ルキウス・ミシャンドラ

Last-modified: 2018-02-11 (日) 23:08:34

【クラス】アヴェンジャー
【真名】ルキウス・ミシャンドラ
【容姿】燃えるような赤い髪と銀色の鎧。/燃えるような赤眼のついた山羊頭に、鳥の体を持つ黄金の蜘蛛。
【英雄点】40(ステ20点・スキル20点)令呪3画使用
【HP】30/30
【筋力】A:5
【耐久】A+:6(7)
【敏捷】A:5
【魔力】D:2
【幸運】E:1
【スキル1】忘却補正A+
10:同盟を組んでいない場合、自分の筋力・魔力・敏捷・幸運を3ランク上げて扱う。(上限8)
【スキル2】羅刹の武芸A
5:同盟を組んでいない場合、物理攻撃時に補正値4、物理防御と先手判定時に補正値3を得る。
【スキル3】帰還の時来たれり
5:HPが0になった時、1度だけHP1で耐える。
【宝具1】『咲き乱れ、赤雷の花(フロレント・アナゲンネーシス)』 1/1
【ランク・種別】対軍宝具・A+
【効果】物理攻撃時に補正値10を得る。
    相手がこの宝具によりダメージを受けた場合、次の巡の間クラススキル以外のスキルによるプラス補正値を得られない。

【宝具2】『抹消式・ミシャンドラ』 1/1
【ランク・種別】ランク不明:種別不明
【効果】シート作成時、令呪を1消費する。前衛一名を対象として、巡の始まりに使用できる。
    その者はこの巡の間、クラススキル以外のスキルによるプラス補正値を得られるのは2回までとする。
    この宝具はアヴェンジャーが対象を撃破した時、回数を1回復する。

【その他】混沌・悪・地・魔性

マスター

【名前】幻霊『アーバン・レジェンド』
【容姿】曖昧で不明で、根拠のない『風の噂』。……ただ、これを信じる者がいる事もまた事実。
【令呪】0/0
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】B:4
【魔力】C:3
【幸運】E:1
【スキル1】存在補強:自分のサーヴァントの最大HPを15増やす。
【スキル2】特権召喚:エクストラクラスの召喚が可能となる。
【その他】信じるか信じないかは、あなだ次第です。

真名:ルキウス・ミシャンドラ
出典:蒼銀のフラグメンツ/ネットミーム
地域:ローマ/ネット
属性:混沌・悪・地・魔性
性別:男
イメージカラー:赤/金
特技:剣技/DEL
好きなもの:アーサー/戦争
苦手なもの:元老院/本、写真、映像
天敵:アーサー/記者、ネット世代の若者
一人称:俺、俺(ローマ)/我 二人称:お前/貴様

 

架空の人物は、時が過ぎて行くと共に後世の人間から実在したと勘違いされる場合はある。
根も葉もない捏造話でも、その流布が広がるにつれて事実だと誤認されることもある。
どちらも虚構が現実を侵すケースだ。
それを信じるか信じないかは、受け取る側のあなた次第。

 

 

剣帝ルキウス・ヒベリウス。
優れたカリスマと、東方の猛者たちから羅刹(ラクシャーサ)と恐れられた戦士である。
かつては欧州大陸の大半を手中に収め、騎士王アーサー・ペンドラゴンに一騎討ちを挑んで敗北した。

 

……ルキウス・ヒベリウスなる皇帝は、ローマ史上に存在しない。

 
 

悪魔総統ミシャンドラ。
ソロモン王の使い魔である魔神の中に、七十三番目に位置する大悪魔。
地獄での地位は大公爵。兵法と軍事に長け、世界中に戦争をふりまく。
その名自体が不吉とされ、またミシャンドラは知られることを嫌うため、
その実在が書された文献が皆無に等しい。

 

……ミシャンドラなる魔神は、魔術王の配下に存在しない。

 

ルキウスはブリタニア列王史で登場した架空の王であり、
ミシャンドラはそもそもネットの作り話にすぎない。
両方共、英霊になり得ない『幻霊』だ。

 

このサーヴァント、この霊基は、かつて新宿の特異点で跋扈した犯罪紳士の尖兵『ヘシアン・ロボ』に似たものだ。
ありもしない者同士が幻霊『アーバン・レジェンド』により結合を果たした産物である。
それは意図的なものではなく、先の事件に含まれたいくつかの残留情報……
『アーサー王と似て非なる者』、『魔神柱』、『幻霊融合』が、新宿幻霊事件の”再演”に触発されて、
連鎖召喚を引き起こした結果。まさに、『裏新宿のアヴェンジャー』と言うべき存在だ。

 

消失から甦った皇帝は、かつて果たせなかった覇業を成し遂げようとした。
新たに誕生した悪魔は、自分の実在に困惑を隠せないものの、成すべきことははっきりわかっている。

 

一つの身体に内包される二つの意思、最初の会話はすぐに終わった。
真なる存在になるために、不確かな霊基を確実のものにするために、まずは”食事”だ。
バレルタワーに残された魔神バアルの残留情報をいただくために、彼らは裏新宿を彷徨う。

 

 

●『抹消式・ミシャンドラ』
伝承によると、ミシャンドラは知られることを嫌うあまりに、彼の存在を言及したすべての証拠・文献を抹殺したとされる。
ミシャンドラを封印した本人であるソロモン王でさえ、書物にその名を書き込もうとすると紙が14分断され、
結局書き込めなかったという伝説が残っている。

 

……無論これは虚構である。
だがこれにより顕現した彼は、この情報を切り離し、消すための術式を手に入れた。

 

対象の情報を剥がし、それを情報の集合体である『アーバン・レジェンド』が取り入れることで存在を補修・強化していく。
サーヴァントはとどのつまり、”座”からダウンロードした情報を実体化させたもの。
持参した情報を失ったサーヴァントはその分、スキルや宝具の効力が薄れたり、使用不可になったりする。
上位の武器破壊(アームブレイク)に相当する宝具と言えるが、こちらはステータスの対抗判定を飛ばして装備を脱がすチート技である。

 

●『咲き乱れ、赤雷の花(フロレント・アナゲンネーシス)』
魔剣クラレントの兄弟剣となる魔剣フロレント。
支配を象徴するこの剣は赤雷を放ち、さらに花神フローラの加護をも受けている。
再生(アナゲンネーシス)……生命力を司るフローラの力はルキウスの魔力を大樹の如く増大させ、
荒れ狂う赤雷は対象を飲み込み蹂躙した後、魔力に還元して回収する半永久機関となる。
ミシャンドラと混ざった結果、更に対象の情報を打ち砕く特性を手に入れた。