新島八重

Last-modified: 2018-10-24 (水) 23:37:42

【クラス】アーチャー
【真名】新島八重
【容姿】黒髪の何処にでもいそうな格好をした少女
【英雄点】45:(ステ25点・スキル15点・宝具5点):令呪3画消費
【HP】15 / 15
【筋力】E:1
【耐久】C:3
【敏捷】A+++:8(10)
【魔力】A+++:8(10)
【幸運】E:1
【スキル1】単独行動 B
5点:移動フェイズに行動を行うことで全ての隠れている相手の移動後の位置を知る。
   また、自分に遭遇フェイズが発生しない場合は遠距離攻撃フェイズを行える。
【スキル2】嗤う鉄心 C
5点:魔術攻撃時、補正値5を得る。先手判定時、補正時2を得る。
【スキル3】未来視 C
5点:魔術攻撃時、補正値4を得る。先手判定時、補正時3を得る。
【宝具1】『若松城三ノ丸銃眼』(なれしおおきにのこすつきかげ) 1/1
【ランク・種別】C+:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:1人
【効果】キャラシート作成時、令呪を1画消費する。
    魔術攻撃時、補正値10を得る。陣地に関するスキルを無効にする。
    宝具使用後、次のターン終了時までエリア移動出来ず、またこのサーヴァントが行うダイス判定を全て0d0に固定する。
【その他】中立・悪 人属性

 
マテリアル

読み:にいじま やえ
身長: / 体重:
出典:史実
地域:日本
属性:中立・悪 / カテゴリ:人
性別:女性
イメージカラー:
特技:
好きな物: / 苦手な物:薩長、新島八重
CV:佳村はるか
「弓兵」のクラスのサーヴァント。

 

【人物】
黒髪の少女。引き結ばれた唇からは意志の強さと頑固さが伺える。
合理主義かつ融通の利かない性格。駄目なものは駄目ときっぱり言い放ち曖昧にしようとせず、頑固一徹。
ただし理を以て説かれると、それが自身の信じる合理性と一致したなら本来頷きにくいことでも受け入れることもある。
未来視という魔眼の能力を持つ。彼女の異能は「(自分の能力限界の中で)先に起こり得る事態を知り、その未来を取捨選択できる」というもの。
「自分の都合の良い未来を創造する」タイプの未来視よりはランクが落ちる。
主に戦闘に用いられる。日常において使うことは極力避けようとし、使うとしても邪な目的のためには使用したがらない。
サーヴァントとしての新島八重は、新島八重という人間の生涯を評価されて召喚されるものではない。
即ち、会津戦争を戦い抜いた女狙撃手としての新島こそが必要な要素であり、それ以外の新島八重としての要素は全て不要な枝葉となる。
この事実と忸怩たる思いで生前抱え続けた悔恨が結びつき、特殊な精神汚染スキルで霊基を強化して聖杯戦争に臨むことになる。
このスキルの影響で八重は生前の記憶(特に会津戦争以降の後半生)が曖昧であり、戦闘に直接関係しない味覚が失われている。
心の底から尊敬した兄、愛すべき会津の人々の顔すら最早曖昧。最も大切なもののために最も大切だったものを踏み躙り、彼女は銃を手に取る。

 

【能力】
自身の異能を活かした銃による狙撃が主な戦闘スタイル。
彼女の未来視は「測定」系のものであり、着弾する結果を阻害しうる可能性を可能な限り剪定して放つ狙撃はほぼ必中の精度を誇る。
ただしサーヴァントとなって多少強化されているとはいえ弾丸自体はそこまで威力の高いものではない。
あくまで非常に高い確率で着弾するという狙撃であり、よってとっさに弾いたり切り払うなどの手段で防御は可能。
接近されると基本的に不利。生前から薙刀術などの心得があるとはいえ英霊相手にいつまでも拮抗できるものではない。
通常は撤退して距離を開ける機と手段を模索することになるだろう。

 

【ステータス】

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具備考
主人公 (Grand Order)DDCDBC+
 

【クラススキル】
・対魔力:E
魔術の無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。
神秘の薄い時代の英霊なので致し方なし。

・単独行動 B
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスターを失っても、Bランクならば2日は現界可能。

 

【保有スキル】
・嗤う鉄心:C
召喚の際に付与された、精神汚染スキル。
精神汚染と異なり、固定された概念を押しつけられる、一種の洗脳に近い。
与えられた思考は会津戦争以降の後半生の否定。
このスキルがなければ、このサーヴァントは力を充分に発揮できない。

・未来視:C
魔眼と呼称される異能の一種。「測定」系の未来視能力。自分の行動から時空軸を固定してしまう異能。
自分の思い通りの結果を未来へ置いてくることで、それ以外の未来を結末を排除し結果を限定する。
制限として「未来は視界に入るものでなくてはならない」「自分から行動を起こして未来を構築しなければならない」というものがある。

 

【宝具】
『若松城三ノ丸銃眼(なれしおおきにのこすつきかげ)』
 ランク:C+
 種別:対人宝具
 レンジ:1~99
 最大捕捉:1人
 由来:若松城三ノ丸の銃眼から八重が披露した狙撃。
八重が持つ未来視の能力の最大励起による超精密狙撃。
女の身でありながら押し寄せる敵軍を精密に撃ち抜き続けたという逸話が宝具となったもの。
武器ではなく八重が行う狙撃そのものが宝具という形を取っており、用いる銃にはある程度自由が利く。固有のスキルに近い。
未来視の能力を全力で起動し、まず対象への狙撃の命中という事実を発射前に確定させる。
その後、本来ならば精密な狙撃など不可能というレベルにまで霊基と霊核を自壊寸前に過剰出力(オーバーロード)させて一射を放つ。
命中するまで対象を八重が視認さえ出来ているならば、如何なる軌道を弾丸が描いたとしても確実に対象へ炸裂する。
因果逆転の狙撃。同様の効果の呪い持つ槍と似たものだが、あちらは文字通り一撃必殺なのに対しこちらは命中が確定するだけで防ぐことは可能。
射程以外は威力も消費魔力効率も放つリスクの大小も遠く及ばない。だとしても極東の凡庸な英霊が持つ宝具としては奇跡の狙撃に他ならないだろう。
発射後は完全に霊基が焼き付き身動きが取れなくなる。放っておけば消滅しかねないのでマスターのサポートは必須。

 

【真名】
新島八重。日本の幕末期に会津藩にて生を受け、その後の戊辰戦争において活躍し名を残した人物。
夫の新島襄による同志社創立を助け、また日本赤十字社における看護婦の取締役として看護婦の地位向上に貢献した。
生涯を通じて常に先見性を保ち続けた人物だったが、聖杯戦争TRPGにおいては本人の聡明さと共に先天性の魔眼の力があったためとされる。
未来視の魔眼。その中でも異能の類とされる「測定」系の能力はある意味では自由に己の望む未来を創造する能力である。
そのような能力を生まれながらに持ちながら八重は歪むことはなかった。会津藩の子女に対する教育が彼女に自制の心を持たせたが故である。
以来、生涯を通じて八重は人々に貢献しうると判断したこと以外にはこの眼を用いることは無かった。
ひとつ例外があるとすれば、それは八重がこの眼を唯一殺人に用いた時。戊辰戦争における鶴ケ城籠城戦。
後に「思い出すと切歯扼腕する」とまで八重に言わしめる悔恨の戦いである。
正しい選択をした。今でさえそう思っている。己の持つ能力全てを余すところなく使って戦い抜いた。
心より愛する会津のため、心より愛する会津の人々のため、八重は命も惜しまず前線に出撃し銃爪を引き続けた。
―――そして、生き残ってしまった。
「ハンサム・ウーマン」と人に称され、後の時代を快活に生きた八重だったが、その時の忸怩たる思いは心の奥底へ決して消えぬ澱となって残り続けた。
サーヴァントである新島八重とはそうした思いから生まれたものである。

セリフ集


一人称:私 二人称:あなた マスター:マスター

 

・キーワード
:寡黙な狙撃手。基本的にはマスターに対してはビジネスライクなお付き合い。
:ただし度を過ぎた非道の命令には背くし、場合によってはマスターへと銃口を向けることもあるだろう。
:会津に関わるサーヴァントには態度がかなり変わる。強い負い目を覚え、気まずそうにする。

 
召喚「わざわざ私を呼ぶなんて物好きね。こんなナリでも狙撃手よ。さて、要件を聞きましょう」
レベルアップ「悪趣味ね。いいわ、好きにすれば」
霊基再臨「見た目はともかく、動きやすい格好は歓迎。いいじゃない、仕事が果たしやすくなるわ」
「外見が変わらない?そうね、外見はね」
「この格好…不思議と懐かしさを覚える。でも思い出せない…。
 何か、とても大事なものだったような…何だったかしら。まぁ、思い出せないなら些細なことね」
「あーあ。とうとうここまで来ちゃったか。どう、マスター?何もかも腐り落ちた私の姿。綺麗かしら?」
戦闘セリフ
戦闘開始「目標確認。さて、どこから片付けましょうか?」
「狙って撃つ。それだけよ」
スキル「『視る』…」
「弾込め良し。不足はないわ」
カード「ええ」
「狙うわ」
「ふん…」
宝具カード「銃眼から覗く銃口。捉える命に区別はない」
アタック「そこっ」
「撃つ」
「中る…!」
EXアタック「外れないわ。もう『視た』もの」
宝具「必中―――『若松城三ノ丸銃眼(なれしおおきにのこすつきかげ)』
 はぁ…っ、はぁ…っ…!」
ダメージ「う…!」
「まだ戦える…!」
戦闘不能「ああ…あと何を削れば届くというの…」
「私…誰だったっけ…」
勝利「特別喜ぶようなことはないわ。単に今回も無事だっただけよ」
「狙って、撃って、中った。私が『視る』程度の未来を覆せない時点で結果は決まっていたわね」
マイルーム会話
「敵を撃つために私を喚んだのでしょう?早く行きましょう」
「マスター、ね。いいんじゃないかしら。特別割り切らなきゃいけないような感情は見当たらない」
「あなたが雇用主。私が雇われのヒットマン。結構、何も文句はないわ」
「…名前は…名前は辛うじて覚えているの。でも、会うまで顔が思い出せなかった。
 竹ちゃんはそれでも優しくしてくれるけれど、本当はそんな資格は私には無いの…」
中野竹子所属)
好きなこと「好きなもの?忘れたわ」
嫌いなこと「嫌いなもの?強いて言うなら私自身よ」
聖杯について「あの時に戻る。あの戦争に戻る。あの地獄に戻る。置き忘れたものを取りに行く。
 聖杯を勝手に使われたくなければ、私の目の届く範囲には置いておかないことね」
絆Lv.1「まともなサーヴァントとは思わないことね。私は私の目的のために生涯の半分以上を切り捨てたもの。
 英霊ならあって当然の生前を汚した時点で腐りだしてるけど、性能には問題ないのであしからず、よ」
Lv.2「お喋りには付き合えないわよ。かつての快活さなんて、いの一番に剥がれていったもの」
Lv.3「今はこうだけど、いずれ私を構成していたものはぐずぐずと溶け落ちていくのでしょうね。
 構わない。切願さえいつか届くなら、それに邪魔な重りなんて外れてもらってむしろ重畳よ」
Lv.4「ああ…ごめんなさい。今呼んでた?少し呆けていたみたい。しっかりしなきゃ駄目ね、私」
Lv.5「あら、私に用事?ええ、任せておきなさい!何が相手だろうとこの目と銃で仕留めてあげる!
 大船に乗ったつもりでいなさいな!だってあなたには未来も見通す鷹の目がついてるんだから!
 ……どうしてそんな顔をするの?」
イベント「何か騒がしい。戦場なら連れていけばいい。祭りなら置いていけばいい」
誕生日「誕生日?へえ。
 こんなふうじゃない私なら手料理のひとつでもご馳走したのかもしれないけれど。ま、おめでとう」