1-453

Last-modified: 2007-06-14 (木) 22:34:05

1-423への便乗

ヘクトル 「ただいまぁー…腹減った、メシは?」
エリウッド 「あれだけ買い食いしてまだ足りないのか…ただいま」
リン 「ん、おかえり。この二人はヘクトル兄さんとエリウッド兄さんね」
ヘクトル 「なんだ?このおチビちゃん…ほー、リンの友達か」
エリウッド 「ヘクトル!初対面の人に失礼な事を言うんじゃない」
リン 「あんたの身体が基準ならそうかもしれないけど…って、ルーテ?」
ルーテ 「…………」(カキカキカキカキ)

エリウッド 「こういう時の女の子には……謝った方がいいと思う、ヘクトル」
ヘクトル 「んな事いってもなぁ。ほっぺ膨らませて許す気なさそうだぜ?で…何書いてるんだ?」
ルーテ 「これが貴方の運命です……こっちに来て見るように」
ヘクトル 「ん?」

しゃがみ込み用紙を覗き込むヘクトルに対して一瞬の早業でその頭に何かを乗せるルーテ
そして用紙には……何故か猫耳姿のぼんきゅっぼんな女装したヘクトルの姿が描かれていた

エリウッド 「似顔絵…ヘクトルじゃないk…………テラカオス…胃が…胃薬…」(パタ)
ヘクトル 「おい!変な物書いてるからエリウッドが気絶したじゃねーか!」
ルーテ 「友人の得意ジャンルですがマネしてみました」
リン 「ぷっ………ねぇ、ヘクトル。あた…あはははははははは!」
ヘクトル「…さっき何か乗せたよな、なんだこれ」
ルーテ 「呪われてるアイテム、ご愁傷様です」

ヘクトルの頭の上に鎮座してるのは猫耳カチューシャ、カチューシャなんだが手で払い落とそうとしてもピッタリフィットして外れない罠
そしてヘクトルの言葉に反応するようにピコピコと揺れてたりするのが性質が非常に悪い

ヘクトル 「はずれねーぞ!まじで呪われてんのか?これ!」
ルーテ 「マジです、無理に外すと毛根が抜けます…そしてぼんきゅっぼん」(ぼそっ)
ヘクトル 「勘弁してくれ。で…どうやったら取れるんだ」
ルーテ 「三日間我慢すれば問題なく取れます」
ヘクトル 「ちょっくら部屋に引き篭もってくるわ、飯だけ三日間部屋の前に置いててくれ」

肩を落として力なく気絶したエリウッドを抱えて立ち去っていくヘクトル

リン 「ルーテ……恐ろしい子」
ルーテ 「ほとぼりが冷めたらこの薬を飲ませてあげてください、リン」
リン 「へ?三日間治らないんじゃないの?」
ルーテ 「ウソです」(しれっ)
リン 「まぁ…ヘクトルの自業自得もあるけどね、程々にね」
ルーテ 「はい、以後気をつけます」