酩溶のハサン・サッバーハ

Last-modified: 2018-09-10 (月) 20:52:11

キャラシート

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キャラクターデータ

真名:酩溶のハサン・サッバーハ(アラーウッディーン・ムハンマド3世)
地域:中東
出典:暗殺教団伝説
身長・体重:160cm・43kg
スリーサイズ:B85/W63/H88
性別:女
年代:13世紀前半
属性:秩序・悪 隠れ属性:人属性
特技:お酌、酒造
好きなもの:イケメン、飲兵衛
嫌いなもの:ブサイク、下戸
天敵:フレグ

ステータス

筋力:E 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:D 宝具:C

クラス別スキル

・気配遮断:A
「暗殺者」のクラス特性。
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

保有スキル

・黄金律(体):A
女神の如き完璧な肉体を有し、美しさを保つ。どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
暗殺対象を酒と色に誘い込むように彼女の体は調整されており非常に美しく艶めかしい。
・フェロモン:B
フェロモンとは動物の体内から分泌・放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称。
傾国の美女とまではいかずとも、男女の関係なく警戒心を溶かし、会話のアプローチさえ間違えなければ最深部の情報まで手に入れられる。
・毒の杯:B
相手に毒状態を付与する。彼女が振舞う酒は人体にとって致死の猛毒である。
・変化(潜入特化):C
文字通り「変身」する能力。
自在に姿を変え、暗殺すべき対象に接近することが可能となる。
ただし、変身できるのは自分と似た背格好の人物のみ。この条件さえ満たしていれば、特定の人物そっくりに変身することも可能。

宝具

・『酩酊酔濁(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人 レンジ:1~10 最大捕捉:10
アサシンが振舞う毒の盃と、それを与えるアサシンの人を殺すほどの美貌と淫靡さ。酒と色というあまたの権力者が溺れた一つのカタチ。
アサシンの体の毒はとあるハサンには劣るが、それは人を殺すことに特化した毒であり、酒という体を為した液体を媒体としてその毒は暗殺に用いられる。
具体的には彼女が振舞う酒は、彼女の体液が含有し、毒が塗り込まれた杯を以て標的に振舞われる。
その毒は遅効性で時間を置いてそれを摂取したものを襲い命を奪うのである。しかしその症状はアルコールの過剰摂取による症状に似ており死因を彼女によるものだと多くは思われないだろう。
性質上、酒豪である人間に対しては非常に高い効果を発揮するが、酒を摂取させる必要があるということで、通常の想定で暗殺をするのは非常に難しい。
もっとも、毒の濃度を高めれば体に振りかけるだけで即座に相手の内臓を粘液を溶かしきり、殺害することが可能になるが、それを行うと隠蔽が困難になる上、ほぼ真正面から相手に向かわなければならない。

人物説明

暗殺教団の教主「山の翁」を務めた歴代ハサン・サッバーハの一人。
モンゴル帝国の統一と前後して「山の翁」となった。
かつて創り出した「毒の娘」を再現したハサンをより安全に運用できるように調整された存在。
毒はかつての毒の娘より弱く、「酒」という媒体を以て多くの権力者を酒と色に溺れさせて暗殺した。
史実において深酒が原因で死んだとされる二代目大汗オゴディも彼女の手によるものであるというのは闇に葬られた歴史である。
最終的には彼女の代にモンゴル帝国によって暗殺教団は一度滅び、途絶えた…………とここにおいては設定する。

武器

・毒の杯
面一杯に自分の体液(毒)が塗られた杯。口をつけて杯を傾けると酒はとてもスムーズに口喉に収まる。
しかし、それは死への駆け足だとその当事者は気づくことはできない。

・短刀
護身用。体液(毒)が塗ってあるが使うことはほぼない。

関連人物

・オゴデイ・ハン
彼女が殺した支配者のうちの一人。元々大酒飲みであり彼女の絶好の対象であった。

・フレグ
一時期暗殺教団を滅ぼしたチンギス・ハンの孫。彼も酒を嗜んだが、殺すことはできず、逆に惨殺された。