バレンタインチョコ ~ネズミあき鯖~

Last-modified: 2021-01-03 (日) 23:46:13

※全てカルデア所属、かつぐだ男相手というフォーマットで書いています。
 実際はカルデアに所属していない設定の鯖もそういう感じで書いてますのでご注意ください。
 
●目録

 

アイザック・ニュートン

 
アイザック・ニュートン:
「発見的! 今は時間的に大丈夫かな、マスターさん?」
「そっか、良かった! それじゃ、はいこれ!」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【これは…猫かな?】
【すごい…精巧だね!】
 
(1:これは…猫かな?)
アイザック・ニュートン:
「この猫ちゃんはダスティって呼称的なんだ。そう呼んであげてね!」
「前に見た猫が忘却不可的でね、それをチョコレートで再現的してみたんだ」
 
(2:すごい…精巧だね)
アイザック・ニュートン:
「実は、ダ・ヴィンチちゃんとメディアさんに協力的で作ってもらったんだ」
「料理には自信的だけど、これはちょっと難しかったからね」
 
(共通)
アイザック・ニュートン:
「それじゃ重力的味覚を味わってみてね、マスター!」
 
 
【スター・ダスティ】
 どこかの聖杯戦争で出てきた唸る猫を模したチョコレート。
 猫の名前はダスティらしい。
 無重力空間で作ったかのようなまろやかさは商品化出来るレベルの美味さである。
 
 

アシャヤカトル

アシャヤカトル:
「む……むむむむむむむ」
「うむ……うむ、うむううううう」
「むむむむむむむ!!」
 
選択肢:
【怖い怖い! 近寄らないで!】
【キスできる距離だね】
 
(1:怖い怖い!近寄らないで!)
アシャヤカトル:
「………はっ、すまなかった…」
「我としたことが錯乱していたようじゃな…」
 
(2:キスできる距離だね)
アシャヤカトル:
「なっ……ななな、不埒者が!」
「たわけめ! 身の程を痴れ!」
 
(共通)
アシャヤカトル:
「……はぁ」
「ケツァルコアトル様の口車に乗せられるでなかったわ…」
「こんな我からこんなチョコ貰うても嬉しくはなかろうぞ、マスター?」
 
選択肢:
【アシャちゃんのチョコ!?】
【それ欲しい!】
 
(共通)
アシャヤカトル:
「う……うむ!?」
「そ、そこまで言うのならば下賜してもよいが…」
「後悔するでないぞ!? 最後まで平らげて貰うぞ!?」
(プレゼントエフェクト)
「……作って、良かったかも知れぬのぅ」
 
(物陰にて)
ケツァルコアトル:
「おお、我が子よ……思う存分青春するのデース!」
 
 
【チョコラテ・デル・ソル】
 太陽の石を模したチョコレート。
 カカオをふんだんに使用したビタースイーツなその味わいは、
 まるでアステカの熱帯雨林にいるかのような雰囲気を感じさせる。
 
 「私も手伝ったデース! 美味しく頂かないと許しませんヨ?」
 
 

アニー・オークレイ

 
アニー・オークレイ:
「ハーイ、旦那(ダーリン)! 貴方(ユー)のアニーよ!」
今日(トゥデイ)は年に数回のサプライズ・ディーの一つ、そう! バレンタインよ!」
「アニーのショコラータはいかが? きっと旦那(ダーリン)も気に入ってくれるわ!」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:【……ハート型の的? と、銃弾?】
 
アニー・オークレイ:
「貴方のハートも(ミー)射止める(ロックオン)、そういうことよ!」
「BANG! それじゃアニーはこれからも貴方の銃(ユア・ガン)だから、コレカラモヨロシクね!」
 
 
【アニー・ゲット・ユア・ハート】
 ハート型の的形チョコレートと銃弾型クッキー。
 彼女の愛が込もっているので美味しく舌も撃ち抜かれよう。
 
 ……なお、変なもの入ってない? と問い詰めたところ、帰ってきたのは沈黙であった。
 
 

アルビルダ

 
(背景:嵐の海賊船)
アルビルダ:
「ひゃーーーーーーっはァーーーーーーッ!!!」
 
選択肢:
【ひぃ―――――!?】
【たーすーけーてー!?】
 
(共通)
アルビルダ:
「おっと、申し訳ありませんわね、マスター」
「急に連れ出したことご無礼お詫びしますわ」
 
選択肢:【何でこんなことに!?】
 
アルビルダ:
「もちろん―――バレンタインのためですわ!」
 
選択肢:【わけがわからない!】
 
アルビルダ:
「吊り橋効果というのはご存知でしょう?」
「私があの人と出会ったのも海戦の最中…そう、危険な場であればあるほど、思い出は美しくなりますの」
 
選択肢:【平和なまんまがいいです!】
 
アルビルダ:
「おっと、敵さんのお出ましですわね!」
 
黒ひげ:
「デュフフフフ! 黒髭惨状ですぞぅ!」
「美人に頼まれれば断れぬが拙者の海賊道! マスターには悪く思わないでいただこう!」
「何より手伝えば拙者にも念願のチョコが! もしや拙者の時代きてる? ぬふふふふふ!」
 
選択肢:
【くろひげ―――!】
【貴様また裏切ったな―――!!】
 
(共通)
黒ひげ:
「最高のライバルとして立ち憚る……これぞ海賊の矜持ですぞぅ!」
 
アルビルダ:
「最高のシチェーションですわ! さぁマスター、これを受け取ってくださいまし!」
(プレゼントエフェクト)
「さぁ、野郎ども、嵐の航海者の名に恥じぬ戦いを始めますわ!」
「目標、アン女王の復讐号! 砲撃、てー!! 砲弾装填急ぐのですわ!」
「あははははははは! いっそワイルドハントを襲名するのも悪くありませんわね!」
 
黒ひげ:
「何のぉ! その称号、この黒髭がそう易易と許すと思うなよ!」
「帆を畳め砲雷撃戦だ野郎ども! この海に黒ひげ有りということを思い知らせてやれ!」
 
選択肢:【だーれーかー!!!】
 
 
【スカンディナヴィア・ウイスキーボンボン】
 デンマーク産のウイスキーを使用したウイスキーボンボン。
 海賊に酒は切っても切れないものであり、やっぱりチョコレートといったらこれでしょ!とは本人の弁。
 かなり度数が高いので悪酔いには注意すべし。
 
 包み紙が可愛らしい辺り、やっぱりお姫様。
 
 

アンドロメダ

 
アンドロメダ:
「あら、マスター。探したわ」
「いわゆる母チョコなのだけれど……貰ってくれるかしら?」
 
選択肢:
【ぜひとも!】
【本命チョコということでお願いします!】
 
(1:ぜひとも!)
アンドロメダ:
「ああ、良かった。おかーさんちょっと心配だったの」
「年甲斐もなく頑張っちゃったから、受け取ってもらえないとどうしようかなって…」
 
(2:本命チョコということでお願いします!)
アンドロメダ:
「ふぇっ!?」
「……も、もう! おかーさんをからかわないでちょうだい!」
 
(共通)
アンドロメダ:
「コホン」
「じゃあ渡すわね。ハッピーバレンタイン」
(プレゼントエフェクト)
「ちょっと包み紙は失敗しちゃったけど…」
「味は保証するわ。ゆっくり美味しくいただいてね?」
 
 
【ダーリンの勇姿】
 ペルセウスの顔を模したミルクチョコレート。
 精巧な技術で作られていて驚愕を隠せない出来だが、
 ちょっと包み紙の方の面積が足りていないのが玉に瑕。
 
 そして隠し味にほんのり優しい甘み……これはまさか!
 
 

ウルズ&ヴェルダンディ

 
ヴェルダンディ:
「来たわね、私(ウルズ)?」
 
ウルズ:
「そのようね、私(ヴェルダンディ)」
 
ヴェルダンディ:
「あらあら、何で呼ばれたか皆目見当も付かないって表情ね?」
 
ウルズ:
「くすくす。そんな演技しちゃって。予想は付いてるのに?」
 
ヴェルダンディ:
「本当にね。あらあら、物欲しそうな顔しちゃって」
 
ウルズ:
「どうしましょうかしら、私(ヴェルダンディ)?」
 
ヴェルダンディ:
「そこら辺の犬にでもあげちゃおうかしら、私(ウルズ)?」
 
選択肢:
【ああっ、お願いします、女神さま!】
 
ウルズ:
「冗談よ、そこまで辛そうな顔しないで頂戴」
 
ヴェルダンディ:
「でも、楽しかったわ」
 
ウルズ:
「そうね、くすくすくす!」
(プレゼントエフェクト)
 
ヴェルダンディ:
「運命の女神ノルンのお菓子、それを食べた貴方に良運を紡ぐことを約束するわ」
 
ウルズ:
「だから……最後まで美味しく、食べてちょうだい?」
 
 
【ウルズの泉チョコケーキ】
 世界樹ユグドラシルの根本にあるウルズの泉を模したチョコケーキ。
 ホワイトチョコの泉の畔には砂糖菓子のミニチュアが載ってて実に素晴らしい芸術品。
 ……ただ、一人で食べるのは、ちょっとつらい。
 
 「まさか女神の愛情をシェアなんてしないわよね?」
 というメッセージカードが挟んであるのも更につらい。
 
 

スクルド

 
スクルド:
「……はぁ?」
「二度聞きます。ウル姉様、ヴェル姉様だけでは飽き足らず、スクルドのチョコも欲しいと?」
「確かにワルキューレは英雄に給仕するのも職務の一つです」
「けど、マスター、あなたは既に姉様たちにチョコを貰った身」
「それはすなわち女神に愛が足らぬと告げるも同然。それは身を滅ぼす所業です」
 
選択肢:
【どうしてもダメ?】
 
スクルド:
「………」
「そ、そんなに欲しいというのですか?」
 
選択肢:
【どうしても!】
 
スクルド:
「~~~~~ッ!!」(マゾ顔)
「ああ、もう分かりました。ここに自分用に作ったチョコがあるのでお渡しします!」
(プレゼントエフェクト)
「ほら! これで満足でしょう! それでは!」
(どこかに立ち去る)
 
ウルズ:
「ほら、言ったでしょうマスター?」
 
ヴェルダンディ:
「スクルドったら強情なんだから。くすくす」
 
ウルズ:
「でもやっぱり姉としては妹の幸せを祈らなきゃ、そう思わないかしら、私(ヴェルダンディ)?」
「くすくすくす!」
 
 
【大神甘氷】
 スイート・スヴェル。
 スクルドがワルキューレとして召喚された場合に保有する盾を模したチョコレート。
 かなり手が込んでおり、内緒に食べるにはちょっともったいないものだ。
 
 「い、一応言っておきます! 義理ですから!」
 …ええー? ほんとにござるかぁ?
 
 

がしゃどくろ

 
がしゃどくろ:
「…ゥ、ますタぁ」
「あゲたいモのガ、あル」
 
選択肢:
【なんだろう?】
【チョコレートかな?】
 
(1:なんだろう?)
がしゃどくろ:
「ばぁサぁかァの、こうブつ…」
 
(2:チョコレートかな?)
がしゃどくろ:
「ちが、ウ……ごメんね。でモ…」
 
(共通)
がしゃどくろ:
「ぜヒ……うけトっテ」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【骨せんべい?】
 
がしゃどくろ:
「そウ……」
「フぃンや、くーフーりンにも、てつダってモらっタ…」
「おいシくタべてもらエれバ、ばぁサぁかァも、うれシい…」
「…………」(にこっ)
 
 
【骨せんべい】
 鮭やカレイの骨に唐揚げ粉を付け、しっかり油で揚げた昔ながらのお菓子。
 しっかり水気を飛ばし、塩で程よく味付けしているのでさくさくしていてとても美味しい。
 ……一部太い骨が混ざっているのは気のせいにしよう。
 
 

嘘像のハサン・サッバーハ

 
松旭斎天勝:
「はーい、ようこそマスターさん!☆」
 
選択肢:
【あれ?】
 
松旭斎天勝:
「どうしたんですか?☆ 鳩に豆鉄砲みたいな顔ですよ☆」
 
選択肢:
【嘘像のハサンに呼ばれたはずでは】
 
松旭斎天勝:
「…………」

嘘像:
「………すまぬな。さしずもの我も、気恥ずかしいのだ」
「故にこうやって天勝の姿を借り受けて渡そうと思ったのだが」
「無礼に過ぎたものだ…、すまない。許して欲しい」
 
選択肢:
【チョコをくれたら許してあげますよ】
 
嘘像:
「う、うむ」
「ではな。正真正銘、私の「本当の」技量で作ったものだ」
(プレゼントエフェクト)
「………無個性だとは思うが、どうか、美味しく頂いて欲しい」
「………か、顔を見ようとしないでくれないか。仮面で隠れてる、とはいえだな…」
「……………」
「お前はひどいぞぉ、マスターぁ………」
 
 
【白い仮面チョコ】
 暗殺教団の仮面をホワイトチョコで形取ったチョコ。
 ちょっと形が歪だが、彼女なりに頑張った表れかもしれない。
 
 

クラサ・ジラントヴナ

 
クラサ:
「はぁ?」
「私は偉大なる竜種ジラントです。なんでヒトに物をあげないといけないのです?」
 
選択肢:
【そこをお願い、クラサちゃん!】
 
クラサ:
「はぁ?」
「……気軽にちゃん付けしないでください」
「ええ、まったく。仕方ないのでお姉ちゃんの手伝いをする時に作ったものでもあげましょう」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【ヤッター!クラサちゃんカワイイ!】
 
クラサ:
「はぁ、調子が崩れますね…」
「まぁその程度で喜んでもらえるなら、私も良いのですけど」
「ええまぁ。ではそれで満足して頂ければ私も嬉しいものです」
 
 
【ジラントりんご】
 竜っぽく皮を剥いたうさぎりんご。
 実に家庭的な辺り、彼女の内面が窺い知れる。
 
 

クンドリ

 
クンドリ:
「ああ、来てしまった。この日は不幸な日」
「でもおそらくはあなたにとっては幸運ね」
 
選択肢:
【どうして?】
【今は幸せだよ】
 
(共通)
クンドリ:
「あの人に背いた私が他人に贈り物だなんて」
「基地外もいいところよ」
 
選択肢:
【そんなことはないよ】
 
クンドリ:
「……ああ、有難う」
「あなたの言葉はかしずく私を受け止めるように優しい」
「さぁ、手を伸ばして。わたしの贈り物を受け取って」
(プレゼントエフェクト)
「みんながほめそやすあなた、わたしはあなたを誇りに思いましょう」
 
 
【あの人の十字架】
 十字架型の銀紙に包まれたチョコレート。
 罪の意識に苛まれるも頑張って作ったのが見て取れる。
 ……若干重い。
 
 

光神ルー

 
光神ルー:
「うん、チョコレートかい?」
「参ったなぁ、すっかりそういうの忘れちゃってたよ、あっはっは!」
「……ああごめん。じゃあちょっと何か作るから、待ってくれないかな」
 
(しばらく時間)
 
光神ルー:
「おまたせ。簡単なものしかできなかったけど、こんなのはどうかな?」
(プレゼントエフェクト)
「本当はワインと一緒に嗜むんだけど、マスターはまだ未成年だからね」
「ノンアルコールのスパークリングワインでどうだい?」
 
選択肢:
【いただきます!】
【ところで、そのワインどこから…?】
 
(1:いただきます!)
光神ルー:
「うんうん、よく食べなよマスター。食は大事さ」
「私も、いっぱい食べる君を見るのは好きだからね」
 
(2:ところで、そのワインどこから…?)
光神ルー:
「………ふふふふふ」
「全能の智慧で得たんだけど、気配遮断って便利スキルだよね?」
 
 
【カマンベールの塩キャラメルソース】
 1.砂糖大さじ4と水大さじ2を中火で温め、
   キャラメル色になったら固まらないよう水大さじ2を加える。
   その後、食塩をひとつまみ入れ、よくかき混ぜる。
 2.カマンベールチーズ1ホールの上部を薄く切り落とし、
   ホールの方をトースターで軽く焦げ目を付ける。
 3.溶けたカマンベールチーズにソースとドライ杏子のみじん切りをふりかけ、
   それをクラッカー等で掬い取って食べる。
 
 「お手軽にできて最近のマイブームなんだ」
 
 

真田十勇士〔根津甚八〕?

 
甚八:
「ん、何だいアンタ? わざわざアタイに声を掛けてまでさ」
「ああ、バレンタイン。西欧の文化だねぇ、そんなに貰う相手いないのかい?」
 
選択肢:
【君から貰いたい】
 
甚八:
「…………」
「よく分からない病気でも受けちまった?」
「それともまさかアタイと誰かを間違えてたりする?」
「最近は嘘像のハサンとやらがよくよく変装していると聞くがねぇ」
 
選択肢:
【根津甚八から貰いたい】
 
甚八:
「…………」(赤面)
「変人もいいところさね。たかだか十勇士の一騎にすぎぬアタイのどこが良いんだか」
「まぁ、そう言われりゃ仕方あるまいさ。少し待ちな。どれどれここに………」
(プレゼントエフェクト)
「こんなもんしかないけどさ、これで喜んでくれるなら嬉しいもんさ」
「ホント、変な目の付け所してるマスターだねぇ…」
「悪い気は、しないけどさ」(笑顔)
 
 
【真田名物・そばがき】
 真田幸村が九度山に配流されていた時に売っていたとされるおやつ。
 そば粉をお湯に入れ、お箸でまとめて塊にするという手軽な食料であり、
 そばつゆや砂糖醤油などを付けて食べる場合が大半である。
 
 ちなみに味が殆どしないため、あまり売れなかったという。
 酒のおつまみとしてはよく合う。
 
 

真田十勇士〔望月六郎〕

 
望月六郎:
「あらん! マスターはっけーん!」
「ねぇ、今日は何の日かしらん?」
 
選択肢:
【バレンタインデー?】
【煮干しの日だ!】
 
(1:バレンタインデー)
望月六郎:
「ピンポンピンポーン! 優秀なマスターさんには商品があります!」
 
(2:煮干しの日だ)
望月六郎:
「あらら……そういうボケはちょっと想定していないわね!」
「しょうがないわねー、おねーさんが思い出させてあげましょうか!」
 
(共通)
望月六郎:
(プレゼントエフェクト)
「おねーさんの愛のチョコよ。しっかり味わって食べてちょうだいね?」
「…………」
「美味しい? それは良かったわ!」
 
選択肢:
【もしかして、味見役にされた?】
【これ、義理ですよね?】
 
(共通)
望月六郎:
「…………わお!?」
「そ、そんなことはないわよん!?」
「ダーリンにあげる前に意見が聞きたかったとかそんなことは考えてないから安心してねぇん?」
「それじゃ、ありがとうマスター! 参考になったわ!」
 
 
【真田六文銭・きなこチョコ】
 和風のチョコレート。
 甘すぎないよう配慮がされているビターな感じ。
 これを作った人による、愛情が感じられるものだ。
 
 ……味見用なので、どことなく梱包や形がぞんざいだったりするがそれはそれ。
 普通に美味しい出来である。
 
 

真田十勇士〔由利鎌之助〕?

 
鎌之助:
「いらっしゃいまし、今宵もよろしくおくんなし」
「おんや、マスターでありんすか。今宵は子供お断り、お引き取りおくんなし」
「わっちのような女のおゆかり様になるのはまだはようござんすよ」
 
選択肢:
【嫌だ、ここにいたい】
【もう大人です!】
 
(共通)
鎌之助:
「塩次郎でござんすな、ふふ……」
「何ぞわっちにして欲しい事でもありんすか?」
 
選択肢:
【今日はバレンタインなので】
【チョコレートください!】
 
(共通)
鎌之助:
「………」
「呆けたでざんす、きさんじな(ヤバイ)ものだねぇ」
「あい、お出なんし、おあがりなんし。仕方のなきことでありんすな」
 
(少し消えてまた現れる)
鎌之助:
(プレゼントエフェクト)
「わっちにもてるのはまだ十年早うござんす。これで男を磨きなんし」
「それからはおゆかり様にしてようござんしょう」
 
 
【真田キセル&桜もなか】
 真田の刻印が入ったキセルと江戸名物のもなかのセット。
 もなかは皮が合わさっているので、離れることのない縁起物とされている。
 健やかに育ちキセルが似合う大人物になりなさい、という彼女からのメッセージ。
 
 ちなみにもなかはチョコ味だった。
 
 

シエル

 
シエル:
「おや?」
「どうしたんでしょうか、わざわざ私を呼び止めたということは何か用があるのですよね?」
「……………」
「さてさて。一体何の用か、はっきり口にしてもらわないと困ります」
 
選択肢:
【チョコレートください、先輩!】
 
シエル:
「はい、よく言えました!」
「ではそんな優秀さんには先生がご褒美をあげちゃいましょう」
(プレゼントエフェクト)
「それは中々入手困難なものなのです。大事に食べちゃってくださいね?」
 
選択肢:
【ありがとう!】
【手作りじゃないの?】
 
(1:ありがとう!)
シエル:
「どういたしまして、これからも期待していますよ、マスターくん」
(演出終了)
 
(2:手作りじゃないの?)
シエル:
「え……あー、それはまた痛いところを突かれちゃいましたね」
「……実を言うと、手作りのチョコは他にあげたい人がいるのです」
「マスターはまだそこまでの仲ではありませんからね。本当にごめんなさい」
 
選択肢:
【じゃあさ】
 
シエル:
「うん?」
 
選択肢:
【いつか、先輩がチョコを作りたくなるような仲になるから────】
 
シエル:
「……はい」
 
選択肢:
【その時は手作りのを、ちょうだい!】
 
シエル:
「……ええ、はい!」(笑顔)
「約束してくださいね、マスター」
「いつか、わたしがチョコレートを作りたくなっちゃうようなかっこいい人になってくださいね?」
「その時は、わたしが全力を込めたチョコレートをプレゼントしちゃうことを約束します」
 
 
【チョコカレーパン】
 カルデア購買部で期間限定、数量限定で販売されているカレーパン。
 褐色の人がついに狂ったのか、それともステゴロ聖女のストレスが最高潮に達したのか。
 何にせよ、誰ががトチ狂って売り出された一品であり、
 評判はまぁわざわざ口にするまでもない。
 
 「最悪なカレー味を知っていれば、これはこれで中々行けますよ」
 とは某カリー・ド・マルシェの弁。
 
 

松旭斎天勝

 
(背景:奇術ステージ)
天勝:
「いらっしゃい、マスターさん!☆」
「それじゃ、ちょっとこっちに登ってくれるかな?☆」
「……うん☆ それじゃ、松旭斎天勝とマスターの奇術劇、はじまりはじまり☆」
 
選択肢:
【でも、観客がいないよ?】
 
天勝:
「……ううん」
「天勝のバレンタインは、マスターさんと一緒に手品をしないと意味がないの」
「だから、おねがい☆」
 
選択肢:
【そういうことなら】
 
天勝:
「ありがとう!☆」
「じゃあ☆ 軽く箱物奇術から始めるね~☆」
 
(暗転、しばらくBGM)
 
天勝:
「最後の大奇術おしまい☆ 手伝ってくれてありがとうね☆」
 
選択肢:
【とても楽しかった!】
【またマジックショーしたい!】
 
(共通)
天勝:
「うん、ありがとうね!☆」
「じゃあ、これお土産だからね☆」
(プレゼントエフェクト)
「……松旭斎一座では、手伝ってくれた子供にお菓子をあげてたんだ」
「これがわたしの、松旭斎天勝のせいいっぱいのバレンタイン」
「………楽しく、美味しく。幸せを感じてくれれば、わたしもとても嬉しいなって☆」
 
 
【グ●コ】
 かつて松旭斎天勝が舞台を手伝ってくれた子供にあげていたお菓子。
 ひとつぶ300メートル。おいしくてつよくなる栄養菓子。
 なお、既製品に見えるが、実は天勝のお手製である。
 
 

人祖リリス

 
リリス:
「あら、マスターさんじゃない」
「この日に私のもとに来たってことは、やっぱりアレが欲しいのよね?」
「いいわ―――とっておきのものを、あげちゃう」
(プレゼントエフェクト)
「それを口にするか、どうかはマスター。アナタ次第」
「アダムの眷属、それがどう選択をするか、楽しみにさせてもらうわ」
 
 
【禁断の林檎】
 それは生命か。知恵か。
 どちらにせよ人が食べて良いものではないだろう。
 人の身を逸脱すれど、その裏には悪魔の蛇の邪智が存在するのである。
 
 

孫悟空

 
孫悟空:
「うん? オイラから贈り物が欲しい?」
「あー、バレンタインだものなぁ」
「うん良し。オイラからはこれだ!」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【これは…筋斗雲?】
 
孫悟空:
「これをちぎって!」
 
選択肢:
【なんてことを!】
 
孫悟空
「割り箸を刺してさ!」
 
選択肢:
【なんてことを!!】
 
孫悟空:
「筋斗雲わたがしの出来上がりさ!」
 
選択肢:
【なんてことを!!!】
 
孫悟空:
「あり? お気に召さなかったかぁ?」
「心配すんな、筋斗雲は幾らでも取れるものだからさ」
「存分に食べちゃいな!」
 
選択肢:
【………食べれるのかな、これ】
 
(孫悟空フェードアウト)
三蔵玄奘:
「こらー! 悟空!! また筋斗雲を使ってそんな悪戯を!」
「今日こそはお仕置きよ! 急急如律令、縮まりなさい輪っか!」
 
孫悟空:
「あだだだだ! 悪かった、許してお師様ー!!」
 
 
【筋斗雲わたがし】
 これは食べても良いものだろうか。
 そもそも雲って食べられるものだろうか。
 確かに仙人って霞を食べるけどさ。
 
 そして、筋斗雲そのものは何を思うのだろうか…?
 わりばしが刺さった無残な姿、神仙も涙する光景である。
 
 

土蜘蛛

 
土蜘蛛:
「あ゙ッ! おい待ちやがれマスターッ!」
 
選択肢:
【ひっ!】
 
土蜘蛛:
「コラァッ! 何逃げようとしてんだマス公ッ! いちびんぞワレッ!」
「あっ……す、すまないな。ウチ、がざつでな……」
「うー、あー……あ゙あ゙、何言ったもんかねぇ……」
「とりあえず受け取りやがれマス公ッ!」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【もご! もごもご!】
 
土蜘蛛:
「アタイのお手製チョコだ!」
「きばって食いな!」
 
選択肢:
【むぐ! むぐぐ!】
 
土蜘蛛:
「………でもな!」
「アタイの心意気がそのチョコに詰まってやがンだ!」
「それを蔑ろにしたら許さねーぞ! マス公!」
 
選択肢:
【だ、だれか、たす……】
 
(暗転)
マシュ:
「せ、先輩!? しっかりしてください!!」
 
 
【スパイダー・ハート】
 蜘蛛の模様が入ったハート型のチョコレート。
 シンプルなのは彼女の内面性の現れか、それとも照れか。
 彼女もわりと普通の人ということなのかもしれない。
 
 そして、砂糖と塩間違えていれてない?
 そもそも何で、チョコレートに味を足そうと思ったの?
 普通の人がやりがちな失敗もまた彼女の味ということだろう。
 
 

トゥガーリン・ズメエヴィチ

 
トゥガーリン:
「あ、マスターさん!」
「えへへ、今日はハロウィンですよね!」
「だからわたし、頑張って作ってみました!」
(プレゼントエフェクト)
「喜んでもらえれば、嬉しいです!」
 
 
【ズメイのアップルパイ】
 まっかっかな林檎をふんだんに使用したアップルパイ。
 とても素朴だが、懐かしいような味わいを感じさせる。
 
 「わたしの息吹でしっかり焼き上げました!
  ……ちょっとだけクラサちゃんにも手伝ってもらったんですけどね、えへへ」
 
 

パラス〔オルタ〕

 
パラルタ:
「────ああ、いた。アンタさァ」
「率直に聞くよ。アタシのチョコ、欲しい?」
 
選択肢:
【もちろん】
【どうしたの?】
 
(1:もちろん)
パラルタ:
「………そっか」
 
(2:どうしたの?、共通)
パラルタ:
「ほら───アタシ、不幸の女神じゃんね?」
「だからさ、アンタも貰ってもね……」
「やっぱさァ、迷惑じゃない?」
 
選択肢:
【そんなことはないよ】
【パラスちゃんは幸運の女神だ】
 
(1:そんなことはないよ)
パラルタ:
「うん、そう言ってくれるのは嬉しいな」
 
(2:パラスちゃんは幸運の女神だ)
パラルタ:
「……ッハ! 何よそれ!」
「すごいキザなセリフ! 笑えちゃうんだけども!」
「でもまぁ、アイツの次くらいには…アンタが、かっこよく見えたよ」
 
(共通)
パラルタ:
「んじゃ、これはアンタにやっちゃっても良いってことね」
(プレゼントエフェクト)
「うん、渡しちゃってしまえば簡単なことなんだよね」
「あー……作ってた時からウジウジグダグダしてたアタシが馬鹿みたいじゃない!」
 
選択肢:
【凄い!】
【これ、手が込んでるね!】
 
(共通)
パラルタ:
「………うへへへ」
「ありがと。料理は苦手なんだけど、頑張った甲斐はあったかなァ」
「エミヤにもお礼言わなきゃね。マスター、アンタに幸運があることを祈るよ!」
 
 
【黄金の林檎チョコエッグ】
 食べたらAPが最大になるあれ、ではない。
 かつて不幸の女神エリスの生み出した林檎を模したものである。
 しかし半分に割ると中からはクローバー型のホワイトチョコが。
 作り手が自らを不幸の女神と揶揄しつつも、
 その実、こちらの幸運を想っているということがよく分かる。
 
 林檎の方は投げたらケモミミの少女が寄ってきたりする。
 
 

ベアトリーチェ

 
ベアトリーチェ:
「じゃじゃじゃーん!」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【なんだこれ!?】
 
ベアトリーチェ:
「私の自信作ー! その名も至高天のパフェー!」
「そう、ジェラートをふんだんに使用した超巨大パフェ!」

選択肢:
【わーすっごい…(引き気味)】

ベアトリーチェ:
「地味にこれ楽しみだったんだー! これ食べるの!」
 
選択肢:
【くれるんじゃないの!?】
 
ベアトリーチェ:
「え。これマスター一人で食べるの…?」
 
選択肢:
【あ、はい】
 
ベアトリーチェ:
「うーん、まー。無理だよねー? そーいうことー」
「それじゃ、はい、スプーンだよー」
「………マスターと一緒に食べるのも、楽しみだったんだー!」
「では。一緒にいただきます! 地獄と天獄の道行き、お供しようねー!」
 
 
【至高天のパルフェ】
 エンピレオ。神曲の到達点の如く、神々しい輝きを放つパフェ。20人前。
 煉獄山のバケツアイスの上に輝くはエデンの楽園、その上に登るフルーツ。
 「完璧なスイーツ」の異名たるパルフェを冠するに相応しいドルチェである。
 それを食べ進めるはダンテ・アリギエーリの地獄行の如く辛く険しい光景が続くが、
 成し遂げたときには多大な達成感があなたたちを包むことであろう。
 
 次の日にも多大な苦痛があることを考えさえしなければ。
 
 

ベアトリーチェ〔水着〕

 
選択肢:
【――――はっ!?】
 
(背景:南国の孤島)
ベアトリーチェ:
「起きたー?」
 
選択肢:
【ここはどこ!?】
 
ベアトリーチェ:
「ごめんねー、ちょっと見せたいものがあったからー」
「『青海楽園波打際一周巡り(ラ・ディヴィーナ・コメディア・オケアノス)』で連れてきちゃったんだー」
「ほらマスター、こっちー、こっちー!」
 
(背景:密林)
ベアトリーチェ:
「ほら、ここにもー!」
 
選択肢:
【バナナだ!】
【パイナップルだ!】
 
(共通)
ベアトリーチェ:
「すごいでしょー!?」
「この間見つけたナイショのポイントなんだー」
「マスターにだけー、教えてあげるよー!」
「……だから、少しの間だけでもー、一緒にいてねー!」
 
 
【トロピカル・エンピレオ】
 至高のサラダが鉢植えで出てくるのならば、
 究極のスイーツは木のままで出て来たって良い―――!
 
 南国はまさにスイーツの宝庫。
 野生に返り、思うがままに自然の恵みを貪り尽くすべし。
 
 

詩人ウェルギリウス(ベアトリーチェ〔水着〕

 
ウェルギリア:
「はい、マスター。チョコレートです」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【ありがとう、ウェルギリアさん!】
 
ウェルギリア:
「ええ。マスターに幸あればと思いまして」
「ちょっとだけ、素材を厳選させてもらいました」
「実は料理にはうるさいんです、私」
 
選択肢:
【そうなんだ、意外!】
【得意そうな見た目だもんね】
 
(1:そうなんだ、意外!)
ウェルギリア:
「もう……私も女の子なのです」
「もうちょっとそういう目で見てほしいものですね」
 
(2:得意そうな見た目だもんね)
ウェルギリア:
「あら………」
「思わず固まってしまいました。うふふ、ありがとうございます、マスター」
 
(共通)
ウェルギリア:
「では、これからもベアトリーチェとベルナール共々、よろしくおねがいしますね」
「これからも、ナポリ以上の守護をあなたに誓いましょう」
 
 
【守護のチョコラータ・クリオーロ】
 全世界のカカオのうち、たった0.001%の幻のカカオ豆を使用したチョコレート。
 それをふんだんに使用した上に甘さのバランスも程よく、食べやすく一口サイズにしてある。
 ウェルギリウスの性格がよく出ているチョコレート。
 
 美味しすぎて手が止まらない。
 
 

ペンドルの魔女(ジャネット)

 
ジャネット:
「あら、マスターさんじゃない。この魔女に何の用かしら?」
「……そうね、今日はバレンタインね。それで?」
「魔女がバレンタインに興が乗ると思う? 答えはノーでしょ?」
「でも、契約するというのなら考えてあげなくもないわ!」
 
選択肢:
【じゃあ、僕と契約して魔女になってよ!】
 
ジャネット:
「ふふふ、いいわ! 実に「魔女らしい」!」
「そしてごめんなさい、実は用意してあるのよ、チョコレート」
(プレゼントエフェクト)
「魔女の黒いビターなブラックチョコレート。とくと味わいなさい」
「だって私、魔女だもの!」
 
 
【ハンキング・ブラック】
 首吊り縄を模したチョコレート。
 オブジェクトとして黒い犬、茶色い犬、烏のミニチョコが配置されている。
 どことなく不吉でビターな味わい。
 
 

ポタルゴス(トラキア王ディオメデス

 
選択肢:【ん?】
 
ポタルゴス:
「………ぴろろろろ」
 
選択肢:
【誰かに見られているような……】
 
ポタルゴス:
「………ぴろろろろ」
 
トラキア王:
「ははは、何を恥ずかしがっているのですか」
 
ポタルゴス:
「ぴろろろ…」
 
トラキア王:
「おおマスター。そういうことでしたか」
「この子は私の愛する子の中でも一番最後に出てくるほど人見知りする子なのです」
「そんなポタルゴスがマスターにあげたいものがある、そうですよ」
 
ポタルゴス:
「ぴろぉ……」
 
選択肢:
【わぁ、なんだろう!?】
【何が貰えるのかな!?】
 
(共通)
ポタルゴス:
「ぴろ……」
(プレゼントエフェクト)
 
トラキア王:
「ははは、実は私も手伝ったのです」
「ですがポタルゴスの心も込もっている。美味しく頂いてもらえればこの子も喜びますよ」
 
選択肢:
【ありがとう!】
【大事に食べるね!】
 
(共通)
ポタルゴス:
「ぴろろろろっ!」(笑顔)
 
 
【馬蹄鉄(?)クッキー】
 ポタルゴスの足跡がチョコで描かれたクッキー。
 不器用ながらも頑張って書いた跡が伺える。
 ちなみに一兆度でしっかり焼かれているのでさっくり感がすごい。
 
 

モルガン・ル・フェ

 
モルガン:
「よく来てくれましたね、マスター」
「ええ、今日はバレンタインというものでしょう?」
「それはケルトに始まり、ブリテンにも伝わるお祭り騒ぎ」
「だからこそ私はソレに乗る。ふふ、どんなものを渡そうか悩みに悩んで、わくわくが止まりませんでした」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【なんか飛んでる!?】
 
モルガン:
「これはミニ・ヴォーティガーン。地味に傑作だと思います」
「さぁ、これを食すことができますか、マスター?」
「私はその様子を楽しく眺めさせてもらいましょう、くすくす……」
 
 
【ミニ・ヴォーティガーン】
 モルガン・ル・フェが魔術で創り上げた使い魔。
 チョコレートの身体からウイスキーを原料とした火を吹き、
 クッキーの翼で闊達に飛び回るその姿はまさに魔竜。
 食うのも命がけ。けれど、真の勇者なら食することも可能であろう。
 
 

モルガン・ル・フェ〔ハロウィン〕

 
(お菓子だらけのマイルーム)
 
選択肢:
【ハロウィンだー!?】
【何度目だエリちゃん】
 
(1:ハロウィンだー!?)
モルガン:
「お呼びとあらば登場、あなたの魔女、モルガン・ル・フェ・ハロウィンバージョン!」
 
(2:何度目だエリちゃん)
モルガン:
「残念、可愛いモルガン・ル・フェちゃんハロウィンバージョンでした!」
 
(共通)
モルガン:
「ですがマスター。実はこの部屋を見て思いついたものがあるのです」
「それはきっとマスターも一度は夢見たものでしょう」
「私はそれをマスターにあげたいと思って、創り上げてみました!」
「見ていただけるでしょうか。喜んでもらえるのは嬉しいのですけど」
 
選択肢:
【なにそれ気になる!】
【見せて見せて!】
 
(共通)
モルガン:
「うふふ……」
「では、招待しましょう。私のお菓子たくさん理想郷(アヴァロン・ハロウィン)へ」
(プレゼントエフェクト)
 
 
【お菓子の楽園】
 トンネルをくぐった先は―――
 
 モルガン・ル・フェの創り上げた理想郷。
 それはまるでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家。
 さぁスイーツでハッピーな毎日をここで過ごそう。
 ここではカレンダーの全てがハロウィン・ディ!
 
 でも気をつけて。
 魔女の創り上げた理想郷。ソレはきっと、君を返さないための罠かもしれない。
 
 

ラダマンテュス

 
ラダマンテュス:
「………」
「………」
「………」
 
選択肢:
【何か言って!】
【ゆ、有罪ですか!?】
 
(1:何か言って!)
ラダマンテュス:
「………う、うん」
 
(2:有罪ですか!?)
ラダマンテュス:
「……ごめん。ノーギルティ」
 
(共通)
ラダマンテュス:
「今日、は、バレンタイン」
「………だから。チョコ、作った」
「それ。マスターに、あげる」
(プレゼントエフェクト)
 
選択肢:
【ありがとう!】
 
ラダマンテュス:
「う、うん。……その笑顔、無罪」
「自慢じゃないけど、こだわりだから、美味しい」
「………」(照れ顔)
「………後で。感想、聞かせて欲しい」
 
 
【甘い判決】
 チョコレートでできた小槌とビスケットでできた音響台。
 小槌の持ち手はクッキーなので手が汚れることもない安心設計。
 カンカンと裁判官ごっこして遊ぼう。
 ビスケットが割れたらそのときは食べ頃だ。
 
 「美味しく食べて。そうじゃないなら有罪」
 
 

黎利

 
黎利:
「こんにちは、マスターさん。今日も元気そうですね」
「実は小耳に挟んだのですが、本日は女性が親密な方に菓子を贈る日であるとか」
 
選択肢:
【バレンタインデーだね】
【もしかして、くれるの?】
 
(1:バレンタインデーだね)
黎利:
「ゔぁれっ……ええ、噛みそうな発音ですね」
「西欧の文化はちょっと慣れません」
 
(2:もしかして、くれるの?)
黎利:
「ええ!」
「そのために少々、キッチンを借りて設えてまいりました」
 
(共通)
黎利:
「では、こちらを受け取って頂ければ」
(プレゼントエフェクト)
「カフェスアダーです」
「面食らっているようですね。これは、ミルクの代わりに練乳を使ったコーヒーなのです」
 
選択肢:
【甘すぎない!?】
 
黎利:
「そんなことはありませんよ。コーヒーの苦味と絶妙なバランスで絡み合う、ベトナムの名物です」
「では、一緒にカフェしませんか? 私もマスターとゆっくりお話がしたい」
 
 
【龍神のカフェスアダー】
 独特なコーヒーフィルターを使用して抽出したコーヒーに
 コンデンスミルクを入れ、冷やしたアイスコーヒー。
 コーヒー豆の特産地であるベトナムならではの名物である。
 これを求め、わざわざベトナムまで飛ぶ旅人も多いとか。