彼という存在は常に語られてきた噂、風聞そのものであるから。故に彼はある時はユダヤ人であり、ある時は王政であり、ある時は盗賊であり、ある時はコンキスタドールである。またその性質上、彼は人が存在する場所ならばどこへでも瞬間的に移動することができる。ただし、噂が広まる先を指定できないのと同じように、移動先を決めて移動することは出来ない。
 
燎原の火:A
呪わしいほどに広まっていった風聞、それはまさしく燎原の火の如く。華やかなりし名声を受けし英霊は、人々の悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞましき囁きに苛まれる。"彼"はそれそのものだ。故にそれを自らの力とする。対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。対象が魔術的防御手段を有していなければ、自死させる事も可能。
 
無辜の怪物:EX
生前の行いから生じたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。能力・姿が変貌してしまう。彼の場合は、無辜の怪物というよりは"それそのもの"。彼というデマゴーグが生み出す風聞は、信仰により形作られる英霊を歪め、貶め、そして無辜成る怪物へと変貌させる。後述の宝具により、任意の相手にこのスキルを付与させることが可能。
 

宝具

【宝具】『七十五日の悪性情報』(デマゴーグ・バッド・ゴシップ)
【ランク・種別】A:対伝承宝具 レンジ:∞ 最大補足:1~100人
どんな時代でも、どのような場所でも、区別なく語られてきたもの。伝承、風説、陰謀論、都市伝説、デマゴーグ、フォークロア……。ある時は悪い噂であり、或る時は責任の擦り付けであり、ある時は政治的扇動であり、ある時は消費される産業として名声を反転させてきた"悪性情報"。人の悪意と恐怖心の結晶が宝具となったもの。彼そのものと言っても過言ではない。信仰、名声、思いが形になるサーヴァントや神霊といった存在に対する一種のカウンターとなっている存在であり、相手を形作る"信仰"に、デマゴーグ自身を形作る"悪性情報"の一部を混ぜ合わせる事で、相手に対して強力なデメリットを付与する『ゴシップ・シャドウ』を生み出す。このゴシップ・シャドウは存在するだけで周囲に悪性情報をばら撒き、英霊を貶めて嘲笑い霊基を形作る信仰を、力をそぎ落としてサーヴァントを弱体化させていく。
 

解説

デマゴーグ。あるいはゴシップ。名声を利用してそれに悪なる属性を付与する人間の悪性。ある分野においては悪性情報とも謡われるもの。英霊を貶め、傷つけ、踏み躙り、そして嘲笑うだけの悪辣なる民衆の思いが形となった存在。ナーサリーライムやメアリー・スーといった、人の想いだけが人の形を取ったタイプの英霊。故に実像はなく、決まった姿を持たない。

性格

基本的に逆張りだけしかしない存在。それは輝かしい英霊の名声という存在への一種の反転、影に近いからである。目立つ存在が気に食わず、でかい顔をしている英雄様が気に入らないという性格。そう言った存在が貶められ、踏み躙られ、そして嘲笑われる姿に暗い快感を抱く民衆そのもの。それでもって彼そのものは責任を負わず、「これはほんのジョークだ」とケタケタと笑い人の神経を逆なでる。人の悪性を煮詰めたような存在。