ラウラ・ファーガセンハイト

Last-modified: 2018-08-16 (木) 22:43:33
古綿市聖杯戦争

【名前】ラウラ・ファーガセンハイト
【容姿】長い黒髪に浅黒い肌が特徴的な女性
【HP】5/5
【令呪】 3/3
【筋力】D:1
【耐久】D:1
【敏捷】D:1
【魔力】D:1
【幸運】D:1
【スキル1】数秘術:マスターの英雄点を5点減らす。遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを0にする。
【スキル2】使い魔(周囲探索):移動フェイズで任意の1エリアにマスターがいるかを知る事が出来る。
【スキル3】使い魔(対象調査):相手マスターの容姿を確認した時点でマスターのキャラシートを閲覧できる。
【その他】秩序・中庸 人属性

マテリアル

 外国語表記:Laura Vergessenheit
 身長:174cm / 体重:58kg
 スリーサイズ:B90/W59/H86
 イメージカラー:くすんだ白
 特技:美術品の鑑定
 好きなもの:なし / 苦手なもの:人間、人混み
 CV:加隈亜衣
 どこかくたびれた印象のある女。23歳。

略歴

ドイツに端を発する古い魔術師の家生まれの女性。
継承する魔術刻印自体は衰亡こそしていないものの成長は遅々。家の格としてはギリギリ没落を免れているというレベル。
その癖して上昇志向が強い一族であり、典型的な貴族主義の家の魔術師。
より良き子孫のために優秀な血であればなりふり構わず取り込み、代々家督を次ぐ者には様々な英才教育を施してきた。
ラウラの浅黒い肌はその影響。ラウラ自身、魔術によるデザインベイビーである。
そんな家の長女として生を受けたラウラは一族にしては例外的に優秀な魔術回路を備えていた。
(逆に言えばここまで試行錯誤してようやくこのレベルということでもあるのだが)
そのため幼い頃から半ば虐待じみた教育を受けて育ち、血筋の期待を一身に背負って時計塔へ入学。
在籍期間はそこそこな長さになっている。現在は天体科に所属しているものの、内心は考古学科への転属を願っている。

人物

長く伸ばした黒髪に碧眼。浅黒い肌が特徴的。スタイルは相当いい方。器量も悪くはない。
ただ生来の性根と周囲からの切願という積年の重みが表情にも影響を与えており、滅多に笑わず浮かべるとしても冷笑ばかり。
まるで軽やかさの無い顔ばかりしているので出会った人間からはいまいち美人と思われない。
時計塔にもそこそこの数がいる、いかにもな貴族の娘。勿論、魔術師としての理念と常識、冷酷さも備えている。
―――というのは表向きの、言うなれば生まれた時から矯正されてきたペルソナ。
本来のラウラは悲観論者、厭世主義者。人嫌いで、非常に後ろ向きな性格。
幸福になりたいとは思って努力はしても、幸福というものが何か分からない。
魔術師然とした教育を受けてきたが、実家の貴族主義が実力に裏打ちされていない形だけのものという意識を幼い頃から持っている。
そのため魔術師としても貴族としても染まりきっていない。ちょっとしたことでそれが顔を覗かせる。
また、自分の才能が努力しても「一流」で頭打ちであり家が望むほどの成果は出せないという冷静な自己分析も持っている。
聖杯戦争に参加する理由も彼女自身に主体的な願いはない。
血筋が望む根源到達のために『正しい魔術師として』挑む。大抵の行動指針に己がなく、常に他の理由が優先される。
この戦いで自分が命を落とすこともラウラにとっては他人事のような話であり、そういうものなのだと納得という諦めに陥るようだ。
察しが良く賢い癖に、自分の幸せが分からない代わりに他人の幸せを支えていればいつかは自分も幸せになれると本気で考えている。

能力

属性は「風」。魔術系統はカバラ。
ファーガセンハイト家の数少ない長所である希少な属性を備えてはいるが実力自体は優れてはいるものの非凡というほどではない。
またどちらかといえば一を磨くより多くを納めてそれらを活かす方が得意。
家の教えにより本人は研ぎ澄まされた一を身につけることほど多くに優れることに価値はないと考えているため軽視しがち。
思考パターンにもそれは現れていて、ラウラはつい正道を選んでしまうが本当はその場の手札を駆使して応用を効かせる方が合っている。
性格的に後ろ向きであることは慎重さや用意周到さに繋がるのだがこれもまた本人は認めようとしない。