黒無唖正

Last-modified: 2018-04-11 (水) 21:02:48

キャラシート

情報統率領域"ラプラスの庭"

【名前】黒無唖正
【容姿】眼鏡を掛けた青年。
【英雄点】20点:ステータス14点、スキル4点+基盤1、宝具2点+基盤1
【リソース】1/1
【HP】10/10
【筋力】E:1
【耐久】D:2
【敏捷】B:4
【魔力】A+:6
【幸運】E:1
【スキル1】魔術:1:魔術攻撃時、補正値3を得る。
【スキル2】状況把握:3点:先手判定時、補正値2を得る。魔術防御時、補正値3を得る。
【スキル3】医術:基盤1:戦闘中、自身の行動を消費し自陣営1体のHPを4D6回復する。
【奥義】偽装霊基/剣の女神
【使用リソース】1
【ランク・種別】A・使い魔
【効果】擬似霊基アストライアーを召喚する。
【その他】死んだはずの人間。死亡当時よりも若返っている。
     あるいは当人ではないか、当人を模した何かなのかもしれない。

 

【名前】擬似霊基アストライアー
【英雄点】15+5点:ステータス13点、スキル7点
【容姿】剣を持った機械人形。
【HP】15/15
【筋力】C:3
【耐久】C:3
【敏捷】C:3
【魔力】C:3
【幸運】E:1
【スキル1】裁きの剣:5点:物理攻撃時、補正値5を得る。先手判定時、補正値2を得る。
【スキル2】高速移動:2点:先手判定、補正値3を得る。物理攻撃時、補正値1を得る。
【その他】天秤は持っていない。

第一次聖杯コロシアム

【名前】黒無唖正
【職業】魔術師
【HP】5/5
【聖晶石】5/∞
【現在地】
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E:1
【魔力】E:1
【幸運】E:1
【スキル】使い魔
【容姿】眼鏡を掛けた少年。
【願い事】根源への到達。
【その他】毎度おなじみ黒無家。

 

【バッドエンド】
崩れ落ちるルーラーを悲痛な面持ちで唖正は眺める。
彼女には随分苛つかされたが、その有様は決して侮辱出来る物ではなかった。
正義を訴え続けた正義の女神――アストレアは思う。自身のマスターは碌でなしだったが、それでも得られるモノはあった。
それだけで次もやっていけるような気がする。女神として、人間を導く者として。今度は明るい気持ちで。
そして両者の別れが済んだ後、黒無唖正は無抵抗の意思を表示した。

 

【グッドエンド】
唖正は驚いていた。まさか自分が生き残り、この戦いの勝者になるとは。
ルーラーへと視線を向けると、誇らしげに聖杯と向かい合っている。
「お前、本当に何も望みは無いのか?」
「無いといえば嘘になります。いえ、戦っている内に芽生えたというのが正しいでしょうか」
「……人間に正義を示すのか?」
「いえ、違います。もうワタシの正義は古いです。人間は、自分の正義だけで進んでいけるから」
「人間の正義は、必ずしも世界を良い方向に向けるとは限らない。それでもか」
「はい。っていうかもう知ったこっちゃありません。それは何度も言ってることでしょう?」
「ああ」
 ルーラーは聖杯を手に取り、そして己が宝具である天秤も手にし、そして唖正に問いかける。
「私の願いは、アナタに問いかける事です。聖杯を手にして、アナタはどうするのか」
「……それ、脅しだよな」
「ええ。神様ですから、基本的に意地悪ですから。アナタが悪に転ぶなら、天秤を持ってアナタに裁きを授けます」
「俺の願いは世界と繋がることだ。根源と繋がって、全てを見据えることだ……別に世界をどうこうしようってわけじゃない」
「今はそうですね。でも人間は変わるモノ。いつ心変わりするとも変わりませんよ?」
「…………じゃあこうしよう。俺が悪に転びそうなら、お前は俺に裁きを下す。それまで一緒にいるっていうのは」
「プロポーズですか?」
「は!? ば、ばかっ!! そ、そんなんじゃねぇし」
「フフ。でもそうですね……それも良いのかもしれません。ワタシ、アナタの事嫌いじゃありませんから」
「違うって言って」
「あ、嘘ついたら天秤使っちゃいますよ!!」
「は!? ちょ、タンマタンマ」
「人間にも過ちはあります。だから今回は赦してあげましょう。で、本音は?」
「そ、それは――」
 聖杯の光が全てを包み込む中で、二つの影が溶け合った。
 それからの人間(マスター)と神様(サーヴァント)を知る者は誰もいない。

マテリアル(泥)

年齢:17歳(第一次聖杯コロシアム当時) / 身長:167cm / 体重:62kg
地域:日本
属性:中立・善 / 性別:男性 / 血液型:AB
誕生日:1月25日
イメージカラー:青褐色
起源:廻道
キャラクター解説:
黒無家分家出身の魔術師。取り分け目立った能力の無い"末端"。
しかし聖杯戦争コロシアムにてルーラーと出会い、無自覚ながら彼女に惹かれる。
その後、時計塔へと渡り現代魔術科へと所属しながら、彼女の幻を追い求め続けアストライアーというオートマタを完成させる。

 

だが、直後に黒無家の人間が魔術世界の各家の秘密を握っているという情報が流布し、彼の存在は一気に浮き彫りになった。
一度は否定したものの疑念に駆られた魔術師達が納得するわけもなく、彼はアストライアーと共に時計塔を去る、はずだった。
時計塔脱出を決行しようとした矢先に彼は何者かに殺害される。黒無家の存在をより際立たせる為に。
彼の物語はそこで終わった……はずだった。

 

その後、黒無家が籠城に使用した草種市、ドイツにて展開されたドリームランドにて彼の姿が確認される。
彼の死体は確認されている。そして死亡後の彼がどういうわけか若返っているのか。その謎はこの事の原因を知る者以外には解けないであろう。

参加歴

第一次聖杯コロシアム:(ルーラー
情報統率領域ラプラスの庭:NPC