天女アフア

Last-modified: 2018-05-31 (木) 21:51:22

シート

【クラス】アルターエゴ
【真名】天女アフア
【容姿】角と羽が生えたようじょ
【英雄点】35点(ステ19点・スキル16点):令呪1画消費
【HP】30 / 30
【筋力】E(++):3
【耐久】D(+):3
【敏捷】B(--):2
【魔力】A(+++):8(10)
【幸運】E:1
【スキル1】増幅する悪意(断片) C
10点:キャラシート作成時、令呪を1画失う。
    物理攻撃と魔術攻撃と物理防御と魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル2】駄馬の調教 C
5点:英雄点5を得る。猛獣属性を持つか「駄馬」状態の相手に対する魔術攻撃時と物理防御時、補正値5を得る。
【スキル3】黄金律(体) B
1点:HP15を得る。
【宝具】『嗚呼愛しき貴方、牧草でもいかが?』(アフア・ラヴーシュカ) 1/1
【ランク・種別】D:対人宝具
【効果】攻撃を行う代わりに代わりに使用できる。
自分以外の前衛は、1D6でダイスロールを行い奇数が出た場合、「駄馬」状態を付与される。
駄馬:次の手番時に一切の行動をとれない。また、アルターエゴが脱落するまで、全ての判定に補正値-5を与える。
【その他】混沌・中庸 天属性

※アルターエゴとしての泥は追記予定

キャラクター個人データ

真名:アフア
身長:132cm / 体重:31Kg
出典:モンゴル神話
地域:ユーラシア大陸
属性:混沌・中庸 / 隠し属性:天
性別:女性
イメージカラー:薄い紫色
特技:調教
好きなもの:素直な家畜、たくましい男
嫌いなもの:素直じゃない奴、うるさい女
天敵:鉄の英雄

パラメーター

筋力■■■■■D耐久■■■■■D
敏捷■■■■■E魔力■■■■■A+
幸運■■■■E宝具■■■■■D

クラス別スキル

・陣地作成:B
「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地を作り上げる。
アフアは家畜を放牧する「牧場」を作成できる。
・道具作成:B
「魔術師」のクラス特性。魔力を帯びた器具を作成可能。
アフアは猛獣や家畜を調教するための道具に特化して作成可能。

保有スキル

・増幅する悪意:C
魔神マンガタイ経由で得た『姿なき王』シャルモ・カンの権能の断片。
周囲を暗闇で覆いつくしたり、怪物を呼び寄せることができる。相手がキャスターに恐怖を抱くたびに全ステータスが向上する。
・調教術:A
動物に対する指揮及び調教能力を示すスキル。ランクが高いほど、自身が使役する動物のステータスを向上させ、また動物に対する攻撃時に有効なボーナスを得ることができる。
・高速神言:B
神代(神が治めていた神話時代)の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。
・黄金律(体):B
女神の如き完璧な肉体を有し、美しさを保つ。どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。「天性の肉体」スキルとは異なり、筋力のパラメーターへの影響は存在せず、美しさが保たれるというだけの効果。アフアが住んでいた赤い火のような空の国は非常に暑い国であり、アフアは無駄な脂肪のないスレンダーな体をしている。

宝具

『嗚呼愛しき貴方、牧草でもいかが?(アフア・ラヴーシュカ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:20人
英雄ゲシル・ボグドーを馬へと変化させ、家畜としてこき使った逸話が宝具として昇華したもの。瓶詰にした自身の体液を銀の盃から周囲にばらまき、その体液を浴びたものを馬へと変化させる。馬へと変化したものはアフアの家畜となり果て彼女の意向に背くことが難しくなる。

解説

ユーラシア大陸のモンゴル地域で伝わっているテンゲリ(天の神)にかかわる神話に登場する魔神マンガタイが一人。赤い火のような空の国を治めるガル・チュラン・テンゲリという王がいた。その王の娘の名はアフアといったが、ゲシル・ボグドーは第一夫人サンガ・ゴフンが跡継ぎのアシル・ボグドーを産んだ前後に、家を出てあちこちを放浪しており、その国をある時尋ねた。そして、国に滞在しているうちに、アフアとゲシル・ボグドーは相思相愛となった。しかし、それと前後してアフアは魔神マンガタイに取り込まれ、堕落していたのである。
そうとは一切知らないゲシル・ボグドーは喜々としてアフアを自分の家に連れ帰り、第二夫人として迎えた。しかし、アフアとサンガ・ゴフン・アシル母子の関係は悪くゲシル・ボグドーは困り果てアフアに相談をした。するとアフアはこう答えたのだ。
「あなたが我慢しろというなら我慢しますけど、あなたも私の言うことを聞いてくれませんか?……六歳馬となって、今日だけでも牧場で草を食べていてくださいな」
そして、アフアは呪文を唱えるとゲシル・ボグドーはただの家畜馬となってしまった。今日だけどころか何日も。そしてアフアは仲間の百九の首を持つマンガタイを呼び寄せた。そして、ゲシルだった馬をやせ細るまでこき使った。それは、アシル・ボグドーが神々に頼んで鉄の英雄を遣わせてマンガタイとアフアを撃退するまで続いたのである。
そして最後は……アフアは父ガル・チュランとゲシルに助けを求めるも拒絶され全身を縛り付けられたうえで、仲間のマンガタイの死体と共に湖深くに沈められた。

人物

見た目、可愛らしいロリっ子美少女。中身、とてつもない使い潰し系ブラック上司。生きてる生物はは全て、自分の家畜にした上で自分の思うが儘に調教しようと考えており、非常に高慢且つ不遜である。そして家畜になったとしても彼女は手加減を知らないので、やせ細って家畜としての能力が低下してもこき使い、しまいには殺してしまう。この精神的な増長及び、引っ込みの無さはシャルモ・カンの断片による影響によるところが大きい。

Weapon

『堕落の紫瓶』
アフアの体液がたっぷり入った瓶。この液体を浴びてアフアの呪文を聞くと馬になってしまう。
『銀の盃』
何の変哲もない銀の盃。アフアが体液をばらまくのに瓶から移す。それ自体で殴ることもある。

因縁キャラ

シャルモ・カン:権能を引き継いだ姿なき王にして悪魔。会ったことはないが畏敬の念を抱いている。
ゲシル・ボグドー:元夫にして家畜と主人の関係でもあった男。また、馬になった彼を無知でしば期待という歪んだ欲望を抱いている。
鉄の英雄: 夫の弟。自身の計画を砕いた存在。自身の術が一切聞かない相手であり、存在自体が気に入らない。

セリフ例

一人称:妾(ウチ) 二人称:アンタ 三人称:アイツ
「妾(ウチ)、何かしらを鞭打ってないと心が落ち着かないんだよねー」
「ねえアンタ、妾(ウチ)の家畜にならない? 悪いことはしないわよ、ええ!!」
「言うこと聞かないおバカはお馬になっちゃえー!今なら牧草もぐもぐサービス追加~!!」
「そんじゃ、妾(ウチ)のために、働けよ―!!」
「大きい牧場が欲しいなぁ!家畜たちをたくさん飼える、大きな牧場が!」
「妾(ウチ)がマスターに跪くことはあり得ないよ。だって、妾(ウチ)が従うのはシャルモ・カン様だけだもの。……一々そんな悪魔を従えるマスターはモノ好きねホント」

参考文献

・森田雄蔵(1972):『モンゴル国ものがたり 神話と伝説と挿話と』 教養文庫.