「此処が此度の涙橋――中野竹子、いざ参る!」
【クラス】ランサー
【真名】中野竹子
【容姿】薙刀を携えた少女
【英雄点】30点(ステ16・スキル14):令呪0画消費
【HP】15 / 15
【筋力】C+ :4
【耐久】D+ :3
【敏捷】A :5
【魔力】D+ :3
【幸運】E :1
【スキル1】仕切り直し(機動):D
5:先手判定と逃走判定時、補正値5を得る。
【スキル2】心眼 C
4点:物理攻撃時、補正値3を得る。先手判定時、補正値3を得る。
【スキル3】縮地 D
5点:物理攻撃時、補正値4を得る。先手判定時、補正値3を得る。
【宝具1】『嗚呼壮烈、会津娘子』(かずにもはいらぬ、わがみながらも) 1/1
【ランク・種別】D:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
【効果】物理攻撃と物理防御時に補正値10を得る。
相手が男性であるか、相手の判定に使用する能力値が自分のそれより高いことが条件。
能力値を比べる相手が複数、もしくは存在しない判定では使用できない。
相手の能力値が自分より高い場合、その差分値と同値だけマスターがダメージを受ける。
【その他】属性:中立・善。天地人:人。女性。処女。
泥
キャラクター個人データ
真名:中野竹子
クラス:ランサー
出典:史実
性別:女
身長・体重:156cm・47kg
地域:日本
年代:19世紀
属性:中立・善
好きなもの:御雛様、お風呂
嫌いなもの:薩長
ステータス
筋力:C+
耐久:D
敏捷:A
魔力:D
幸運:E
宝具:D
クラス別スキル
・対魔力:E
幕末に魔力とかそういうのねぇから!
神秘の薄い時代の英霊のため対魔力がほとんど期待できない。
申し訳程度のクラス別補正である。
・仕切り直し:C
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。
また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。
同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。
保有スキル
・心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
・縮地:D
瞬時に相手との間合いを詰める技術。
多くの武術、武道が追い求める歩法の極み。
単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合って完成する。
・麗しの純潔:A++
ユニークスキル。
男性に対する魅了系スキルと女性に対するカリスマを内包する。
純潔を保とうとする限りは効果にさらに補正がかかるが、喪うと失効する。
天性のくっころ強度。A++ともなればR-18でも入浴時すら謎の光や影や煙や補正が入る。
宝具
『嗚呼壮烈、会津娘子』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
かずにもはいらぬ、わがみながらも。
武士と呼ばれる人々が備えていた自身の肉体を戦闘用に作りかえる自己暗示。
彼女の場合は薙刀に辞世の句の短冊を括りつけることでスイッチが入り、瞬間的かつ爆発的に自己の全ステータスを強化する。
英霊と化して後、彼女に力を貸す無数の女たちの助けを得て昇華され、相手が何者であれ、対抗できるまで全ステータスを強制的に強化する宝具と化した。
たとえ相手がギリシャの大英雄であろうとその性質には全く劣化がないが、そのぶん消費魔力がランサーにあるまじき青天井となっている。
『命咲キ散レ、恋ナキ乙女』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:22人
かずにもはいらぬ、わがみながらも。
霊基外骨格を展開、補助武装を稼働させ一斉射撃を加えつつ突撃を敢行する。
補助武装は竹子以外の娘子隊が制御するため、同時に捕捉できる標的は22体まで。
この宝具の技術的意義は、敢えて機械装備という異物を介在させることで英霊が本来成し得ない“己の逸話の先”に手を伸ばすことが可能なことにある。
中野竹子の一部として現界している以上、彼女の霊基を補強している娘子隊は本来彼女と共に戦った際の薙刀や刀しか持ち込むことが出来ず、
通常時の『嗚呼壮烈、会津娘子』は極端な話をすれば「凄い勢いで突っ込んで斬る」攻撃しか出来ない(まさしく竹子の死に様の通りに)。
だが、この装備により娘子隊は一部が竹子の死後に選択した銃砲の運用が可能となったのである。
ただし魔力の投射が散漫になるため、『嗚呼壮烈、会津娘子』より単体あたりの打撃力は低下する。
史実上の人物像
会津藩江戸常詰勘定役中野忠順の長女。
幼少より聡明で、容姿端麗、男勝りの女丈夫として知られた。
経書や史書を修め詩文や和歌を嗜み、薙刀術と短刀術を学び、特に薙刀は免許皆伝ほどの腕前であったと言う。
戊辰戦争に際し娘子軍を結成、反対を押し切り戦列に加わるが涙橋の戦いにおいて銃弾を胸(頭とも)に受け負傷。
首級を敵に渡すのを良しとせず、妹により介錯された。享年は18(22とも)。
辞世の句は「ものゝふの猛きこころにくらぶれば 数にも入らぬ我が身ながらも 」。
この句を認めた短冊を薙刀に結び付けて戦っていたという。
聖杯戦争TRPGにおける人物像
カルデアの非常勤管制官、衛守虎葉が召喚したサーヴァント。☆1。
非常に脆弱で格が低く、かつ宝具に致命的な反動があるため藤丸に移管することなく虎葉が預かっている。
単純一途ながんばり屋で、雑用や番外のオーダーのために日々カルデアを走り回っている。
生前ゆえにえっちなことに耐性がないが、一方で妙に純朴で皮肉が通じないときがある。
武器
「無銘・薙刀」
竹子の使用した薙刀。首が葬られた法界寺に収蔵されている。
業物ではないが、彼女の象徴とも言える武器であるためある程度の信仰を得ている。
別側面
中野竹子は本来、ランサー以外に適合クラスを持たない。
・中野竹子〔バーサーカー〕
水着。☆4。
ひと夏のアバンチュールと水着の開放感で狂化した状態。
有り余る金鯖パワーで娘子隊を擬似サーヴァントとして実体化させることができる。
反面、水着が恥ずかしいので敏捷が著しく下がる。
・霊基外骨格改二
試験的にダ・ヴィンチちゃん謹製『試製霊基外骨格改二』を装備した銅鯖ちゃん。
ランサー・エクステンド。
補助魔力炉心によってカルデアのサポートなしに連続168時間の作戦行動が可能になった他、
戦闘を控えれば長期間の現界続行を可能とする。
また、格納された霊基外骨格を展開することで英霊の身体能力を一時的に補強することが出来る。
ただし、これら機械部品は英霊にとっては異物以外の何でもなく、強力な霊基の英霊ほど拒絶反応が強い。
中野竹子はおよそ英霊としては霊基数値は底の底だが、
それでも霊基外骨格は攻撃時の瞬間展開が限界である。
……結論から言えば、この装備は失敗作ということになった。
因縁キャラ
・衛守虎葉:マスター。自分を唯一の手札として扱ってくれる人。内心はとても感謝している。
・新島八重:生前の友人。仲は良かったがやや複雑なコンプレックスを抱えている。
・土方歳三:知り合ったのが会津時代なのでサーヴァントとしての彼はだいぶイメージと違う。
・楠木正成:楠木公。憧れと同時に、自分は逆賊の汚名を浴びた側のため負い目を感じる人。
・船坂弘:兵隊さん。一人の戦士と認めてくれたのが、たまらなく嬉しい。
・カルナ〔オルタ〕:金ぴかさん。皮肉があまり通じないので単純にいい人だと思っている。
・中沢琴:同時代出身のサーヴァントなので気になっている。神秘の薄い時代なので同輩が少ないのだ。
・松浦武四郎:同時代のサーヴァント。自分の文人としての部分を知っていてくれたのが嬉しく、少しこそばゆい。
・阿弖流為:亜種並行世界で共に戦ったサーヴァント。頼りになるおにいさん。
・ディートリヒ・フォン・ベルン:亜種並行世界で出会った仲間。いつか、また逢うと約束した。
セリフ例
一人称:私 二人称:貴方 三人称:(適当なあだ名)さん
「フフフ、無事初陣も飾れたし、次も大暴れよ!ヤエちゃんに座で自慢しちゃおっと!」
「ふんだ、これでも地獄は人並みに見てるわ!よーしいくわよ!」
「承知!会津娘子の戦意地、とくとご覧あれ!」
「わかってる。ちゃんと役に立つわ。……今度こそ、中野竹子はちゃんと役に立ってみせます」
「っく……ぅう、ひっぐ……ごめんなさい……信じてくれたのに、ちゃんとやれなくて、ごめんなさい……
私、今度こそ役に立てるって、ちゃんと戦えるって思ったのに
また役立たずだった!また、ただの女だった!……ごめんなさいマスター……ごめんなさい……!」
●中野竹子
一人称:私 二人称:貴方 マスター:マスター
・キーワード
:属性・中立だけあって実は大義を重んじるタイプではない。戊辰戦争に関してもくよくよ考えてはいない。
:薙刀でもイケるし!女だからって甘く見るなし!が基本スタンス。
:だいたいにして沖田さんがいるから性別とか武器とか言い訳にもできない。
:というか実際いわゆる型月BUSHIなので普通に弾丸より速く動ける。が、まぁ不意打ちや英霊クラスが相手の場合は是非もない。
召喚 | 「ふっふっふ……ついにこの時が来たのね! 問おう、貴方が私のマスターか! ……あれ、私☆1!? ウソぉ!?」 |
レベルアップ | 「大事なのは練度なのよ、うん……」 |
霊基再臨 | 「なによ……私だって、お洒落ぐらいするわ」 (第二形態。リボンがつく。) |
「えっ、洋装?……座で八重ちゃんが着てて、可愛いなって」 (変化無し) | |
「よーし、気合入れていきましょう! えい、えい、おー!」 (第三形態。襷掛けに) | |
「……さぁ、参りましょうマスター。中野竹子、地獄までお供します」 (最終再臨。蒼天を見上げる。中野竹子殉節碑と同じ姿) | |
戦闘セリフ | |
戦闘開始 | 「いざ、決戦の時!」 |
「ここは娘子隊が参ります!」 | |
スキル | 「いくわよ、娘子隊!」 |
「やるわ、やってみせる!」 | |
カード | 「はい」 |
「承知」 | |
「ご下知とあれば」 | |
宝具カード | 「此処が此度の涙橋……中野竹子、いざ参る!」 |
アタック | 「せぇやっ!」(Aは薙ぎ払い2連) |
「はっ!」(Qは多段突き) | |
「えぇいっ!」(Bは大上段) | |
EXアタック | 「娘子隊、前へ!」(EXは娘子隊を呼び出し集団突撃) |
宝具 | 「ものゝふの 猛き心に比ぶれば――…… 『嗚呼壮烈、会津娘子(かずにもはいらぬ、わがみながらも)』!!」 |
ダメージ | 「きゃあっ!?」 |
「ぐぬぬー、負けるもんですかぁ!」 | |
戦闘不能 | 「生け捕らるな……恥辱を……受け……」 |
「結局……私には、何も……」 | |
勝利 | 「やったぁ! 八重ちゃん、見ててくれた!? 薙刀だってやれるんだから!」 |
「ふぅっ……マスター、大丈夫だった?」 | |
マイルーム会話 | |
「もー、のんびりしてる場合じゃないでしょ。一に鍛錬、二に鍛錬よ!」 | |
「ええ、貴方が私の主様よ。貴方は私に退いていろ、とは言わないものね?」 | |
「もう鉄砲にだって遅れをとるつもりはないわ! だいたい、真正面からくればあのぐらいかわせたんだから! ホントよ?」 | |
「さすが、トシさんもとっくに喚ばれてたのね。 ……でもあの人、あんな怖い顔をする人だったかしら?」 (土方歳三 所属) | |
「私が貴方を覚えてる。貴方が私と同じ時間にいる。 ……それだけで十分。それだけで、十分よ。また逢えたわね、八重ちゃん」 (新島八重 所属) | |
好きなこと | 「お風呂は好きよ。……あ、マスター。覗いたらコロスからね」 |
嫌いなこと | 「鉄砲……うぅ、八重ちゃんに他意はないけど! でもやっぱりズルいわよアレ!」 |
聖杯について | 「聖杯の使い道? そりゃあもちろん…… ど、どうしようかしら。☆5にしてもらう、とか……?」 |
絆Lv.1 | 「さぁ、こうして召喚されたからにはばりばり活躍するわよ! 矢でも鉄砲でも持っていらっしゃい! ……何よその顔! 今度は絶対大丈夫だったら!」 |
Lv.2 | 「ふーんだ、どうせ私はハズレサーヴァントですよーだ! 大英雄の皆さんとどーぞご活躍してらっしゃいませ!」 |
Lv.3 | 「……ね、ねぇ、マスター、私のこと、無理して使ってない? ……そう。それなら、いいんだけど」 |
Lv.4 | 「私、役に立ててる? もし弾除け程度にでも役に立ててるなら……もう、置いていかないでね。お願いよ」 |
Lv.5 | 「大丈夫。たとえこの身が砕けようと、どんな恥辱を受けようと、貴方だけは守ってみせる。 たったそれだけやり果せたら……それが、竹子の本望です」 |
イベント | 「マスター、林檎の準備はいい? 聖晶石と諭吉さんは足りてる? さぁ、戦の時間よ!」 |
誕生日 | 「あら、お祝い事? じゃあ、今日は腕によりをかけるわね!」 |
●中野竹子〔エクステンド〕
一人称:私 二人称:貴方 マスター:マスター
・キーワード
:霊基外骨格改二を背負った銅鯖ちゃん。
:凍結したカルデアを脱出し、虎葉さんと共に無人の地表を流離う。
:性能的には役割に応じて最適化がなされており、こちらのほうが扱いやすい。
霊衣開放 | 「試製霊基外骨格起動、ランサー・エクステンド、オールグリーン。 ……これが新しい私。上手く使ってね、マスター」 |
レベルアップ | 「まだまだ強くなれる。まだまだ、強くならなくちゃ!」 |
戦闘セリフ | |
戦闘開始 | 「補助魔力炉起動。……娘子隊、出撃!」 |
「中野竹子改二、いざ参る!」 | |
スキル | 「次弾、装填!」 |
「狙えー、筒!」 | |
カード | 「任せて!」 |
「ええ、いきましょう!」 | |
「大丈夫よ、主様」 | |
宝具カード | 「私は……あの涙橋を、超えてみせるッ!」 |
アタック | 「せぇやっ!」(Aは薙ぎ払い2連) |
「このこのこのォッ!」(Qは小銃連射) | |
「ええいっ……撃てぇッ!」(Bは大上段から砲撃) | |
EXアタック | 「出力最大、ぶつけるわよ!」(EXはスラスターを吹かして防盾を構え突撃) |
宝具 | 「ガ……アァァァァッ!! 娘子隊、構エ……撃ェッ!! モノゝフノ 猛キ心ニ比ブレバ――…… 『命咲キ散レ、恋ナキ乙女(かずにもはいらぬ、わがみながらも)』!!」 |
ダメージ | 「くうううっ!?」 |
「負けられないんだ……!」 | |
戦闘不能 | 「ダメ……倒れちゃ……セイバーと、約束が……!」 |
「主様……ごめん……ごめん、なさい……!」 | |
勝利 | 「只人の身なれど、胸に桜の心意気! 中野竹子は、会津の女よ!」 |
「八重ちゃん……私は、もう絶対負けないから!」 |