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Last-modified: 2008-07-05 (土) 12:10:00

25 名前: 対ロリコン戦におけるリーサルウェポン [sage] 投稿日: 2008/05/21(水) 22:51:36 ID:y0MWSLo5
リーフ  「……で、まだ続けてるんだね、紋章町ロリコン同盟」
マルス  「やめなよリーフ、その名前で呼ぶと『俺たちはただ純粋に少女たちを守りたいと』とかってウザい切れ方するから」
ロイ   「うーん、でもそろそろ止めさせないと……なんかベルン署に不審人物としてマークされてるって噂だし」
リーフ  「マジすか。しかし、止めさせるにしてもどうしたら? あのメンバー相手じゃ、力づくってのは現実的じゃないし」
マルス  「……いや、一つだけ手立てがあるよ。しかもかなり強烈な手がね。
      これが成功すれば、兄さんたちの脳内に幼女へのトラウマが植え付けられるに違いない」
リーフ  「そ、そんな裏技が!?」
ロイ   「っていうかトラウマって……やりすぎの予感が……」
マルス  「ただ、これを実行するためには、リーフの協力が必要不可欠なんだけど」
リーフ  「え、僕? まあ、エフラム兄さんに臭い飯を食べさせないためにも、出来る限りの協力はするけど」
マルス  「よし。それじゃあ、君は今からある人物に電話をかけるんだ」

ゲイル  「おい、いたか!?」
ツァイス 「ダメです、完全に見失いました!」
ゲイル  「クソッ、ロリコン集団の割には妙に腕の立つのが揃っているからな……!」

乱暴そうな弟「ちくしょう、どうしてみんな分かってくれねーんだ!」
髭の紳士 「全くですな。我々はただ純粋に少女たちの身の安全を守りたいだけだというのに」
長髪の男 「それが逆に警察に目をつけられるとはな」
高貴な詩人「やはりベルン署長の目は節穴のようですね」
眼つきの鋭い男「……警察に追われるのは慣れている」
落ち着いた兄「そうだな。あんな連中のことなど気にする必要はない」
エフラム 「ああ。正義を為すのに障害はつきものだ。こんなことで立ち止まってはいられん」

 「キャーッ!」

十字傷の男「ムッ、悲鳴が……!?」
乱暴そうな弟「どっちだ!?」
眼つきの鋭い男「あっちだ……! 向こうの路地裏……!」
エフラム  「よし、行くぞみんな!」
眼つきの鋭い男「そう、ここを左、そこを右、そしてあの曲がり角を曲がれば、さっきの悲鳴の出所に……!」

 そして彼らが角を曲がった先には、

サラ   「ハァイお兄さんたち。わたしと一緒に遊びましょう?」

 ……数時間後、路地裏で倒れ付し、うなされている男たちが発見されたという。
 彼らは皆一様に青ざめて全身を震わせながら、「悪い……邪悪な幼女が……」とうわ言のように繰り返していたとか。

 ~数日後~

エフラム 「ようじょこわいようじょこわいようじょこわいようじょこわいようじょこわいようじょこわい……」
マルス  「やったね、効果覿面☆」
ロイ   「いや明らかにやりすぎでしょこれは」
リーフ  「さすがサラだ! 幼いながらも全身からだだ漏れしている毒婦オーラは伊達じゃないな!」
サラ   「ありがと。さーリーフ、わたしが協力したら、見返りとして一週間自由にいろいろさせてくれる約束よねえ?」
リーフ  「ああ、男に二言はない!」
ロイ   「に、兄さん……! そんな地獄に裸で飛び込むような真似を……」
リーフ  「フッ。いいのさ、酷い目に遭うのは慣れているし、エフラム兄さんを真人間に戻すためなら、ね……」
ミルラ  「あのぅ……」
エフラム 「ヒィーッ! ようじょこわいよぅ、助けてエイリーク!」
ミルラ  「……」
ロイ   (全然真人間になっていないような気がするんだけど)