鍔黒マキナ

Last-modified: 2021-04-26 (月) 23:12:19

 「———さ、私を不思議の国(ワンダーランド)に連れてって♪」
 

キャラシート

【名前】鍔黒(ツバクロ) マキナ
【容姿】黒髪のラフな格好をした少女。汗っかき。
【願い事】
【バッドエンド】省略
【グッドエンド】省略
【令呪】 0 / 0
【HP】5 / 5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】D:2
【魔力】E:1
【幸運】A:5
【スキル1】自分のサーヴァントの最大HPを15増やす。
【スキル2】マスターのスキル枠を1つ減らす。初期令呪を1増やす。(上限3)
【EXスキル】
【その他】混沌・善 

【マテリアル】
【氏名】鍔黒(ツバクロ)=マキナ
【性別】女性
【年齢】17歳
【出身】日本
【身長・体重】156cm・49kg
【髪色】ミッドブルー【瞳色】水色
【外見・容姿】黒髪のラフな格好をした少女。汗っかき。

【令呪の位置】舌

【属性】混沌・善
【魔術系統】降霊術
【魔術属性】火
【魔術特性】定着
【魔術回路】質:B 量:D 編成:正常
【起源】『躍動』
 
【特技】機械弄り 水泳 
【好きなもの】オイルの香り 花火 
【苦手なもの】野菜 
【天敵】安静 心拍数の低下
【誕生日】10月12日
【血液型】O型
【所属】カルデア

【イメージCV】石見舞菜香
【イメージ曲】Identity Crisis
 

略歴

人理継続保障機関フィニス・カルデアのエンジニア部門に席を置いている、JKメカニック。
降霊術の大家である鍔黒家において、生まれながらの徐脈を患ったが故に落ちこぼれとして扱われ、
小間使いとして生きる事を拒んで家から失踪、専攻していた工学と魔術への理解 またマスター適正も認められていた為
メカニック兼、予備のマスター枠として招かれた経緯がある。
以前、英霊召喚に失敗しており令呪も宿る事がなかった為、マスター候補というよりは専属のメカニックとしての業務が主

マイペースな為、深い人付き合いにこそ及びずらい独特な雰囲気があるが、浅い付き合いであれば大歓迎らしく交友関係は広い。
主に技術職の関係からか、上司に当たるダヴィンチちゃんとの交流は深いが、当の本人からは自身の危うい部分を見抜かれており彼女からの評価はあまりよろしくない。
技術職としての行動であるならまだしも、特異点現地の活動への参加についても否定的意見を喰らっている。
今回に関しては、周りメンバーが多い点もありフォローの利くレベルであると判断し許可が下りている。

ダヴィンチちゃんからはそんな評価を受けているが、マキナ自身はダヴィンチちゃんが大好きなので微妙な関係性と言える。
 

魔術・特殊技能・特性など

 
◇徐脈性不整脈
 
一般的に、成人の安静時心拍数は一般に毎分60~75回(bpm)であるが、60回(bpm)未満を徐脈と定義する。
マキナは先天的に55回前後を行きしており、平均値よりもかなり低い。
その為安静である状態を維持し続けると脳に必要な血液を送ることができなくなるため、めまい、失神、ふらつきなどが生じる。
生きる上で致命的なデメリットに対して、マキナは打開策として長距離マラソンや水泳で心臓を鍛え、1回辺りの血液輸送量を増やすと同時に
精神的にも身体的にも興奮や緊張状態を維持する事で心拍数を加速させ、先天的なデメリットを克服している。
その為、エネルギー消費も日ごろ多く大食い。睡眠欲も人一倍で、非常に燃費が悪い。

但し、生きる実感を脅かされる甚大なる危機や、凄惨な惨殺現場などの本来心拍数が上がるべき場面では
本来恐怖が心拍数を上げるという精神構造が彼女には当て嵌まらず、逆に心拍数を下げてしまう。

最早彼女にとって、鼓動の速度は生命線であって欠点ではない。
 
◇降霊術

鍔黒は、代々イタコとして神秘を露呈させつつも魔術を取り扱う降霊術の家系である。
特に霊を自身に憑依させ、知識と力を得る事を主とする過程で
より高度な霊体を招くためには、より強靭で洗練された高度な器が必要であるという思考に行き着き
肉体と精神の鍛練には余念がなく、代々の当主は身体的に恵まれた者が多い。

マキナは生まれながらにして、強靭な器足り得なかった為、家系の魔術師としての道を歩むことは無かった落第者。
とはいえ彼女自身が、落第者という肩書を愛するロックな少女であった為、当人は気にしておらず
落ちこぼれが大成を成したら、本家の人間チビるよね という思考でカルデアにスカウトされた経歴がある。

刻印こそ引き継ぐことは無かったが、実際の所対物への降霊については一日の才があり
取り扱う工具には一通り、仲良くなった動物達の霊が取り付き、一種の魔術礼装と化している。

人物

 
マイペースで自然体で飾らない性格。周囲からどう見られるか特に気にせず、自分のペースを守り続ける。
物怖じせず、気後れもせず、滅多な事では緊張しない、ナチュラル気質。
他人から見て感情の起伏が分り辛く口調・表情・文章全てにおいて感情表現が拙い為、何を考えているのか分かり難い事が多い。
 
しかし一歩踏み込んだ聡明な人であれば、それがどんな危険な立場に在っても揺るがないという異常性、
そしてそのマキナのペースが、危険とスリルを経た後の躍動する鼓動を求めた危険でハイペースなものである事を感じさせる。
 
彼女にとっては、何の変哲もない曲がり角が、パンを加えた美少女あるいは美少年が出てくるドキドキ曲がり角 とか
何の変哲もない扉でも、開けば宇宙空間が広がっている。とかそういった、鼓動高鳴る想像を日常生活において肉体と精神が活動し続ける限り常に本気で予知し続ける。
その結果周りからマイペースで感情の起伏のないように見えてしまう程に、彼女にとってソレは普通として成立してしまっている。
心の内では一瞬一瞬がパーティーの真っ只中だというのに。
 
これは徐脈性不整脈の抑制として彼女が幼少期から、自身を守る為におこなってきた習慣の積み重ねであり
常に「躍動」を求め、新鮮な鼓動を感じる事で、生の実感を得る。それがマキナの不変の法則(ルール)として根付いている。