マスター作成:TYPEⅡ

Last-modified: 2024-01-15 (月) 23:26:49
 

マスターとは

聖杯戦争に(理由はどうあれ)参加することになった、サーヴァントを従える資格を有した参加者のこと。基本的に魔術師であることが多いが、それ以外の場合もある。
サーヴァントはマスターから魔力を供給されることで存続できる。
ここではそのマスターを作成する手順を示す。

用語説明
◆基本能力
マスターの基本能力は【耐久】が『E』、他が全て『D』となっている。これを強化するには、スキルでのみ強化を行える。
なお、マスターの能力は『B(4)』が最大値となる。それ以上の能力値になることは無い。
 
令呪
 令呪とは、聖杯からマスターへ与えられる3つ、3度だけ使える『サーヴァントに対する絶対命令権』である。
基本的に自由意思を持つサーヴァントに対して、絶対に命令を強制できる唯一の手段となる。
また、令呪自体も強力な魔力の塊であるため、特に戦闘においてサーヴァントの意思の後押しをする形で使用すると、一時的ではあるが『サーヴァントの強化』も行える。
マスター自身が契約しているサーヴァントにのみ使用可能。
 
◆保有スキルスロット
スキルの取得限界。マスターは10スロット保持している。マスタースキルごとに消費スロットが定められており、作成時に選択したマスタースキルのスロット合計が【スキルスロット】以下の数値となる様にマスタースキルを取得できる。
 
◆保有宝具スキルスロット
宝具の取得限界。マスターはスキルによってのみ、保有宝具スキルスロットを得ることが出来る。宝具スキルや作成手順は、サーヴァントと共通である。
詳しくはこちら
 
◆マスターの宝具
マスターは宝具を発動する際、宝具カウンターを消費せずに宝具を発動できる。ただし、その代わりにマスターは宝具の使用回数に制限がある。
合計宝具カウンターが4以下の宝具は1シーンに1回、合計宝具カウンターが5以上の宝具は1シナリオ1回だけしか使用できない。
宝具カウンタースキルを取得し、自身の宝具の合計宝具カウンターを消費できる場合のみ、シーン2回、シナリオ2回以上使用しても良い。その場合、シーン2回目、シナリオ2回目の使用以降からカウンターを消費すること。
 
◆ステータス看破
マスターは遭遇したサーヴァントの真名とスキル以外のステータスを看破できる。
マスターに視認(GM判断)されたサーヴァントは、【クラス】、【英霊属性】、【性別】、【最大HP】と現在の【HP】、【ラック】、【魔力の器】、現在チャージされている【宝具カウンター】、【能力値】、【遭遇キーワード】の情報を開示すること。
◆遭遇フェイズの参照
マスターは全ての遭遇フェイズを参照、観戦することが出来る。方法は魔術的な使い魔やカメラなど、様々な手段を用いる事が出来るため問わない。また、GMはこの参照についてはTYPEⅠの使い魔の様に自由に改変しても良い。

マスター作成の手順

マスター作成の手順は、次の番号の通りとなる。

 
  1. マスタースキル、宝具スキルの決定
  2. 最大HP・ラックの決定
  3. 性格属性の決定
  4. 願い事の作成
  5. オープニング・バッドエンド・グッドエンドの作成
  6. プロフィールの決定
 

以下に詳しい手順を記述する。

 
マスター作成手順の詳細
1.マスタースキル、宝具スキルの決定
マスタースキルを、消費スロットの合計が【スキルスロット】以下の数値となる様に取得する。
マスターは特別なマスタースキルを取得しなければ、宝具スキルを取得出来ない。
また、能力値の最大値はB(4)以下でなければならない。
なお、マスターは〈個性〉〈秩序〉〈混沌〉のマスタースキルを自動で所持している。
 
2.最大HP・ラックの決定
キャラクターの【耐久】×5の数値に【筋力】【魔力】【敏捷】の数値を足した値が【最大HP】、【幸運】の数値が【ラック】となる。
 
3.性格属性の決定
キャラクターは「秩序・中立・混沌」の性格属性のうちの1つに属する。
同盟を組む場合、秩序と混沌属性での同盟は組めないものとする。
ただし、GMが許可した場合はその限りではない。
 
4.願い事の作成
願い事を決定する。無論、聖杯自体に望む願い事である必要はない。なお、セッション中に変更することは、勿論構わない。
 
5.オープニング・バッドエンド・グッドエンドの作成
オープニングとは、マスターが聖杯戦争に参加した経緯、あるいはその場面のこと。
バッドエンドとは、マスターが聖杯戦争から脱落した場合に公開するエンディングである。
グッドエンドとは、聖杯戦争で最後まで生き残ったマスターが公開するエンディングである。
これらをそれぞれ作成する。願い事に沿った内容であることが望ましい。
なお、セッション中に変更することは、勿論構わない。
 
6.プロフィールの決定
名前、性別、容姿などを決定する。
なお、人間である必要は無いが、なるべく人間であることが望ましい。

マスターテンプレート

  • マスター
  • マスター基本能力:9
    【筋力】D(2)
    【耐久】E(1)
    【敏捷】D(2)
    【魔力】D(2)
    【幸運】D(2)
  • マスタースキル
    【個性】 … 自身の任意のステータスに+1するか、クリティカルとファンブルの修正点数を+1するボーナスを得る(PLが選択)
    【秩序】 … あなたの性格属性が【秩序】の場合のみ効果が発揮される。【反英雄】属性を持たないあなたのサーヴァントの【耐久】【幸運】以外の任意の【能力値】ひとつを+1する。
    【混沌】 … あなたの性格属性が【混沌】の場合のみ効果が発揮される。【英雄】属性を持たないあなたのサーヴァントの【魔力の器】+2。
  • 保有スキルスロット:10

Ex:マスターキャラシート

【名前】
【性別】
【属性】
【最大HP】(耐久×5+筋力+魔力+敏捷)
【ラック】(幸運)
【魔力の器】(魔力×2)
【令呪】3/3
【現在地】
【筋力】D(2)
【耐久】E(1)
【敏捷】D(2)
【魔力】D(2)
【幸運】D(2)

【スキルスロット】
【宝具スキルスロット】

  • マスタースキル

【スキル名】…(スキルの解説)

  • 宝具

【複数所持】(取得数)/(合計スロット)
【宝具】(宝具の系統)
(宝具名)/(合計カウンター)
【宝具スキル】… (スキル説明)

【プロフィール】

【願い事】

【オープニング】

【バッドエンド】

【グッドエンド】

▼サンプルマスター

全てEVERNOTE
それぞれのマスターに固有の設定がついているが、これは『この様に記述する例』として記述されているだけなので、データに準拠する必要は無い。

▼オリジナル
https://www.evernote.com/shard/s392/sh/de8a3d21-be39-4fcb-a0c3-83d952861abf/b44a42109fb249c7691ac11aa5f45980

▼第五次(stay night)
https://www.evernote.com/shard/s392/sh/a95ea41e-fd26-49d9-a696-f15900d612cb/92a5b8221d315a8fac79b3ca033753a5