羽霞　虎狼

キャラシート

【名前】羽霞　虎狼
【容姿】無愛想な男性。その眼は何かに飢えている。
【願い事】聖杯戦争に参加する事自体が願い、戦いを望んでいる。
【バッドエンド】
【グッドエンド】
【令呪】　３　／　３
【ＨＰ】　１０／１０
【筋力】Ａ：５
【耐久】Ｄ：２
【敏捷】Ｂ：４
【魔力】Ｃ：３
【幸運】Ｅ：１
【スキル１】起源覚醒者
英雄点５を得る。ステータスの上限がＥＸになる。
【スキル２】易経
自分のサーヴァントの先手判定時、補正値３を与える。
【その他】混沌・悪　人　獣

泥

雑ですまない、今度清書します。

手にしたそばから、喰らったそばから消えていく。身体と心が何かを欲し続ける。
なんて空腹なんだろう、なんて空虚なんだろう。虚を満たしてくれるものは何もない。
とても寒い。外側から軽く叩かれただけ崩れて消えてしまいそうな気分になる。
何もなさ過ぎてどうにかなってしまいそうだ。
食べ物でも何でもいい、誰か俺を満たしてくれ。満たし続けてくれ。

飢えとは、空腹感とは生物が生きていくために必要不可欠なシステム。
身体が活動を続けられるよう、止まってしまわぬように燃料を入れろという生きるための警鐘。
彼の場合は頭の中に、それが他者と比べて過敏に大きく鳴り響いてるのである。

属性は「水」、起源は「飢餓」、起源覚醒者、現在はフリーランスの傭兵。

彼の血には姑獲鳥の血が流れている。
元々は中国で八卦による占法、易経を扱う一族で血筋の強化のため姑獲鳥（鬼車）から羽衣を奪い子を生した。
彼女らから逃げ切るために行き先を占い、日本に行き着いたのが羽霞一族の祖先である。
彼は八卦掌の心得があり、肉弾戦を得意としている。
筮竹を模した暗器の針には自らの血を染み込ませており、後述の魔術を行使できる。
自らの血を媒介に起源を発現させ、触れているものの魔力を体外に流出させることが出来る。
直接肌に触れずとも、身に着けているものや服などに付着することで感染魔術を応用することにより効果を発揮する。
骨などの肉体の重要な器官を用いずに血だけで起源を発現できるのは彼の中に流れる姑獲鳥の血に依る所が大きい。

そっけなく愛想がない。一見クールなように見えるが起源が原因の空腹感で機嫌が悪いだけである。
肉体的な飢えのみならず精神的にも刺激を求めているバトルジャンキーであり、
殺した相手を食らうというのもあるが、戦闘中は空腹感や空腹感から来る苛立ちが少しばかり紛れるからだとか。
彼はその起源ゆえに大食らいで食事の頻度が多く、彼は何かしらの食べ物は常備しており、
人を喰らいたいという衝動を回避するため、大体何かを食している。
別段、食人を忌避しているわけではなく、単に元魔術師ということでその気質が抜け切っていないだけ。
節操なく喰らい、足がつくことやトラブルを引き起こすことを嫌っている。
事を起こすならちゃんと準備を整えてからにしたい派なのだ。
しかしいくら胃に物を詰め込もうとも彼は満たされず、
彼の内が食事で満たされないならと彼の足は何かを求めるように戦場へと向かう。

自分と同じ魔性・獣性に回帰した起源覚醒者、似たもの同士と接することで自分の中を埋めてくれるかもしれない。
そんな人がもしかしたら見つかるかもしれない、苦しみを分かち合えるかもしれないと『狼』に参加する。

易経：万物の配置や気の流れを読み取り、数多の情報を基に魔術回路で演算し、未来を予測する。
　　　また易経に用いる筮竹は、主に気の流れなどのより正確な情報を得るための補助器具である。

苗字は「羽（衣）を掠める→羽掠め→羽霞め→羽霞」から
名前は残虐な人間を意味する中国語の「虎狼」から、
また虎と狼が含まれる中国語「狼吞虎咽」はがつがつ貪り食う、貪欲に領地や財産を奪うという意味がある。

関連人物

魚瀬 絹恵　…　『狼』の会合に出席した際、偶々参加していた彼女に何かを感じとり、
　　　　　　　　　話しかけたことを機に交流が始まる。
　　　　　　　　　狩りに誘って貰える程度には仲が良い。