夜刀神

Last-modified: 2019-06-23 (日) 15:33:48

キャラシート

 
【クラス】アポトーシス(アルターエゴ扱い)
【真名】夜刀神
【容姿】蛇のように狡猾な笑みを浮かべる少女
【英雄点】35:(ステ17点・スキル18点):30+5、令呪消費1
【HP】5 / 5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】A+:6(7)
【魔力】E:1
【幸運】A+:6(7)
 
【スキル1】境界にて:A
10点:先手判定時、補正値5を得る。
交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【スキル2】変化:B
5点:先手判定と逃走判定時、補正値5を得る。
【スキル3】呪術:A
3点:奇襲攻撃時、補正値5を得る。
 
【宝具】『標の杖、其の果ては黄泉(いきはよいよい、かえりはこわひ)』 1/1
【ランク・種別】EX:対命宝具 レンジ:1~99 最大補足:10人
【効果】自身の奇襲攻撃時に発動できる。その攻撃を敵前衛全てへの攻撃に変更する。
この攻撃でダメージを受けたサーヴァントは、次の防御判定時に1度だけ補正値-3を受ける。
 
【その他】中立・中庸 天属性 神性
 

「くふ────存分にかわいがってくれようか、童」
 

プロフィール

【元ネタ】日本神話
【CLASS】アポトーシス
【マスター】黄龍焔 雲仙
【真名】夜刀神
【性別】無性(人格的には女性寄り)
【体高・体重】 136cm・43kg
【外見・容姿】蛇のように狡猾な笑みを浮かべる少女
【スリーサイズ】54/41/49
【地域】日本
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】神性・竜種

筋力■■■■E耐久■■■■E
敏捷■■■■■A+魔力■■■■E
幸運■■■■■A+宝具■■■■■

クラススキル

境界にて:A
生と死の狭間に立った者。生物全てに対して等しく"恐怖"という信仰を与える存在、死。
その具現であることを著すクラススキル。彼女がアポトーシス(死滅因子)であるが所以。
人の地(田)と神の地(山)を区分するための標の杖を立てられたことに由来するスキル。
その攻撃は必ずや対象に対して死をもたらす。逃れる術は天に祈るのみ。
 

固有スキル

変化:B
文字通り「変身」する。東洋のサーヴァントは「借体成形」とも呼ばれている。
彼女は谷や葦原などといった、人による開拓以前の野生状態の自然の神格化と言われている。
故にあらゆる形で生命に対して牙を剥く。その死の姿形は千差万別。
 
呪術:A
古来からアジア、中東、南米などに伝わっている魔道。あるいは古典的呪術の類。
その姿を見た物は例外なく一族郎党死に耐えるとも謡われる死の化身たる夜刀神は、存在そのものが原初の呪いと言える。
死の境界に立つが故に、望む相手に死の呪いを刻むことが出来る。
 
神性:A
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
神霊そのものと言える存在ではあるが、死の化身として現界した為Aランクの現身という事となっている。
 

宝具

【宝具】『標の杖、其の果ては黄泉(いきはよいよい、かえりはこわひ)』
【ランク・種別】EX:対命宝具 レンジ:1~99 最大補足:10人
 
「此より上は神の地と為すことを聴(ゆる)さむ。此より下は人の田と作(な)すべし」
 
箭括氏を率いる豪族、麻多智により立てられた標の杖が宝具となった代物。
彼女らは行方郡の郡家の周辺の原野に群生する竜種であったが、この標により人の領域と死の世界が分けられた。
以後、祟りのないように社が創建され彼女らは神として崇められたと言われている。
この宝具はその状況を疑似的に再現し、領域を踏み越えた存在に回避不能の死を与える。
彼女の与える死は、一族郎党皆殺しにするほどの力を持つが、サーヴァントとして
ランクダウンしているため、即死すらもままならない。だが広範囲への即死の可能性
を孕む攻撃はそれだけで聖杯戦争の脅威と言えるだろう。
 

解説

『常陸風土記』において語られる群棲の竜種。
風土記においては頭に角を生やした蛇と語られ、その姿を見た物は一族郎党死に絶えるとすら言われる強力な呪術を孕んでいた。
だがその地を訪れた箭括氏を率いる首長、麻多智の手によって退治され標の杖を建てられた。
結果として死の国と人の領域は分かたれ、その後彼女らは神として奉られたという。
 
この逸話は人々が荒れ果てた地を開墾した様子を神話として語ると同時に、
人間が神々(すなわち自然)を乗り越えて神代から人の時代へ移り変わるというエピソードを示す。
それと同時に、結局のところ人は"死"を乗り越えられずに追いやるしかできなかったという部分も示す。
彼女はそんな、逃れられない死の具現として此度は現界した。
 
蛇状の肉体を持ち、呪術や祟りを孕む神、という存在は日本各地に伝承が残っており、
また田畑開墾という性質上から日本・諏訪地域において信仰されるミジャグジと同一視されていると聞くが真偽は不明。
豊穣をもたらすミジャグジと死を司る夜刀神は表裏一体という事だろうか。ともあれ彼女は今回は蛇に似た姿で現れる。
 

性格

非常に大人の余裕を醸し続けるが、意外と悪戯と話すのが好き。
杖によって分かたれた人と交流するのが非常に珍しいのかよくちょっかいをかける。
好物は当然人の魂。特に若く生気に満ちた若い少年の魂が好き。ショタコンではない。
だが彼女から見れば人間など全員少年少女なので、人間ならば全員"童"呼びする。
 
 

因縁キャラクター

黄龍焔 雲仙
手のかかる童。だがその我儘の叫び声もまた面白い。
彼と組むと反抗期の息子と組んでいるようで飽きない。
実は遠い遠い祖先。彼の中の竜の因子は彼女由来。